第12話 ホットポテト作戦 Hot Potato Soup
脚本/Craig Titley
監督/Nina Lopez-Corrado
【これまでのあらすじ】
ラドクリフは君(メイ)の頭に入って分かった・・求めている
もの・・いや人かなと。メイの替え玉LMDが「ダークホール
ド」を手に入れる。不測の事態が起きたとしても新たなLMDが
あると。ラドクリフはフィッツに君を大切に思っていると
するがフィッツは騙していた彼に大したものだとして憤怒。
ホントそう見えるとして頭に向けて発砲するがラドクリフのLMD
だった。ナディール議員は問題発生みたいと。ラドクリフは
身の危険を感じたので守ってもらいたいと議員に擦り寄る。
ナディールは守るのはサペリアーよと語る。誰だって良いと
ラドクリフ。
サムはビリーと共にゲームをしていた。ビリーは嫌な予感が
すると語る。サムに道?これから行く場所に道は必要無いと
いう。この金属の体が恨めしいとし助けてオビワンと告げる
ビリー。無理だ・・やっぱりボクには昔ながらに足を前後
に乗っけて進む方が向いて居るという。力を抜いて練習ある
のみだよとサム。すると二人のロシア人(Konstantin Lavysh)
(Zack Sayenko)がここに居る筈だとして、撃つだけで生け捕り
にしろという。レオにアルコールをかけるサム。ショックリー
(John Pyper-Ferguson)がビリーをアイサーで眠らせ連れて
行ってしまう。ケーニグはコールソンにロシア人によって
さらわれたと連絡する。
【ストーリー】
●ゼファーに居るエージェントたち。
デイジーはどのケーニグなのか?と問う。
一時間前にさらわれたというコールソン。ダークホールドを
預けたが、それは彼は物の消し方を知って居るからだという。
メイはそしたら自分が消えた・・それは偶然ではないという。
コールソンはメイでもなきゃビリーに渡したとは思わない
だろうから怪しむべき人は一人だと語る。ラドクリフねと
デイジー。ヤツはこの基地を監視していたこと。それも
かなり前からだと。ケーニグとはよくやって退けたとコール
ソン。見つけるだけで大変なのにとデイジー。
ナディールと組んでれば捜す手立てはある。ラドクリフは
インヒューマンズを憎んでは居ないのに何故彼女と組むのか?
とデイジー。利用しているんだとし目的達成の為に。
エージェント・デイヴィス(Maximilian Osinski)はケーニグ
を乗せたクインジェットは間もなく到着するという。サム
から情報が入るのを祈ろうとし、犯人が見つかればナディール
の尻尾を掴めるかも知れないという。
ラドクリフはフィッツに対して頭を打たれたくらいでは根に
持たないとし友情は揺らがないという。フィッツはLMDラド
クリをフ直すとし、本物のラドクリフは何処に居るのかと
フィッツは尋ねる。
人を撃って置いて情報を聞きだそうなんて無いだろうという
LMDラドクリフ。
シモンズとマックはまた撃っても良いが次は誰も修理しない
と語る。ラドクリフは知らないんだよとし、この瞬間どこに
いるのか・・君たちは誤解しているとし本当に私も被害者だ
というラドクリフLDM。
ショックリーはラドクリフとビリーに仲良くしろと語る。
二人共イスに縛り付けられていた。
この世で最後に見る顔だぞとショックリー。ラドクリフは
死ぬ準備が出来て無いと語る。ビリーは指を切られようが
肝臓を食われようが関係無いとし絶対に喋らないという。
次に来る男がビリーにするのは俺でさえ顔を背けること。
お前は壊されるというショックリー。ケーニグはしぶとい。
痛みに耐えられるように出来ていると語る。しかし彼が言っ
た後、嘘だ・・もう耐えられないと語る。青酸カリを持って
いないかとラドクリフに聞く。紙袋を頭に被せて一気に窒息
させてとビリー。私のせいだというラドクリア。君がここに
つれて来られるのは本を持っていると私が言ったから。
ダークホールドのことだと。ある男が手に入れる為に協定を
結び裏切った。だから私たちはここにいるという。
サムがゼファーのコールソンとメイと合流する。
デイジーを見てエージェント・クェイク!と語るとビリーは
