殺人を無罪にする方法 How to Get Away With Murder 第4話 証言録取 Let’s Get to Scooping

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第4話 証言録取 Let’s Get to Scooping

監督/Laura Innes 脚本/Erika Green Swafford
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【前回までのあらすじ】
アメフト選手の弁護を受けるのか?とサムは妻に聞く。
レベッカが警察に連行される中、ウェスは彼女にこのままだと
グリフィンに罪を着せられるぞと忠告。アナリーズはライラ・
スタンガード殺人事件の件でレベッカを弁護することにしたと
するが、検察のパークスは依頼人が自白したビデオが録画して
有るという。オリバーとコナーは相変わらずおホモ達関係を
続ける。ローレルは法律扶助のカンと知り逢い、フランクは
それを見て不機嫌になる。ミカエラはサムの殺害事件でショック
状態になる。

【ストーリー】
学生たちがキャンプファイアで盛り上がる中、みんな教授の
部屋にいた。コナーはミカエラがショックで立てないことを
知り早くここから出ないと不味いことになると語る。しかし
ローレルはコナーに無理強いするなとしつつもミカエラを
説得。コナーはミカエラは俺たちの足を引っ張るハズで、ショック
で頭のネジが飛んでいるというが、レベッカ寧ろそれはコナーも
同じだと反論される。ウェスは君たちはミカエラたちと森へ
行ってくれとし、自分はレベッカを逃がすと語ると、コナーは
お前だけ逃げる気なのかと問う。しかしウェスはレベッカを
ここには置いておけないだろうと語る。
そんな中アッシャーがやってきて、外にコナーの車が有るので
いいに居るのは分かっているとしてドアを開けろと何度も
迫られる。アッシャーはオレのトロフィーを返せと何度も繰り返し
叫ぶ。

— 7週間前 —
コナーはオリバーの元にいた。
これから会社に行くというオリバーに対してコナーはセックス
することを求める。オリバーはコナーに対してセックス依存では
ないか?と問うと、もっと恋人らしく普通のことをしようという。
普通のこととは友達に紹介して親にでも挨拶するのか?とコナー。

その頃グランビル・キリンガー裁判長は、スタンガード殺人事件
に於けるレベッカの起訴に関して、冒頭陳述を求める。
パークス検事補は自白ビデオが有り、自供したことを告げる。
コナーは遅れてやってくると、アッシャーは座れるのか?とし
ケツが痛くないのかと皮肉る。アナリースは自白は強要された
もので、検察側は一切ビデオを提供したがらないことがその
証拠だという。しかし自白調書の中で被告人は犯行を認めている
ことは明らかだとすると、判事は検察側の意見を尊重して、
保釈金は100万ドルを設定する。そんな金、一介のバーテンダー
が払えるハズがないというが・・ウェスはレベッカが連れて
行かれる際に、携帯の暗証番号を教えてくれと頼むが、レベッカ
は話さず退席する。

ボニーはレベッカに注目される裁判のの場合には保釈金は
高く設定されるものだとし、自白までの経緯がわかれば減額される
だろうと語る。アナリーズはレベッカに対して逮捕の後に何が
有ったのかと尋ねる。心を閉ざしているウチにあなたは悪者に
仕立て上げられるとし、「賤しい薬の売人」とされるのだという。
自分で声を上げなければならないこと。するとレベッカは私は
殺していないと語る。自白はどうしてしたのかと問うと、あの
様に言うよう仕向けられたのだとし、追求から逃れて帰りたかった
と語る。グリフィンから全てを聞いているぞと刑事から言われたとし、
ウェスの言うとおりだったという。

アナリーズはウェスに対してあなたの余計なお喋りのせいで
レベッカは自供した事を語る。他にあの子にはどんなことを言った
のかと問われる。携帯のことが脳裏を過ぎるが、それ以外は言って
いないと否定する。
アッシャーはこれでトロフィーが返却されそうだなとして現在
の所有者ウェスの失態を喜ぶ。しかしローレルはウェスは依頼人
思いでありみんな見習うべきだという。ミカエラはローレルが
「ティルマンの講義録」を持っているとしてそれを貸して欲しい
と頼む。伝説の卒業生のものだという。彼の講義録は誰もが
欲しがるということ。しかしローレルはそれを否定するとこれは
カンの講義録だという。ミカエラはローレルに情報を交換しない
かとして試験は3日後だという。
そんな中フランクとボニーはそろそろ「流れ星」の季節だなと
告げると、誰に賭けるか?という。
フランクはナルシストは冷血(アッシャー)で、鉄面皮は鈍感(コナー)
壁の花はかなり繊細(ローレル)、プロムの女王(ミカエラ)に
賭けるという。かなりピリピリしているからだという。

