THIS IS US 36歳、これから 第15話 ジャックの息子 Jack Pearson’s Son

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第15話 ジャックの息子 Jack Pearson’s Son

脚本/Isaac Aptaker
Elizabeth Berger
監督/Ken Olin

【これまでのあらすじ】

ケイトはトビーにそんなことは頼んでいないと語る。
トビーは君はオレの為に何かしてくれた事が有るのか?と
問いただす。君の友のデュークという糞野郎と会ったという
トビーに対して別に友達ではないというケイト。デュークは
ケイトに対してオレの気持ちは変わらないとし13号室で待って
いると語る。ケヴィンは自らオレは舞台に向いていないと
語るとそれを聞いたウィリアムは「君はそれが多い、自分を
疑っている」と指摘される。レベッカはジャックに対して
バンドのツアーが決まったとして行かせてくれるか?と語る。
医師・サイモンはウィリアム余命はあと2、3ヶ月だという。
ランダルは今から墓を掘り始めた方が良いのか?それとも死ん
でからなのか?と。ベスはウィリアムに8年前の事を話す。
私は上の子を妊娠した。ランダルは会社の重役を目指していた
・・・私に苦労をかけないように。でも眠れなくなりある朝
私がバスルームにいくと彼は叫んでいたという。パニックで
何も見えなくなったから・・ストレスで自分を追い込んで
しまったのだと。

【ストーリー】

— 昔 —
ジャックはレベッカに今日はバレンタインデーだと語る。
レベッカは書き物をしながら彼に”HAPPY Valentine’s Day”
と語る。ジャックはオレにカードを書いてくれているのか?
というがそれを否定する彼女は来週ツアーに行く間にして
欲しいことのリストを書いているのだという。ケヴィンと
ランダルのアメフト、ランダルはディベートチームの活動、
ケイトのレッスン代の小切手・・etc。しかしジャックは
オレだって子供の事は知っているという。来月一ヶ月は
テイクアウトの中華料理を食わせて息子達が汗臭くなったら
裏庭でホースで丸洗いすれば良いんだろうと。レベッカは
より後ろめたくなるので辞めてと語る。そんな事はないと
するジャックは夫にキスをしてとレベッカに告げると、
バレンタインデーだから仕方が無いとキスする。
オレは本当に今夜の君のステージを楽しみにしていること。
歌で疲れ過ぎないでくれとしその後君を”オシャノンズ”に
ディナーに連れて行くという。それとも他の場所を開拓する
か?というと、バレンタインデーは”オシャノンズ”が恒例で
しょとし、この街一番のベーコンチーズバーガーだという。
ジャックはオニオンリングも食べる?と問うと当然だという
彼女。「クールな奥さん・・ホットな旦那さん」と二人は
キスする。

— 現在 —
ケイトは雨が降る中13号室に行くか迷う。そして歩いてデュ
ークが待つ部屋のドアを叩く。デュークは思ったより早かった
なと言うとケイトはホンの一瞬だけ私はあんたと同類と納得
しかけた・・私はやっぱり欠陥品だと。でも考え直してそんな
の馬鹿げていると思ったこと。問題はあるがでも私には価値
がある。あんたは自分が何故クズなのか自覚していない。
この合宿所を惨めに彷徨いて一生を送る。馬に向かって
ぼやきながら息を引き取ることになると良いと。するとデュー
クは疑問に思わないのかと問いオレが一日中好き勝手にして
いるのか。オレの親がこの施設のオーナーだからだと。
出て行けとケイトに語る。

ケイティ・クーリックのインタビューを受けるケヴィン。
この世界に入るきっかけを聞かせてと問われる。ケヴィンは
最初はモデル・・カタログが多かった。最初の仕事は5本指
ソックス。「シッター・マン」はどうか?と問われ、あの
作品では色んな事を学び経験したこと。何年か経って自分の
世界を広げたくなったという。俳優として認められたかった
のか?と問われるとその通りだという。で、舞台に・・と。
それでその舞台の主演女優と寝る事になり、そして劇作家とも
寝た。その後は公演が中止、あなたは決意した「自主制作」を。
まとめると「あなたはマヌケなイケメン俳優。赤ちゃんの
おっぱいをやる振りで名をはしたにも関わらず舞台に進出
して認められるだろうとおめでたい勘違いをしてるって事よ
ね」と。確かに言えているがオレは・・というとケイティは
何なのこの人は・・としてこの後サルマン・ラシュディと
テニスだという。

