LAW&ORDER:クリミナル・インテント シーズン4 第1話 強迫観念 Semi-Deta Ched

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March 28, 2004
第1話 強迫観念 Semi-Deta Ched

脚本/Rene Balcer、Gerry Conway
監督/Frank Prinzi
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ラジオ局ではDJのレイは、リスナーからの電話に対応する。
レイは性的に際どい話をすることを得意としており、リンダ
というリスナーに対して、今は連邦通信委員会(FCC)と俺たち
だけだとして、際どい話をしようと語る。みんなのことを
楽しませるのだと。しかしプロデューサーのレニーからの
指示でピートは通信を切ってしまう。レニーからの通達で
性的な話はダメだと告げる。レニーはピートに対して、レイ
のことを外せと指示する。しかし貴方が過激さを要求したの
だろうとするが、放送免許は大切なのだという。

レイとケリーは息子のダニーを学校に送る中、ケリーはレイ
に対して過激なことばかり言って仕事を首になりたいのかと
問う。
レイは9300ドルを引き出すと、一旦自宅に戻る。家政婦の
リュシャはレイに対してアレ(鎮痛剤のオキシコチン)は手に
入らなかった事を告げると、食欲が無いので食事は要らない
と語る。レイは自宅のレコーディングスタジオに入った後、
暫くすると、フェリーに乗りレニーに逢いに行く。
レニーに対して渡したいものがあると言うが・・・

フェリーが到着した頃、ベンチにはレイが被っていたラジオ局
の帽子だけが落ちていた。

ゴーレンたちはレイが仕事を休んだことを心配した妻・ケリー
からの通報を受けて彼女から事情を聞く。彼は一度インフルエンザ
で仕事を休んだ以外に仕事を休んだことはないのだという。
現在離婚調停中だという。
使用人のリュシャに聞くと、昨日のレイは帰宅した後、向こうの
スタジオに行ったという。最近いつも食欲がないと語っている
こと。ゴーレンは棚に並んでいる薬の中に抗うつ剤があることを
知っていつから飲んで居るのかと尋ねると2、3ヶ月前からだという。
ゴーレンは妻に対して何故そんなに過剰に心配しているのかと
問う。またレイが居なくなって1日も経過していないのである。
妻は彼の番組は物議を醸していて敵が多いのだというが・・

5月6日(木)・W-VYSラジオ局
レニーから話を聞くと、夕べは突然レイがフェニーにやってきた
のだという。辞表を取り出して署名をしようとしたら、辞表が
突然風によって飛ばされて海の中に落ちてしまったとのこと。
下品な放送に対して反対する人は多かったという。しかしFCCの規則
で時差放送し、検閲はしているという。5ヶ月前にレイとは契約
の更新をしていること。FCCはラジオ局とガーネットを非難して
いるという新聞記事を目西、契約の期間分の報酬は例え解雇され
ても払う義務があるのではないかという。ただし事故にでも有って
亡くなれば別だという。
ゴーレンはレイが休んで不自然だとは思わなかったのか尋ねると、
彼が半年前に休んだ時にも酔っていたので今回も酔っぱらっている
のかと思ったという。インフルエンザで休んだのではないかと
問うが、あの時の彼は目が赤くて吐いたような臭いがしたので
酔っぱらっていたのだろうと語る。ゴーレンはその時の録音データ
の提出を求める。
エイムズはこの件が有った一週間後に最初の抗うつ剤が処方され
ていることを語ると、もしかして自殺の傾向に有ったのかと問う。
ゴーレンは喉の痛みと目の充血、そして嘔吐したことから、
一酸化炭素中毒の症状である事を語る。

この件で妻のケリーから改めて話を聞くと、当時家族で旅行に
行ったが、旅先の車庫内でエンジンをかけたままの状態で
レイが発見された事を告げる。ただし彼は思いとどまり、家族の
車で死んだら子供が悲しむとして踏みとどまったのだという。
現在は治療中であり、それ以来週末は診療所に通っていること
を語る。自殺の際に声を録音したものが積んであったことを
告げそれが遺書代わりだったことが分かる。彼は自分の声が
好きだったのだという。レイは昨夜自宅のスタジオに行ったので
あれば、遺言の録音を持っているハズで、海に飛び込むハズは
ないという。テープがダメになる為だった。それならば
船の中にいるハズだという。

案の上彼は地下の用具室で自殺!?していた事が分かる。
手元にはテープも残されていた。

ロジャーによると死亡直前にアルコールを飲んでおり、40mgの
抗うつ剤を飲んでいるという。適量の抗うつ剤だという。
しかし話によると最近の彼は声に抑揚がなく、食欲もなかった
という証言を得ていることから薬が効いていなかったのではない
かと推察。毛髪で長期間服用していたかどうかを確認して欲しい
と頼む。
すると過去4週間薬を飲んでいなかった事が分かる。

