超能力ファミリー サンダーマン The Thundermans 第9話(5) 発明王はどっち? Weird Science Fair

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January 4, 2014
第9話(5) 発明王はどっち? Weird Science Fair

脚本/Mike Alber, Gabe Snyder 監督/Jonathan Judge
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フィービーはテーブルでノーラとビリーが何かをしているのに
気が付き声を掛ける。今度理科コンテストがあるのでそれに
出品する作品を作っているのだという。フィービーは理科コン
と聞いてハンテンションになる。なんかワクワクするものよね
と。ノーラはポテト時計を作っているとして、ポテトに向けて
ビームを発射すると単なるフライドポテトが出来上がっただけ
だった。ビリーは何を作っているのかと問うとモップスリッパ
だった。床を拭いたり出来るものねと語ると、そういう使い方
もあるのかとしてビリーは驚く。ノーラは試して見たらどうか
としてコップの水を床にこぼすと、ビリーはモップスリッパを
使って拭き取る。
フィービーは二人に対してマックスの前では絶対に理科コン
なんて言ったら駄目よと告げ、最悪の思い出があるからパニック
になると語る。すると二人は試してみようと告げ、大声で
“理科コン”だと叫ぶとマックスが二階から下りてきてパニクる。
先ほどビリーが床を綺麗に拭き取っていたことも有り、
マックスは床から滑り壁を突き抜けていく。

マックス傷を癒す中、ノーラたちはフィービーが理科コンって
言えと言ったのだとウソをつく。フィービーは言ってないと
否定する中、マックスはトラウマとなった5年前の理科コンの
ことを語り始める。
当時はメトロバーグにいた頃で、マックスたちは4年生だった。
マックスは理科コンに全情熱を注いでいて、何でも物を10倍の
大きさにする「10倍マシン」を開発して優勝出来るハズだった
のだという。フィービーは「マウスで発電する装置」を作って
いた。
いざコンテストの際、マックスが10倍マシンを使用すると
照射した車の模型が焼け溶けるだけだった。フィービーは
意地悪そうな声で、それで誰が優勝したのか?と問うと、
それは私だとしてメダルを見せる。偉そうにメダルでオレの頬を
ナデナデしたと告げると、フィービーは大袈裟だとして、私は勝利
のダンスを踊っただけだと語る。オレがダンスするハズだった
のに・・と嘆く。

マックスはノーラに対して理科コンに出展するのであれば
手伝うと語る。ビリーは誰かに手伝ってもらうのはズルだとする
が、兄としてアドバイスをするだけだと語る。フィービーは
ビリーには私が手伝ってあげると告げ、マックスのように
リベンジするような気持ちではなく、あくまでピュアな気持ちで
手伝うのだと語る。

ハンクは大好きなDVD「サンダーマン 世紀の戦い ベストセレク
ション」を見ようとしてソファーに座る。いざ再生しようとする
とそこにバーブがやってくる。バーブはここに引っ越ししてきた
のは普通の生活をする為であり、近所の人たちとも仲良くしたい
と語る。そこで読書クラブの人たちにウチを提供することにした
という。今週の課題は「ウィンターバリーゲーブルズの公爵夫人」
だと告げると、ハンクはタイトルを聞いた瞬間寝てしまう。
この本は面白いのだと告げ、ハンクも付き合ってくれるのであ
れば夕食には何でも好きな物を作ると語る。それならば
ミートターダックボリッザを作ってくれるかと問うと、
ミートローフをターキーで巻いてそれをダックで巻いて
ミートボールとピザで巻いた食べ物だという。雑誌にもその
料理に関して「まるでミートレインボーを食べているだ」という
評価が出ているのだと告げる。
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理科コンテストではフィービーとマックスの中では対象的な
思い出があった。食糧問題を解決出来るモノを10倍にする装置
を作って失敗したマックス。電力事情を解決する為にネズミの
発電機を作ったフィービーは過去、フィービーが優勝していた。
ノーラとビリーがその理科コンテストに参加することを知り、
二人は協力の名の下で自分たちが再び対決することになる。

子供たちの対決に大人同士が本気になってしまうというエピソード
は多いけど、このドラマでは、年下の弟・妹の理科コンテスト
の為にフィービーとマックスが勝手に熱くなっていくというもの。

