スキャンダル 託された秘密 Scandal シーズン2 第17話 身代金 Snake in the Garden

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第17話 身代金 Snake in the Garden

脚本/Raamla Mohamed 監督/Ron Underwood
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【前回までのあらすじ】
デビッドは何者かに尾行されていて、ミラーに車が写り背後
から足音が聞こえるが振り返るといないという。
オリヴィアは、ウェンディを殺した人物が内通者であり、その
内通者がアメリカ人諜報員の名をテロリストに流したのだと
してクインとハックは報告。オリヴィアはジェイクに対して
匿名の提供者からということで、その事実を関係機関に知らせ
て欲しいと頼む。その情報を受けてフィッツはカシュファルで
の人質奪還作戦を成功させる。メリーは週に3度も夜に面会
している人物がいるとして気が付く。当初はオリヴィアから
思っていた。CIA長官のオズボーンからフィッツは内通者がいる
ことを聞かされ、CIAを調べたがクリーンだと報告を受ける。
クインとハックはそんなオズボーンのことを監視していた。

【ストーリー】
サイラスはチャーリーに対して、ジェイク・バラードのこと
を調べるよう告げる。統合参謀本部に勤める海軍情報部の将校
だという。

一方フィッツはジェイクに対してカシュファルの人質の情報
をFAXしてきた人物の新たな情報はないのかと問う。まだ内通者
の存在が明らかになっていないこと。信用出来る人間が欲しいの
だという。フィッツはジェイクに対してこの件で上手く行けば
正式に君のポストを用意すると約束する。

デビッドは帰宅すると室内が荒らされていることに気が付く。
しかもまだ部屋を捜索しているものが室内にいることを知り
急いでソファーの影に隠れて、その場から立ち去るのを見守る。

クインはハックと共にオズボーンを尾行する中で、ハックに
対して”あの家族”(ベッキーに殺された)のことを考えていたが、
別の家族を捜したらどうかと言われる。ハックはクインに対し
て車間距離は30m開けろと指示。オズボーンを尾行して一週間
一度も情報のやりとりをしていないこと。あれからクリーニング
店にも一度も行った形跡はなかった。しかし明らかにおかしい
行動を取って普段とは違うルートを走行していることを語ると、
ハックは尾行がバレたと語る。この先に有るのはオリヴィアの
自宅だとして、すぐにハックはオリヴィアにオズボーンが向かった
ことを語る。

オズボーンはオリヴィアの自宅に乗り込むと、一体誰に尾行
させたのか?と問い、誰に雇われているのか?と質問される。
私は君のファイルを持っているとし脅しをかけてくる。
ジェイクはこのことを遠隔地から監視していたが、突然監視カメ
ラが写らず途中で切れてしまう。
オリヴィアはオズボーンに対して一歩も引かずに、私の依頼人の
ウチ半分はあなたよりも稼ぎが良い人であり、みんな私の為ならば
喜んでお節介してくれる人たちだとし、今すぐ部屋から出て行った
方が良いと警告する。オズボーンはこれで終わったと思うなと
して出て行く中、ハックがオリヴィアの元に到着し、無事を確認
する。

翌朝、デビッドがオリヴィアの事務所のソファーで寝ていること
を知る。夕べ彼の部屋を漁っていたものがいるらしいので、
ここに居れば安全だとしているようだという。それをしたのは
オズボーンなのか?と問われるが、オリヴィアは夕べ彼は私を
脅しに来たと語る。この一件は当面手を引こうとし、証拠も無しに
CIA長官と戦うのは無理だという。しかもちょうど新しい依頼人が
来る事になっているという。

なんと依頼人としてやってきたのはホリス・ドイルとホリスの4人目
の元妻のデボラ・クラークソンだった。
ホリスはクインに対して、「コーヒーを淹れてくれ、原油くらいに
濃いものに君みたいな甘い砂糖を3つだ」という。
デボラによると娘のメイベルが誘拐され、要求額は2千万ドルだ
という。送られてきたというVTRをみんなで見る。
そこにはメイベルが自ら誘拐犯に脅されているとして、犯人の
言うとおりにして欲しいという。この口座に2千万ドルを振り込んで
くれないともう会えなくなるというメイベル。警察にも決して言わ
ないで欲しいとのこと。メイベルは恐いとしウチに帰りたいと
訴える。
ホリスはそれを見ても演劇学校にいかせただけのことは有るとして
VTRを見終わった後に拍手する。6年間も映画学校・演劇クラスなど
に通わせたとし、夕べこのメールが来たときにはお笑いしたという。
デボラは12時間も放置していたのかとして信じられないと激怒する。

