第4話 秘密 Friends with Benefits
監督/John Scott 脚本/Jenna Richman
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【前回までのあらすじ】
サヴィはハリーに対して私を選んだのは私が死ぬと思ったから
だとして、間違いを犯したのは私だけでなくあなたもだと語る。
しかしハリーはそんな話に耳を貸そうともしなかった。
トニはドミニクに対してオフィスで好意が有る事を告げ迫るが
ドミニクは自制心で彼女を断る。ルーシーはエイプリルに対して
ダニエルという人からメールが来ている事を告げる。
ジョスはカレンに対して最後にデートをしたのは何時なのかと
尋ねると、エイプリルの時のようにネットに登録してあげると
いう。ザックと言う男性がサヴィの家のオープンハウスにやって
くるが、彼は目的は家を買うことではなく君に会うことだと語る。
【ストーリー】
ザックがサヴィの家にやってくると、彼女は家はもう売れたこと
を語る。しかし家に興味が有るのではなく自分は君に会いに来た
のだと語る。話したいことがあるとのこと。自分の名前は
ザック・キルマーで事故の時に追突した相手だという。
カレンはジョスがネットに登録してくれたことも有り、ショーンと
いう男性とブラインドデートをする。彼はカレンを見てネット
のプロフの写真よりも綺麗だとすると、あなたは写真通りだと
語る。こういうのは初めてで要領が分からない事を語ると、
ショーンは自らをプロだと語る。コツは有るのかと問うと検索する
ことだという。君はニュースになっていたから・・と。死にかけた
ことに対して人生は走馬燈のように巡ったのか?と尋ねてくる男。
こういう話題は嫌だとするが、ショーンき気味悪く警察に拘束
されてトラウマになったりするのかと尋ねてくる。
ジョスはハリーの元に行くと新しく出来た名刺を渡す。
写真が大きく掲載されている名刺。ジョスはハリーの料理の腕
は最高だが、ホントの所、ハリーの顔目当てに女性客が付くと
語る。そんな中先日チャリティパーティーを企画し、ケータリング
をしたジャニーンがやってくると、小切手を持って来たことを語る。
パーティーは友達から今でも褒められるとして素晴らしかったとの
お褒めの言葉を受ける。ジョスは友達にも紹介して欲しいと頼む
と口コミは大事である事を語る。名刺が有れば配っておくと
し、今度また「白血病なんて蹴っ飛ばせ」というチャリティイベ
ントを行うのでそこで配るという。二人共参加したらどうかと
し、人脈が広がる事を語る。ただし一卓5千ドルのパーティーだ
った。ハリーはその金額に臆するが、ジョスは是非参加したい
事を語る。ジョスはハリーに対して人脈を広げるチャンスであり、
将来のために少しだけリスクを追うのだと語る。しかし少し処の
リスクではないとし、非常識なものだという。ジョスは全額私が
払う事を告げると、参加費だけで先日の仕事の君の取り分が
吹き飛ぶことを語る。私は捨て身でいくと語る。
ダニエルとエイプリルは娘が学校にいる間にセックスしていた。
ずっと逢いたがったとして愛し合う中、ジョスからの電話を
無視する。ルーシーが戻ったらあなたを追い出さないといけない
ので一分でも無駄にしたくないというエイプリル。心地良い繭
の中から出たくないという。ダニエルはいつも繭の中だとすると
一緒に居たいという。この関係を壊したくないというダニエルは
一つ学んだとしてあることを語る。根暗な芸術家らしく殻に
こもっていると一生繭の中でいることになり、外に有る何かに
大切なことに気づくことも出来ないのだという。それで君の友達
にも逢いたいとし、真剣に付き合いたいと語る。大切だからこそ君の
大切な人に逢いたいのだと。
ザックはサヴィに事件後のことはよく覚えて居ないのだという。
気が付いたら体中が痛くて病院で管に繋がれていたこと。
大腿骨が折れて椎骨が2本ダメになり金属のロッドを入れている
こと。幸い麻痺することはなく幸運だと言われたが、以前は建設
現場で働いていたが、ロットが入って居ると現場では働けない
こと。障害手当も週300ドルだけだという。リハビリで背中の筋肉
を鍛えられる事を告げ理学療法士に相談したらどうかという彼女に
オレが受けて居る保険では費用は出ないと語り出費はしたくない
という。暫くは恋人が世話してくれていたが、愛想をつかれた
とのこと。あの事故の関係で書類に記入する度に同じ名前を目に
するとし、サヴィのことだという。オレは事故のせいで人生が
様変わりしたが、それなのに相手のことがどんな人か知らないで
いること。君もオレと同じ思いをしたのかどうか知りたかったと
いう。サヴィは私も6回手術し半年間リハビリし家族や友達に
支えられた事を語る。助けを求めるのは身近な相手ほど辛いと。
サヴィはザックが逢いに来たという意図が図りかねるとして、金が
欲しいのかと問う。突然尋ねられて金とか保険の話をされたから
だとするが、ザックは君ならば分かってくれると思ったから来た
のだという。私に何を求めているのかと問うと、そんなの何も
求めていないという。君がどんな人間ならば良かったのかも
分からないと。
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■サヴィの場合
仕事:弁護士
問題:夫・ハリーとの関係、職場のドミニクとの関係、過去との問題
サヴィの前に現れたザックという男性。
なんとサヴィとあの時車で衝突した人物だった様子。
あの事件ってどちらに過失が有ったのだろうか。みた感じでは
サヴィの車に横から追突してきたのがザックって感じだけど、
サヴィがあの時暴走していたので信号無視とかしていたのだっけ
か?