まだなのか?と。波止場で犯人の車を見つけたが・・と。
ラドクリフは初めは純粋な好奇心だったこと。でもあの本を
読んだら脳が広がり現実が・・これはダークホールドのせい
で変になった事を語る。ヤツラに本を読ませて変にすれば
良いと言う。
何故かロシア人はタマネギを置いていく。
入れ替わる様にしてサペリアーがやってくる。俺がこの船の
艦長。お前達は捕虜だという。協力すれば丁重にもてなすが
逆らえば切り刻むという。
サペリアーはタマネギに臭いを嗅ぎながらウォッカを飲む。
俺は昔のやり方が良いとし最近のマシンはハードウェアよりも
ソフトウェアに頼りすぎだという。最高のマシンは人間。
俺は最高の人間だという。好きなのは痛みを与えることだと。
ラドクリフはサペリアーがサムの目にガラス瓶を刺そうとして
いるのを見て止める。ナディール議員は約束した。治らない
傷は残さないということ。
■感想
久しぶりに出て来たケーニグ家。サムは背広を着ている人
でビリーはシャツ姿。そして後に出てくるサーストンはメガネ
の人だ。彼らはシーズン1でシールドがヒドラの
潜入によって崩壊の危機に瀕して一時撤退を余儀なくされた
際に【プレイグランド】という場所で管理・世話してくれた人物
だった。エリック、ビリー、サム、サーストンと4人も同じ
格好をしたケーニグの姿を見ると、まさに現在発生している
アンドロイドの複製を感じさせる所も有って何とも言えない
けれど、彼らが出て来たのは何故なのか。
ロシア人2人によって誘拐されてしまうのはビリー。
ウォッチドッグのショックリーが逃げるビリーにスタンガン
を押し当ててタオされた。
兄弟が多いので見つかったとしても誰が本を持っているのか
分からない所が良いね。でも聞かれていることを知りつつ
話してしまうところは何なのだろうね。
サペリアーは何処かで何かを勘違いしている。
チタウリ、クリー、インヒューマンズが現れる所に彼がいた
としてコールソンのことを指摘していた。背後に必ずいる。
死んだハズなのに・・
■ビリーが誘拐される
現在ダークホールドを持っているのはケーニグの様だ。
私自身はこのダークホールドがどういう経緯で巡り巡っている
のかまるで分かってない。
確か最初に持っていたのはエイダだったし、エイダは入れ替わ
りメイが持っているのかと思ったけどメイも入れ替わりで・・
ラドクリフが持っているのかなと思っていたけど常に彼らは
ダークホールドをシールド/コールソンから奪い取ろうとして
いたのでまだ持っていないのか。でもエイダの能力ならば
一瞬のうちに全ての情報が頭に入らなかったのだろうか?
情報がパンクする程膨大で。
「メイでもなければビリーに渡したと分からないだろう」
この発言はコールソンにとっては少々安易だったな。
ラドクリフが狙っていたことは明らか。監視していたこと。
ナディールとラドクリフが組んで居る形跡がメイス長官から
聞かされるが、ナディールはインヒューマンズを嫌うも
ラドクリフは知的好奇心だけだろうね。
■LMD
ラドクリフがLMDだったことで先日フィッツが発砲したことで
判明した。恐ろしいのは彼は自分がアンドロイドであること
を自覚しているのかどうか。次は誰も修理しないぞと脅すが
私も被害者だというLMD。
手元にいたLMDは最後に燃やすことになる。
しかしメイは死んだ時のことを考えて残すという選択を最後
に見せる。これが果たして凶と出るか吉と出るか。
■人質とされるもの
ラドクリフとビリーが捕まった。
ショックリーは俺が拷問するわけではなく自分でも目を背ける
ことをする人物(サペリアー)が拷問する事を告げる。
ラドクリフとビリーが会話するシーンがあり、ケーニグが
狙われたのは君たちが本(ダークホールド)を持っていると
言ったからだという。
純粋な好奇心だったというラドクリフ。
・用意されるタマネギ
艦長のサペリアーがやってくる。
謎の行動ばかりで不気味ではあるけどあんまり強そうじゃ
ない(笑)。ウォッカはタマネギの臭いとよく合うのだそうだ。
最高のマシンは人間だとしていることからもインヒューマンズ
嫌いなところがあるのかな。
ビリーの目がえぐられそうになった際にラドクリフは正体を
