シカゴ・ファイア Chicago Fire 第18話 英雄の資質 Fireworks

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第18話 英雄の資質 Fireworks

監督/Karen Gaviola 脚本/Tim Talbott

【前回までのあらすじ】

本気で好きなのはあなただとしてガブリエラはケイシーではなく
ピーターを選ぶ。ケイシーはそんなピーターに対して彼女を大事
にしろよと語る。もう涙にくれる妻はお終いにするとして故アン
ディの妻・ヘザー・ダーデンはケイシーにキスする。セブライド
はピーターからレスキュー隊になる為には次にどの授業を取った
ら良いかとアドバイスを求められる。レズリーは人工授精を受ける
ことを告げ、精子をくれる人を捜さないといけないのだと署員たち
に告げる。ピーターはセブライドに対してあなたの父・ベニーは
ウチの父・ヘンリーと同僚だったとし、父の最後を知りたいこと
を語る。ベニーはボーデンに対してアイツはお前に対して負わな
くて良いリスクを負ったのだという。自分の妻の不倫相手に勝ち
たかったのだろうと。ガブリエラはそんな会話を聞いてしまう。

【ストーリー】

ガブリエラはボーデンに対してコーヒーを持って仕事の前に聞き
たいことが有ると告げる。夕べの話を聞いてしまったこと。本当
のことを知りどうすれば良いかと。知っているのはお前だけなら
問題はないとするが、関係があることだとしてピーターと付き合
っているのだという。周りの人がピーターの父のことを隠してい
ることにピーター自身が気がついているのではないかという。
セブライドの父が言う前にボーデンから言ってくれないかという。
しかしベニーはもう51分署にはこないよと。ピーターは調べるの
を辞めないですよというガブリエラ。お前の知的好奇心は知って
いるが今回は発揮する必要は無いという。ピーターを大切に思う
なら忘れるのだというボーデン。

ベニーは朝食を作っているとセブライドが起きてくる。
教官を受けるか頼まれているというベニー。そうすれば2週間ごと
にお前にも会えるという。良いんじゃないかというセブライド。
現場の勘を取り戻すためにもう一日51分署で過ごしたいという。
昼頃行くとボーデンに言って置いてくれという。チーフとは
何が有ったのかと問うと、昔からいがみ合っていたが、いざ家の
修繕などには手伝っていた関係だという。消防士では大人しく
しているよというベニー。

●店舗が火災。
屋上に65mmのホースと周りの建物の延焼を防げとホーデンは指示
する。私は店のオーナーだとしてスチュワート・タクスホーン
はやってくる。従業員は無事なのかとセブライドに尋ねる。
セブライドは無線で店内のケイシーに連絡するが人は居ない
とし天井裏を確認するという。
スチュワートは金を払えないからと言ってここまでやるとは・・
と。組合が給料を上げろとしているが要求を拒んだらこんなこと
になったのだという。警察に言っても何もならないというと
スチュワートの妻は抱き合って涙する。

ケイシーは天井を調べていると突然天井から液体が振ってくると
共に火がケイシーの身体に燃え移る。ガソリンの容器が天井裏
に隠されていて、それが落ちて被った状態だった。クルスが
ケイシーを脆くなった壁から外に出して鎮火させる。ケイシーは
クルスに助かったという。
ケイシーはガブリエラとレズリーに消火服が燃えただけだよと
語る。ガブリエラは第一度の熱傷だとしガーゼをとってという。
ガソリンの匂いねとケイシーの消火服の匂いを嗅ぐ。
オーチスは天井裏に手製のガソリン爆弾が有ったと報告する。

裏口は破られていたので放火だというケイシーはボーデンに
報告する。警察はこの件は我々に一任するとしているというジェ
ームズ。組合でオーナーと揉めていたのか?スチュワート・タクス
ホーンはルー・クリスキーに対する訴状を提出しているという。
証拠は有っても状況証拠だけでは何も出来ないというジェームズ。
そんな中セブライドは笑う。クリンスキーが市にコネを持っていた
のだろうとしもみ消し工作をしているんだという。しかしボーデン
は確証もないのにその位にしておけというと、何か分かったら報告
しろと語る。

セブライドはボーデンに対して父がまた署に来たいと言っている
と語ると賛成出来ないというボーデン。昔何が有ったか俺は関係
ないという。でも大人しくしていると言っていたとしあと一日
だけだというセブライド。俺は父から何も聞いていないという。
引退したものが現場で当時を振り返ると皆口を出すものだという
ボーデン。私は心理学者ではないがベニーも口を出してばかりだ
という。それでいつも孤立していたのだという。
ヤツがいうピーターの父の死の状況も真実と違うという。ピーター
に言えば傷つくこと。そんなことは赦さないとし呼ぶならばこの
分署以外にしろというボーデン。

■感想

相変わらずピーターの父・ヘンリーの死の真相を巡り、色々
な葛藤が有る。何よりもベニーとボーデンの意見は対立して
おり、ピーターは何が有ったのかを知りたがっている。
ベニーとボーデンの言っていることのどちらが正しいのかが
正直よく分からないでいるけど、どっちの言い分が正しいと
思います?

