殺人を無罪にする方法 How to Get Away With Murder 第14話 無罪答弁 The Night Lila Died

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第14話 無罪答弁 The Night Lila Died

監督/Laura Innes 脚本/Michael Foley
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【前回までのあらすじ】
ライラはMr.ダーシーという彼氏ができたとしてレベッカに語る。
大学の女子寮で女性の遺体が発見。ライラの恋人だったオライ
リーと友達だったレベッカが連行される。供述ではレベッカと
オライリーが部屋にいてライラがやってきたこと。レベッカを
見たら笑っていたので彼女が仕組んだことに気がついたという。
レベッカはやっていないとして私は殺していないという。
サムはアナリーズにライラとは何もないとするが携帯から
下半身の写真が出てくる。しかも妊娠6ヶ月の状態で殺されて
いた。ライラが殺された8月29日の夜の携帯はスプルース通り
だったとし女子寮近くだとわかる。
ブライスは結婚指輪が森から発見されたとすると、アナリーズ
は夫に贈ったものだという。ネイトの指紋が出てきた為に、彼が
容疑者として連行される。
ウェスの前に住んでいた住民はルディだと判明。薬の過剰摂取
でエンフィールド病院に入院していた。ウェスとローレルは
ルディに会いに行くと、レベッカのことを知っているとし、
“濡れている”とつぶやく。そんなウェスの携帯のGPSをレベッカ
は監視していた。

【ストーリー】
レベッカはウェスに帰りが遅いとしてメール。
ウェスはローレルに対してルディの件でレベッカに話を直接
聞くと語るが、レベッカはサムに襲われただけで死体遺棄も
手伝っていないし警察に話してしまうかもしれないと語る。
僕は精神的にも参っているのだとしてこの件をアナリーズに
言おうという。

— 5ヶ月前の8月29日・PM5:32。—
ライラはもう売人は止めたいとレベッカの元にいく。レベッカ
はその理由を教えてと語ると、グリフィンとやり直す為だという。
彼のことを愛しているとすると、それは彼に騙されているのだ
とつげあの男は悪い男だと語る。また彼に抑圧されることになる
とつげ、Mr.ダーシーの方がマシだという。しかしライラはあんた
のせいで悪いことばかり起きるとし、この私があんなことをする
なんて・・という。以前の私ならばMr.ダーシーと寝たりしなかった
と。するとライラは私にとってあんたは退屈な人生の息抜き
に過ぎなかったが、でも壊れた女の振りをするのももうおしまい
にするという。私はあなたと違いずっと育ちが良いのだと語る。
レベッカはライラに対して二度と電話するなとして追い出す。

— 現在 —
オリバーとコナーはキスする中、オリバーはこれ以上の関係に
なる前に検査を受けようと語る。あれから何人の子と寝たのか
としてコナーに問う。君は尻軽だとすると、ゲイの2割は知らない
内にHIVに観戦しているというし、一緒に病院で検査をしよう
という。安心してセックス出来れば楽しい筈だと。

ネイトの保釈申請の法廷。
トレント弁護士は依頼人・ネイトは地域に貢献していて前科
もなくホスピス入院中の病気の妻もいて末期の卵巣がんだと
語る。レディング判事は妻の病気は保釈申請に関係ないと
一蹴する。同情はするが罪の残虐性に加えて元警察官という
事実があり逃亡の可能性は否めないとして保釈は認められない
ことを語る。ボニーとフランクはその場にいたが、警察の
イメージを傷つけたのを重く見ているのだろうというボニー。
アナリーズはあの弁護士が駄目なだけだと語る。手を貸すのは
無理だというボニー。

