S・セガール劇場 True Justice 第3話 沈黙の啓示 Dark Vengeance: Part 1

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第3話 沈黙の啓示 Dark Vengeance: Part 1

監督/Keoni Waxman 脚本/Steven Seagal、Joe Halpin
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AM3:30、シアトル・オーロラ地区。
フェンスに貼り付けにされる女性の遺体が発見される。
発見者がヒロの元に通報してきた格好で、ケインにそれを伝えた
もの。女性の遺体には顔にはキツネの仮面が被せられており、
口には白いカーネーション、赤いスカーフによって手首を縛ら
れていた。フェンスにはわら人形も付いていた。
ケインは中国の黒魔術の儀式が行われたと思わせている可能性
が有るという。被害者は近所に住むブロンドの女性で、首には
絞殺された跡がついていた。これで三人目の犠牲者だ。マスコミ
も大騒ぎするハズだとし、早急な解決が求められる。

被害者はアメライン・トンプソン。
ジュリエットはラドナーたちにウチの管轄で殺されたものだと
告げると、ハーモニーの住民を疑うなよと語る。被害者は
シアトル市内に毎週通っていた形跡が有り、その際には一泊か
二泊していたという。それを聞いたラドナーはダンサーでは
ないかという。しかしその名前でデータベースで調べたが
めぼしい記録は見つからなかった。しかしネットで名前が
一件だけヒットしたという。一年前に保険金を請求している者
がいて契約者はサルヴァトーレ・フォルテとなっているという。
ジュリエットとラドナーは調べようと語る。

シアトル市内のストリップクラブ。
サヴァンナはとても人気なダンサーだった。
チャーリーはサヴァンナに熱をいれており、チップを渡す。
楽屋に戻るサヴァンナは今夜はチップが少ないとし、今夜は
なんだか疲れているので帰るという。黒髪のダンサーは彼女
が持っている白いカーネーションについて尋ねると、客にもら
ったけど花では家賃は払えないと告げる。
フラフラとする中、フードの男がサヴァンナに近づくと、
彼女には顔見知りの人物のようで声を掛ける。しかし次の瞬間
彼女はトランクの中に閉じ込められて拉致される。

ケインはサラと共に彼の古い友人の元に連れて行く。
何故その人に会うのかと問うと、彼は地元民で顔が広い人物だ
という。検視官の報告書を読んだかと問うと、死体から薬草の
成分が発見されているのだという。
ケインが有ったのはチェンだった。薬物に詳しく、裏社会にも
精通しているので情報源としては頼れるのだという。チェンは
ケインに紙を手渡す。その紙とは護符だった。サラに対して
ケインはこの護符を持っているよう告げる。東洋では守って
くれるものとして信じられていると説明する。
帰宅しようとするが地元民たちは二人が縄張りの中に入って来た
のを快く思わずケンカをふっかけてくる。サラは自分が対応する
として男性相手にケンカをするが、初めは形勢が良かったが
次第に悪くなる。ケインが加勢することでなんとか取り押さえる。

そんなケインの元にヒロから電話が鳴る。

AM10:00 シアトル・オーロラ地区。
またしても同様の遺体が発見される。ケインは現場に向かうが
ヒロはここが死体置き場と勘違いしているのではないかと
して疑う。早く犯人を挙げないと・・・。
その遺体の顔を見るとサラそっくりの顔に一同驚く。
ケインは犯人は恐怖心をあおり立てて住民にパニックを起こさせて
捜査を遅らせようとしているのだろうという。

ジョーダンは鑑識する中、遺体を見てサラとソックリだと語る。
ジュリエットは白いカーネーションはアジアでは「死」を意味
するものだという。
そんな中ジュリエットに近づく男の姿が有った。
ケインが対応に出る。男はマスコミ記者のマイルズ・トゥール
だった。ケインは詳しいことはまだ話せないが、犯人は必ず捕ま
えると約束する。マイルズは規制線の中に入ろうとし、報道する
権利があるというが、ケインはもしも中に入れば警察官のブラッ
クリストに入れて君に情報が伝わらないようにすると警告する。

サラはケインの元にやってくるとあの男のことをどう思うかと
問う。陰湿でずる賢そうだというケイン。彼はマイルズという
記者だが、母親がホラー作家で地元ではとても有名な人だという。
しかしそんな母親は他界しているとのこと。

フォルテを呼びだすとエミリー・ニーリーの捜索願いを出して
いることを尋ねる。他にも色んな人を届け出た事を告げるが、
今まで一度も警察に呼びだされたことがないと語る。エミリーは
よく家出するので手を焼いていたという。不動産の件を尋ねる
と、元々家は俺の物だが、一時的に半分はエミリーの名義にして
いるという。保険をかけるための措置とのこと。
エミリーは普段はサヴァンナとして通しているのだろうと
問うと、彼女は死んだのかと問う。これで金が手に入ると
いうフォルテは金のことばかりだった。オレは彼女に絶対に他人
を信用するなとし、都会の人間と関わったら破滅だと教えていた
のだという。
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シアトルのオーロラ地区で奇っ怪な事件が次々と発生する。
遺体の女性には中国の黒魔術を施したのではないかとするような
メッセージ性の有る殺され方をしていたのである。
被害者に共通するのはブロンドの女性であり、ストリップバー
のダンサーであるということが浮上する。遺体の一人・サヴァンナ
はサラと容姿がソックリだということも有り、彼女はストリップバー
に潜入して囮捜査をしていくことになる。