表した。捕まったフリをしてビリーから情報を得ようとして
いたこと。ナディールとは人質を傷つけない約束をしたと
しているがここの艦長はサペリアーだという。
・サムは助かる
サムがクインジェットでゼファーワンに合流。
波止場で車が駐まっていてそこから追跡が不可能となって
いる。
なんと彼らは潜水艦に乗っていた。
サムとデイジーが誘拐された経緯を防犯カメラを見ながら
会話するシーンが面白い。サムはビリーが逃げたとして自分
が戦ったように語るも目の前に証拠のVTRがあるのにね。
■情報を得る方法論
・ラドクリフLMDから情報を引き出す
情報を引き出す為にケーブルを繋いだ。
ビリーから情報を引き出す為にラドクリフも脳に入るという。
LMDの頭の中のコードはフィッツでさえも理解出来ない。
「何世代も先のシンタックスだよ」
8bit PCを扱っていたものにとってはBASIC言語のプログラ
ミングをする過程でSyntax Errorは何度も目にしたことだ
ろう。
フィッツがそんなLMDをいじっているとラドクリフはラテン語
を語り始めた。
「悪魔憑きのロボットなんて最悪だ」(マック談)
フィッツはそんなLMDから散々挑発される。
イニシアチブを持っているのが人質のように拘束している男
なんだからね。まぁ必要な情報を持っているからだけど。
LMDが俺を裏切ったと言えば、ウォード、デイジー、父親に
裏切られただろうと。
しかしLMDはフィッツの父親のことを何故か知って居る。
グラスゴーは小さな町だし同級生だったとのこと。
セントマンゴー高校。友達じゃないけど通勤が一緒だった
という。「2、3ヶ月前に会って君への伝言を頼まれた」と。
マックがLMDを殺そうとする。
フィッツはプログラムの謎が分かったという。
プログラムを越えたもの・・あれはコードではなく意味が
ない。開頭すると脳を出来ていた。光で出来ている脳。
フィッツによると
「データは量子エネルギーに貯蔵されている。シナプスが交流
するみたいに・・」
“私たちが作った”とうっかりLMDが語る姿が有る。他にも
脳をコピーしていてシモンズはメイの脳を作っていたとの
こと。メイのLMD化がようやく判明した。
メイがダークホールドを渡される。コールソンが渡せというが
銃を突きつけてくる。君はメイじゃない。偽れないことが
ある。入れ替えた。いつからなのか・・「私がメイだ」
「メイは私を裏切らないという」。デイジーが吹き飛ばして
ダークホールドを取り返す。
またビリーと引き替えに取られそうになる。結局メイの元に
ビリーが届けるとメイは彼を気絶させて取り替えされる。
そしてラドクリフによって手に入れられた。
・ビリーから情報を引き出す
子犬を見せてリラックスさせ、その間に大脳皮質をマッピング
することを語っていた。すると頭の中が覗けるという。
インヒューマンズ撲滅の方法も書いて有るとのこと。
ラドクリフの目的は「よりよい世界にすること」。
サペリアーがインヒューマンズを嫌いな理由は
実力で勝ち取ったものではなく生まれ付きのことだからと。
相当苦労人なんだろうね。
・ビリーの頭から見えるもの
ダークホールドを爆発させる爆弾を作っている光景。
しかし見ているとダースベーダー(笑)
彼の頭にいるのに彼が見える。
最初のケーニグのLTに渡したというサム。
■敵は何者か
ロシアのスパイ、ウォッチドッグ、ナディールがグルだと
判明する。インヒューマンズへの憎しみ。
本にはそのインヒューマンズの消し方が書いて有る。
サムが本の在処を知って居ると言った時のメイの乗り出すよ
うな発言と態度。
ロシア人は武器の製造会社に就職。その雇い主がアントン・
イワノフ。ナディールの資金源。アンティーク兵器を集めて
いると。
・【ホットポテト計画】
最近計画名が必ず付いているんだよな。
LTが持っている筈だけど実際にはビリーが持っているという。
カリフォルニア州にあるPleasant Hillの図書館に最後にビリー
が持っていったとのこと。ラビリンスに隠しただろうと。
ユリシーズの裏に電子ロックの厳重な金庫がある。
「74638」「812」「94573」「10168」「99438」。