ベニーの方が具体性をもって過去の件を話している感じは
する。何よりも当時ヘンリーとの関係で複雑化した状態に
有ったのはボーデンの方だからね。ボーデンが客観的にこの
件に向き合っているのか正直分からない。ドラマとしてみれば
ボーデンに部が有ってベニーは勘違いしていたみたいな流れ
があるんだろうね。

ピーターは消防学校のドローレスに頼んで殉職した時の火災の
記録を調べてもらう為にお菓子をもって頼んだようだ。
そして何よりも当時の事を知るベニーから話を聞きたいと思っ
ている。ベニーとしてはセブライドとの関係を考えて、51分署
内では大人しくしていたいと考える。またボーデンはこれ以上
51分署にベニーが足を運べば必ず問題が起きると思っている。
ベニーの現役時代は何かと部下に口出しするところが有る
ので、下手に過去の傷をえぐるようなマネはして欲しくない
様だった。

そんなベニーは今回教官の話が来ている為に、もう一度現場
で勘を取り戻すために51分署での活動を希望。一度は断った
がベニーは51分署に来たいことを告げ、勤続25年の中15年は
この分署にいたのだから指図は受けたくないとのことだった。

■事件・事故

・レストラン燃焼

周りの建物の延焼を防ぐ為に行動を起こす。
店のオーナー・タクスホーンが現場にはいて、従業員は
無事かと心配する光景が有る。
彼から話を聞くと組合が給料を上げろと要求し、自分は断った
為にこんなことになったのではないかということ。妻と
共に涙するオーナーの姿。

ケイシーとクルーズが室内に入り室内に残っている人が居ない
か調べる。天井が崩れて火がケイシーの防火服にも付着。
クルーズが燃えているケイシーを窓から外に体ごとぶつけて
外に出す姿。普通は燃えるハズも無いが、現場からオーチス
は手製のガソリン爆弾を見つける。

ケイシーは第一度の熱傷を受けてドーソンとレズリーの
手当を受けていた。

・レストラン組合のルー・クリンスキー

ルーを署に呼んで話を聞く。
報告書にはクリンスキーが犯人かも知れないことが書かれて
いた為に激怒。タクスホーンの話を鵜呑みにしすぎている
ことを告げられる。オーナーは従業員こき使うような酷い
人物だったとのこと。

・2丁目/レストラン火災・2軒目

再び同じ方法で火災が発生。
またしてもThxhorn’s Dinerがターゲットとされた。
バスの運転手からの通報で、彼女は男性が室内から逃げて
いくのをも目撃していた。

侵入方法は同じで裏口から侵入したものかと思われた。
そして外にはなんとホームレスだと思われる人物の焼死体
まで見つかり、ついに被害者も出してしまう事件に発展。
これはもうシカゴP.Dの出番のような気がしますが・・

再び現場を調べる中、ボーデンはベニーを連れて行けと語る。
セブライドは裏が有るのではないかと考えて居たが実際には
消火の腕ではベニーは確かなものがあるからだという。


現場を見たベニーはこれは放火だが裏口から入ったのでは
なく逃げようとして室内から引っ掻いている跡が有ること。
また現場にはゴムが解けた跡が有り、スニーカーの底が解けて
いること。店の外で亡くなったホームレスはブーツを履いて
いるので該当しない。

すると18歳の少年・オマールが5ブロック先のメモリアル病院
にヤケドで運ばれていることが分かる。
話を聞くとバーベキューでのヤケドだとされるが、実際に
セブライドが話を聞くと、オーナーから保険金詐欺の為に
火を付けさせ、それを組合と揉めているヤツの責任に押しつけ
ようとしていたようだ。元々はオマールの父に頼んでいた
ことだったが、父は手術した為に自分がやるようになった
とのことだった。

■それぞれの問題点

・一連のレストラン放火

フリツキーから放火事件の捜査を任されることになったと
され、レストランで働く組合とオーナーが揉めていたのが
原因ではないかとされる。
タクスホーンは組合のルー・クリンスキーに対して訴状を
提出していたことが有った。

後に判明するが店のオーナーの保険金詐欺だと判明する。

・ヘンリーについに調べるピーター

消防学校のドローレスに頼んで当時の報告書を送ってもらう。
現場ではヘンリー以外に一人の消防士が死んでいて、その妻
は最初の子を妊娠中だったこと。

・レズリーの人工授精

マウチがやたらとレズリーが人前で精子提供の情報を調べる
ことに不快感を見せる。しかしレズリーは反論する形で、
ハーマンの妻のシンディが妊娠する度に彼は超音波写真を
冷蔵庫に貼っていたと反論。

調べているウチにレズリーはマウチが精子バンクに登録して
いたことを知る。それをネタにいろいろと精子バンクのこと
についてレズリーが彼に話を聞くことになる。
何と言ってもマウチが登録していた情報は180cmの80kgと
なっていること。情報を嘘付いて居るのは明らかだけど、
マウチによると登録したのが昔の事で単純に一度に125ドル
を得られるし再生可能資源だからだと語る。

それを聞いたレズリーは登録バンクが信用出来ず・・
そこで考えたのは・・・

「セブライドに精子提供者になって欲しい」
とのことだった。
レズリーとの間に子を持てるなんて羨ましいですが、将来
的にはこういう顔見知りの場合、複雑なことにならない
のだろうか?

