[N] エージェント・オブ・シールド Agents of S.H.I.E.L.D. 第1話 シールド精鋭チーム誕生 Pilot

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第1話 シールド精鋭チーム誕生 Pilot

脚本/Joss Whedon、Jed Whedon、Maurissa Tancharoen
監督/Joss Whedon
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「秘密が暴かれた。何十年物間、あなたたちの組織が隠して
いた真実。彼らが私たちの仲に紛れ込んでいるということ。
ヒーローも怪物も・・・世界は驚きに満ちている。」
(ライジング・タイド投稿)

カリフォルニア州・イーストロサンゼルス。
失業中のマイク・ピーターソンは屋台でなけなしの金で食事を
買うと息子のエースに与える。妻は失業と同時に家を出てしま
い父子家庭。
週末は叔母のところに行こうと告げるマイク。息子がオモチャ
店のヒーローもののフィギュアを目にしているのを見て、父は
もうすぐ誕生日だなと告げると、どれが欲しいのかと問う。
しかし息子は自宅の懐事情を知っている為か遠慮する。
今は苦しいけどなんとかする。オレとお前はチームだろうと
して息子を励ます。
そんな中、目の前のビルの最上階オフィスで爆発が起きる。
エースに対してバーニーおじさんと一緒に居ろと告げると、
マイクは火災が発生する中、超人的な力を使いビルの外壁を
よじ登っていくと、けが人が居ないかどうか調べて回る。
女性が倒れているのを知り、マイクは彼女を抱えて窓から飛び
降りる。あまりに尋常離れの力に驚く中、スカイはその光景を
一部始終撮影していた。

「理解を超えた存在に私たちは気が付いた。そうなった以上、
表舞台に出てくるべきだ。」
(ライジング・タイド投稿)

フランス・パリ。
ウォードは現場で連絡を取りながら諜報活動をしていた。
パッケージの在処をライジング・タイドが嗅ぎつけた事を告げ、
この任務は危険だとされるが、ウォードはあと5分で回収出来る
と告げる。十分気を付けろと言われると、喫茶店の窓際の赤い
ネクタイをした男が該当者だという。ウォードはその男の指紋が
必要なために、ウェイターに扮してグラスを回収し、そのまんま
上層階のオフィス室内に侵入する。指紋をグラスから採取すると
セキュリティを解除。室内を調べる為にコンパクトタイプの
赤外線装置を使い壁に照射して金庫の在処を調べる。そして
金庫を開けると中からパッケージを回収する。
しかし外に出ると男の彼女だと思われる金髪女性、そしてボディ
ガードが二名いてウォードに襲いかかる。なんとかして彼らを
倒すと屋上に行き、待ち構えていたヘリコプターが垂らしたロープ
にぶら下がって逃走する。

マリア・ヒルのオフィス(秘密事項)。
ウォードは任務完了と共にヒルの元へ連れて行かれる。
回収したアイテムを渡すと面接を受ける。
シールドの正式名称を知っているかと問われ、戦略・国土・調停・
補強・配備局だという。要は防衛戦だとし、世界とおかしな世界
を分けて混乱させるような情報を遮断し、万が一でも漏れたら
安全を確保するのだという。

彼はこれを誰に売ろうとしていたのかと話合う。
それよりも気になるのはライジング・タイドの動きが気になると
し、ただのハッカー集団だったのに今では政府の機密情報さえ暴き
出しているという。
しかし世界は急速に変化していて、スーツで空を飛ぶ対富豪を特殊
な人(アイアンマン)、ニューヨークを襲ったエイリアンを撃退した
のは巨大な緑色の超人(ハルク)、衣装を着た40年代のヒーロー(キャ
プテン・アメリカ)、それに神様(ソー)がいたという。「ニューヨー
ク決戦」で、旧社会から新しい世界へと変貌を告げたのだとし、
知るべきではない情報を知る術を彼らは得てしまったのだという。
ウォードはヒルに対してここに呼んだ理由を尋ねる。自分は
レベル6の捜査官だとすると、その理由についてはコールソン本人
に聞いて欲しいという。彼が殉職したことは聞いているというと、
コールソン本人が現れ、レベル7にようこそと語る。