ビリーの頭の中を覗いているラドクリフの方が早くに解読して
いた。
お前は機械を利用しすぎるというサペリアー。
拷問しようとするがエイダがもの凄い勢いでサペリアーの仲間
を殺していた。サペリアーは起こらないのかな。
■サムとビリー
LMD計画のオリジナルのメンバーだとデイジーは語る。
ただしロボットではなく技術者であること。
■その他
・サムとデイジーは3年の仲
デイジーがモニタを見ている際にサムはジロジロと見る。
その視線が分かったみたいで、デイジーはそんなに見ないで
と語っていた。目の前にクエイクがいることをミーハーな目
で見つめるサム。私がサムの立場でもジロジロみるだろう
な(笑)
シーズン1の頃のChloe Bennetのインスタにサムと一緒
映る写真が有るよね。
ネットではクエイクを主人公にしたファンフィクションが
あるという。ブラックウィドーとカップル設定ものがある
という。”クワック”とのこと。
・フィッツの父
シモンズとマックがフィッツパパのことを語っていた。
10歳の頃に出て行ったという。出て行くまでの間、フィッツ
に対して散々出来ないようなことを投げかけたのでフィッツ
は勉強を頑張ったという。シールドの技術を使えば見つけら
れるが望んでいないという。
フィッツは母との写真を見ていたね。
シモンズはあれだけのことがあれば貴方が心にファイアウォ
ールを作っても誰も責めないとコンピュータ・オタク的会話。
正直・誠実・思いやりがあるとフィッツのことを尊敬する
シモンズ。
・コールソンとメイ
一緒に張り込み任務になった際に二人で会話するシーンが
ある。二人共苦労しそして死亡し・・
そろそろ別のことを試さないかというメイの発言は恋愛の
ことを語っているのか。キスしようになったんだけどね・・
・第3のケーニグ・サーストン
the Soul Patchというバーだったかな。
なんだかバッグに赤い垂れ幕がしてありマイクを持った小さな
人がステージにあがる雰囲気は「ツイン・ピークス」みたい。
サーストンは情報はみんなシールドの機械で作られているみ
たいな主張をしていたな。しかもシャツには「ゴーストバス
ターズ」みたいなシャツ(ゴーストじゃなく羊だけど)着ているし(笑)
そこにLTがやってきてデーヴィスをのしてしまった。
アイサーで撃ってサーストンをシールドのゼファーワンに
つれて行く。
ただサーストンだけは反シールドみたいだ。
エリックが死んだことを根に持っているようだ。
■使用された曲
・
■出演者
フィル・コールソン (Clark Gregg) S.H.I.E.L.D.の捜査官
メリンダ・メイ (Ming-Na Wen) エースパイロットで兵器の専門家
デイジー・ジョンソン (Chloe Bennet) S.H.I.E.L.D.、能力者
レオ・フィッツ (Iain De Caestecker) 兵器技術を専門
ジェマ・シモンズ (Elizabeth Henstridge) 生命科学に精通
アルフォンソ・マッケンジー (Henry Simmons) “マック”、メカニック
ホールデン・ラドクリフ (John Hannah) GT農薬、寄生生物関係の研究
エイダ (Mallory Jansen) ラドクリフのアンドロイド
タッカー・ショックリー (John Pyper-Ferguson) ウォッチドッグ
アントン・イワノフ (Zach McGowan) サペリアー、武器商人
L.T.ケーニグ (Artemis Pebdani) 3(4)人のコーニグの姉
ビリー、サム、サーストン / ケーニグ (Patton Oswalt) 科学者
デーヴィス (Maximilian Osinski) エージェント
(Konstantin Lavysh) ロシア人
レオ・バビコフ (Zack Sayenko) ロシア人 /元SVR特殊部隊
ブラック・ウィドウ ロシアのスパイ
オルシェンコ首相 インヒューマンズに襲われたロシア首相
ボビー 首相を救った
ハンター 首相を救った
ウォード ハドラ
ユーリ・ザイキン 元ヒドラ、元KGB
ヴィクトール・オーロフ 敵のボス