そんな中アナリーズはレベッカを保釈させる為にボニーに自白の
ビデオの入手を求める。そしてウェスはレベッカの件では一切
関わらないこととし、話をするのも見る事も禁止だと語る。

今から新たな依頼人と逢う事を告げる。

依頼人はアナリーズの旧友でマレン・トルドー。
トルドー証券の創立者でCEOだった。会社取引は年900億ドルで
地域NO.1の株式ブローカーだという。マレンは苦労人で掃除のアル
バイトをして学費を稼いだこと。自宅アパートで仲買の仕事を
初めて”男性優位”の業界のトップになったと語る。コナーは何の罪
で起訴されたのかと問うと、「インサイダー取引」だという。

トルドー証券に行くと、アバーナシー捜査官たちは令状がある
として捜査するという。しかしマレンはその令状を突然見せつける
ようにして火をつけて燃やそうとする。それを止めたのはアナリーズ
だった。インサイダー情報を元に食品医療局の発表前にエドソン薬品
の株を購入したのだという。アナリーズは証拠は有るのかと問う
と、アバーナシーはエリアス・エドソンCEOとマレンがベッドで
HしているVTRを見せる。マレンはまるで気に求めていない様子で
このホーズはピラティスで鍛えた成果よと語る。
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ライラ・スタンガード殺人事件に対してアナリーズはレベッカの
ことを弁護する中、同時にトルドー証券の設立者でCEOの
マレン・トルドーのことを弁護することになる。彼女は男性優位
な証券会社で業界トップの女性株式ディーラーで、そんな彼女
はインサイダー取引で起訴されることになったのだという。
担当捜査官のアバーナシーによると、食料医療局の認可が下りる
前にエドソン薬品の株を購入していること。エドソン薬品のCEO
のエリアス・エドソンと男女の関係に有ったとするVTRを見せられ
絶体絶命の中、マレンはアナリーズに対して、「予備審問で食い
止めたい」と告げる。顧客離れからしてそこで食い止められなけれ
ば、全てを失うとのことだが・・・

相変わらず地味にサム殺害事件に関しては進行している感じだけど、
どういう経緯で殺しに至ったのかに関してはまだ描かれることは
ない。ただレベッカが今回殺害現場にいたことや、ウェスたちが
そんなレベッカを逃がそうとしているところを考えると、彼女が
殺害してしまったのかなという感じ。これはライラとサムが性的関係に
有ったことに起因するものなのか。アナリーズがサムとの関係に
於いて気まずい状況に有るので、アナリーズの犯行説とかサムとの
間で何か特別な視線を持っているボニーがキーマンなのかと思って
いたけど、一気にまたレベッカが犯人説として浮上してしまった感じ。

ミカエラが相当ショックを受けて居ることも有るし、コナーは
平静を装いながらも一番ダメージが大きい感じで、あのハンテンション
の裏に隠されている心の弱さみたいなものがなんとも危うい感じが
してくる。ラストでオリバーの元を尋ねる姿が有ったけど、
今回のエピソードの中でオリバーとは別れている感じなので、
その後どうやって関係を繋いでいくのか。

色々とトロフィーの持ち主が変わっていくみたいだけど、サムが
殺害されている時点ではアッシャーがその権利を持っている様子。
車で郊外まで燃料を買いに行く中、現状で不利な状況をコナーが
語っていた。

・アッシャーに見つかった
・警察に見られた
・俺たちのの指紋・髪の毛・皮膚細胞が現場に有る
・ラグの繊維だって車の中に散らばっている。
・今だって防犯カメラで取られている

そんなコナーが一人、現場の森でサムの遺体をバラバラにしている
であろうシーンが凄かったけど、森の中を走って色々と遺体をバラ
まいていくことになるのかな。

■■■
相変わらず命令だけして何もしていないアナリーズ。
ロースクールでは指導する姿が有るんだけどね。

担当したのは証券会社で昔からアナリーズが弁護しているマレン
のことを担当する。
マレンはもの凄いオープンハートな人だけど、アナリーズは
なかなか他人を信用しない人物だとして、彼女から指摘されていた。

生徒たちには企業内に入り込んでスパイ活動させる。
アッシャーは一番張り切っていた様だけどね。

社員は
・エバン・・元車のセールスの営業。引き抜かれた。コナー担当。
・ジミー・・マレンは良い人だ。ローレン担当。
・ジーン・・1日・100万ドル株価が動くときが有る。ウェス担当
・タリア・・ブランド服に興味ない。ミカエラ担当。
・カーラ・・猫一杯。胸ばっかり見るな。アッシャー担当

