エージェント・オブ・シールド Agents of S.H.I.E.L.D. 第11話 魔法の国 The Magical Place

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第11話 魔法の国 The Magical Place

脚本/Paul Zbyszewski、Brent Fletcher
監督/Kevin Hooks
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【前回までのあらすじ】
コールソンは死にかけたが、気が付くとタヒチに行かせてもら
った光景が頭に思い浮かぶ。魔法の国だとするが、彼は知らな
い様だというDr.ストレイテンに対して永遠に分からないだろう
と語る。ムカデとは何か。静脈用フィルターだとし、工場で
兵士が襲ってきたのも義眼のせいだという。こちらが優性にな
った途端にヘイワードは自爆させられたこと。ポーが戦術、
レイナが人事、クレアボヤントがスポンサーなのかと疑う。
レイナはマイクを引き渡す様要求するが実際には彼が求めたのは
コールソンだった。あなたが死んだ後のことを教えてくれと
してヘリコプターで連れ去るクレア。

【ストーリー】
100%チアウリの金属だとして最高級のレアものだというヴァン
チェットは、エミリーに販売する。よく手に入ったものだとす
ると自分の仕事でありエイリアンが残したスクラップを見つけて
価値の分かる人に届けるだけだという。言い値で購入すると
いうエミリー。
そんな中、シールドのエージェントのメイやウォードはその
取引現場にやってくると、ヴァンチェットを捉えようとする。
逃げる彼に対して、フィッツ、シモンズの装置を使いエレベーター
に入るように誘導。すると今度はスカイがエレベーターを
ハッキングして彼を屋上へと連れて行く。ヴァンチェットは
銃を用意して敵が出てくることに応戦しようとするが、エレベー
ターのドアが開いた途端、シールドの兵士たちが銃を構えて
待っていた。ヘリコプターの中からヴィクトリア・ハンドが
出てくると、ヴァンチェットに対してある男を捜すのを手伝って
くれと語る。

チタウリをムカデ組織が使っていたのは確かだというシモンズ。
コールソンを助ける為にも頑張らないといけないとするが、
みんな不眠不休でイライラしていた。フィッツはバスの中に
エージェントが多数居る状態に落ち着かなかった。ヴァンチェット
をブリッジに届けたらハンドの部下たちが多数乗り込んでくる
というウォード。シモンズはコールソンがさらわれてから36時間
が経過し不眠不休でみんな疲れているので多数の人が参加する
のは良い事だという。
ハンドがまた会議しているとして何を話しているのか気にする。
銃撃戦後にコールソンは連れ去られたこと。現場からはマイク
の体の一部が発見されているが、それ以外は逃げたであろうこと。
ヴァンチェットの尋問はまるで進展が無かったが、ハンドによる
と尋問のプロに任せているので時間の問題だという。

そんな中何者かがシステムに侵入したとして緊張が走るが、その
システムに侵入したのはスカイだった。彼女は監視用のブレスレット
を外してくれとし、金の流れに鍵があるハズで、ヴァンチェットの
口座を調べたいという。ムカデ組織から支払いを見つければ口座にハッキング出来ること。ハンドはスカイを見てエージェント・シットウェル
を撃ったコンサルタントなのかと問うと、それを否定する。
ハンドは今すぐにスカイを飛行機から降ろすよう告げる。
スカイは確かにここに居る人に比べて能力は劣るが、調べる事は
得意であり、私にも手伝わせて欲しいという。何でもするしルールは
どうでも良いという。コールソンさえ見つけられればソレで良いと。
しかしハンドは私はルールを無視出来ないしあなたは邪魔でしかない
という。ウォードはスカイは型破りな人物でウチの立派なメンバー
で使える事を告げる。するとハンドはメイに対してプロの意見と
して彼女の使い道はあるのかと問うと、メイは”いいえ”と答える。
するとハンドはスカイの監視を強化してラップトップと携帯を没収
の上、本部で尋問をすると語る。

スカイはウォードに対してメイが私を嫌いなのは良いけど、これは
酷いのではないかという。メイには何か考えがあるのだという
ウォードはとにかくコールソンが戻るまでだとすると、私ならば
絶対に探せると語る。お前ならばシールドの装備無しでもやれる
という。フィッツ・シモンズはスカイに対してこれを持っていって
として紙袋を渡す。サンドイッチなのかと問うと、衛星電話で
ブレスレットに邪魔されずに一度だけ交信できるものだという。
スカイは私はこれから3日間本部で尋問を受けるので持っていて
も無意味だとするが、ウォードは12分後に担当官が迎えにくる
ことを告げ、それまでに出て行くよう示唆する。
外部からのエージェントがコールソンの愛車”ローラ”に触れて
いるのを知ってスカイは触るなと語る。