一方アナリーズはアンドリュー牧師の弁護をすることになって
いた。アナリーズは牧師に対して人生の分かれ目だとすると
同じ聖職者を殺したのは決して許されないという牧師。
あなたは神に許しを請うたのだから今度は裁判所で許しを
こうのだと語る。悔恨の気持ちを示してというと、傍聴席に
アグネスの姿が見られる。教会で働いている人だとすると、
牧師はアナリーズに対して主張を変えても良いのかと問う。
どうして変えたいと思ったのかと問うがただ変えたいだけ
だという。
ウィルキンス判事が入廷すると、州対アンドリュー・クロフォ
ードの量刑審理を行うと語る。
するとアナリーズは依頼人からの要望で有罪答弁の取りやめ
をしたいという。検事補のホーリーは我々は取り調べにおいて
圧力などかけていないとすると、検察の問題ではなく私のせい
だというアナリーズ。依頼人との最初の面談の時、私は非常に
不安定な精神状態で、時間がとれずに説明が不十分だったと
語る。見直して改めて彼に話したところ、心に変化が有るとして
寛大な措置を求めるという。

— 8月29日・PM11:58、シグマ・タウ・パイ(男子)寮—

— 8月30日・AM24:28、シグマ・タウ・パイ寮—

— 8月30日・AM1:58、カッパ・カッパ・シータ(女子)寮—
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ウェスはルディの件でレベッカが嘘を付いていたことで完全に
不信感を露わにしていた。ローレルはウェスがレベッカの真実に
近づく度に彼女は逆上して、自分たちにとって不利な状況が警察
に証されるのではないかとして心配していた。
一方その頃、アナリーズも弁護士としての仕事に復帰して、主任
神父・バーナードを殺害したアンドリュー牧師の弁護を引き受ける
ことになる。牧師は検事の前で一度殺人を告白するが、いざ
法廷での量刑審理の際に突然有罪だとする主張を変えたいことを
アンドリューは言い出す。何故主張を変えたいと思ったのか。

幾つもの流れが複合的に描かれる格好だったけど、メインはやはり
ライラが殺害されたとする5ヶ月前の8月29日に焦点が当たった
ことかな。
当時のレベッカの行動に関して、レベッカの供述とオライリーの
供述を見比べて矛盾点があるかどうかを調べていくことになる。

ドラマとしてのテーマは「倫理感」と言ったところか。
人を殺しておいて倫理も何も無いという感じだけど、
牧師の流れを通して見ると、牧師が殺害に至るには幾つもの原因
なり理由が複合的に重なった結果だった。
しかし牧師としては途中で一度は主張を変えようとする流れが有り、
牧師としての倫理感と禁断の恋愛感情との間で揺れ動くことになる。
守秘義務と称して色んな事実が話せない状況の中で、もどかしい
状況が続くけれど、その辺は教会の聖職の道を選んだが故に
自業自得なところが有り、人を殺めた時点で聖職者の道から外れて
いる気はするけど、最後まで最低限の信念を曲げることに難色を示し、
最後の一線だけは越えまいとする流れを作って行く。そしてそんな
彼が恋愛感情との間で揺れ動く心理状況が興味深く描かれた。

しかし自供がなければ、ジョーとかザックなんかを法廷で証言させ
ることは可能で、ブライアンが自殺したことや、神父に”性なる”
扱いをしていたのではないかとする証言によって、バーナードの
悪事を少なくとも印象づけることは出来た様な気がするけどね。

以上の流れを見る限りでは、ライラ殺害に関しては、誰かが殺した
事実は変わらないけれど、本質的に殺されるだけの何かが有ったの
かなと思うし、動機には何が有ったのかということが最後の段階
では描かれていくことになりそうだ。

レベッカは人格障害者なのか、それとも誰かに依存体質でいて、
ライラのことを手放したくない思いで殺してしまったのか。
それとも逆にオライリーが悪い人物だと知っている為に、ライラ
と結びつけることに難色を示す為の行動だったのか。

レベッカがかなり策士的一面があるところを持って見ると、
彼女が人を誘導して殺したように見える。
人を操る様は、何処かアナリーズにも精通しているところが
有るんだよね。

驚いたのは当時の警備員の名前まで調べ上げていたレベッカの
行動力に有り、大学警察のロジャー・ロフタスは、サムが消えた
数日後にクビにされていることが判明する。あの時の状況を
レベッカは意外と冷静に見ていたところがあるし、その後の消息
を追っていたりする辺り、調べることはそう難しくはないと思う
けど、ウェスたちの行動を知って予めそんな答えを用意している
彼女の行動力は凄かったと思う。