この二人を無理矢理対決させようとしている感じで、身内だけで
ドラマを回しているけど、寧ろこれまでの同様のシットコムに
あるような妹と兄にはそれぞれの友達関係を築いてその中で
ドラマを回した方がドラマとしては見やすい感じがする。
兄妹って何処までこういう争いをするものなんだろうか。
まぁ特殊な家庭の事情故に兄妹で絡ませるのも分かるのだけど、
嫌みを言い合う程度の方がしっくりくる。

理科コンテストの為に色々とアイディアが飛び出した。
アメリカの理科コンテストの定番のアイテムと言えば「噴火する
火山の模型」なんだろうけど、”ビリーは直接現地にいく”という
毎度のお約束の描写からハワイから溶岩を取ってくる。
タイムリーなネタとして、現在キラウエア火山の溶岩が流れて
市民たちの村を静かに覆い尽くさんとばかりに近づいている。
海面が上昇することで、ツバルやキリバスなどの国が水没の危機
にあるかと思えば、溶岩で村が消失する危機が逢ったりして、
ホント人類は災害との戦いだな。

モップに拘るビリーに対して、フィービーが拘っているのは、
「発電」だった。サンダーマンってくらいだからなんとなく発電
してくれそうな家庭だけど、「高効率双方向性大風車タービン」
を制作。かつてのフィービーが理科コンテストで優勝した時には
マウスを使った発電だったのに随分と進化している。
ケージの中で動き回るマウスを利用したものだけど、ケージと
言えばDr.コロッソなので、何か利用出来なかったのか。
彼女がタービンを回した際に、審査員たちの服が脱げてしまう。
その破れ方は、安田大サーカスの団長バリに服の脱げ方に
芸術的破れ方が有ったけど、「Hottie with a body」Tシャツを
着た審査員の姿が有った。

ポテト時計を作ろうとしていたのはノーラだけど、それはどういう
ものだったのか。デンプンを使って発電源にしようとしていたの
だろうか?
マックスはそんなノーラの意見を無視して、自分がかつて製作
した「10倍マシン」のver.2.0を製作する。
試しにニンジンを大きくした際のコロッソのリアクションが面白か
ったけど(「落ち着けコロッソ、ただの巨大なニンジンだ・・」と)、
トマトを大きくした時の映像もかなりインパクトは
有ったな。ビリーはトマトが被らないように傘を差していたのに
なにげにビショビショになっている姿が有った。

一方両親はご近所付き合いのエピソード。
読書会をサンダーマン家で開くことになり、夫は乗り気ではなかった
けれど、妻から好きな料理を作ると言われて渋々了承する。
夫のハンクは食べたい料理としてミートターダックボリッザなる
料理を選んでいく。彦麿呂さんのキャッチフリーズの如く
「まるで肉料理の宝石箱や~」って感じで雑誌の評論家はその料理を
「まるでミートレインボーを食べているようだ」と評していたけど、
アメリカ人というと、なんでもチーズと肉とポテトが混ざっていて
それをパンで挟むだけで豪華料理みたいな描写が多い(笑)
特にサンドイッチやハンバーガーやピザ、パンケーキなどの小麦粉
を原料とした食材ネタってのは多いよなぁ。

本は読んでいないけど、妻が書いて置いたメモを頼りに、それを
丸写しして呼んだハンクの評論が読書会では好評を得るが、
カンニングがバレてしまった。

親子共に結局ズルするのはよくない的教訓を得るエピソードでした。

そういえば、ビリーがハムを舐めていたのが凄かった。
仕返しなのか?と問う際に、「いつもしていることだよ」という
辺りが何とも言えなかった。

フィービー・サンダーマン (Kira Kosarin) 優等生の14歳、炎と氷の息、念力
マックス・サンダーマン (Jack Griffo) フィービーとは双子、炎と氷の息、念力
ノーラ・サンダーマン (Addison Riecke) 8歳。おませで毒舌、目からビーム
ビリー・サンダーマン (Diego Velazquez) 10歳、瞬間移動
ハンク・サンダーマン (Chris Tallman) 頼れるパパ、怪力、空を飛ぶ
バーブ・サンダーマン (Rosa Blasi) しっかり者のママ、光を操る
チェリー (Audrey Whitby) フィービーの親友
Dr.コロッソ (Dana Snyder) しゃべるウサギ、かつてパパが退治した超悪人

— (Joey D’Auria) Science Fair Judge
若い頃のフィービー (Reagan Fernandez) 4年生
若い頃のマックス (Matthew Villar) 4年生
— (Keith Lal) Book Club Member
— (Waymond Lee) Science Fair Judge
リサ (Renee Percy) 読書クラブ

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