ホワイトカラー White Collar シーズン4 第14話 夢見る泥棒 Shoot the Moon

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第14話 夢見る泥棒 Shoot the Moon

脚本/Matthew Negrete、Bob DeRosa 監督/Russell Lee Fine
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ニールはサラから相談を受ける。
ニールはセキュリティが万全な場所なんて地球上にはないと
語る。サラは保険員としてイベントで展示される高額の保険の
かけられたあるものを見に来る。そこで施設が万全のセキュリ
ティかどうかをニールに精査してもらっていた。
どんなイベントなのかと問うニールに、明日マリー・アントワ
ネットの香水にヒントを得た新しい恋水の発売記念のパーティー
が有るのだという。「ギロチン」のことを口にするニールに対して
「お菓子の臭いがするのか」と聞くのかと思ったというサラ。
サラによると実際に使っていた香水のアトマイザーが展示され
てそれがウチの保険に入っているのだという。パーティーは
誰と行くのかというニール。私たちは友達で居ようと決めたで
しょというサラは「Amis Amants」というフランス語を語り、
“友達であり恋人だ”と語る。ニールはデランシーの件で助けて
くれたお礼がしたいのだという。

一方エリザベスとピーターは久しぶりの休暇の為にピーターが
彼女の為にサプライズの旅行を計画していた。エリザベスは
何処に行くのか知りたくて色々と質問をしていく。
5つ星のレストランなのか?それとも海岸でバーベキューなのか?
2日間の旅行に重いカバンを持っていくのも嫌でしょという
エリザベスに対してピーターは腕力はあると語る。エリザベス
は香水のイベント会場に立ち寄りたい事を語る。

そんな中ジョーンズがピーターのもとにやってくる。
エレンの納税申告書で、ダイアナの知り合いが国税丁にいる
ので突き止めてもらったとのこと。エレンはエンパイアステート
ビルに証拠を隠していたであろうこと。ニューヨークに戻り
最初に勤めた会社は「グリフィン・ムーア」という警備会社で
元刑事にとっては最適な職場だろうという。エンパイアステー
トビルの企業の警備もしていること。ピーターはニールがその
企業に気づくのをまとうとし、それまではジョーンズとダイアナ
でニールを見張っていて欲しいと語る。

サラはニールを会場に連れて行く。
するとそこでピーターとエリザベスとばったり逢う。
エリザベスがしていたピアスに注目が集まると、彼女は祖母の
形見のエメラルドのピアスだという。ピーターはニールに対して
サラとは元通りの関係になったのか?と問う。くれぐれも休暇中
は誰かが居なくなった時以外は電話しないでくれという。
そんなピーターの元にホテル・ラスティ・イーグレットから電話
が鳴る。

そんな中出発しようとしていたピーターはドッグシッターが
キャンセルしてきたとし、バーマンもまたサッチモを預かること
が出来ないという。ニールはそれならばサッチモをボクが預かる
と語る。花壇の合い鍵を使って開けるから大丈夫だというニール。

ニールはサラと共に会場の防犯システムのチェックをしていた。
広範囲を見られるし明るさも申し分がないというニール。
そんな中二人組の強盗が会場にやってくる。オズボーンとペニー
の二人は銃を手にして香水を持っていこうとする。
サラは被害者が出る前に自らが香水のセキュリティをハズして彼
らに渡す。
二人は外に出ると、ピーターの乗ってきた車をジャックする。
携帯は取り上げられた為に、エリザベスは咄嗟にイヤリングを
現場に落として行く。

ピーターたちが連れてこられたのは元変電所だった場所だった。
週末旅行に出かけるところだったというピーターたち。
持ち物を調べられると二人の住所がウォーレン・ストリート・コブル
ヒルのバーク夫婦だということを知られる。ピーターはただでさえ
大事件をしているのに誘拐すると余計に重罪になることを語る。
「LAW & ORDER」を見過ぎだろうと言われる。

