溺れる女たち ~ミストレス~ Mistresses シーズン2 第8話 泥沼 An Affair to Surrender

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第8話 泥沼 An Affair to Surrender

監督/Ron Underwood 脚本/Justin W. Lo
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【前回までのあらすじ】
ジェイコブは前の彼女と別れてカレンと関係を持つ事になる。
ジェイコブがシャワーを浴びている際に前の彼女から電話が
鳴っていることを知ると、電話して来た相手がアナだと分かる。
スコットはジョスに愛していることを告白し、思い切って一緒
に住まないかと提案する。サヴィは自宅を売る事にするが、
その行動が正しいのか”分からなかった”。そのサヴィはドミニクか
ら、ザックが持っていて僕が持っていないものとは何かと問われ
やっぱり”分からない”と答えてしまう。距離を置こうと言われる。
既婚していたダニエルはエイプリルに謝罪に来る。君の事を
愛しているとするとエイプリルも今はただ一緒にいて欲しいと
語る。

【ストーリー】
エイプリルはダニエルに対して私と一緒にいる時には奥さんには
なんと言ったのかと尋ねる。何も言っていない事を告げ、もう
結婚は破綻しているのだという。これで終わりなのかという
ダニエルに対してあなたを愛してしまっていること。そして求めて
いる状態に有るとして難しい状況を語る。ダニエルは自分も同様
だとする中、エイプリルは自分の方から連絡すると語る。ダニエル
はまた逢えると言って欲しいというが”分からない”と語る。

カレンは上司で自分のカウンセリングを担当しているブレイクリー
医師にジェイコブとアナとの関係を話す。まさかジェイコブ
の元恋人が私の患者とは知らなかったというカレン。ジェイコブ
には話したのかと問われるがまさか言えないという。ジェイコブ
とのことはどうするのかと問うと、分からないことを告げ、一緒に
いてしっくり来るのだという。私の良い面だけでなく醜い面も
知った上で必要としてくれているのだという。失いたくないと。
しんしアナは私だけが頼りで、繋がりを感じてくれている状況だと
いう。ブレイクリーはこの件はサムに似ている事を告げ、彼女を
救うことで償いをしたいのではないかと問われる。ジェイコブに
フラレて苦しんでいた時、セラピーを辞めたらアナは自殺してしまう
かもしれないという。アナの為には担当医を変えない方が良いと
するが、君が事件以来男性と関係を築くチャンスであることは間違い
ないとし、また鬱状態になるかも知れないと語る。

ドミニクはサヴィはすれ違うが彼の怒りから素っ気ない態度を
見せられる。トニはサヴィの様子を見て大丈夫かと声を掛ける。
私たち出だしは良くないがとても似た人物だという。野心的・
魅力的で男性社会で働いていること。あなたの過去の案件を見たが
優秀であり、重役でいてもおかしくないという。ドミニクだけが
昇進している現状は不公平だと。意見の違いは有ったが敵対するの
は辞めて助け合わないかとし、友達になれるかもしれないという。
しかし友達は信頼出来る人に限るとし、私が貴方を信頼するのは
あり得ないというサヴィ。そんなサヴィの元に不動産業者・ヴァネッサ
から電話が鳴る。

スコットの家に引っ越してくるジョスは、少しずつ荷物を運ぶ。
ジョスは私の靴は何処に置けば良いのかと問う。スコットは君の
サイズ以外の靴は処分するという。しかしスコットは懸念している
こととして、僕は先日愛していることを言ったけど、君は答えず
3ポイントシュートを入れただけだという。ジョスはパニクって
なんと言っていいのか分からなかったと告げると、私も同じ気持ち
でいるという。スコットはちゃんと言って欲しいとすると、恥ずか
しがりながら私も愛しているという。スコットは荷物を運んだに
“人生が変わる場所”に行こうと誘う。

