ホワイトカラー White Collar シーズン4 第6話 モジーとスパイ伝説 Identity Crisis

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第6話 モジーとスパイ伝説 Identity Crisis

脚本/Channing Powell 監督/David Straiton
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ポールはニールに対してエレンでの件での手がかりのことを
尋ねる。今は何も分からないが、エレンに送られてきたメール
アドレスに対して、追跡プログラムで調べた結果、誰かが定期
的にチェックしていることが分かったという。ワシントン周辺
のネットカフェからのものだという。それがサムなのかどうか。
エレンはニールに対して「サムを信じろ」「答えを知っている」
と言っていたがなんと言ってサムと接触すれば良いのか分からず
にいた。そんなニールに対してピーターは中立な立場で逢いた
いと伝えるのだと語る。

そんな中モジーが血相を変えてニールの家にやってくる。
殺されかけたというモジーに対して、いつもそうなのではない
かと問う。これはジョーダンではなく銃を突きつけられて撃た
れるところだったという。ピーターは落ち着いて話しをしろと
告げるとモジーはそれまでの経緯を語り始める。

モジーは毎週のようにジューンと共に「失われたお宝オークシ
ョン」である倉庫の中身を丸ごと買い取るオークションに行って
いるのだという。箱に取り扱い注意と書かれると貴重品だと
思われがちなものでその箱が逆さまに置かれていると大抵は
質流れのガラクタとのこと。その日オモチャのアンティーク
が有り、ジューンは昔ケネディの息子が同じものを持っていた
として700ドルでジューンが落札。モジーはピンホールカメラの
ある倉庫を落札し、銀盤写真とか有りそうだったので落札した
という。写真家のヴィヴィアン・マイヤーの作品なんかも有った
ので倉庫の持ち主はただものではないと思っていたが、その際
偶然2つのカギがその倉庫から見つかったという。本を見ると
持ち主はCHという人物で、そのカギの挟まっていた本には
セントラルパーク西2491と書かれていたという。
2つのカギのウチ、一つは普通のカギで一つはアンティークのカギ
だったとのこと。普通のカギはその住所の部屋のカギであり
中に入って寛いでいたとの。掃除をしていたら書斎の本棚の裏
には秘密の抜け穴が有る家で、モジーはガウンを羽織りパイプ
を吸って二、三日寛いでいると突然誰かが入って来たという。
全身が真っ黒で「スリーピー・ホロウ」のイカポッドクレーン
みたいに背が高かったとし、その覆面男は銃を突きつけて
「旗は何処に有る 723」と言っていたのだという。モジーは
アイコンタクトでオレの人間性を伝えた隙に抜け穴から外に出て
タクシーを拾いなんか逃げ通せたとのこと。その人物は723が
オレのことだと思っているという。しかも何らかの旗を持っている
と思っているとのこと。しかし人を殺してでも手に入れなければ
ならない旗とは一体何なのか。

ダイアナは警察がモジーの言う家を捜索したらモジーの供述通り
だったという。窓が開いていて酒の空瓶が見つかったと。
ジョーンズはそれでも男に関しては行き詰まったとのこと。
倉庫の借り主の連絡崎は私書箱になっていてサインは読めず、
二ヶ月前からレンタル料を払っていないのだという。
家の名義は1781年からロバート・タウンゼントになっているとし、
家を守る為に家族が信託が組まれているという。最後の親族が
死んでも維持費が払われていること。信託を調べるには連邦大陪審
の令状が必要なのが先ず無理だというピーター。ガウンのCHの
イニシャルが誰なのか。723についても分からないという。ダイアナ
はタウンゼント家の家系図を調べて何か分からないか探すという。

ピーターは別件での仕事が有るので暫くニールはダイアナの仕事
を調べるよう告げる。
そんな中、ロバートはカルパーリングのスパイではないかと
いうことになる。歴史の授業で習ったことがあるというピーター。
ジョージ・ワシントンが独立戦争中にカルパーリングというスパイ
組織を作ったこと。お互いコードネームではなく番号で呼んだ
こと。723とはロバートのことで、半年前にその関係の本が
出版され論争を巻き起こしたことが有るという。これによると
スパイの子孫が今も活動を続けているという。
「カルパーの子孫達は政府から密かに認可を受け国を守る為の
組織を結成していること。カルパーリングは歴史の闇に消えた
が、その忠誠式は今も生きている」と語る。カルパーリングは
独立戦争後に解散しているとし、陰謀隙なヤツが考え出したもの
だという。モジーはそう考えればつじつまがあるとし、本が
出て正体がばれて表に出てきたのだろうとし、通信コードまで
掲載されているという。しかしピーターは本の著者の大学教授は
乱暴な憶測だとして首になっているという。モジーはそもそも政府
は憶測だけで計画を進めてきたのだとし、スターゲイト計画、
MKウルトラ計画、スペースシャトル計画etc..がある事を語る。
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ニールの父親の件で真相を知るであろうサムのことを捜索する中、
突然モジーが命を狙われる事件が発生する。「失われたお宝
オークション」で掘り当てた宝に関連し、ある一室で寛いで
いたところ、大男に銃を突きつけられ、「旗は何処に有るのか?723」
と言われたのだという。家の持ち主はC.Hというイニシャルの人物
で、半年前に出版された本によると、ジョージ・ワシントンの
独立戦争時代に存在したカルパーリングのスパイに該当するものだ
と考える。その当時のスパイが未だに地下で活動しているのでは
ないかとモジーは告げるが、モジーの妄想・陰謀説ではないかと
して疑心暗鬼のまま捜査を開始する。