誘拐されたのはメイベル・ドイル(25歳)、8人兄弟の末っ子。
ホリスの4人目の妻の子で、母は大物の起業家で雑誌の表紙を
飾っているデボラ・クラークソンだった。メイベルはコカインとス
ピード中毒で相続人から外されたのでこうでもしないと金を
むしり取れないと思ったのだろうとホリスは語る。更生施設には
5回も入れたが途中で抜けだしている事を告げ、誘拐は偽装だという。
メイベルはずっとオレの金を搾り取ってきたことを告げる。
ジョージタウン大でカンニングをして退学。父親はこれ以上の
トラブルからは遠ざけようとして彼女にペントハウスを買い与えた
が、役立たずのボンボン、ジャスティン・ターナーと出会って、
二人は小切手偽造や車の盗難で捕まっているという。まるで
ヤク中のボニーとクライドだという。妻は5人いて、子供は8人
いるというホリスはこんな事で金を払えば、残りの金を子供たち
が奪いに来て、オレはバーガー店で働かねばならなくなると語る。
オリヴィアたちはホリスの態度を不快に思い、関係無いないって
顔をしないよう告げる。しかしホリスはオレだって娘を取り戻したい
が誘拐は作り話であり、身代金は払うつもりはないという。

クインはハリソンに対して何であんな悪党の依頼を受けるのか
と尋ねる。デビッドは一緒にインチキ選挙のした仲間だろうと
皮肉り、クリスチャンは悪党でも助けると告げる。ハリソン
はグラディエーター精神を口にする。

一方ハックとクインはメイベルから送られてきたVTRを見て何が
分かるかとハックはクインに尋ねる。倉庫みたいな場所で、
カーテンがあるので住宅用、日光の角度からスルト西向きの窓だ
と。ハックは目を閉じて聞いて見ろと語ると、地下鉄の音が聞こえ
る。地下鉄が地上を出る場所は数カ所と限られているので絞れる
という。地図を出そうと。

デビッドはアビーの前で大抵この手のケースは元彼が犯人だと
嫌みをいう。元彼のジャスティンは出所後半年経つが行方不明だ
という。
ハリソンとアビーは、ジャスティンの家の室内を調べるが、ここに
いた形跡が無いが、争った形跡が有るという。

一方メリーはサイラスに対して彼は毎晩軍人と密会していること
を語る。私たちが耕した庭に入り込んできていることを告げる。
しかしサイラスはまだ何も分かっていないと語る。
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オハイオ州・ディファイアンスでの選挙選に於ける不正投票から
フィッツ政権は大きく変貌し始める。フィッツは毎晩酒を飲み、
メリーやオリヴィア、サイラスらを完全に政権・政策への関与
から遠ざけていた。しかしフィッツはジェイクに個人的
にジェイクにオリヴィアの監視を依頼する。そんな状況の中、
アメリカのCIA工作員はカシュファルでテロリストによって人質
として捕らわれてしまう。政権内部に内通者がいて、何者かが
諜報員の情報を流した結果、捕まってしまったのである。
それに関連してその情報を掴んでいたであろうウェンディが殺害
され、彼女の持っていたUSBメモリーにはトップシークレットの
情報を持っていた。その情報を元にして取りあえず人質奪還作戦
を行い成功するが、政権内部の内通者は依然として判明していな
かった。
一方その頃オリヴィアたちの事務所には、依頼人がやってくる。
なんとその相手はホリス・ドイルとその元妻のデボラだった。
二人の子供のメイベルが誘拐され、その要求額は2千万ドル。
しかしホリスはメイベルがこれまで散々悪行を働いてきたことを
受けて、これはメイベルの演技だとして一蹴する。本当に誘拐され
ている証拠が見つからない限りは金は払わないとする中、何者
かの耳が切られて送られてくるのだった。