ヒルは彼が死んだと見せかけたのは「アベンジャーズ」たち
を動かす為の嘘だったとし、仲間の死はチームをまとめるのに
効果が有るのだという。しかしコールソンは40秒(実際は8秒間)は
本当に死んだことを語る。アスガードのムッソリーニ野郎(ロキ)に
刺され、コールソンはその時白い光が見えたという。
「アベンジャーズ」はレベル6以下の構成員たたちだという。
自分はICUを出るとすぐにタヒチに行きマイタイを飲んで小説を
読んでいたと語る。
そんな中ウォードに対して、ここに呼んだ理由を語る。
未登録者の超能力者だとして、ネットにアップされた動画を
見せる。この動画をアップしたのは正体不明のライジング・タイド
だという。コールソンは精鋭チームを作る為にあなたを招聘した
のだとし、そこに写る超能力者と共にライジング・タイドを
掴まえるのだという。ウォードは自分は特殊任務の訓練を受けて
単独任務向きであり、爆弾の解体ならば引き受けるが、人助け
は専門外だと語る。しかしヒルは査定をした限り、戦闘能力はトップ
クラスで、諜報活動はロマノフ以来、対人能力に関しては・・・
その欄に「うんこ」が書いて有るが、君の”生い立ち”を考えたら
対人能力に関しては当然だとし、精鋭チームに適任だと語る。
フィッツ・シモンズたちはどうなのかとするが、彼らは戦いには
向かないのだという。

そんな中、メイはコールソンに対して「うんこ」ではなく「ヤマア
ラシを書いたのよ!!」と告げる。周りにトゲトゲしいということを
表現したのだという。
コールソンに対してもう少し休暇を取った方が良いとする
ストライテン医師。しかし十分休んだとし、君もタヒチに行くと
良いと語る。あそこは魔法の国だぞと。タヒチのこと・・彼は
知らない様だなと医師とメイは語る。

テレビでは、「正体不明のヒーロー」のことを報道していた。
爆破されたビルから助けた男に関して、報道されていた。
そんな中、喫茶店で求人広告を見ていたマイクに対してスカイは
接触する。スカイはライジング・タイドと名乗って政府の秘密
を個人で暴いていたのである。
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ニューヨーク決戦から時が経過。シールドは一瞬にしてその事態
の収拾に務めて、まるでそれが無かったかのように工作。
しかしあの戦いによって少なからず世界は変わり、それは同時に
市民達の意識も変化し、政府が隠そうとしているそのような事実
を暴くものが現れたり、研究者たちの中には、超人的能力を開発
するものたちの存在があることを知る。精鋭部隊を集めてシールド
を結成し、それら政府や市民たちにとって不都合な現実を解決
する為に行動を起こしていく。

マーベルシリーズを見ていないと、なかなか分からない描写なり
その言葉の意味さえもわからないところが有るのは事実。
ただ余程言葉に裏打ちされる真実を知りたいという人以外は、
別にそれを見ていなくても十分に流れは理解出来る内容かな。
血清の流れを通してそんな超人的人間が出来るということや、
そんな組織があること自体は、ある程度前提条件として理解して
置いた方が良いとは思うけどね。

