第9話 テレキネシス Repairs
脚本/Maurissa Tancharoen、Jed Whedon
監督/Billy Gierhart
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【ストーリー】
「研究施設で事故、4人死亡」。そんな新聞記事が一面に大きく
出ていた。
ここはユタ州・ベイツヴィル。
GS兼コンビニで物を購入する女性・ハンナ・ハッチンス。しかし
レジの所では店主のタイラーが突然女性に対して、ジャック・
ベンソンは友達だったとし、みんなあんたのせいだと言っている
としてハンナに迫る。ハンナは恐くなると私に近づかないでと
語る。すると突然商品棚のものが店主に向かって攻撃するように
して飛び出して行く。店主は外に逃げると、外ではGSから
ガソリンが漏れ出しているのを知る。店には引火しGSは爆発する。
メイとウォードは体の関係になっていた。
シャワーを浴びているウォード。メイの元には電話が鳴り任務
だという知らせが入ったという。内容は聞いていないとのこと。
ウォードはみんなに怪しまれないように帰りは以前と同じように
別々のルートを使って時間差で戻ればバレないだろうと語る。
そう答えている間にメイは既に外に出て、移動司令室”バス”へ
と向かっていた。
ハンナ・ハッチンスはテレキネシスを使って研究施設を破壊した
という噂が立っていた。スカイはコールソンに対してテレキネシス
なんて実在しないのではないかと問うと、インデックスに入れる
かどうかを現地で査定すると方。念動力が本物かどうかの調査
をするのか?という。査定なんてお役所的な呼び方だというと、
スカイは新人歓迎とか呼んだらどうかという。コールソンは
マジメに取り組むようスカイを説得。新しい能力者に取り組む
良いチャンスだと語る。しかしスカイは既にマイク・ピーターソン
の件で(s1-1参照)経験済みだと語る。コールソンは正しい対応を
すれば暴走は防げるのだという。今まで何人インデックスに
入れたのかと問うと一握りだという。シールドで迎えに行くので
有れば大喜びされるのではないかというが、特殊能力を本人が
受け入れていない場合も有るので見極めないといけないのだという。
慎重な対応が必要だという。粒子加速器が爆発し、ハンナはその
安全管理担当者の一人だったという。彼女のミスなのかと問うが
事実はわからないがそう思われている事を語る。本人も遺族も
ショックだろうと告げるスカイ。そんな中、フィッツは現場は
危険なのでエネルギー省からは施設内には入らないよう言われて
いるとのこと。ただしフィッツは実証データは外からでも集めら
れると語る。原因を突き止めれば自然発生的な念力と関係が
あるかハッキリするというシモンズ。
コールソンは粒子加速器の施設は、巨大な磁石を使って光速に近い
スピードでアゲンシ粒子を反粒子に衝突させることで小さな
ビックバッンを作っていた施設である事を語る。
スカイには現地についても車で待っている様告げデリケートな
ことでどれだけ危険な人かも分からないという。そんなデリケート
な任務にメイで良いのかと皮肉る。ウォードとメイに行かせる
というとメイから5分で離陸だと語る。
シールドはハンナの自宅に行くと、地元住民達はハンナに対して
反発してを出して非難していた。警察が一応警護しているが、
捜査官も市民達の立場で見守っていた。なんとかして人々を
追い払えないかとするが強制は無理だという。コールソンは
ハンナに対して自分はシールドの捜査官で超常現象を専門に扱って
いるだけで話がしたいと語る。しかしそんな中、市民達が卵を
ぶつけるとハンナは興奮し、その次の瞬間無人の警察車両が
動き出す。ウォードはなんとかして市民達が車に轢かれないように
助ける。仕方なくメイは麻酔銃を使ってハンナに当てると撤収
しようと語る。歓迎ムードは終了だなというコールソン。
一方粒子加速器研究施設、STATI CORPの外からドローンを使って
データ収集をするフィッツ。テレキネシスって現実には存在しな
いんでしょというシモンズ。しかし指一本使わずにパトカーを
動かしている現状があるという。理論的には立証されていない
が、僕らも一瞬信じた時が有ったねと語る。新入生の時に、サリ
ン・ウェバーが授業中本を落とした時に、君は女みたいにキャー
って悲鳴を挙げていたという。私は女の子ですから!!という
シモンズ。僕らは三年早く卒業してしまったので新入生をハメ
る楽しみが味わえなかったねと語る。そんな中スカイはアカデミー
に行っていない新人生と同じで汚れをしらない人物だとし、
先輩からハメラれるのはシールドのエージェントとして通る道
であり義務だという。二人はスカイを騙そうと考える
データ収集は完了したのが帰ろうというフィッツ。
バスの中に眠らせたハンナを入れて離陸する。
中には磁器シールドを張ったので力が本物でも外に力がおよぶこと
はないというコールソン。しかし中には余計なものは置かない方が
良いという。メイがやってくるとそろそろ麻酔が切れるころだという。
目覚めたら状況が解らず怯えるだろうこと。先ず信頼を勝ち取る
のが最優先だとし、メイとコールソンで正直に話すことが一番だ
という。メイが捕まえた経緯を説明して欲しいとのこと。興奮して
暴れ出すかも知れないとすると、その為にもメイが必要だという。
コールソンは念の為にネクタイはハズして置くという。
ハンナが閉じ込められている尋問室へいくコールソンとメイ。
水を持って来たとして近づき大丈夫だと語る。
ハンナはどうしてここに居るのかと問うと、コールソンは強引に
連れてきたことは申し訳ないとし、危険な状況だったと語る。
やむを得ず連れてきたのは安全の為だという。