段々とドラマではディファイアンスの件は忘れられつつ有りそうな
感じ。オリヴィアに対する嫌悪感も少しずつ解けて来ている。
それもこれも一番の被害者であるデビッドとかクインが限りなく
この件でのことから抜けだしつつ有り現状を目の辺りにしている
からなのだろうか。
デビッドに至ってはディファイアンスの件をジョークで昇華出来る
状況になっているし、デビッドに迫る危機に対して、一番頼りに
しているのはやはりオリヴィアたちであり、ちゃっかり彼女らの
オフィスで寝泊まりしている光景を見ると、憎めないところで
ドラマが周り始めている。当事者のクインもこれまでハックに散々
嫌みを語っていたけど、気が付くと相棒みたくなっていて、ハック
からは色々と学ぼうとしているところが有る。
当然全てのことが解決している訳でもなく、クインが父親の誕生日
に電話して見たところで、まるで無視されている現状を見ると、
何時かそれが誤解だとして和解する日が来るのか気になる。
ハックから教わっているスキルが、オリヴィアとかハック自身に
向かなければ良いなとは思って見守っているけどね。

今回は子育てを巡り、家族とか親子関係などが抽出されたエピソ
ードだった。家庭よりも仕事を優先してきた家庭の子供たちが、
どのような大人に育つのか。子供に愛情を注いできたハズのフィッツ
も結局今回のラストでは変わってしまった人物として取り上げられ、
子供からの愛情が離れていく様子が描かれる。当初はメリーの説明
だったので、子供達がフィッツから離れた/遭いたくないと言って
いるというセリフ自体が嘘くさく感じられたけど、今のフィッツ
は、彼がもっとも嫌っていた父・ジェリーだと言われ、フィッツも
視聴者共々気づかされるところが大きかった。

フィッツが自制心を失った発端はディファイアンスかも知れないが、
実際には、グラント家のDNAが流れていることも事実。
「BONES」のブースが酒飲みで暴力的だった父になることを恐れて
いたり、「CSI:科学捜査班」のラングストンが暴力者となる素因
であるMAOAのDNAを持っていることに恐れている様にして、自分の
中にある親から受け継いだDNAとか親の影に悩まされ、反面教師
にした結果、結局は元の木阿弥でしかないというところに帰着して
いくところは切ない物がある。

そんな事情を踏襲しつつ、ホリスの件の依頼に於いても同様にして
こんな父親が有れば、こんな子供が出来上がるとばかりに、
金に執着するその姿勢には常軌を逸しているけれど、これがドイル
家に於ける宿命であり、実情なんだろうね。

この流れ、実際にはオリヴィアの流れにも繋がっていきそうな
気配はプンプンしている。
オリヴィアがホリスの件を解決した際に、メイベルに語った言葉
がそんな事実を裏付けているかのようだ。

「あなたは哀れな甘ったれだ。何が不満か?パパの残業?ママがダンス
の発表会に来てくれないこと?矯正施設に何度も入れられたこと?
愛情を金で買おうとしたことか?くだらない口実にしがみついていよ
う、あなたに同情してくれる人は居ない。しかしその気になれば
再出発出来る。普通ならばあり得ないこと。あなたは恵まれている。
それほ断るならば我が儘な甘ったれ処じゃない、大馬鹿だ。」

ジェイクに接触しているローワン・ポープは恐らく名前からして
オリヴィアの父親なんだろうけど、この繋がりは海軍時代の上司と
部下みたいな関係にあるのかな。
サイラスがチャーリーに色々と調べさせている中で、フィッツが
イラク時代に湾岸戦争末期の91年に起こした【レミントン作戦】
というキーワードが新たに浮上してきた。フィッツが乗った飛行機が
イランの山間部に墜落した際の救出作戦だったみたいだけど、その
過程で特殊部隊やブラックホークによる村の大量殺戮が有った問題
と何か関係している感じ。
サイラスとしては、「公表できないことをした」「英雄的行為でも
自叙伝にはかけないことをした」として、自分達のした不正投票の
件を無効化し、フィッツだって人には言えないことをしている事実
を認識させる。
「事の善悪を決めるのは私たちではなく歴史。歴史こそが英雄か
悪党かの審判を決める。我々はただの演技者に過ぎない。」
しかしそんなサイラスのことを信用出来るはずもなく、結局は
腹心としてフィッツが添えるのはジェイクであるようだ。

そんな「演技者」繋がりとして、今回は演技を学ぶメイベルの迫真
さを越えて猟奇に満ちた行動による騒動が繰り広げられた。
ホリスは動画メールが来た瞬間にこれは演技だとして、演技学校に
通わせただけのことが有るみたいに語っていた。強がっていたのか
どうかは分からないけど、ホリスという人物がこれので成長する過程
で受けた世間からの風当たりに対する強さはこんな娘の小芝居など
取るに足らないものだと感じたのかも知れない。