その頃、サラとニールはこの事件を通報すると、FBIのダイアナ
たちが事件捜査を担当することになる。まるでボニー&クライド
みたいだったというサラ。犯人の一人はネイト・オズボーンで、
警官への暴行で懲役15年の刑期になっているという。先週刑務所
から脱獄しているとし、共犯の女性は判明しておらず、現場には
車を残して行っているという。二日前にも同じ手口でジョー・ディ
マジオがマリリン・モンローに贈った結婚指輪が盗まれている
こと。警備員の銃に女性の指紋が残っているが犯歴がないので
女性の身元はわからなかった。銃はシャンパンクーラーの中に
置いて行ったというダイアナ。

ピーターはエリザベスさえ逃がすことが出来れば、2人はまだ若い
のでどうにか対応出来そうだという。ただし、相手は”ヤサ”とか
“タタキ”という言葉を使っているので初犯ではないのかも知れない
というピーター。彼女の方は随分落ち着いていることを告げる。
犯人の一人、オズボーンは買い物に出てくるというので、
エリザベスはここに暫く滞在するようならば着替えが欲しいと
要求する。
居なくなった後、エリザベスはペニーに対して夫婦なのかとして
問う。愛に形は必要ないという彼女は結婚はしていない事を告げ、
彼は凄く良い人で心が広いのだという。彼は捕まったが悪くない
のだとし、唆されて車のパーツを盗んだだけなんだという。彼は
初犯だが、警察が来た際に盗んだ車のバッテリーを渡そうとして
うっかりそれを落としてしまったのだという。警察の足に当たり、
それが警察の暴行だとして刑に処せられたのだという。
ピーターは君の手助けで彼は脱走したのかと問う。
一方ホテルからピーターの自宅に電話が鳴り、予約の時間になっても
来ないので電話したと留守録に入るのだった。
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ピーターは久しぶりの骨休め。妻のエリザベスに普段心配を掛けて
いることも有って、ピーターは2泊のサプライズの旅行を計画する。
ニールたちのことはジョーンズらに任せて、余程のことがない限り
は連絡をしてくるなとして旅行に出かける。
エリザベスは旅行の前にマリー・アントワネットの香水を
モチーフとした新作の香水の展示会に立ち寄って欲しいと頼む。
そんな状況の中、警察官を暴行した罪で捕まったネイトは、不当に
刑が重くなったとして脱獄し、受刑者時代から手紙を通してやり
とりしている女性・ペニーとその香水を狙って強盗に押し入る。
そして逃走する際にピーターとエリザベスの乗った車をカージャック
することになる。

サブタイトルからすると、「夢見るシャンソン人形」を彷彿とさせるネタ。

「ロマンチック」がテーマとして三者三様のエピソードが描かれた。

・ピーターとエリザベスの休暇の過ごし方。
・ニールとサラの関係の模索
・今回の犯人であるネイトとペニーの「俺たちに明日はない」的
ボニー&クライド物語

ピーターがまた慣れないことをしたものだから、変なロマンチスト
まがいの強盗との出会いが生まれてしまったという感じか。

どちらかというと、今回の主人公の行動そのものは若さも有って
ジェームズ・ディーンに見るイメージを踏襲したような感じにも
思えるけど、正直これだけの大騒ぎを起こして置いて、ただごと
では済まされないよなぁという感じだった。
最後にピーターたちが自暴自棄になり人生の幕を閉じようとして
いるカップルに対して、
「お互い愛し合っているならば二人で一秒一秒生きるんだ。
何事にも負けるな。」として投降を呼びかけていたけど、
ちょっと説得力が意味がないほどのことをカップルは好き勝手にし
過ぎた感じしかない。元々の刑そのものが不当だったことと、一連
の事件に対して人を殺していないことと、空砲の銃を持って
いたというところは唯一情状酌量の余地が有りそうだけど。

年齢差も有ってか、ピーターとエリザベスが彼らの行動に対して
経験から示唆する面も多く、かつてエリザベスたちも人質事件の
当事者になっていることからも、落ち着いた対応をしていた。
二人のことを見て可愛く見えるとするエリザベスに対して
ストックホルム症候群ではないか?というピーター。
勿論拉致事件に慣れることはないのだろうけど、エリザベスが語る様に、
「自分たちの人生は退屈なんかではない。毎朝、夫を送り出す
度にもう戻って来ないかもしれないと思ってしまう」として
気持ちを吐露している所も有ったので覚悟が出来ているところは
有りそうだし、夫の捜査官としての腕を信じているところも有る
のだろう。