ドラマはそれなりに面白く見ているのだけど、やっぱり不自然に
写る描写というのは多いな。
土地柄なのかストリップバーが舞台になることが多いという事も
気になるし、精鋭部隊としながらも、2度に渡ってサラがストリップ
バーから囮で帰宅する際には、誰一人として彼女のことを見張って
いる人がいないという。
結局このおとり捜査で何をしたかったのかという根本的なところに
繋がってくる。

特徴的なのはブロンド女性が狙われていることと、風俗関係を
職業としていること、そして中国の黒魔術ということがキーワード
になっている点だ。
ブロンド女性が風俗店で多く働く中、一人だけ黒髪の風俗嬢がいた
のでその人物が怪しいようにも思えるし、風俗関係を悪のものだと
見る狂信的人物が犯人像にも思えるし、如何にも中国系を意識
していることからも、逆に中国系を追い出そうとして罪を擦り付けて
いるようにも思える。

ただ鑑識が語っていたように、ガンマヒドロキシ酪酸(デートレイプ
ドラッグ)が使用されていることと、死んだ後にレイプされているとの
ことなので女性の犯人説は消えるのかな。
マイルズという記者とチェンという中華系の呪術師のような人物、
そして保険屋をしているというチャーリーなど怪しい人物が多数
現れたが、今回のサラを襲った件では一応サヴァンナと一緒に
住んでいたフォルテが襲っていたようだ。ただ2話括りでドラマが
一つのエピソードだとすると、この一件は単なる模倣犯であり、
また別の人物がいるってことになるのかな。

相変わらず格闘にならなくても良い様な場面でも見せ場を作るが為に
わざわざケンカにしているようにも思えるし、一気に制圧出来る場面に
於いても相手に反撃の機会を与えることでやっぱりセガール節を
出そうとしている感じにも思える。

今回鑑識・タナカ役にGeorge Takeiさん登場。
「スタートレック」のヒカル・スールー役はもちろん、
「HEROES」のヒロの父・カイト役で出演。

ラドナーが相変わらずイジられまくりで、メイソンと共にストリップ
バーを回って被害者が働いていた場所を徹夜で探した際には
「裸を見ると中学性みたいに舞い上がって帰ると言わないんだ」(M)
と言われていた。メイソンの結婚記念日だったとしていたけど
キャッシーという女性と結婚しているようだ。

サラはかつて学費の為に踊っていた経験が有り、「客の奢りは全部
飲む振りをして後で唐のビール瓶に戻す」と教わったことを語って
いたけど、そんな彼女がクスリによってフラフラになった背景には
アルコール以外のところにクスリが盛られていたという
ことなのかな。

イライジャ・ケイン (Steven Seagal) SIU(特別捜査隊)の隊長
サラ・モントゴメリー (Sarah Lind) 東部から来た刑事、シアトル警察/サバンナ
ジュリエット・サンダース (Meghan Ory) シアトル警察特別捜査隊
ランドン・ラドナー (Warren Christie) シアトル警察特別捜査隊
アンドレ・メイソン (William ‘Big Sleeps’ Stewart) シアトル警察特別捜査隊

グレーブス (Adrian Hough) 保安官、ケインのボス
ジョーダン・スパークス (Elizabeth Thai) 鑑識
ヒロ (Alex Mallari Jr.) ケインを崇拝、更生した男
チェン (Tzi Ma) 黒魔術に精通するケインの昔からの友人
マイルズ・トゥール (Michael Eklund) 新聞記者、母は有名な小説家だった
アンジェリーナ (Emilie Ullerup) ストリップクラブオーナーの女
タナカ (George Takei) 科学捜査班
タイニー (J. Anthony Pena) 用心棒、ラドナーたちと対決
サルヴァトーレ・フォルテ (Curtis Caravaggio) “サヴァンナ”の彼
チャーリー・フラナギン (Philip Granger) 詐欺の保険屋
— (Mark Irvingsen) DJ
— (Christina Gooding) Tall Blonde / 警察官、ラドナーが声を掛ける
— (Neelam Khabra) Waitress
— (Ashley Harry) Stripper / 黒髪のダンサー
— (Brian Ho) Punk
— (Andrew Chin) Punk
— (Don Lew) Punk
— (Lyka Riese) Stripper
ディーン・チェンバース
フェイス・コールマン
キャシー
エミリー・ニーリー ()
アメライン・トンプソン () 3人目の被害者
ジンジャー () ダンサー

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