どんなに恨み有っていても根っこでは親子の絆とは血のつながりが
優先されるものだろうとして見ている視聴者の虚を突く展開が
とても面白く描かれ、あのホリスでさえも誘拐された娘に対する
複雑な感情を露わにしていて、自分の殺害を指示したホリスに対する
クインとの会話もまた興味深さが有ったのだけど、結局ホリスの
娘は親子の絆よりも金を選んでしまった。
演技学校に通っているので耳は特殊メイクによるもので、狂言誘拐
だろうとずっと思っていたけど、自分の耳を切り取る行動の中には
まさに、「父親の言葉など聞く耳持たない」とする意思の表れが
有ったのかも知れない。

そんなメイベルを演じたAndrea Bowenは、「デスパレートな妻たち」
で主人公スーザンの娘・ジュリー・メイヤー役を演じていた。
デスパの時にも年上の大学教授と妊娠して出産するという大胆さは
有ったけど、凄い役周りだったね。

ホリスの娘が誘拐されたと聞いたサイラスの嬉しそうなこと。
「報いだ」「天の采配ってヤツだ」と。

ジェイクの動きがまた不気味になってきた。
オリヴィアに対する監視活動の中で紳士的振る舞いをしていたのか
と思ったけど、実はジェイクの監視活動は、フィッツからの命だけ
でなく、ローワンからの指示も出ているのかな。

オズボーンがオリヴィアの元を尋ねた際に、ジェイクが監視していた
カメラ映像が遮断されたけど、オズボーン周りの人物が妨害電波
を出したということなのか?
そろそろオリヴィア自身、家のセキュリティを何とかして欲しい
気がする。ハックが気が付いても良さそうなもの。
その辺はタイミングを見て気が付いていくのかな。

オリヴィアの恋人の存在と、サイラスの懸念すべき相手が同一人物
で「あなたの知らない人」繋がり感もまたなんとも言えなかったね。
「お互い知っている人」として繋がる時がパズルのピースが埋まる
時なのか。

それにしてもこのドラマ、各々のキャラクターに大抵1シーンは見せ場で
あるそれぞれの強い主張が盛り込まれるね。シーズン当初は、
サイラスとメリー、そしてオリヴィアだけだったのだけど、気が付くと
怪しいジェイクにしても、それ以外の人物も相手を説き伏せたり、
納得させたりする為に饒舌に語るなぁ。

●使用された曲

・Scandal End Theme
Composed by Chad Fischer
・Flashlight by Parliament

■検索用キーワード

オリヴィア・ポープ (Kerry Washington) フィクサー、”リヴィー”
ハリソン・ライト (Columbus Short) 弁護士
アビー・ウェラン (Darby Stanchfield) 調査担当
リンジー・ドワイヤー/クイン・パーキンス (Katie Lowes) 弁護士
ハック (Guillermo Diaz) 技術担当・元CIA

サイラス・ビーン (Jeff Perry) 大統領補佐官
フィッツジェラルド・グラント(Tony Goldwyn) 大統領
ディヴィッド・ローゼン (Joshua Malina) 連邦検事補 -> 弁護士へ
メリー・グラント (Bellamy Young) 大統領夫人、ジェリー、カレンの母

ジェイコブ”ジェイク”・バラード (Scott Foley) 統合参謀本部大佐
ホリス・ドイル (Gregg Henry) 石油王、政治家を操ろうとする
メイベル・ドイル (Andrea Bowen) ホリスの娘、誘拐される
チャーリー (George Newbern) 暗殺者
グレイデン・オズボーン (Kurt Fuller) 特殊部隊、CIA長官
デボラ・クラークソン (Melinda McGraw) ホリスの4番目の妻
ローレン・ウェルマン (Sharmila Devar) 大統領の秘書
ローワン・ポープ (Joe Morton) ジェイクと精通
トリクシー (Sonia Rockwell) ホリスの秘書
— (Diahnna Nicole Baxter) News Anchor
ジャスティン・ターナー (Kevin Changaris) 金持ちのボンボン、メイベルの元彼
— (G. Lane Hillman) 警官
デイヴ (Larry Justice) ハックたちが見守る父
— (Johnny Meyer) EMT worker
エミリー () デイヴの娘
ジェリーSr. () フィッツの父
カレン () フィッツの娘
ジェリー () フィッツの息子

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