第6話 沈黙の西海岸 Street Wars: Part 2
監督/Wayne Rose 脚本/Steven Seagal、Joe Halpin
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3人の悪党達はメイソンとヒロの乗った車を止めると、銃を
突きつけケインは何処か?と問う。そんな彼らは人質となって
しまう。ケインはトンボの文様の入った日本刀で精神を集中
すべき居合い切りをする。
ゾロに電話するステファニー。イーストサイドで元同僚と遭っ
てコーヒーを飲んでいただけだと報告。
そんな中遺体が発見される。
一方ヨニはリングでボクサーとスパーリングをしている中、
ボスからの電話を受ける。シアトルでトラブルが起きたので
詳しい事情を調べろというものだった。
DEA捜査官のステファニーが殺害されたことを受けて目撃者を
探すが一切無かった。DEA捜査官ともあろう者が至近距離から
撃たれるまで気がつかないものなのか。恐らく顔見知りによる
犯行だろうというメイソンとジュリエット。
ステファニーはゲイツが襲われる前に遭っていた女性で彼女を
殺したヤツを捕まえれば全ては明らかになるだろうとケインは
語る。
カリフォルニア州・ロサンゼルス。
ボスに合流するヨニは報告する。シアトルは警察に踏み込まれて
アヴィが亡くなったこと。アヴィはボスのカワイイ甥っ子
だったとし、ボスは我々の麻薬の関与を知っているのは誰か
と問う。仲間のゲイツは逃げたが我々を知るジミーは捕まった
と語る。今留置場にいること。ボスは保釈させて殺せと命じる
中、それが無理ならば別の手段を使うようヨニに語る。
また甥っ子を殺した警察(ケイン)を始末するのだという。ゲイジ
にそれをやらせろと語る。
病院では辛うじて生き残ったゲイツが入院していた。
そんな彼の元にサラが尋ねる。ここのナースとは心が通じない
としてサラの来た事を歓迎する。ケインから質問があるとすると、
あなたの情報提供者の捜査官は誰なのかということ。情報源
は絶対に明かせないというゲイツはバレたら首になるという。
しかしサラは彼女はもう気にしないはずだとして遺体で発見
されたステファニーの写真を見せる。彼女とはパトロール中に
知り合ったとし、DEAが尾行していた車を俺が駐めたことがあっ
たことがきっかけで話をするようになり、とても気が有ったのだと
いう。彼女の事が好きだったとすると、何時殺害されたのかと
問う。2日前だというと俺が襲われた日だという。彼女があんた
を罠にかけたということはないのかと問うと、あんな良い子は
居ないと告げる。
サラはオフィスに戻るので話したくなったら電話するよう告げる。
メイソンはケインの元へ。
グレーブスからこんなものが届いているという。ケインはこんな
ものに変わっている暇はないとするが、グレーブス保安官から
直接電話が鳴る。ケインは三件の殺人事件を抱えているとする
が、撮影スタッフの警護をする様告げる。市議会がうるさいの
だと告げ、彼らはハーモニーの現状を撮影したがっているのだと
いうが・・・
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DEAの女性捜査官・ステファニーが殺害され発見される。
DEA捜査官ほどの人物が容易に殺されたことに違和感を覚える
中、至近距離から殺害されていることから顔見知りの犯行を疑って
いく。さらにステファニーは先日襲撃された臨時のSIUのメンバー
のゲイツの情報の取引を行っていた人物であり、どういうこと
なのかを問い詰めていく。
更に麻薬の流れを知っていてシアトルの郡刑務所に収監されて
いたピーターの息子のトミーが殺害されたことで、口封じに殺害
されたことを知る。
前回の外部からの麻薬組織の流れの続編・解決エピソード。
何処かで捜査官が繋がって居ると思っていたし、それがどの人物に
該当するのかというところに問題が集中していくけど、ジャックという
DEA捜査官の男性が都合良く出てきたことで、その人物が全ての
元凶として扱われることになった。
ジャックはケインの友人だったことを考えると、ケインの友人を
