第2話(15) 沈黙の団結 The Untouchables
監督/Keoni Waxman 脚本/Keoni Waxman
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トーマスはカルジックの部下から拷問を受ける。
俺は知っていることは全部話したとするが、俺たちの仲間から
1万ドルも受け取ってケインに喋っただろうという。トーマス
はステファンから一万を受け取り、ケインに有る女(アナ)の
名前を出せと言われただけだという。
しかしお前がケインやサラと逢っていることはばれていると
し、ステファンがボスに雇われていることをバラしたことも
知っているぞと脅される。ケインは何処に居るのか?とするが、
俺は嘘なんてついていないという。そのトーマスは走行中の
車から放り出される。
ケインはカステロに電話すると、久しぶりだとして挨拶する。
近々家族でピクニックに行くので上等のものを揃えたいのだ
という。ケインは工作員で経歴不詳のカステロと逢う。
二人はまた逢えるとは思わなかったとする中、ケインは新しい
チームを作りたいのだという。動きの早い人物を6人ほど必要
なので10人から15人の候補者を揃えて欲しいと頼む。
性格がよく、忠実で経験豊富なヤツで専属チームに入ってもらい
あらゆる任務に当たってもらいたいのだという。
P・アサートンとE・トレントはイラクとアフガンに従軍している
とし非武装地での経験はないがお薦めだという。訓練用の弾丸
で突入テストをしようとし、書類だけでは実力は分からないと
いう。しかしケインの居る屋敷への侵入テストをするが、
ケインによってあっさりと撃たれてしまう。
次はK・シェーンとL・フー、共にイラクとアフガンの従軍経験
のある人物で一年半前に民間に写った人物で、今はセレブの
ボディガードをしているという。しかしその人物も突入テストで
「死んだぞ」というケイン。突入経験を学ぶべきだという。
そんな中、デルタフォースのM・シムズとネイビーシールのジョニー
ガルシアが居るが問題が有るという。共に特殊部隊出身で高度な
訓練を受けてやる気もあり国の為ならば人も殺す人物だが、
協調性が全く無いのだという。
3時きっかりに二人には民家に突入しろということでケインの
実践的テストを行う。シムズとガルシアは屋敷にやってくる中、
シムズが車を亡くしたことにガルシアは呆れる。ストリップ
バーで飲んで酔いつぶれていたら持って行かれたということ。
そんな中屋敷の中に入っていく。
用心深く敵の流れを掴む二人。入り口のところで射殺されること
なく、上手く屋敷の中に潜入。結局二階まで到達してケインに
撃たれる格好だったが、非常に良かったと誉める。入り口を選び
上下に分かれて安全を確認したこと。一人で先導し、一人が援護
した体系。広い範囲をくまなく確認していたこと。俺のテストに
クリアしたのは君たち二人だけだという。俺のチームに入ったら
団結してもらうとし、それがプロだという。出来ないと取り返しの
付かないことになると。カステロに対して二人を仲間にする様
手配して欲しいと頼む。カステロはたまには絨毯を買ってくれよ
とケインに語る。
ケインはフィンチの元に行くと、ステファンの衛星電話で何か
分かったかと問う。全部の電話がバンクーバーに繋がって居る
こと。相手はイーライ・コーエンという弁護士だという。
しかしケインはそこまでは分かっていることだとし、イーライ
に金を渡してニコライを殺した黒幕を知りたいという。
フィンチはダーコ・カラジック(39歳)かも知れない事を告げ、
彼はモンテネグロ出身で前科は相当たるものがあるという。
ケインはフィンチにいつもはどんな事をしているのかと尋ねると、
CIAの仕事をしているが個人的にマーカスからカラジックの仕事
を頼まれるという。私はアリゾナの先住民保留地で育ったこと。
シャドーウルフと呼ばれるものだと語ると、ケインはその存在
は知っているという。親には言えないことに足を突っ込み困って
いるところにマーカスに拾われたのだという。自由の身ではない
が刑務所よりはマシだとして手伝っているが、カラジックのこと
をマーカスには渡せない事情もあるという。彼を渡せば家に
戻されることになるからだという。
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ケインは警察を辞めて新たに悪者を退治する組織を結成する。
物資や資金でCIA工作員のマーカスから捻出してもらうことを
約束される中、SIUを襲撃した人物を探る為に使えそうな
メンバーをカステロに頼んで集めてもらう。その中でも、
シムズとガルシアはとても有能な人物だということで加える
ことになり、一連の事件のロジックを解いていく。
弁護士のイーライの背後にいたのはダーコ・カラジックではない
かとする中で、彼らはカナダのバンクーバーにいる事を知り、
邸宅を監視することになる。
舞台がアメリカからカナダに移動したということを見ると
予算の関係なのかということが先ずは念頭にあげられる。
今放送中の「Once Upon A Time」の街もカナダで撮影しているけど、
人件費の問題からカナダになることは多いね。
木曜日にこのドラマを見たので細かい内容を忘れてしまった。
どうしてもここのところ時間がないのと体調もイマイチ回復しない
ので、このドラマのレビューは後回しにしようかなと思っている
ところ。レビューはシーズン1だけにしようと思っていたけど、取り
あえずシーズン2への繋がりだけはどうなっているのか知りたかったので
書いてみた。時間が有ればレビューを書いていくことにします。
マーカスの中にも何か隠しているであろうことが有り、それぞれ
の思惑が渦巻いている感じ。
フィンチはマーカスに手伝う流れの中で解決すれば家に戻される
という事情が有り解決して欲しくはない流れが有ること。
マーカスがSIUが襲撃されることを知り助けなかった流れはナンなのか
の問題は有るけど、マーカスとしては、大物のカラジックを
捕まえることが第一で、大物逮捕の為に小さな犠牲はやむなしの
姿勢だったのか。SIUを監視していた流れはCIAのマーカスたち
だったようで、この辺の事情は明らかにされていた。
2人の新しい部下たちに関してはまだまだなんとも言えない。
協調性はないとしているけど、そうは見えなかった。
イライジャ・ケイン (Steven Seagal) 隊長
サラ・モントゴメリー (Sarah Lind) 東部から来た刑事、シアトル警察
ジョニー・ガルシア (Jesse Hutch) 捜査官
シムズ (Lochlyn Munro) 捜査官
マーカス・ミッチェル (Adrian Holmes) CIA工作員
ジェシカ・フィンチ (Tanaya Beatty) ハッカー
— (Fraser Aitcheson) Well Dressed Thug
— (Paul Lazenby) Well Dressed Thug
— (Andre Tricoteux) Well Dressed Thug
— (Maja Aro) Bartender
— (Mike Ching) Chinese Thug
— (Bruce Crawford) Swat
ミラン・サリク (Mike Dopud) カジラックの部下
メイ (Lily Gao) 中国人・人身売買
ダーコ・カルジック (Mackenzie Gray) 39歳、モンテネグロのカルテル
アーノン・グロスマン (Peter Kent) 臓器売買
カステロ (Ty Olsson) ケインのかつての仲間、工作員
キャシー (Ecstasia Sanders) メイソンの妻
エドワード”エディ”・ゴーゴル (Zak Santiago) マーカスの情報屋
リー (Rorelee Tio) メイの妹
Dr.ジー (Ian Tracey) 臓器摘出
トーマス (Ben Cotton) 情報屋
— (Kathrina Moehlman) Slave girl