第7話 本当の願い Why Do Fools Fall in Love?
監督/Ron Underwood 脚本/Josh Reims
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【前回までのあらすじ】
エイプリルの友達サマンサから、あなたの恋人・ダニエルの
作品に見に行った際に、赤毛の女性がいて親しそうにしていた
ことを聞かされる。ジョスはサヴィに対してドミニクはザック
のことを知っているのかとするがまだ話していないとし二人
だけの秘密にして欲しいと頼む。ドミニクはその頃、恋人と
子供を作ろうと思っているとしてジュエリーショップに立ち寄る
中、サヴィが男性(ザック)と仲良さそうにハグしている姿を
目にしてしまう。カレンはアナから自分はコールガールだと
いうことを聞かされ、自分もそのまねごとをして自分を解放
していた。カレンはそんな中ジェイコブとバッタリ店を出た
際に再会する。明日の夜食事でもしないかとすると、カレンは
自宅で料理を作るので是非来て欲しいと誘う。
【ストーリー】
ジョスはスコットはキスして、セックスすることに。
スコットの元には電話が鳴るが、ジョスは無視して欲しいと
告げる。しかしスコットは電話に出ると、ジョスはその電話
には”丘の風景”か”オッパイの写真”が送られて来ていること
を指摘する。彼女は何週間か前に豊胸手術をした人物で、術後
の経過を見ただけで純粋な医療行為だという。ジョスはそれを
知って白けてしまう。ジョスはまたにしようというと、スコット
も同意し同じベッドで眠る。
カレンとエイプリルは、ダニエルの件で相談する。
サマンサが見たという赤毛の女性はその場で凄く寛いでいたこと
を言っていたのだという。前にもダニエルの作品を買いに来た
ことがあったのではないかとし、ダニエルの作品が好きでよく
買いに来る客だろうと語る。しかしエイプリルは何処かで
ダニエルのことを信じられない自分がいるのだという。彼の家
に忍び込んだことがある事を告げる。鍵が開いていたので入った
のだという。彼が街に居ないと言った日にカレンが街で見かけた
と言われて、彼にウソを付かれているのではないかと思い自宅
を尋ねたのだという。それを聞くとカレンは貴方は彼を信用
していないのねと語る。しかし彼は作品としてヌードモデルが
出入りすることもあるし、私の前では電話にでないこと。
しょっちゅうバーモンドに言っているという。そんなに気になる
のであれば本人から赤毛の女性について聞いたら良いという。
しかしエイプリルは答えを聞くのが恐いのだという。何もかも
上手く言っているから壊したくないと。しかしカレンは確かめない
限り分からないままだと語る。
ドミニクのオフィスにサヴィがいく。夕べは何度も電話したのに
どうしたのかというサヴィ。サヴィは報告が有り離婚が成立した
のだという。ドミニクは不機嫌そうに夕べは何をしていたのかと
問うとエイプリルが来たので食事をしていただけだという。
一体どうしたのかという彼女に対して、俺はウソを付かれるのが
嫌なだけだという。3番通りで男性と親しげにしているのを見た
事を告げる。サヴィは言い訳しようとするが、出て行ってくれと
語る。
サヴィはジョスに電話し、ドミニクにザックと居るのをみられて
しまったと語る。どうしたら良いかというサヴィ。ジョスは
やっちゃったわねというと、こうなることは私が忠告したハズ
だという。今忙しいので今夜話をしようと語る。
ハリーはサヴィに対して今の事業について改善策をアドバイス
する。1)レンタルに金を使いすぎていること。2)サヴィは元気
なのかということ。オーストラリアに帰国することを言わないと
いけないという。しかしジョスは今は言わないであげてほしい
と語る。ジョスはそれよりも”たまには”私の話を聞いて欲しいと
頼む。いつも君の話だろうと言いたげなハリー。スコットの家
で初めての体験をしそうになったがセックスはしなかったのだ
という。泊まったにもかかわらずに。ハリーは良かったとして、
ジョスも大人になりつつあるのかも知れないという。
セックス自身が問題ではなくスコットが問題なのだという。
彼は胸を作っていて携帯に胸の写真が送られてくること。
ハリーはそれを聞いていつから胸が嫌いになったのかとしてレズ
ビアンの頃は好きだったのだろうという。彼のことが分からなく
なってしまったと語ると、君こそ変だというハリー。
彼はお堅い医者の振りをして女性物の靴を集めて居るのだとする