・ヘザーとケイシーの関係は?

明らかにヘザーの方はケイシーと関係を持ちたがっている。
とても綺麗な人だけど親友だったアンディの妻だけに、
ケイシーとしては慎重に勧めるべき事を告げる。ディナーを
取ったけど結局関係を持つ事はなかった。しかし彼女がソフ
ァーで寝るというのは彼を信頼して寝たのか。それとも挑発
していたのか。胸の谷間はかなり挑発的だったけど(笑)

・ベニーが関わるエピ

・署員たちへのベニーの昔話
ベニーが働いている時に消防署にはルーシーという女性が
働いていた。その彼女は「どうにも出来ない事を悩む必要
はない」という言葉が書かれた格言を貼っていたのを知り
ベニーは賢者だと思っていたが、実際には彼女のものでは
なく前任者の頃から既に有ったというもの。
要するに思いこみは存在する。
その嫌みな発言はボーデンに対する皮肉なのか、父親のこと
をヒーローだと思い込んでいるピーターに向けたものだった
のか。

・ヘンリーの死亡した件

一緒に現場で亡くなったのは2年目の消防士のロス・マゴー
ワンという男性。当初はピーターがベニーに対して私に
話したいことがあるのではないかとし、後にドローレスから
の報告書を見てランバートツリー賞の件でヘンリーが受け取る
に値するかどうかの審査の際にベニーだけが反対していた
こと。ピーターは何故反対していたのかを知りたがる。
ベニーは息子のセブライドの為に我慢していたんだけどね。
ピーターが挑発するものだから結局話してしまった。

「お前の父は炎の中でパニックになりマスクを自分で外して
しまった。それで助けようとした奴を巻き添えにした。
だからサインしなかった。許されないことだ。臆病なヤツに
賞を与えるなんて・・」

ピーターはベニーを殴ったけど、ドーソンは真相を知っている
ところも有って辛い立場だな。

・複雑な恋愛

ボーデンがドーソンに話した。
ヘンリーは今のボーデンの妻・イングリットと付き合って
いた。当時ボーデンにも相手が居たが互いの家族ともに
関係が上手く言っていない。そこでボーデンはイングリット
と付き合うようになるが、ヘンリーがまだ彼女を好きだと
いうことを知って身を引いたこと。案の定一ヶ月後にはヨリ
が戻ったという。そしてイングリットはボーデンを恨んで
いる。ベニーが現場で見たことが本当のことなのかはボーデン
にも本当のところ分かって居ない。

■使用された曲

■出演者

シカゴ消防局51分署
マシュー・ケイシー (Jesse Spencer) 第81小隊・小隊長
ケリー・セブライド (Taylor Kinney) レスキュー第3小隊長/救助
ガブリエラ・ドーソン (Monica Raymund)救急第61隊、現場責任
レズリー・シェイ (Lauren German) 救急第61隊、ゲイ
ピーター・ミルズ (Charlie Barnett) 第81小隊・候補生
クリストファー・ハーマン (David Eigenberg) 第81小隊、4人の子
ハリー・トーマス (Teri Reeves) レイクショア病院・研修医
ウォレス・ボーデン (Eamonn Walker) 51分署大隊長
ジョー・クルーズ (Joe Minoso) ピーターを案内する、ハゲ、ヒゲ
ブライアン・スヴァナチェック (Yuri Sardarov) “オーチス”、81
ランディ・マクホランド (Christian Stolte) “マウチ”、組合代表81
キャップ (Randy Flagler) 第3小隊ロープを垂らす、ハゲ
ケヴィン・ハドリー (William Smillie) 第3小隊ロープを垂らす
— (Anne Lockhart) ディスパッチの声

ジェームズ・フリツキー (Ron Dean) 消防署の偉い人
ベニー・セブライド (Treat Williams) ケリーの父
スチュワート・タクスホーン (Robert Breuler) 店のオーナー
ヘザー・ダーデン (Chaon Cross) アンディ(殉職)の元妻
オマール・クリンスキー (Dan J. Johnson) 放火の青年
ルー・クリンスキー (Howie Johnson) 組合のボス
— (Tracey Bonner) バス運転手 / 目撃者
Mrs.タクスホーン (Laura Whyte) 妻
— (Anita Nicole Brown) Firehouse Administrative Staff
— (William Nero Jr.) 少年

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