二人の息もピッタリ。
サラとニールの息もピッタリだった。
サラは初めてニールが物を盗むところを見たとして、ちょっと
新鮮な感じで眺めていた様だけど、サラの心理的状況を垣間見ると
今回の強盗カップルに見る犯罪的・逃避行的状況の中にも惹かれる
一面が有るのかな。サラもまた人命を優先する為に、自ら香水の
セキュリティを壊して渡す姿が有ったね。
昔からの定番のセリフの中には「君のハートを盗む」という
ベタなものがあるけど、盗み盗まれるという行動の中には、
深層心理の中で人を引きつける何かがあるのか。

またエリザベスとピーターの息もピッタリで、色々とあうんの呼吸
でピンチを乗り越える姿が有ったけど、それぞれの行動にどれだけ
効果的なものが有ったのかは少々説得力は無かったかも。

ピーターを年寄り扱いされることはよく有るけど、ピーターと
エリザベスが年齢差が有るので、教師と教え子だろう?みたいな
言い方をされるところが笑えた。
ピーター役のTim DeKayは1963年6月12日、エリザベス役の
Tiffani Thiessenは、1974年1月23日生まれなので、現実的には
9歳の年齢さが有るのか。

また今回の行動を通して、改めてピーターとエリザベスが嘘偽りの
ない関係になるべく、秘密にしていたことを語り合う。
エリザベスがニールに頼んでピーターに嘘をついてもらったこと。
エレンの鍵の件でピーターを巻き込まないようにニールの方から
嘘を付かせていた。これが発端で夫婦にひびが入るのかなと思った
けど、思った程大きな事態にならなくて良かった。ピーターもまた
ニールやエリザベスに内緒でニールの一件にサポートしていたこと
も語る。
サッチモのシッターが急遽ダメになったという時には不自然な感じ
がするなと思ったけど、ニールがピーターの家にまでサッチモを
迎えに行くという際には、エレンの資料を見せる意図が有るのかな
という想像はある程度出来る流れが有った。

ジョーンズとダイアナはあんまり目立たなかったね。

エレンの件では、取りあえずニールやモジーもエンパイアステートビル
との関連が見つかった。エレンが勤務していたグリフィンムーアと
いう警備会社の流れからして50階に何かを隠しているのかな。
因みにエンパイアステートビルは全102階建てのようだ。
ニールが逃避行をしている際には、エンパイアステートビルを何度も
書いているシーンが有ったよね。

■使用された曲

■検索用キーワード

・「月刊 受刑者」
・受刑者に恋する女性はプリズンガール
・ジャイエのエシュゾー
・ダイアンフォンファステンバーグのビンテージドレス
・イギリスも島 逃げる訳じゃない
・エリザベスはフープ型のピアスをしていた 会場でエメラルドのピアスが見つかった
・「雲の上」 ケネディ宇宙センターに行った事が有る
・NY科学ホール アポロ17号 月の石
・1967年国連宇宙条約

ニール・キャフリー (Matt Bomer) 天才詐欺師
ピーター・バーク (Tim DeKay) FBI知能犯専門チームの捜査官
モジー (Willie Garson) ニールの友人、犯罪者社会との深いコネ
ダイアナ・バリガン (Marsha Thomason) FBIピーターの部下
エリザベス・バーク (Tiffani Thiessen) ピーターの妻
クリントン・ジョーンズ (Sharif Atkins) FBI ホワイト・カラー・ユニット
ジューン・エリントン (Diahann Carroll) ニールのアパートの大家

サラ・エリス (Hilarie Burton) 保険会社、ロンドン支社長候補に

ネイト・オズボーン (Jackson Rathbone) 警官への暴行で服役
ペニー・チェイス (Jessica McNamee) ロマンス小説・出版社
— (Timothy Adams) Museum Guard
シンプソン () FBI捜査官
フォスター () FBI捜査官

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