私は一体何をしたのかと問うと、パトカーを動かしたが誰もけが人
は出ていない事を語る。
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ユタ州ベイツヴィルの粒子加速器研究施設で事故が発生し4人の
従業員が死亡する。安全管理担当者のハンナ・ハッチンスの責任
ではないかと噂され、街ではハンナのことを排斥しようとする
ような行動を取っていた。何よりもハンナには念動力(テレキネ
シス)が使用出来て、それを使って相手を攻撃しているのではな
いかとされていた。それを確かめるべく、現地に行ってインデックス
に加えるべきか精査しにいく中、ガソリンスタンドにいたハンナは
店主から責められ、そこでも爆発事故を起こしてしまう。
ドラマとしてはあんまり面白味を感じ無い流れだったな。
時々本当に存在する能力者の一人に迫るものなのか、それとも
宇宙の物質を掴んだものが能力を身につけているのか、それとも
ムカデ組織による何らかの陰謀なのか。
ネタとして大きく分けると
・メイとウォードが愛のない体だけの関係を持っている。
・スカイを使ってフィッツ・シモンズはアカデミー時代に出来なかった
新入生イジメをこんな状況になって行おうとする。
・今回のドラマでのハンナが噂されることのように、メイが何故
騎兵隊と呼ばれるかの真相に迫っていく。
そんな流れで構成されていた。
メイとウォードは手慣れた感じなので、以前から体の関係は
有ったような感じ。メイと体の関係になっても、なんか反応も
なくザ・マグロ(意味不明)って感じなんだろうか。それとも
誰にも見せない顔を見せていくのか。
メイとスカイが対立する構図というのもイマイチ強引に設定した
感じで、正直二人がぶつかる意味もよくわからなかったけど、
スカイが初めての任務だということで、「騎兵隊」での真相に
於けるメイ自身に起きた流れから、メイはスカイを守っていた
というところなのかな。
まぁメイとスカイがぶつかり合い愚痴る辺りは楽しいものが有る。
「メイって目標、捕捉、脅威、排除って感じでしょ」
「ハエを捕まえる為、ナパーム弾よりハチミツの方が役に立つこと
だってあるでしょ」
「メイが私に何もさせないのは多分男に飢えているせいよ」
なんかみんな的確な指摘すぎてなんもいえねー((c)北島康介)って
感じだけど、ウォードが男に飢えているという言葉を聞いて
ちょっぴりドキドキしている辺りが笑える。
ドラマ自体は、「ゴースト~天国からのささやき」とか「スーパー
ナチュラル」状態で、早く光の向こうへ・・って感じのものが
有るけど、時空の間にいるという都合の良さを利用して、物体が
あるかないのか分からない状態のものと戦うというちょっぴり
ナンセンスさを感じる。ただただトバイアスが気持ち悪いヤツだと
いうことしか印象に残らなかった。事情を知ってもなお、やっぱり
気持ち悪いヤツじゃないかみたいな突っ込みで、純愛とはほど遠い
ところでドラマが動いているし、どうすれば良いんだろうねって感じ。
ハンナは神の罰だとしていたけど、罰を受けるようなことをして
いたんですか?って感じだ。
スカイはもっとも信仰心など無さそうだけど、幼少期は養護院で
育てられていることも有り、神についての考察に於いては正しい
ことも語っていた。
「神は愛よ。愛は人を繋げるもの。神が愛ならばミスしたくらい
で人を見捨てるわけはない。」
騎兵隊ネタは話が二転三転する。
結局真相を知っているのはコールソンだけ。
「アカデミーで噂されている救出作戦でも敵の壊滅でもない。
新人歓迎のハズが失敗した。大勢の民間人の女性と数名のエージェ
ントが建物に監禁された。特別な力を持つ女性の侵入者によって。
そこにメイが一人で乗り込んで行った。自分なら解決出来るとして
中に入り、敵を一掃した。手段は不明。犠牲者はメイ自身で、あれ
以来人が変わった。昔から物静かだったが温かかった。イタズラ好き
で堂々とルールに逆らっていた。スカイみたいに・・・」と。
バーレーンで起きた事件というのは誰もが語っているように
間違いではないみたいだね。
未だにロンドンで起きた宇宙船ネタのことも口にされていたし、
その影響力は有るのかな。近いウチこの元になった
「マイティ・ソー」系の映画も感想をアップしよう。
新人いじめの件では、妙なところでモップオバケが効果を発揮。
しかし驚かせたのはスカイではなくウォードだったという辺り
が皮肉だね。
■使用された曲
・Agents of S.H.I.E.L.D. Theme Song
Written by Bear McCreary
・Two of You by Brian Keane
■キーワード
・
フィル・コールソン (Clark Gregg) S.H.I.E.L.D.の捜査官
メリンダ・メイ (Ming-Na Wen) 捜査官、エースパイロットで兵器の専門家
グラント・ウォード (Brett Dalton) S.H.I.E.L.D.のブラックオプスの専門家
スカイ (Chloe Bennet) ハッカーグループ「ライジング・タイド」
レオ・フィッツ (Iain De Caestecker) 捜査官、兵器技術を専門
ジェマ・シモンズ (Elizabeth Henstridge) 捜査官、生命科学に精通
トバイアス・フォード (Robert Baker) 技術担当
ハンナ・ハッチンス (Laura Seay) 粒子加速器研究施設・
タイラー (Christopher Gehrman) コンビニ・GS店主
ロジャー (Josh Clark)
— (Mickey Maxwell) 捜査官
マーサ (Beth Kennedy)
デイビス (Maximilian Osinski) 捜査官