エージェント・オブ・シールド Agents of S.H.I.E.L.D. シーズン4 第11話 目覚め Wake Up

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第11話 目覚め Wake Up

脚本/Drew Z. Greenberg
監督/ Jesse Bochco

【これまでのあらすじ】

コールソンはシールドには顔が必要だとしてメイス長官の
ことはそのまま留意する。しかし運営には口を出すなと語り
私が指揮を執るという。エイダの首を切るマック。ラドクリ
フはあと少しだったとすると、別のエイダが出て来て前の
戻るは【ダークホールド】を手にしたという。ラドクリフは
あらゆる答えが書かれた本だとし可哀想なフィッツだと。頭
だけ再起動させてしっかりコントロールされた環境で一緒に
問題点を調べないか?とフィッツはシモンズに語るが、
「辞めて!」と釘を刺される。仕方なく内緒で旧式エイダの
プログラムを抜き出して原因を調べていくことに。エイダに
対して故障の原因を見つけると語る。エイダはダークホールド
を手に入れるチャンスはまだあるのか?とラドクリフに尋ねる
とメイが溶け込んでいるプログラムが意識かで稼働している
ことを語る。ダークホールドを奪うということを任務を本人
が知らなければ正体がばれることもないとラドクリフ。
無意識のうちに階級をあげていけばコールソンに近づける。
ダークホールドの在処を知る男に・・とラドクリフ。
メイは傷口を見ると明らかに自分は人間ではないことが
分かる。

【ストーリー】

●5日前
コールソンは残念・・君がそんな簡単な仕事を・・と。早く
現場に戻れと語る。メイ(LMD)はその内に・・あなた一人に
楽しませないという。この件が終わったら例のボトルを開け
ようというコールソン。それを励みに頑張るという。

ラドクリフはメイ(LMD)の元へ。
メイス長官は知って居るのだろう?としてエイダのことを尋
ねる。彼の反応は?と尋ねると、メイ(LMD)は「必要だけど
心配みたい」と語る。色々と質問が有るみたいだとすると、
ラドクリフは嫌がる。君がエイダを迎えに行くのか?みんな
彼女の能力を知らないし彼女はダークホールドをみて居る
というメイ(LMD)。誰も触ってはいけないという。終わったら
本は私が始末するというメイ(LMD)。危険過ぎるからか?
というラドクリフはエイダと連絡してくるとし君が行くって
ことをと語る。今の問題を解決出来るよう手伝って欲しいと
いう。
エイダに電話するラドクリフ。自分の【情報キャッシュ】に
アクセスしてくれとし【サンセットプロトコル】を見つけろ
とラドクリフ。見つけましたというエイダに対して起動する様
告げる。

エイダの元にメイ(LMD)がやってくる。
ラドクリフから手伝うように言われているという。まずは
【神経査定ゲージ】を・・というとエイダはメイに鎮静剤
/プロポホールを打つ。メイ(LMD)を眠らせるとヘッドギアを
つけて【記憶力アップロード】を行う。

●1日前
メイはベッドで寝ていて目覚める。すると何故かマッサージ
師がいてこれから全身マッサージをしますかと言われる。
メイはここに来た記憶が無いとするとリラックスしている証拠
だという。メイはこんなことをしている場合ではないと語る。

しかし同様の夢を2度、3度と繰り返し見る。
拒否反応が出てメイは逃げようとするとエイダがメイを
締め上げる。やっぱりあれは現実ではないというメイ。
ラドクリフはエイダを止めると注射で眠らせろと語る。メイ
を大人しくさせる方法を間違っていたというラドクリフ。

●本日
ラドクリフは心拍数は正常、バイタルは安定・・上手くいった
と語る。メイの替え玉が仕事をするまで持ってくれたら良い
という。「何故オリジナルのメイが死んだら困るのか?」
とエイダは理解することが出来なかった。脳も肉体も完璧に
複製・・誰も替え玉だと気づいていないこと。
【フレームワーク】はまだベータ版の段階で修正の為には
本人が必要だという。それに我々は人殺しではないのだとい
う。ネイサンソンの系はやり過ぎだという。しかしエイダは
数百万人を救う為に一人が犠牲になっても良いと語る。
それは最後の手段だとし出来ればメイの犠牲は避けたいと
語る。メイの替え玉・・つまりKMDがダークホールドを手に
入れるがその時に不足の自体が起きたとしても【セーフティ
ネット】がある。もう一人のアンドロイドですね・・と。
新たなLMDだというラドクリフ。