と、ハリーはジョスは最近幸せそうだとし、彼のお陰かも知れない
と語る。早まったことはしない方が良いとすると、ジョスは
これだからハリー帰国するのは困るのだとし、私にはハリー先生
が必要だと語る。
ダニエルの元にエイプリルがやってくる。
様子を見に来たというエイプリルは気になっていることがある
としてどうしても聞きたい事を語る。しかし核心に触れること
が出来ず週末にバーモントにでも連れて行ってくれないかと頼む。
二人で遠くに行きたいことを考えるとダニエルは素晴らしい
考えだとして飛行機の予約を取ろうと語る。
カレンの部屋にジェイコブがやってくる。
カレンは少し前に料理教室に通い、3つの料理だけを身につける
ことが出来たと語る。診療所の件を尋ねるとジェイコブは順調
だと語る。しかし同僚のロジャース先生は君と違って綺麗好き
ではないという。君の事が恋しいと告げると、新しい恋人は
出来たのかとカレンに尋ねる。特定の人は居ないが時々デート
はしていると語るカレン。ジェイコブも同様のことを聞かれると
付き合っても長くは続かないことを語る。
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■サヴィの場合
仕事:弁護士
問題:夫・ハリーとの関係、職場のドミニクとの不倫
ついにドミニクにザックと仲良くするサヴィの姿を見られてしま
った。ドミニクが憤る姿も分かるけど、まずは弁護士なんだから
相手の言い分を聞いても良いのではないかという感じがする。
あの場面では確かにサヴィはハグしていたし、彼女にアリバイを
尋ねた時にはウソを付いていたけど、相手はハリーとの離婚の件で
何らかの関わりがあった人物かも知れないし、どんな関係者なのか
分かっていない。サヴィがドミニクとの間に子供が欲しいことを
言った事実が有るのだから信じることも必要だ。そして何よりも
サヴィは相当な死に意識させる事故を経験していること。
ただドミニクが怒る原因も分かる。
サヴィの車が相手の車にぶつかったので基本的には彼女が悪いの
だろうけど、お腹の中の子はドミニクとの間の子供でも有った訳で、
それを死なせてしまった相手と交流することを彼自身が望むもの
なのかということ。
ハリーとの関係でサヴィは不倫して裏切っているし、一度裏切って
いる人物は、また別のところでも裏切る可能性は否定出来ない。
この辺はシーズン2が始まった直後にサヴィとドミニクの間でも
交わされたことだよね。
ただサヴィとザックはただの友達だとしていたけど、ザックの方は
少しずつ絆が生まれていて、ただの友達では無くなっている様子。
そんな感情は誰にも止められないけど、ドミニクの前でそれを
言われれば確かに気分が悪くなるのは確かだ。しかもサヴィには
爆弾とも言えるタトゥーの件がまだ告白していない。
■カレンの場合
仕事:精神科医
問題:患者との関係
コールガールをしているというアナのマネをしてカレンは自分
を取り戻したこと。しかし彼女はその痕跡を至るところに残して
いるところが今の所不安な要素の一つか。
インターネットの出会い系にも登録していた事実もあるし、
コールガールのまねごとをしていた際に出会った人なども何人か
居る。そういう人が割り切った関係で居てくれて、医者ばりの
守秘義務を守ってくれていれば良いのだろうけどね。
ジェイコブとは再会した。
ジェイコブはあの場所で再会出来たことを「運命」という言葉で
絆を結びつけようとしていた。
カレンとしてもジェイコブの気持ちを知った後には一度は彼との
付き合いを考えたけれど、断られた経緯が有る。カレンと興した
診療所でカレンが犯した罪によって診療所の現在がどうなっている
のか分からない事情もあること。
ジェイコブとカレンは自宅デートすることになった。
ジェイコブはこれまでにもカレンの家の前まで来たことがあるけど
ドアの前で怖じけついたという。
「君って近づき難いところがあるだろ」(ジェイ)
「確かにたまに凄く恐い時がある」(カレン)
キスすることになった際には、ジェイコブの方から寸止め。
明らかに違和感がある。まぁ盛りの付いた10代の男性ではないので
寸止めも有りかも知れないけど(笑)
前の彼女は若い人物だということで、ジェイコブは別れてから
カレンと付き合う為にキスするのを辞めたことを語る。
しかし電話をかけてきたのは、アナだという。このアナという女性
とはジェイコブがカウンセリングで知り逢ったのか。
それともバーでコールガールしている彼女と知り逢ったのか。
■エイプリルの場合