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アナリーズがロースクールで教えていたのは、「参考人から自供を引
き出す方法論」だった。

1) 家族のことを聞いて緊張感を解きほぐす。
2) 弁護士というよりも警察になったつもりで尋問すること。
3) 真実を尋ねるのではなく相手に自分で言わせる。
4) 欲しい答えが出るまでしつこく質問を繰り返すこと。
5) 優秀な警察のようにウソを付いて自供を引き出すこと。

今回は生徒の中でもコナーがモーホー繋がりで引き出した情報を使って
上述する参考人からの自供を引き出す流れを演出。
この辺の取調室に於ける駆け引きの妙に関しては「LAW & ORDER」とか
「CLOSER」なんかの方が見応えが有るので、割とあっさりと
した感じだったけどね。

事件を解決する過程でコナーが情報を引き出したパックスが
自殺してしまった。悲しい事件だけど、こういう流れを見ると
今のアナリーズの事務所内でも同様のことはいつでも起こりそうな
感じがしてくる。

■■■
またレベッカが起訴された件で、VTRを警察・検察がなかなか証拠
として提示しない理由の中に何が有るのかという感じのエピソード
が有った。ボニーがそのVTRを取りに行くように指示されていた。
なんでボニーがネイトの行動を見守っていたのか謎。
サムのことを監視している過程で偶然見かけたことなのか?
サムとネイトって面識は有るのかな。ネイトの不法捜査ネタを元
にジョセフ巡査部長を脅してVTRをゲット。

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・カンとローレルが会話しているだけでフランクが凄い形相をしていたな。
・「流れ星」が意味していたのは何なのか。脱落者という意味で
使っているのかなと思ったけど、なんだかよく分からない。
・「試験」に関しても中途半端なネタとして存在していた。
ただアッシャーの従兄弟が同じロースクールだったことで人脈が有りそう。
・ウェスはレベッカとの信頼関係に勤め、ライラの携帯の内容が何か
を知る事になった。サムの下半身の映像。今後もレベッカと心を
通わせるウチにスパイとしてではなく親身になっていくところに
繋がるのかな。

■使用された曲

・No One’s Here to Sleep by Shahid Khan, Dan Smith, Kyle Simmons, Will Farquarson, Chris ‘Woody’ Wood and Bastille
・Deck the Halls by Jack Falahee
・Jaguar by Mogwai
・Cold Red Light (Instrumental) by Chris Corner and IAMX
・Modern by Mogwai

アナリーズ・キーティング (Viola Davis) 弁護士
ネイト・レイヒ (Billy Brown) 刑事、アナリーズの浮気相手
ウェスリー・ギビンズ (Alfred Enoch) 学生
コナー・ウォルシュ (Jack Falahee) 学生、ゲイ
レベッカ・サッター (Katie Findlay) ウェスリーの隣人
ミカエラ・プラット (Aja Naomi King) 学生
アッシャー・ミルストン (Matt McGorry) 学生
ローレル・カスティロ (Karla Souza) 学生
フランク・デルフィーノ (Charlie Weber) アソシエイト
ボニー・ウィンターボトム (Liza Weil) アソシエイト
サム・キーティング (Tom Verica) アナリーズの夫、心理学教授
オリバー (Conrad Ricamora) 広告代理店のIT部門、ゲイ

ケイレブ・アバーナシー (Tim Griffin) 証券取引委員会
タリア・ルイス (Sara Paxton) トルドー証券
ウェンディ・パークス (Alysia Reiner) 地方検事
カン (Arjun Gupta) 法律扶助の仕事、ローレルと・・
パックス・カーティス (Niko Pepaj) トルドー証券・秘書
ジミー・ワードショウ (Tony Elias) トルドー証券
マレン・トルドー (Elizabeth Perkins) トルドー証券
グランビル・キリンジャー (Bob Rumnock) 判事
Sgt.マシュー・ジョセフ (Jeff Austin) 巡査部長、ボニーが脅してVTRゲッツ
エバン・ブラックストローン (Daniel Nguyen) トルドー証券・太・メガネ
ジーン・ウォレス (Tai Bennett) トルドー証券・黒人、ウェスが聞く
カーラ・ブルッキングス (Karen Malina White) トルドー証券・アッシャー胸を見る
エリアス・エドソン (Jeff L. Williams) エドソン製薬CEO
— (William Ngo) FBI Computer Tech

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