コールソンはタヒチでマッサージを受けていた。
しかしそれは夢だった。ポーが意図的にコールソンを気絶させて
どのような思い出を見たのか試したのである。どんな夢を見たのか
と問われるがコールソンは、マイケル・ジョーダンが夢に出てきた
とし98年魔ファイナル決勝でのシュートシーンだったと語る。
例え死のうとも何も話さないというコールソン。しかも君は殺す
のが好きなんだろうとして、マイクを子供の目の前で殺害したこと
を非難する。彼には息子を返して一度は殺さず解放した事を語る。
君が怒ったのは彼の死が人ごとだと思えないからだろうとし、
幼い子が父を失うのを見るのはあんたと同じなのだろうことを語る。
クレアボヤントが透視したので何でも知っていると言いたげな彼に
クレアの力は偽物だと語る。もしも本当に能力が有るのであれば、
私にこんなことをしなくても見えるハズだと語る。彼らはあんたが
死んだのは見えていること。心臓を刺されて体は冷たくなった。
しかしその後が見えないのだという。何が有って、どうやって
生き返ったのか。コールソンは他の人間とは違うらしいこと。
それは何故なのか。力尽くでも聞くしかないというが・・・

スカイは地上に逃げ下りると、サイバーコーヒーカフェでネット
検索する。しかしスカイの持つブレスレットによって通信手段は
一瞬にして周囲全体を接続不能にしてしまう。
雑誌には「資産と資本の本」というものが書かれていて、
「海外口座の資金に犯罪性の疑い」と書かれた投資家の話が取り上げ
れているのを知る。それに目を付けたスカイはあることを閃く。
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コールソンが任務の途中でムカデと呼ばれている組織によって
拉致されてしまう。拉致されて36時間が経過しようとしている
中、チタウリの金属の欠片を探してバイヤーに売る仕事をして
いたヴァンチェットを拉致し、エージェント・ハンドら率いる
チームも指令を受けてコールソン探しを決行する。なかなか
コールソンの居場所が見つからない中、手がかりは今の所拉致した
ヴァンチェットが持っている情報だけだが、彼は一向に口を割ろう
とはしなかった。スカイは自分ならばヴァンチェットが受け取っ
ている口座を辿ってムカデに繋がる情報を見つけ出すことが出来る
のであらゆる通信機器を遮断する監視用ブレスレットを外して
欲しいというが、メイは無情にも彼女はココでは使い道はないと
ハンドに報告したことで、それから逃れることは出来なかった。
しかしウォードを始めとしてスカイに期待しているチーム・コール
ソンの面々は、実は彼女を一度シールドの監視下から外して、
彼女の能力を使って捜索してもらおうと考えていた。彼女は
なんとかしてヴァンチェットの口座情報にアクセスする為に、
投資家で犯罪性の疑いをもたれているロイド・ラスマンに接触し
自分はシールドの捜査官・メイだとして協力する様要請する。

ドラマ的にはエージェント・ハンドが出てきたからということも
ないけど、S1-7の「決死の潜入 The Hub」のネタの時のことを
かなり意識したやりとりとしても描かれている。

同じシールド内でもやはりチームが変わると仲間意識の差として
現れてくる。スカイが受け入れられるまでには時間がかかったけど、
前回辺りから唯一スカイの存在に対して否定的に捉えていたメイ
自身が受け入れたことで、ようやくチームとしての姿が出てきた
のかな。

サンドイッチネタはこのエピソード(7話)の中で、シモンズがフィッツ
の為に用意していたけれど、結局食べることが出来なかったヤツ
だよね。その人にとって大好きなネタがあの紙袋の中には入って
いるのかな。

メイとコールソンがスカイの過去に関して秘密にしておくべきだ
と語る様にして、今回は冒頭から科学者のストレイテンとグッドマン
が似たような形でコールソンの生き返るまでの過程に関して、
何か知っていてそれを隠しているような会話している姿が有った。

ネタ的にはあんまり面白く無かったのも、戦いが少なかったから
だろうか。
正直コールソンが何故生き返ったのかということ自体にあんまり興味
がないことも有るので、タヒチネタはそこそこの所で折り合いを
つけて欲しい気もする。ただコールソンというキャラクターの掘り下げ
は、今後スカイの両親同様に現在に至るまでには色々と有りそう
なので、奏者の彼女のこと以外のことに関しては、今後フラッシュ
バックの形で出てくるのかも知れないね。
今回のポーとコールソンの会話の中でも出てきた様に、コールソン
自身が幼少期に父親を目の前で失ってしまっているかのようなこと
を口にしていたので、何が有ったのか。