カレンはジェイコブと逢う。
ジェイコブは火曜日にトロワメックを予約したと語るが、カレン
はどう言って良いか分からない事を告げ、あなたとはもえ逢えない
と語る。どうしてなのかと問われ、担当医からデートは早いと言わ
れたのだという。ジェイコブは私にとって特別な人であなたに深い
愛情を抱きだしていた事を語る。二人の間にある友情や過去が
重荷になるのだというカレン。ゆっくり進めれば良いのではないか
とするが、カレンはもう終わりにしたいという。担当医からは
一年は付き合うなと言われているのだという。ジェイコブは
君が誘ってきたのだとし、前の彼女と別れたのは何の為なんだと
激怒。一年経っても連絡もメールも逢いにも来るなとして店から
出て行ってしまう。

スコットはジョスを新規オープン予定の店「ブンダバー」に
連れて行く。このレストランに自分は10%出資しているとのこと。
グレタ・イェーガーと共同経営だという。ジョスはあの水着モデル
で有名なグレタなのかとして驚く。スコットは二人を互いに
逢わせる。恋人のジョスとして紹介する中、グレタからは
店のオープニングプランナーを探しているのだという。
ジョスはやりたいが料理人のハリーが帰国するので出来ないこと
を語る。しかしグレタは料理人にはディーター・クラウスが居る
ので問題はない事を告げ、オープラングで成功すればジョスを
専属として雇うという。
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■サヴィの場合
仕事:弁護士
問題:夫・ハリーとの関係、職場のドミニクとの不倫

前回ドミニクから少し関係の距離を置こうと言われ、迷走している
サヴィ。弱っているところに同僚トニが近づいて来たけど、当然
信用出来るハズもない。トニはその後ドミニクにも接近して悩み
を聞くようなことを語っていたけど、やはりドミニクはトニと浮気
して・・ってパターンに陥るのかな。

サヴィはハリーと住んでいた家を売ることになる。
しかしいざ引っ越しすることになる際に、最後に4人で集まり
この家で過ごした時の思い出話をする。
みんなでローラーやスプレーを使って壁を塗った時の事。
ポールが死んだ後エイプリルはこの家に居候したこと。
ルーシーの誕生日会を開いたこと。カレンの博士号の祝い、
ジョスの不動産学校の卒業の祝い。サヴィは31歳から35歳の誕生日
を過ごしたこと。ハリーとの件で辛い思い出ばかりを思い返して
いたけど、実際には良い思い出も多く有る。

サヴィによると大学を出るまでに11回も引っ越ししていて定住
する地がなかったことが心に引っかかっているところも有り、
結局ハリーの権利も買い取ってここに住むことになった。

■カレンの場合
仕事:精神科医
問題:患者との関係

カレンの件は実に難しい流れだった。
ただその後の展開は誰にでも分かるくらい分かりやすいものが
有ったな。
ジェイコブの前の彼女がアナだったこと。
ジェイコブはカレンと付き合う為にアナと別れたこと。
ただ設定上、アナは自分は娼婦っぽいようなことをして男性を
誘っているようなことを語っていたので、固定した相手が居る
というのも違和感が有るよな。
カレンには守秘義務が有るのかも知れないけど、ジェイコブには
最初から話しても良かった気がする。
何も言わずに別れを切り出すカレンはジェイコブのことを傷つける
訳だけど、そのやり方などを見ると本当にカウンセラーなのか
という感じにも思えてくる。

アナは失恋したことで遠出していたとのことで連絡が取れず。
しかしジェイコブからの電話でまた元気になって戻って来た。
ジェイコブもまた電話でアナと別れを告げていたとか。

カレンは立場上、アナの事情もジェイコブの事情も知っているので
アナが尋ねてきた時に、そんな恋愛の駆け引きを聞く辺りの流れ
は見ていて狡い感じがしたかな。

■エイプリルの場合
仕事:家具店オーナー
問題:アートへの道

ダニエルとの関係が予想以上に彼女の中に愛情として刻み込まれて
いる状況だ。
ルーシーの誕生日会でカレンがエイプリルを尋ねた際に、自分も
同じ経験が有るのでエイプリルの気持ちがわかるとしていたけど、
エイプリルはカレンの場合は、相手が結婚していることを知ってい
たので私とは違うとしていたけど、確かに恋愛の入り口は違うけど
ダニエルが既婚者だと知った現在のエイプリルは、カレンと同様
の状況に有る。もの凄い勢いでカレンのことを汚らわしいみたいな
視線で声をかけていたけど、この人は何なんだって感じ。