しかし以上はケヴィンの夢だった。
ケヴィンは枕元の携帯が鳴っていることに気がついて出ると
仕事のソフィー(Alexandra Breckenridge)からの電話だった。
またケイティの夢を見たのか?今回のテニスの相手は誰か?と
問う。今夜あなたの初日に行きたかったがシフトを変えても
らえなかったという彼女。ケヴィンもその方が良いとし
ウチの家族も来るし初日に別れた妻とオレがまた関係を始めた
のを知られるのは驚くだろうと・・・しかし俺たちのこの
関係って何なのか?とケヴィン。敢えて言うなら慎重に交際中
ではないかと。舞台の方頑張ってというと、緊張しているなら
ケイトに電話したらどうかと語る。いつも解してくれるでしょ
と。

■感想

問題が山積しているのでドラマとしては感想を絞るのが
難しいかな。

家庭・家族を取るか、仕事を優先させていくのかという問題
は至る所で散見されていて、これまで通りの流れが有るし、
ケイトとトビーの間に於いては互いに知らないのに結婚しよ
うとしている所があって今更ながら気がついた。
昨日見た「クワンティコ」のS2-17でもライアンが素性の分か
らないようなサーシャと付き合うことに難色を示したことが
有ったのを思い出すけど、まぁ素性が分からないと言っても
トビーは工作員ではないし、悪い人には見えないからな。

ドラマの中では最も多いのが生と死の問題に触れて行こうと
する流れが有り、死を意識した流れを臭わすところを見ると、
ドラマの中の役者たちだけでなく、視聴者も一番敏感に反応
するところではないか。

■人は何かをする時、別の何かが脚を引っ張る

それだけ世の中には色んなしがらみが多い中で生きて居る
ってことなんだろうけどね。

何かをしようとする時に足を引っ張る何かが必ず起きること。

過去のレベッカに於いては、やはり子供の問題で有ったり、
ジャックの感情的な問題も含まれている。
そして現在の世界に於いてはランダルが随分と神経質になって
いて、彼は人一番周りの人への気遣いで神経をすり減らして
いるのだろう。

何だかランダルの上司のタイラーは、ランダルの仕事の全て
をサンジェイに引き渡そうとしている感じ。
勿論今のランダルではそうするのが適切なのかも知れないが
「スーツ / Suits」などに見る個人的に抱えるクライアント
を会社や別人に奪われるとその時点で追い出される為の口実
を作られてしまうので怖いよな。

■男が持つ恋人への嫉妬心

今回はその嫉妬心が露わになったのがジャックとトビーだっ
た。

ジャックは過去の世界でレベッカがツアーに出ることに対し
て認めなければ妻から恨まれることは必死。しかしジャック
にしてみればベンという男がレベッカに気が有ると考えて
いて、あまり良い顔をしていない。ベンがジャックと会った
時にレベッカとの過去の関係について”付き合っていた頃”
的な牽制するような発言をしていた。それを聞けばジャック
の火がつくことは明らかだよね。そしてジャックがベンを
殴りでもすればレベッカとしてはジャックに失望心を抱く
ものだろうけど、レベッカの言い分としては、ジャックが
嫉妬することを予め感じていたので話さなかったとし、
何も無かったとすることを語る。

一方トビーもまたケイトがデュークに気が有るのではないか
と感じていたようだった。
トビーはデュークのことをジェフ・ゴールドブラムと称して
いたけど、「LAW & ORDER クリミナル・インテンド」繋がり
で言うとデュークはゴーレン役のヴィンセント・ドノフリオ
っぽい風貌だったよ(笑)。「ジュラシック・パーク」
流行した頃の話だったのかな。

■それぞれの悩み

・ランダルに掛かる責任の重さ

会社での責任有る立場。そして家庭では末期癌の父親が居る。
そして彼らは家庭が有り子供が生まれただけで彼の責任という
名のプレッシャーで相当参っていたことがあったそうだ。