サヴィは妊娠していた子供を失い、夫と家を失った。
ザックも同様に仕事を失い健康害して、恋人との別れも経験して
いる。しかしサヴィの方が結果として周りに見守る人が多い分
だけ現状では幸せにいる。同じ条件で事故に有ったのであれば、
一方が突出して幸せな暮らしをしていると、どうしても恨みや
妬みの対象になるよね。
検索してRed Hot Chili Peppersのチケットをプレゼントしていた
けど、寧ろ現在欲しいのは仕事とか金とか人生を立ち直る為に
必要な確かなもののように思うね。
サヴィとダニエル。
ダニエルはトニから好意があると言い寄られたことに対して、
このままだとマズイと感じたのか、結局関係を公表して公認の
仲になる様子。人事部にも報告したことで、取りあえずは問題が
発生した時には防波堤の役割を果たしてくれそうだ。
ずる賢いトニのことだから何かしてくるのか。
■カレンの場合
仕事:精神科医
問題:患者との関係、孤独さ
カレンは孤独感によって悩まされている。
周りをみると誰もがカップルとなっていて、楽しそうに見える。
カレンは愛している人物を失ったことも有るし、死に繋がりそうな
恐怖を経験したことでよりパートナーの存在の必要性を感じたの
だろう。
都合良く現在カウンセリングしている女性のアナは売春婦として
の利点を語り始めた。彼女の中で売春をしている理由の中に
当初は金だけが目的だったが実際には、人との繋がり感を求めて
いること。売春が自らの心を傷つけるものだということは
カウンセラーとすれば分かっていることなのに、それでも止められ
ない流れがあるのか。取りあえず、彼女はアナが行っている様に
してバーに別人ジェニファーを装い通うことになる。
酒とセックスに溺れる典型的なダメ人生一直線って感じだけど、
カウンセラーという職業柄倫理感ばかりに囚われ過ぎた反動が
有るのか。というか患者との関係で不祥事を起こしていた彼女に
倫理感は有るのか(笑)
アジア人は性関係に奥手だとする時代はもう終わったのか。
イギリス版の「ミストレス」でもどの人物かがバー通いして
男性との関係に寂しさを埋めるキャラがいたけど、誰だった
っけか。
■エイプリルの場合
仕事:家具店オーナー
問題:アートへの道、恋愛関係
ダニエルとの関係がまた一歩進むことになる彼女。
ダニエルが彼女の元に居なくなったのも彼の作戦だったりする
のだろうか。恋愛慣れしていないことも有り、いつでも男性から
騙されそうだ。最後にジェシカという女性からダニエルに電話
が有ったけど、果たしてその人物と共謀して金を奪おうとしている
のか、それともダニエルには別に女性がいて二股をかけている
ということなのか。
取りあえずダニエルのことを仲間にお披露目したことけれど、
取りあえずそこは無難に過ごせたのかな。
ダニエルのことよりも寧ろエイプリル側に問題が有り、彼の
問題点を指摘するところに繋がらなかったけど、エイプリルは
過去のことなので別に話しても良いんじゃないですかね。
それにしてもエイプリルは恋愛モードに入ると一直線なので
危険ですね。
■ジョスの場合
仕事:イベントプランナー
問題:仕事の軌道
今回はハリーと共に宣伝の方針に関して少し意見の食い違いが
有った。人脈を広げる為に金を投資すべきなのかどうか。
5千ドルはちょっと高い感じがするけど、それでも出会いが無ければ
仕事も入って来ない。
現場では相変わらず場違いな女性・キーラが勝手にデートを
セッティング。スコットというイケメンの男性だったけれど、
今のジョスにそんなヒマはないということで、完全にスルーした。
ハリーはジョスが一途に仕事にかけている姿に感化されて、
自らもようやく腹を据えて仕事に取り組むということになるようだ。
ただスコットは今後共に出演する。関係の発展に期待か。
因みにスコット役のJustin Hartleyは、「リベンジ」でヴィクトリア
の息子・パトリック役。「ヤング・スーパーマン」ではアロー男
オリバー役を演じている。
チャリティパーティーに本来ならばサヴィなどを呼ぶところだろう
けど、流石に今の状況は呼べないよね。ハリーは済まなそうに
していた。
■使用されている曲
・I Believe by Skye
・The Hardest Part by Laura Welsh
・Slidin’ by Skin Town
サバンナ・デービス (Alyssa Milano) “サヴィ”、弁護士
カレン・キム (Yunjin Kim) 精神科医
エイプリル・マロイ (Rochelle Aytes) 家具店オーナー
ジョスリン・カーバー (Jes Macallan) “ジョス”、不動産コンサルタント
ハリー・デイビス (Brett Tucker) コック、サヴィの夫
ドミニク・テイラー (Jason George) 弁護士、サヴィが好き
ルーシー・マロイ (Corinne Massiah) エイプリルの娘
ダニエル・ザモラ (Ricky Whittle) エイプリルの彼、芸術家
スコット・トンプソン (Justin Hartley) 整形外科医
アナ・チョイ (Catherine Haena Kim) 患者、娼婦
ザック・キルマー (Jason Gerhardt) サヴィの家を見に来るが・・・
ジャニーン・ウィンターバウム (Krista Allen) 金持ちの顧客
ウェンディ・ウェグワイザー (Pam Cook) 弁護士・人事部
キーラ (Ashley Newbrough) ハリーが付き合っていた整形女性
ショーン (Philipp Karner) カレンとブラインドデート
— (Eben Ham) プロデューサー
ダミエン (Scott Connors) バーでカレンに声を掛ける
— (Paul Elia) Delivery Man
モリー (Whitney Hoy)
— (George Mitchell) バーテンダー
— (Shannon Barney) Gala Guest
— (Jason Alan Smith)