エイプリルはそれでも関係を続けていたが、ルーシーはペイトンの
家の夫がアレクサの母と不倫していることが学校でも話題になり、
結婚している相手がいるのに何故浮気するのか分からないとして
エイプリルに語りかける。そんな娘の純粋な疑問に、難しい問題
だとしていたけど、そんな娘がいるからこそ正しい道にまた軌道
修正することが出来るようだ。
ただ人の心の問題なので、なかなか割り切れるものが有るのか
どうかってところだよね。

■ジョスの場合
仕事:イベントプランナー
問題:仕事の軌道

スコットと同棲を始めようとするジョス。
スコットは自分が出資する店”ブンダバー”のプランナーとして
ジョスを雇おうと考える。ただしスコットは出資だけで経営には
口を出さない立場。実質経営するのはグレタ・イェーガーだと
いうことで、彼女に気に入られるかどうかが鍵だった。
ジョスとしては、ハリーが居ないので今まで通りのプランナーは
出来ないとしていたけど、店にはグレタが長いことコンビを
組んでいるディーターがいるということで、取りあえずは問題が
ないという。しかしディーターの料理を試食したジョスはその
不味さとイチジクのベーコン巻という「ターミネーターが市長(知事)
になる前から定番になっているメニュー」しか出さない店だと
いうことで、失敗することは目に見えている。
失敗すればキャリアにも傷つくということで、ジョスとしては
なんとかしてハリーの料理を食べさせようとするが、グレタと
ディーターの関係と、ハリー自身がオーストラリアに帰国が
決定しているということで、その問題をどう切り抜けるのか。

ジョスがハビエルの目を盗んでハリーの料理をタッパーに詰め込んで
持ち去る姿。犬が食べていったのかもという誤魔化しが利くハズ
もないと思うけど、ハリーが残れるようになったし、なんとか
上手く収まった感じ。
問題はスコットがまさかのジョスに嫉妬。
ジョスはハリーとは絶対にないとしていたけど、かなり良い感じ
の関係にも思えるんだよね。ただ子供が出来ないという縛りが
有るのでハリーと結ばれる人は子供は要らないという人でないと
難しいんだよね。

因みにグレタ役のHelena Mattsson。
「ニキータ / NIKITA」では、ベラルーシ大統領夫人・カサンドラ役、
「デスパレートな妻たち」では、双子のパーカーの妻・イリーナ役
として登場した。

■使用されている曲

・Fade Into You by Mazzy Star
・All the Way Thru by JD Samson & Men

サバンナ・デービス (Alyssa Milano) “サヴィ”、弁護士
カレン・キム (Yunjin Kim) 精神科医
エイプリル・マロイ (Rochelle Aytes) 家具店オーナー
ジョスリン・カーバー (Jes Macallan) “ジョス”、不動産コンサルタント
ハリー・デイビス (Brett Tucker) コック、サヴィの夫
ドミニク・テイラー (Jason George) 弁護士、サヴィが好き
ルーシー・マロイ (Corinne Massiah) エイプリルの娘

ジェイコブ (Matthew Del Negro) 精神科医、元カレンの同僚
ダニエル・ザモラ (Ricky Whittle) エイプリルの彼、芸術家
スコット・トンプソン (Justin Hartley) 整形外科医
アナ・チョイ (Catherine Haena Kim) カレンの患者
アントニア・ルイス (Rebeka Montoya) “トニ”
サマンサ (Elaine Hendrix) ペイトンの母、夫は浮気
グレタ・イェーガー (Helena Mattsson) “ブンダバー”オーナー、水着モデル
Dr.ブレイクリー (William Ragsdale) カレンの精神科医
— (Judith McConnell) Waspy Woman
ヴァネッサ・クロス (Kathryn Gordon) 不動産業者
— (Andra Petru) Hostess
ディーター・クラウス
メアリー
ハビエル
アリクサ

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