CSI:科学捜査班 シーズン12 第12話 CSI全員招集 Willows in the Wind

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May 12, 2011
第12話 CSI全員招集 Willows in the Wind

脚本/Carol Mendelsohn、Don McGill
監督/Alec Smight
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ローラとマクエイド捜査官が移送中に殺害され、感情的にな
ったキャサリンは自宅へと戻されることになる。しかし自宅に
戻るとキャサリンは突然中庭から激しい銃弾を浴びる。
なんとか身を隠して銃を取り出すと、外に向かって発砲し外に
逃げる。たまたまモーテルで起きた殺人事件の臨場要請の現場
に行こうとしていたラッセルはキャサリンを車に乗せて逃走
する。しかしキャサリンは腹部から激しい出血をしていた。

ニックはオフィスでラッセルの姿を探すが居なかった。携帯
にも一応留守電を入れて、マークの会社からスイス銀行口座を
経由し暗殺団に金が流れた件でその手口を見つけたことを
報告しようとしていた。
ニックはサラに対してキャサリンの居場所を尋ねると、彼女は
2、3日は休暇を取るだろうことを帰化される。ローラがFBIに
移送中に殺害され、FBI捜査官のマクエイドも射殺されたことを
告げる。
そんな中、ニックの携帯に事件発生の電話が鳴る。
ジュピターとフェアウィック通りの角で起きた事件。サラは
サザンハイランズと言えばキャサリンが住む近所だとして、何か
嫌な予感がするという。
サラやニックはキャサリンの自宅へと調べに行くと、5.7mm弾
が落ちている事を知る。これはガブリエルが雇った暗殺団のもの
だとして、キャサリン邸を調べる。
取っ手ははキレイに拭き取られていて、エタノール臭がする所
はターナーの弁護士事務所と同じだという。色んなところに弾
が撃たれた跡が有り補正されていた。キャサリンの予備の銃も
無くなっている事を知る。
更にニックに電話が鳴ると、ラッセル主任の車が蜂の巣状態で
発見されたというものだった。

車を調べるグレッグは後部座席に大量の血痕が有る事を告げる。
ブラスはラッセルに電話するがまるで通じなかった。
負傷したキャサリンのことをラッセルが助けに行ったのだろうと
し、携帯電話を使うのは危険だと判断したのかもしれないとニック
は語る。車の有った現場近くにはキャサリンとラッセルの携帯電話
が落ちている事を知る。
ニックはレッカー車を要請するとGMCユーコンデナリ車をラボに運ぶ
よう告げる。ホッジスにはラボに戻り車を調べて欲しいと頼む。
モーガンに対してもニックは現場には来なくて良いのでグレッグと
共にキャサリン邸を調べて欲しいと頼む。ヘンリーにはキャサリン
の血痕がどうか調べて欲しいと告げる。

サラはラッセルの携帯からサラの辞職届けのメールが届いている
のを知る。俺たちに黙って辞める訳がないと語る。
ニックはブラスに対して無線や携帯は犯人によって盗聴されている
可能性が高いので使用せず連絡を取り合おうと語る。
アルはDBが現場にこないとして改めて電話をしていた。
そんなアルの元に突然発信者不明のメールが届き、「DB(デッドボデ
ィ)12号室」という知らせが入る。近くに居た刑事のミッチェル
にこの近くで他に遺体が出たのかと問うが、出ないという。

アルは12号室を尋ねてみるとそこにはキティという女性が宿泊
していた。するとキティは室内にキャサリンがいる事を語る。
アルは中に入るとキャサリンがベッドで寝ていてラッセルも居る
事を知る。暗殺団が狙っている為にキャサリンを病院に運ぶこと
が出来ずにいることを語る。

その頃ラスベガス署では、FBIのプラットが捜査に関する連絡を
一切知らされずに行動を起こしていることに対してブラスや
エクリーにクレームを入れる。しかし彼らはFBIに連絡すると
必ず命を落とすとし、君らの警護中にみんなが殺されているのだ
という。
そんな中ガブリエルが妻・ローラの遺体を見たいとして要求してきて
いるとの事だった。

モーガンとグレッグは血痕を見つける。
道路へと続いていて血だまりがあること。恐らくキャサリンの血
でありラッセルがその後車に乗せていったであろうことを告げる。
また土手の下の血痕も有り、キャサリンの血とは明らかに違って
いた。グレッグと共に血の跡を追うと、そこには遺体が転がって
いて、遺伝子操作されたスーパー昆虫が遺体を白骨化されていること
を知る。
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ローラとマクエイド捜査官が移送中に殺害され、感情的になる
キャサリンはラッセルから暫く現場から離れるよう言われる。
自宅に帰宅したキャサリンを待っていたのは、ローラたちを
襲う犯罪者集団で、強力な武器を持つセレステ社のガブリエルが
関与しているものだと見ていた。
偶然通りかかったラッセルはキャサリンを救出して、暗殺者の
手を逃れようとするが、キャサリンは腹部に被弾していて一刻も
早い処置が必要だった。しかし暗殺者は警察無線や携帯も傍受
しているであろうことを考えると、容易に警察や医療機関に連絡が
取れないとする事情も存在していた。