未だによく分からないシールド内の階級制度もそうだし、そもそも
シールドの全体像もよく把握出来ていない。
何よりも先週からその名前が出てきたClairvoyantというものが
一体何なのかということだよね。これが人の名前なのか組織の名前
なのか、それとも機械とかプロジェクトの名前なのか。
レイナは始めて会話したとしていたけれど、ムカデの実体自体も
まるで謎の中で、シールド自体は今回の会話を通してムカデ組織
の拠点をかなり破壊したことを口にしていただけで、まるで
その組織の解明自体が行われていない。

スカイの地上での口座ハッキングに関する一連の方法論に関しては、
正直大したネタではなく、唯一メイに扮して活動したとか、
一応ブレスレットから距離が離れていれば、通信機器も遮断され
ることなく作動させることが出来るんだなってことで棒を使って
捜査している姿が滑稽に映ったかな。

あれだけ苦労して刑務所から解放したポーをあっさりと殺してしまう
という流れもちょっと考えづらかった。

取りあえずムカデ兵士に対抗する為にフィッツシモンズが注入バンド
を開発していた。デンドロトキシン(dendrotoxin)というものを
直接注入することで兵士の力を抑えられるらしい。

スカイがいよいよバスの仲間に通信する際に、聞かれたくない情報
故に、近くに誰か居るのかとして、シモンズに合い言葉で答えて!と
した際に、「男の脱毛」と返信する辺りはどういう意味だったのか
な(笑)

ドラマを見ていると比較的早い段階でメイに対して砂漠に敵地が
あるようだとして進路変更を要求していたけど、結局アノ場所で
はなかったのかな。あの段階で砂漠に敵地があることが分かって
居たのであれば、正直スカイの行動の意味が無くなってしまうから
ね。

そしてなんといってもマイクが生きていた。
脚を失った状態で体はボロボロ。この人は、コールソンが生き返ったように
して実験台みたいに扱われてしまうのか。なんだかこういうところで監禁
されていると、最近はどの流れも「HOMELAND」に見えてしまうんだよな(笑)

■使用された曲

・Agents of S.H.I.E.L.D. Theme Song
Written by Bear McCreary

■キーワード

・モハベ砂漠 Mojave desert
・アケーラ・アマドール S1-4
・ブライアン・ヘイワード S1-10

フィル・コールソン (Clark Gregg) S.H.I.E.L.D.の捜査官
メリンダ・メイ (Ming-Na Wen) 捜査官、エースパイロットで兵器の専門家
グラント・ウォード (Brett Dalton) S.H.I.E.L.D.のブラックオプスの専門家
スカイ (Chloe Bennet) ハッカーグループ「ライジング・タイド」
レオ・フィッツ (Iain De Caestecker) 捜査官、兵器技術を専門
ジェマ・シモンズ (Elizabeth Henstridge) 捜査官、生命科学に精通

マイク・ピーターソン (J. August Richards) ムカデ、超人
レイナ (Ruth Negga) ムカデ組織、花柄の服の女
エディソン・ポー (Cullen Douglas) 元海兵隊、戦術のプロ

ヴィクトリア・ハンド (Saffron Burrows) シールド本部
ロイド・ラスマン (Rob Huebel) 投資家
Dr.ストレイテン (Ron Glass) 科学者、コールソンの再生
ヴァンチャット (Aiden Turner) トレジャーハンター
エミリー・デヴィル (Felisha Terrell) 取引相手
カリン (Samantha Cutaran)
Dr.グッドマン (Imelda Corcoran) 科学者、コールソンの再生
— (Darren Dupree Washington) Interrogating Agent
— (David Lim) Waiter / タヒチにて
— (Christopher Rocha) Tow Truck Driver
— (Justin Gant) PD Guard
— (Wayne Alan Scott) PD Guard
— (Matt Mullins) Centipede Soldier
— (Adam Lytle) Centipede Soldier
— (Gabriel Koura) Centipede Soldier
— (Alice Chen) S.H.I.E.L.D. Agent
— (Sun Jae Kim) Scientist


ジャスパー・シットウェル (Maximiliano Hernandez) エージェント
ニック・フューリー (Samuel L. Jackson) エージェント・長官

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