・ケヴィンに掛かる責任の重さ

彼はいつも夢を見るそうだ。
今回ニュースキャスター兼ジャーナリストのKatie Couric
本人が出演し、ケヴィンにインタビューするシーンが
有った。ソフィーがその事を知っているということは
随分と昔から俳優業にはプレッシャーを感じていたのだろう。

■死

ジャックの死については未だに語られていない。
しかしヴァレンタインデーでのレベッカとの喧嘩で一人で
食事をし、そして酒を飲んでいたので、このアルコールは
かなりの危険信号としてビンビン伝わってくるところがある
な。

また今回はトビーが過去に自殺未遂を図っていたことを聞い
て、「互いの事に深く掘り下げる」ウチに、そのことに触れ
ようとした。トビーは陽気に見えるけど、両親が離婚して
以降10代の頃に鬱病を発症し、更にはジェシーとの離婚で
どん底を経験して自殺未遂を図ったようだ。
トビーとしては両親とは同じにはならないと決意していたのに
結局同じ穴の狢となってしまったようだ。

■その他

・過去の世界でソフィーとケヴィンが関係を持ったことが
ケイトが話している時にレベッカに聞かれた。
ケヴィンはその際ソフィーに双子として絶好を口にしている。

ただこういう時に頼りになるのは男親なのかな。
前回のエピソードではケイトが思春期で生理があることを
示すセリフが有ったのだけど、今回はケヴィンがついに異性
と関係を持っていた。ジャックはこういう時に冷静に
避妊するよう告げた。レベッカって冒頭でリストを作っていた
けどジャックが子供たちのことには何も分からないと思って
いるんだよね。でも実際にはジャックの方が子供のことを
気にしている所が有ったのではないか。

・劇場での初日を飛ばしたケヴィン
大入りだったけど、結局ランダルがピンチだと知って飛ばして
しまった。
その後どうなるのか。
ただ気になるのはランダルって暫く前から手の震えが来ていた
し、何か病気になっていなければ良いんだけどね。

・ジャックとランダルは似ている?
頑張らないといけないとして家族の為に気を張っていたのは
この二人だよね。

■使用された曲

・The World’s Smiling Now by Jim James
・Bring It On Home to Me by Mandy Moore

■出演者

ジャック・ピアソン (Milo Ventimiglia) 36歳、建設会社勤務
レベッカ・ピアソン (Mandy Moore) ジャックの妻、初出産
ランダル・ピアソン (Sterling K. Brown) 36歳、エリートビジネスマン
ケイト・ピアソン (Chrissy Metz) 36歳、ケヴィンの付き人
ケヴィン・ピアソン (Justin Hartley) 36歳、コメディドラマ俳優
ベス・ピアソン (Susan Kelechi Watson) ランダルの妻
テス・ピアソン (Eris Baker) ランダルの娘・長女
アニー・ピアソン (Faithe Herman) ランダルの娘・次女
トビー・デーモン (Chris Sullivan) 減量のためのサポートグループに参加
ウィリアム・ヒル (Ron Cephas Jones) 無職、62歳、ランダルの父

ベン (Sam Trammell) レベッカのバンドプロデュース
ミゲル・リヴァス (Jon Huertas) ジャックの親友
ソフィー (Alexandra Breckenridge) ケヴィンの妻
サンジェイ・ジャヒリ (Hari Dhillon) ランダルの同僚・ブルックリン
スローン・サンドバーグ (Milana Vayntrub) 劇作家
15歳の頃のランダル (Niles Fitch)
15歳の頃のケイト (Hannah Zeile)
15歳の頃のケヴィン (Logan Shroyer)
デューク …… 施設の馬の世話
タイラー …… ランダルの上司

本人出演 …… “ケイティ・クーリック”
ジル …… 演劇スタッフ、控え室に呼びに来る
…… ウェイター
…… ブルネットの女性
ジェナ …… 看護師
ブキャナン …… ランダルの会社の投資家
ケルシー …… ランダルの会社のスタッフ
ステイシー …… ランダルの会社のスタッフ
リサ …… ベスの母、風呂場で転倒し腰の骨を折る
ジェシー ……
ロン …… 演劇スタッフ
トラヴィス・バウマン …… ランダルの学校の優秀者

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