5月10日(月)・ヌーリナニ医師のオフィス
5月10日(月)・レイ・ガーネットのオフィス
5月12日(水)・W-VYSラジオ局
5月14日(金)・バリー・カールソンのオフィス
5月17日(月)・バリーカールソン宅
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ラジオ局で問題発言の多い人気DJのレイが突然居なくなり、
妻・ケリーからの捜索願いによって捜査していく。居なくなって
から1日も経過していないのに捜索願いが出るという行動に
不審に感じるゴーレンだが、調べていくウチに彼は鬱病に
かかり、過去に自殺未遂をしている為に過剰に心配している
ことが分かる。そんな彼はフェリーの中で自殺しているのが
発見されるが・・・

いよいよクリミナル・インテントもシーズン4に突入。
既にこのドラマ自体はシーズン10で終了しているので地道に
最後までエピソードを追って行こうかなと思っている。
Dlifeさんで放送してくれているけど、一応CSの方で放送
していたものを最後まで録画してあるので、見逃しても安心だ。

さて事件自体は、ちょっとした頭脳戦が行われるというのは
Law & Orderの中でもこのドラマはその傾向が最も強いし、
何よりも精神的な病が絡んでくる事件を扱うのがこのドラマの
特徴でもあるので、母親が統合失調症であるゴーレンにとって
は、なんでも詳しい生き字引的ゴーレンの中でも医療知識に
長けているところは何よりも心強いところだ。

強迫観念というよりも依存の関係という感じがするけど、
それらは同義と見るのかどうか。

レイの自殺の流れは分かりづらいものが有ったな。
自殺を踏みとどまれたのは子供の存在であり、そしてリスナー
の女性との一体感だったのだろうか。

ネルダという女性は元夫であるバリーとの関係に固執している。
離婚しても尚指輪をはめている訳だけど、バリーにしてもレイの
妻のケリーにしても、パートナーが精神病を患っているので
不要だと感じて離婚に至っているのだろうか?

ネルダはゴーレンとエイムズにそれぞれ一対一で面会する中で
互いに対する不信感を植え付けようとして、分裂工作を行う。
相手を自分側につける方法で人々をお互いに反目させるものだと
していたけど、ネルダにとってのゴーレンはどんな存在だった
のか。そしてゴーレンのリュシャに対する気持ちに関しては、
ちょっぴり癖があって、本当のところ捜査の容疑者だということ
を除いて彼女に対してどんな気持ちを抱いていたのか気になる
ところ。

ゴーレンがエイムズのことを、「パートナーとして負担を感じず、
相手にない能力をお互い持っている為に上手く行っている」と
語っていた。ネルダはそんな二人のパートナー関係に嫉妬
したのだろうか。

バリーの為に尽くしているネルダは片方だけの関係に寂しさを
覚えて居るのだろうか。バリー自身が、ネルダに対して何の
感情も抱いていないのに、まるでお手伝いさんのようにして
いる姿にはちょっぴり憤りを感じる。しかしネルダが勝手にして
いることだと言えばその通りだし、なんとも人の心は難しいな
と思わせた。

バリーの家からネルダはラジオ局に電話。スーザンという名前で
話を盛り上げ、結果としてDJレイのラジオの好きなバリーの事を
喜ばせようとしていた。ゴーレンは間接的に貴方への愛の開放的
表現を示しているものだとしていたけど、バリー本人にその気持ち
が伝わらないとあまり意味がない気がする。

ロバート・ゴーレン (Vincent D’Onofrio) 天才刑事
アレクサンドラ・エイムズ (Kathryn Erbe) ゴーレンの右腕
ジェームズ・ディーキンス (Jamey Sheridan) 警部
ロン・カーバー (Courtney B. Vance) 検事
エリザベス・ロジャース (Leslie Hendrix) 検視局
— (Steven Zirnkilton) Opening Announcer (voice)

ネルダ・カールソン (Francie Swift) 処方看護師、ヌーリヤニ助手
ケリー・ガーネット (Tatum O’Neal) レイの妻、離婚調停中
レニー (J.C. MacKenzie) W-VYSラジオ局・プロデューサー
バリー・カールソン (Brian Haley) ネルダの元妻
Mr.グレゴリアン (Lev Gorn) 義足、幻肢痛で鎮痛剤
レイ・ガーネット (Fisher Stevens) DJ、鬱病
Dr.ヌーリヤニ (Donald Corren) 鎮痛剤中毒の集団カウンセリング
リュシャ・グレゴリアン (Nina Zavarin) 妻、カールソン家の使用人
ピート (Ken Dashow) W-VYSラジオ局
モート・ウェイシンガー (Stuart Burney)
ルーベン・ベンディス (Michael Hayward-Jones)
— (Cherelle Cargill) Teller
クレンナ (James Michael Farrell) 捜査官
— (T.J. Meyers) Ferry Employee
— (Michael Sackler-Berner) Radio Jock
— (Dariusz M. Uczkowski) Ray Garrett’s Son
— (Jan Uczkowski) Ray Garrett’s Son

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