ついに世界にお披露目。シールドの一員としてデイジーを
紹介出来るという。シモンズは【ソコヴィア協定】の
署名のためとはいえ「議会議事堂」にはナディール議員がいる
ので危険だという。メイスは危険は承知だとすると、本当に
そうか?という。コールソンも反対しないなんて無理している
気がするというシモンズ。ナディールのオフィスが無人になる
絶好のチャンスだと。デイジーの審問の間に”ヨーヨー”エレナ
と私で監視装置をつける。デイジーはナディールの動きを掴み
やすいようにするのだというコールソン。タルボットは駄目だ
とし監視工作もヨーヨーも使う事は・・と。シールドは合法
組織であり非難されることはしてはいけないというタルボット。
そんなタルボットに「長官を薬でインヒューマンズに見せる
事とか?」と皮肉るコールソン。やむにやまれない事情で彼を
トップに据えたのは分かる。だがシールドは先手を打たなけ
ればというコールソン。相手は政治家・・魑魅魍魎のひしめく
恐ろしい所。軽はずみな真似はすると足下を救われるという。
政治はそっちに任せるというコールソン。メイ(LMD)は賛成
だろうというコールソン。もちろんだと。

■感想

今回はアンドロイドを通して皮肉にも怖い方向に進む事への
序章・・一歩に踏み込み始めた感じの展開だ。
普通の状態ならば良いのだけどエイダはダークホールドを
読んでしまっている。その状態はまさにどうなるか分からない
カオスの状態を生み、それを何処までラドクリフ自身が
事態や状況を把握し制御出来るのか気になる所。アンドロイド
による暴走は誰もが予想できる所だけど・・その辺はまだ
まだ先かな。

他にも気になる所は多い。
例えばフィッツが科学者としての純粋な知的好奇心の為に
ルールを破ることで事態がさらに悪化しないかどうか。
フィッツは内緒で第一号エイダの頭を処分せずに残している。
前のシーズンだとチタウリの体の一部とか残されていて不気味
だったけどね。ただ一度は悪い方向に向かっていったとしても
結果的にフィッツのルールを破ったことで解決策を見いだして
いけるような気がしなないでもない。

コールソンがメイに対してしきりに語っている「例のもの」
っていう所も気になるね。

■サンセットプロトコル

早くも怪しげな行動が出てきました。ラドクリフもあらかじめ
こうなることを予期していたのでしょうけど・・
エイダの頭の中にこのようなプロトコルが埋め込まれていて
博士の言葉を通して行動を開始したようです。

メイを眠らせすでに作ってある同じ型式のアンドロイド版メイ
と入れ替わった。記憶なんかもしっかり吸い取られてアンド
ロイドに移植。

それが5日前のことだった。

■記憶がないメイの行動のループ/ルーティーン

マッサージをしていて寝てしまったという設定が何度も繰り
返される。
ヘッドホンをかぶせられていたけど記憶を吸い取るだけでなく
記憶を注入することも出来る様子。
まるで「タヒチ計画」と似たような感じだよね。

不自然だと感じて目覚めるもエイダによって二度目の注射を
打たれた。

メイを再びどこかの世界にぶっ飛びさせる感じ。

・第2のルーティーン

メイがエイダを倒して脱出するという一連の行動。
最初はメイがエイダを倒して脱出してくれたと喜ぶも
結局手の平の中で踊らされていたことが分かる。
この枠組みがフレームワークという世界観となっている。
いわゆるシミュレーションの世界。

■エイダの理解できないこと

オリジナル(人間)のメイを生かしておく意味が分かっていない。
なんかあまりにも不気味だ。

冒頭では5日前の様子が描かれて一瞬にして現代までの道筋
を描いているんだけど、ラドクリフとメイの会話の中で
「心配」「質問」・・その言葉は嫌いだと語っている。

エイダが理解できないことをラドクリフに質問攻めにして
いたりするのかなと思わせる。

ネイサンソンを殺した件がやりすぎだったことは明らか。
しかしエイダはそれをたった一人の犠牲としか思っていない
感じだ。

・【フレームワーク】

こんな言葉が初めて飛び出してきた。ラドクリフは何か
フレームワークに沿ったものを作ろうとしているみたいだ。
まだ完璧ではないとのこと。

・【LMD】

この言葉についてはすでに説明が有ったけど、替え玉版の
アンドロイドのこと。今後メイについてはアンドロイド版
の時にはメイLMDとかメイLと書いて分けていかねばならない
気がする。