見る目の無さというところに繋がってしまうし、ちょっぴり違和感
は有ったな。
ゲイツの暴走がどの程度問題にされるのかなと思ったけど、大して
問題にされず、制服を渡すということからもまた制服警官への
後戻りか。
ドラマではへんなハリウッドの撮影隊がきた。
ハーモニーのような場所など全米至るところに有りそうな気がするけど、
取りあえず60年前にハーモニー地区は捕虜収容所が閉鎖された場所だ
ということで、歴史的には重要な意味合いが有るのかな。
ただドラマとして見ると、個々のエピソードに対する人員配備を
混乱させるためばかりに出てきた感じがするし、よそ者が容易に
足を踏み入れるような場所ではないことを示した感じだった。
ここにいる日本人定住者のことが引き合いに出されたけど、この
ドラマで日本風の名残は有っても日本人って一人も出てこない。まぁ
そんな捕虜収容所が有った場所に日本人が住むとも思えないしね。
逮捕歴からゾロとの関係を調べていく。
更に前回のエピソードの中でゲイツを襲ったワッサーマンがネバダで
何らかの罪状で服役されているということを口にしていたので
それを調べることになる。
ワッサーマンに面会していたのはゾロであり、二人が従兄弟同士
で有ったこと。二人の捜査官(ステファニーとゾロ)の報告書の違い
を見抜いたサラの優秀さは示した格好だった。
ゾロは大金が口座に振り込まれていたが、ゾロは殺害され、
殺害したのは売人の仕業なのかが問われるも、現役のDEA捜査官を
襲うのはどう考えても変だということで疑う。
またメイソンからコンテナヤードで待つというメールがケインに
届くが、ケインはメイソンから連絡が有るのであればメールではなく
電話であるハズだと踏んで、彼に何らかの事態が起きていることを
悟る。
ケインのことを狙っているヨニや麻薬組織がある中で、狙撃された
ら終わりだなと思っていたけど、このメールの件で状況は逆に
好転した感じ。
冒頭ではメイソンが拉致され殺されてしまうのではないかという
思いも有ったけど、人質に取られただけで特に問題は無かった。
しかし彼は肺に疾患を抱えているので、ちょっぴり大変そうだったね。
周りの人たちはどれだけそんなメイソンが抱えている疾患の事実
を理解しているのか。
ユニが逮捕されたことでジャックを何年も雇っていたとする自供が
取られて万事休す。
ラストはまたケインの謎の恋人シンシア登場。
イライジャ・ケイン (Steven Seagal) SIU(特別捜査隊)の隊長
サラ・モントゴメリー (Sarah Lind) 東部から来た刑事、シアトル警察
ジュリエット・サンダース (Meghan Ory) シアトル警察特別捜査隊
ランドン・ラドナー (Warren Christie) シアトル警察特別捜査隊
アンドレ・メイソン (William ‘Big Sleeps’ Stewart) シアトル警察特別捜査隊
グレーブス (Adrian Hough) 保安官、ケインのボス
ジョーダン・スパークス (Elizabeth Thai) 鑑識
ブラッド・ゲイツ (Kyle Cassie) シアトル警察
ヒロ (Alex Mallari Jr.) ケインを崇拝、更生した男
ヨニ (Darcy Laurie) ボスの部下・殺し屋
サヴォン (Byron Mann) ハリウッドの撮影監督
ハリム (James Kidnie) 殺し屋
ステファニー (Monica Mustelier) DEA 捜査官
ヴィクター・ゾロ (Robert Moloney) DEA Agent
ジャック・スモールズ (Peter Graham-Gaudreau) DEA Agent
マシュー (Luke Camilleri) ハリウッドの撮影
— (Barry Nerling) Cut Man
シンシア・チェイス (Anna Van Hooft) ケインの彼女
— (Lance Gibson) Sparring Partner
ノーム (Dario Delacio)
— (Fraser Aitcheson) Large Thug
— (Kirk Jaques) Trustee