謎の秘密結社の存在を通して、モジーの過去に迫るというもの。
モジーは孤児として育ったこと。そしていつか両親と再会すべく
そのシチュエーションを想像していることなどモジーの完全妄想
主導型のエピソードかに思われたが、目の前で起きている伝説的
スパイの物語が現実化したことで、モジーの妄想もまた事実では
ないかとする流れが存在していく。
ドラマの流れの中で過去のスパイの存在とその子孫たちが
登場してくるけど、そんな過去のスパイの中にはモジーの写真だけ
だけど、父親だか先祖ではないとする人物とソックリな人が出て
きたよね。

ちょっぴり都会に残された宝探し的イベントのようで冒険心を
擽られるものが有ったり、過去のこととは言え国家機密に該当
するようなスパイ的存在に迫るという意味で、何が起きている
のか、全体像が把握出来ない状況の中で命を狙われる辺り
の恐怖心を感じるところも有ってなかなか楽しい作りだった。

秘密結社に関する名残は今でもアメリカには存在していて、
大学などの社交クラブ、ソロリティ、フラタニティなどから
発展して、時々社会の中でも徒党を組んで政財界を動かしている
という流れをドラマで目にすることが有るし、冷戦時代の流れを
汲んでそういう通信方法が有ったみたいな提示のドラマは
実に多い。
何よりもアメリカの場合、歴代好きが多いか、歴代大統領の起こ
した行動がドラマで引用されることが多いね。

ドラマでは・・・
現場に残されていた日記には、711-246-669-723と通信コードが
書かれており、更にそのコードを読み解くと、「ワシントンは12月
に氷の中を抜けてニュージャージーに届けた布地を723に手渡す」
「ワシントンはカルパースパイに国旗を与のは1776年にデラウェア
川を渡ったとき立てた国旗のこと」ではないかと書かれていた。
自由の国の大躍進を象徴するシンボル的歴史的に見てもその価値は
図れないものが有るということで、益々国旗の存在に固執していく。
723は355と連絡を取っていることが書かれていて、国旗に関する重大
な情報が書かれた手紙を持っていること。

新聞紙面で暗号のメッセージを打ち出して355と接触を図る。
独立戦争中にスパイたちはロングアイランド湾を渡って的から
味方の陣地へ旅をしたこと。その際海岸の洗濯物で連絡を取った
というところから、色々と洋服を使ってメッセージを送る。

355は図書館の司書をしているというテンペストと呼ばれる女性。
彼女が求めるのは昔のセインツ診療所の場所で、モジーたちが
宝を見つけた倉庫が診療所だったこと。355の持つ手紙とその情報
を交換し、手紙をあぶり出しで調べたところ、「秘密は瞳の中に」
というメッセージが書かれていた。

ドラマを見ると光の屈折によって宝の場所を指し示すとか、
重要な場所を指すということがとても多いね。

先日放送された「スキャンダル」の中でオリヴィア・ポープが
フィッツ大統領にプレゼントしたのは、アイゼンハワー大統領
の星条旗が48個ついたバッジだったけど、それよりも前の独立
国旗で8つの星しかついていなかった。

ドラマでは狂信化した大学教授が殺害に及んでまでもこの旗を
手に入れようとしていたこと。最後には旗が女性と共に消えて
いくということで、必要以上に言及しなかったけど、殺人犯は
きっちり自白によって捕まえていくところなど、ちょっぴり
現実話していたけど面白い流れだった。

15年前にNHKBSでトレジャーハンターをネタにしたドラマ
「レリックハンター」なんかを思い出すな。

・テンペスト役のMircea Monroe

現在Dlifeでシーズン2まで放送されている「Hart of Dixie」
で、元ウェイドの妻・タンジー・トルイット役で出演している。

ニール・キャフリー (Matt Bomer) 天才詐欺師
ピーター・バーク (Tim DeKay) FBI知能犯専門チームの捜査官
モジー (Willie Garson) ニールの友人、犯罪者社会との深いコネ
ダイアナ・バリガン (Marsha Thomason) FBIピーターの部下
エリザベス・バーク (Tiffani Thiessen) ピーターの妻
クリントン・ジョーンズ (Sharif Atkins) FBI ホワイト・カラー・ユニット
リース・ヒューズ (James Rebhorn) FBI・ピーターの上司
ジューン (Diahann Carroll) ニールのアパートの大家

テンペスト (Mircea Monroe) 図書館司書・355
オリバー・ストリンガー (Damian Young) 大学教授、本の出版
ロバート・タウンゼンド (Tony Dadika) 持ち主
— (Barry Ratcliffe) オークションナー
— (Mark McGann) オークションら参加
ネイサン・ウッドホール () 722 /Nathan Woodhull、2ヶ月前絞殺
カボット・ホーキンス () 723 /Cabot Hawkins (C.H)、ネイサン殺害

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