セーフティネット・・新たなLMDがあるとも語っていたが
誰の事をさして居るのかな。

しかしメイLMDは自分の体の件を気にしている感じ。

■演技か本気か

人は何かしら演技している所がある。
自分を欺き他人を欺く。まさにその辺はこのドラマに限った
ことでもないが、シールドという組織やエイダの存在、
インヒューマンズとの関係については色々と素直に公表でき
ない部分は多い。

政治はまさに演技と化かし合いだ。

聴聞会の前にデイジーとメイスで会話する中でちょっぴり
本音が語られるシーンが有る。
メイスはこれまでインヒューマンズであることを偽っていた
訳だから演技していたことになるけどそれが一部の間では
明らかにされて今度は利用される立場にもなってしまう。

またこの裏では上述したようにナディール議員の部屋に監視
装置を取り付ける任務がある。エレナとコールソンの
会話はなかなか興味深い。

・マックの単独任務?いずこへ?

マックだけが何か別の任務で今回は何処にも参加していない。
その行動はコールソンも知らないみたいでエレナとしては
わかり合えたかと思えたのに話してくれていない事実が有る
ことにショック。

「マックとはゼファーワンで半年一緒に住んだが全く分から
ない。本人に聞けば良い」
「メイはマックより大変そう」
「2人のことは資料を見なくても分かる」

・シモンズの罪悪感

今回のシモンズはメイとの任務。

フィッツはエイダを残して研究したい立場。
当然シモンズは反対し彼女の意見の方が正しいことも
有ってフィッツの意見は却下された。その件でシモンズは
フィッツが傷ついて居るであろうことに罪悪感を持つが
その罪悪感を見る度に裏では旧式エイダを研究している
フィッツの罪悪感が増すことになる。

しかし後に作戦がバレた際にシモンズはフィッツを疑った。
エイダの【眼球受容体をONにしたか?】と問われ、
私たちがラドクリフに教えたデスロックの眼球システムが
使われて居ることを指摘される。

執着じゃなく捜査だと語る。

■シールドの目指すところ

基本的にはインヒューマンズは危険な人物ではないという
ことを世間的にアピールしたいのであろう。
その為にメイス長官は人間であったにもかかわらず薬を
使ってインヒューマンズっぽく見せかけていた。

・デイジーを議員や世間に紹介する

今までクエイクとして世間を賑わせていた悪党との扱いだっ
たデイジー。もちろんデイジー自身が迷走してた部分もある
んだけどね。

デイジーの審問の間にヨーヨーを使って監視カメラか何かを
ナディール議員のオフィスに設置する様子。
ただ相変わらずブレーキ役として出てきたタルボット准将。
シールドは健全な組織であり続けないと再び世間からの
バッシングで存続の危機になる。インヒューマンズを使って
行動を起こしたことがばれた途端に立場が悪くなるという
こともある。

・審問会

ナディール議員はデイジーに対して助けるならインヒューマ
ンズか”普通の”アメリカ人かという質問を投げかけてきた。
インヒューマンズが憎悪犯罪の対象になっていて誰も助ける
人が居ない。元々彼らも人間であり単なる遺伝子を持って
いたというだけ。有るときテリジェンクリスタルの缶詰を
食べて変化してしまっただけだ。

・700万ドルの行方は?

任務に使ったとされる。しかし政府の金だとして厳しく追及
される。銀行を襲ったこと。シールドがソコヴィア協定を
遵守していないこと。違法な潜入捜査をしていること。
今も行っているとして作戦がばれていた。
シールドは犯罪組織なのではないかと。

エレナのことがばれていて更に一連の作戦もばれている。

■その他

・エレナとマックが関係を持つ

「亀さん」呼ばわりされるマック。
なかなかエレナをデートしてから先の展開に進まなかった
ことで鈍いと思われたようだ。シモネタの意味じゃないこと
を言っていた。

マックに直接聞く。
別れた女の所に行っていた。ホープという人物。
エレナは駆け引き嫌い。
ホープは娘で死んだこと。11年前。
別れた女性はニコール。ホープは生まれた時から危なくて
4日の命だったこと。明日はホープの誕生日でニコールが
落ち込んでメールしてきたから会っていたと語る。