仕事:家具店オーナー
問題:アートへの道
エイプリルはダニエルとの関係は順調だと思われたが、サマンサから
ダニエルの絵を購入しに行った際に、親しそうにしている赤毛の
女性がいたことを聞かされる。それ以降突然彼に対して不信感が
芽生えていく。
取りあえずエイプリルは彼が何度となく通っている実家のバーモント
に連れて行って欲しいと語る。
最初は快諾したけど、突然やっぱり行く場所を変更しようと
言われたことで、不信感は露わになり、彼に思い切って問い詰める。
バーモントというと、つい昨日見た「HOMELAND」S3-5で、テロリストの
男だと思われる人物・ザリンがアメリカに入国した際に出てきた土地。
ようするにカナダとアメリカの国境付近にある土地で、エイプリルは
寒い土地だということを語っていた。
結果として見るとその土地は元々はあったけど、何年か前に売っている
こと。そしてなんと赤毛の女性は妻だという。
これまで3人付き合ったウチ、2人は既婚者だったとしていたけど、
最初の夫も別のところに妻を作っていたし、サマンサの夫もウソ
ついてすり寄ってきていたし、ホントエイプリルの男運はないね。
最後に謝罪に来た彼は愛していることを訴えた。
エイプリルも忘れられずアパートを尋ねる。ここにまだ居たら「運命」
だということを告げていたけど、カレンがダニエルのことを見た時
の彼の豪遊ぶりを見ると、相当穀潰しの芸術家って気がする(笑)
■ジョスの場合
仕事:イベントプランナー
問題:仕事の軌道
相変わらずジョスはカワイイね。
この人が一番異性関係にすれている感じがして、普通ならばビッチ系
の役割を持つような容姿をしているのだけど、実際にはそんな彼女は
まだまだ大人になり切れていない甘えん坊な一面が有り、他人の恋愛
に対して、真剣に相談に乗る姿を見ると本当に高感度が高い。
声を充てている声優さんも良い感じ。
ジョスは性癖が変わっているスコットという男性と付き合うことに
なる。スコットの性癖が変わっているのは、ある意味女性の体を
イジル仕事をしているところに関係しているのかな。
手術した胸の写真がメールで送られてくるという環境。
流石に胸を手術したシーンとか見ると幻滅しそうな気がする。
ジョスはスコットの元には偽ものでアレ、胸の大きな女性たちが
声を掛けてくることに対して嫉妬心を抱いていた。
特に映画館でのやりとりの中で、オータムという女性の態度には
ジョスも憤るところがあるだろうね。
しかしそんなジョスの不満が爆発するタイミングがまた悪かったね。
約束した時間にスコットが来なかったこと。
手術していても2分くらい電話する時間はあるでしょとし、貴方は
心臓の手術をする医者ではないという。医療ドラマをよく見ている
のだから分かるんだというジョス。
しかし実際に起きたのはスコットが鼻の整形をした22歳の患者が
意識を失い亡くなってしまったことが有った様だ。
麻酔にアレルギーが有ったのかな。
そんな落ち込むスコットに対して、人を喜ばせる仕事だとして
声を掛ける。スコット自身も元々は貧困地域で医療活動したかった
ことがあるとして元々の信念を語る姿が合った。
■使用されている曲
・Human by Christina Perri
・Places (Seed Remix) by Piel
サバンナ・デービス (Alyssa Milano) “サヴィ”、弁護士
カレン・キム (Yunjin Kim) 精神科医
エイプリル・マロイ (Rochelle Aytes) 家具店オーナー
ジョスリン・カーバー (Jes Macallan) “ジョス”、不動産コンサルタント
ハリー・デイビス (Brett Tucker) コック、サヴィの夫
ドミニク・テイラー (Jason George) 弁護士、サヴィが好き
ルーシー・マロイ (Corinne Massiah) エイプリルの娘
ジェイコブ (Matthew Del Negro) 精神科医、元カレンの同僚
ダニエル・ザモラ (Ricky Whittle) エイプリルの彼、芸術家
スコット・トンプソン (Justin Hartley) 整形外科医
アナ・チョイ (Catherine Haena Kim) カレンの患者
ザック・キルマー (Jason Gerhardt) サヴィの家を見に来るが・・・
オータム (Brooke Peoples) スコットに豊胸手術をしてもらった患者
— (Andra Petru) ホステス
— (Amal Torich) Dieter the German Chef