いよいよ19年間CSIで働いてきたキャサリン・ウィローズ最後の
エピソード。
当初はキャサリンがポールダンサーだというネタは定番だったけど、
ここ暫くは封印されていたかのような扱いだったのに、
最後に新人たち(ラッセル&モーガン)に対して、引き継ぎすべく
自分の過去をさらけ出して、ラスベガスを去っていくという
演出をしてみせた。その分だけ気の知れた仲間たちとの絡みが少なく
なってしまった感じは否めなかった。

キャサリンというとラスベガスというイメージが強いので、
この年になってこの土地を離れることへの違和感というのは存在
するかも。子育ても一段落してリンゼイとはなかなか連絡も付かない
けど、母親は近くに住んでいるみたいだし、気の知れた仲間が
近くに居るのに新たな居場所を求めて行くというのも相当勇気の
いることだと思う。

事件はプラット捜査官が内通者で、マークが首謀者だと思っていた
けど、完全に裏をかかされた感じ。マークは自分が行って来た阿漕な
金儲けの方法・非情な人物関係というのを、もっとも身近にいた妻に
されるというのも皮肉なものだったけど、ローラは全てをなげうって
もマクエイドとの関係を貫きたいと思ったのか。

ラッセルの機転の利いた行動によって上手いこと助かっていく展開
だったけど、警察に連絡が出来ない状況はちょっと異常な感じだった。
暗殺団がそれだけ圧倒する力を持っていたことになるけど、最後に
出てきたハードボイルドなコートの男が台詞を喋った瞬間イメージ
とは全く違うしゃべり方をしていたので思わずずっこけた(笑)

ラッセルが配っていた「釈放カード」っていうのが気になる。
UNOのWILDCARDをイチ警察が所持しているハズもなく、単なる連絡先
のかかれた名刺なのか?因みにラッセルのメアドは
「dbrussell@lvpdcsi.com」だった。

キャサリンが最後に逃げ込んだのは、自分がストリッパーとして
働いていた店だった。しかし既にその店も世代交代が進んでいて、
息子が経営していた。キャサリンはその店でゴルディロックスと
いう名で働いていたことが分かり、ジョー・タデーロ刑事と知り合った
ことでCSIへの道に進むことになったとしていたけど、このエピソード
自体は過去のエピソード(S2-17)の中でも語られている。タデーロ刑事
を演じていたのはBruce McGill。「リゾーリ&アイルズ」での
コーサック刑事役でもお馴染みの人だけど、CSIではキャサリンが
そんな恩師の犯罪を暴いていくというネタとして登場していた。

事件は複雑化の様相を呈してしまったけど、サラはオッカムのカミソリ
を口にしてもっとシンプルに物事を考えていくことを提案する。
同様のエピソードはS6-15でも起こり、グリッソムがこの案を提案して
上手いこと解決に導いていく流れが有った。

遺体の正体が暗殺団だったという辺りにも驚かされたし、スパイの
正体についても驚きだった。
遺体袋に入ってCSIに戻るというラッセルの案もまた面白いものが
有ったけどね。

ラッセルが爆睡しているヘンリーの名前を呼んでいたけど、
これがヘンリーの言っていた「あの人、名前を怒鳴って呼んでいる
様で恐い」と語る呼び声だったのね(笑)

しかしキャサリンが隠していた辞職願まで利用したりして、マクエイ
ドは凄腕の人でしたね。
マクエイドもキャサリンと同じくして、今までの立場を後輩のプラット
に譲ることになった人物だとされていたので、キャサリンとの間で
気持ちの共有が図られたのかも知れないけど、マクエイドが職場を
追われたのって女癖の悪さだったのかな。

・The WhoのWho Are You

・Van HalenのStay Frosty
・Van HalenのTattoo

D.B.ラッセル (Ted Danson) CSI主任
キャサリン・ウィロウズ (Marg Helgenberger) CSI(新主任->降格)
ニック・ストークス (George Eads) CSI ・ S12・昆虫学
サラ・サイドル (Jorja Fox) s10で復帰
グレッグ・サンダース (Eric Szmanda) CSI研究員
アル・ロビンス (Robert David Hall) CSI検死官
デビッド・ホッジス (Wallace Langham) CSI
デビッド・フィリップス (David Berman) CSI (眼鏡の方) 検死
モーガン・ブロディ (Elisabeth Harnois) L.A市警、SID、エクリー 娘
ジム・ブラス (Paul Guilfoyle) 刑事、警部
コンラッド・エクリー (Marc Vann) CSI上司
ミッチェル (Larry Mitchell) 刑事
ヘンリー・アンドリュース (Jon Wellner) DNA
マンディ・ウェブスター (Sheeri Rappaport) 指紋
シオマラ・ガルシア (Monique Gabriela Curnen) 銃器ラボ
サム・ベガ (Geoffrey Rivas) 捜査官
バルタン (Alex Carter) 捜査官
アンディ・エイカーズ (Larry Sullivan) 捜査官

ローラ・ガブリエル (Annabeth Gish) マークの妻、キャサリンの友人
マーク・ガブリエル (Titus Welliver) セレサスのCEO
マシュー・プラット (Matt Lauria) 捜査官
ヴィゴ・マクエイド (Grant Show) 捜査官
ポール・オブレクト (Jack Dimich) 54歳、ドイツ出身、コートの男
Miss キティ (Tangie Ambrose) キャサリンの知人、犯罪者
ジャックオリー (James Black) キティの知人、犯罪者
テッドJr.(Rodney Rowland) ストリップ劇場
— (Jess Allen) Bouncer

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