一番気になるのは、超人的能力を持つ人物とマトモに戦えるのか
ということか。一般の捜査官たちが能力的に優秀であれ、対峙出来る
のにも限界は有るところはちょっぴり不安な一面なのかも。
「アベンジャーズ」を見ていると、シールズの組織そのものは
巨大で有ったとしても、超人能力を持つヒーローによって戦いの
主導権は握られていたので、指揮するものたちはただ見守るしかな
かったしね。
そんな人物たちと似たような力を持っている相手と戦うことに対して、
太刀打ちできない部分があるのではないかと思ってしまう。
しかしまぁ超人能力を持つものは、エイリアンとして描かれている訳
では無く「ムカデ」を行っている人間によって、投与された血清
(「キャプテン・アメリカ」のアースキン博士のものと類似している)の
お陰であることから、中身・構造自体は人間であるということから見
ても、人としての限界は有るのだろうし、銃弾を頭に受ければ死ぬ
(「ウォーキング・デッド」のウォーカーみたいだ)みたいだし、
今回のドラマの中で、既に血清に対するワクチンみたいなものを開発
していたみたいなので、それを投与すれば・・・ってことになるのかな。

既に似たようなドラマ「HEROES」なんかでもそんな人物たちが
いて、人間社会と融合していた部分は有るので、世界観自体は
すんなり入り込むことは出来た。

色んな近未来的アイテムが出てくるのも楽しい。
コールソンのビンテージカーはローラ。新しいものが常に良いもの
とは限らないとしていたけど、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャ
ー」のデロリアンっぽい乗り物で、空を飛ぶシーンが有ったよね。
ドローンを更に小型化したものたちに色々と分析させていたり
するところも有ったし、この辺は何処かでみたようなアイテムだ
けどね。

一話なのでどうしても「アベンジャーズ」との絡みで、色々と
ネタにされているところも多いけれど、取りあえずはムカデ計画
を遂行している人物たちを捜し出して、超人人間化させるのを
止めるのが第一の目的なのかな。

敵だと思っていた凄腕のハッカーのスカイだが、政府のやっている
ことにきな臭さを覚えつつも、いざ現実を目の前にして実際には
協力していくというもの。
「ニューメキシコ」「ペガサス計画」などのことにも言及していたし
シールドが知らない「ムカデ」「超人化」についても先行して
情報を入手していたので役だった。

ただ実際にムカデ・超人化をしていた今回の女博士は、自分もこの技術
の情報を授かったことを口にしていたので、背後には大きな組織
が有りそうだけど、その辺のことに関しては大した言及はなかった。
今後少しずつ実体が明らかにされていきそうだ。

それにしても爆発した原因がよくわからなかったな。
ムカデによって注入されている血清・ガンマ線以外にもなにか
頭に組み込まれていて、興奮すると爆発するってことなのか?
時限爆弾のようになっている感じで神経経路を遮断すれば良い感じ
みたいだけどね。

■使用された曲

・Agents of S.H.I.E.L.D. Theme Song
Written by Bear McCreary
・Fais comme si by Edith Piaf

フィル・コールソン (Clark Gregg) S.H.I.E.L.D.の捜査官
メリンダ・メイ (Ming-Na Wen) 捜査官、エースパイロットで兵器の専門家
グラント・ウォード (Brett Dalton) S.H.I.E.L.D.のブラックオプスの専

門家
スカイ (Chloe Bennet) ハッカーグループ「ライジング・タイド」
レオ・フィッツ (Iain De Caestecker) 捜査官、兵器技術を専門
ジェマ・シモンズ (Elizabeth Henstridge) 捜査官、生命科学に精通

マイク・ピーターソン (J. August Richards) 能力者
デビー (Shannon Lucio) 研究員、マイクが助ける
Dr.ストレイテン (Ron Glass) シールドの医者
ゲイリー (Bob Stephenson)
マリア・ヒル (Cobie Smulders) エージェント
アース・ピーターソン (Ajani Wrighster) マイクの息子
— (Aaron Behr) Angry Man
ミンディ (Nicole J. Butler) マイクの叔母
— (Sarah Dumont) パリのオフィスに居る金髪女性
— (Dan Sachoff) Reporter
— (Arlene Santana) Reporter
— (Kevin Sifuentes) Technician
— (Akeem Mair) Pedestrian

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