アナリーズの授業シーンも描かれた。
今回の授業内容はタイトル通り「無罪答弁」だったのかな。

「犯行を認めている状況で無罪を主張しても偽証には問われない」。
何故か。先生と違い無罪答弁は犯罪を否定するものではなく検察に
対してウチがウヨ値のない立証を求めるものだから。

・倫理的には実の所依頼人が有罪なのは分かっている。それでも
弁護士は陪審員に毎日嘘を付かねばならない。

・自分を騙す、それしかない。嘘を付く、そして依頼人は潔白
なんだと自分に言い聞かせる。真実ら縛られていたらこの仕事は
出来ない。


個々のキャラクターの動きに関しては、イマイチ盛り上がりに
欠けるところが有った。
コナーとオリバーが性病の検査をしていたけれど、何かの前振りだ
ったりするのかどうか。
牧師の件では「ソーンバーズ」の可能性に言及していた。
神父が娘と恋に落ちる話だとしていたけれど、その流れは当たって
いたけれど、残念ながら利用出来ないことで除外していた。
アッシャーは終始嫌なヤツだったけど、そんな彼がボニーに
利用され、レディング判事に挨拶しにいくところを激写されて、
利益相反だという流れを作らされて、判事を下ろすための作戦と
して利用されてしまった。それでもボニーとは良い感じの関係
は続いているようだけど、フランクからはちょっと圧力をかけ
られた感じがする。
ウェスとローレルは上述するようにレベッカの捜索の流れ。
最後は4人でレベッカの元に問い詰めに行くシーンが有り、いよいよ
ラストの流れに向けて最後の仕上げになるみたいだ。
フランクは相変わらず、アナリーズに頼まれてフィクサー的な悪い
事ばかりしている感じ。
結局ネイトは強引に釈放の流れを使った後、アナリーズからは
何処かの番号に電話しろと言われているけど、その番号って何処の
ことなのか?
またしてもアナリーズが何かを仕掛けているとしたら、ホント
どうしようもないね。

■使用された曲

・Feel by Nalepa & William Arcane
・Music People (Us Version) by IAMX

■キーワード

アナリーズ・キーティング (Viola Davis) 弁護士
ネイト・レイヒ (Billy Brown) 刑事、アナリーズの浮気相手
ウェスリー・ギビンズ (Alfred Enoch) 学生
コナー・ウォルシュ (Jack Falahee) 学生、ゲイ
レベッカ・サッター (Katie Findlay) ウェスリーの隣人
ミカエラ・プラット (Aja Naomi King) 学生
アッシャー・ミルストーン (Matt McGorry) 学生
ローレル・カスティロ (Karla Souza) 学生
フランク・デルフィーノ (Charlie Weber) アソシエイト
ボニー・ウィンターボトム (Liza Weil) アソシエイト
サム・キーティング (Tom Verica) アナリーズの夫、心理学教授

グリフィン・オライリー (Lenny Platt) ライラ事件容疑者
ライラ・スタンガード (Megan West) 殺された大学生
オリバー (Conrad Ricamora) IT部門、ゲイ

アンドリュー・クローフォード (Tom Everett Scott) 神父、殺人罪
アグネス・ウィリス (Lilli Birdsell) アンドリューが好き
— (Danielle Kennedy) 看護師
トレント・ストックトン (Nick Warnock) 弁護士
クラレス・レディング (Mari Weiss) 判事、保釈を禁止する
ブラッド・フォード・ウィルキンス (Karl T. Wright) 判事
カレン・ハウリー (Sharon Omi) 地方検事
ジョー (Dan Martin) 教会でアンドリューの行動を証言する
ルディ・ウォルターズ (Jack Mikesell) ウェスの前の住人
バーナード (Lou Richards) 神父、小児性愛
ザック (Caleb Mixson) ブライアン・ケーメンズが自殺したことを証言
— (Mallory Low) Eager Girl
バフィ (Christina Leone)
— (Miles Frank) Dude
— (Ashleigh Biller) Buffy’s Friend
— (Jessyka Finnoy) Law Student

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