・最初に信じたもの

・今回の失策で言い争うシーンが有る。タルボットとコール
ソンだ。ただ元々この二人は争いが絶え間ない訳だけど、
コールソンはタルボットの秘密主義に憤りを感じている。
作戦がバレた件で、「最初に信じた男だぞ」として裏切るこ
となどないとタルボットは一蹴した。

・デイジーもまたコールソンが自分を信じてくれた最初の人
だとして初めて見たものが親であるという鳥の如く
インプリンティングが為されている。

・裏切ったラドクリフはハイブからフィッツが助けてくれた
時に信じてくれたことを語り友達以上だと語る。
「悪意はない」とするがフィッツは異常だと語る。
「命を守ることが最優先」だというラドクリフにフィッツは
気がつく。ラドクリフを発砲するフィッツはそこに居たラド
クリフがアンドロイドだと判明する。

・メイも気がつく

ラドクリフは完全に逝かれている。
本物のメイは私が守っているという。仲間をスパイさせてい
たのねとする中、メイの潜在意識の中に任務が組み込まれて
いる。私の中のメイがやるべきことをすると言うが・・
ラグトリフを傷つける事が出来ず、コールソンたちに暴露
する気も起きないようにさせている。
ラドクリフは脳を覗いたが為にコールソンへの気持ちもバレて
いる。

しかし何でコールソンもシモンズもメイのことが気がつかない
んでしょうかね。

・ラドクリフのバックアッププラン

なんとナディールと接触していた。

メイは
・平和な環境・・戦おうとする
・戦わせようとすると勝とうとする。
・既に負けた戦いを用意。記憶を操作してバーレーンのエピ
ソードを作ったようだ。敵は30人は居た。「騎兵隊」だと
呼ばれたエピソードがここに繋がっていることが分かる。

・騎兵隊

上述した騎兵隊の件だけど、既にシーズン1の2話の時に初めて
その名前が出てくる。
このシーズンは原点に返ってシーズン1の頃のエピソードを
改めてベースにしているところがあるのかな。この時点から
今回のエピソードが考えられたとは思えないけど、あまりに
シーズンを跨いで良く出来たシナリオとなっていることに
驚く。

バーレーンでの任務に関してはS2-17で描かれている。

S2-17
https://dramatimez.sakura.ne.jp/blog/?p=4392

S1-2
https://dramatimez.sakura.ne.jp/blog/?p=1678

■使用された曲

■出演者

フィル・コールソン (Clark Gregg) S.H.I.E.L.D.の捜査官
メリンダ・メイ (Ming-Na Wen) エースパイロットで兵器の専門家
デイジー・ジョンソン (Chloe Bennet) S.H.I.E.L.D.、能力者
レオ・フィッツ (Iain De Caestecker) 兵器技術を専門
ジェマ・シモンズ (Elizabeth Henstridge) 生命科学に精通
アルフォンソ・マッケンジー (Henry Simmons) “マック”、メカニック

ホールデン・ラドクリフ (John Hannah) GT農薬、寄生生物関係の研究
グレン・タルボット (Adrian Pasdar) 准将
エレーナ・ロドリゲス (Natalia Cordova-Buckley) “ヨーヨー”、能力者
エイダ (Mallory Jansen) ラドクリフのアンドロイド
エレナ (Natalia Cordova-Buckley)

エレン・ナディール (Parminder Nagra) 上院議員
エレーナ・ロドリゲス (Natalia Cordova-Buckley) “ヨーヨー”、能力者

ジェフリー・メイス (Jason O’Mara) シールド長官
ジェン・ウィリアムズ (Chuck McCollum) 委員会議長
(Sally Shamrell) Committee Member 金髪
(Mikel Miller) 合衆国議会警察 警部補
エヴァ・ベリヤコフ (Winter Ave Zoli) メイが倒した人・バーレーン時代
カーチャ・ベリヤコフ (Ava Acres) エヴァの娘・バーレーン・能力者
オブライエン (Derek Phillips) エージェント・バーレーン
ハート ……… エージェント・バーレーン

マリア・ヌエス ……… 議員
トレイシー・スミス ……… 議員
ジェシカ・オフェンハイム ……… 議員
ホープ ……… マックの死別した娘
ニコール ……… マックの元妻
ハイヴ

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