ボディ・オブ・プルーフ/死体の証言 Body of Proof 第6話(5) 裏切りのゴシップ Society Hill

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第6話(5) 裏切りのゴシップ Society Hill

脚本/Matthew V. Lewis
監督/Kate Woods
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プールサイドには物が散乱し、プール内で女性の水死体が発見
される。

ミーガンはピーターが現場にやってくる。とても良い住宅街だ
というミーガン。昔は嫌っていなかったかという。ここでの生活
がいやだっただけだと。ピーターは昔は高級車、豪邸、脳外科医
としての名声も有っただろうと語ると、私は名声以外には惜しくも
ないという。この近くに友達が住んでいるのでこの案件を引き
受けたのだというミーガン。

現場に行くとバド一人が捜査していた。
サムは父親が病気なので休んでいるという。ミーガンは水に浮いて
いる遺体を見て、彼女はダフネ・ジマーという雑誌の編集長だ
と語る。母親・ジョーンの知り逢いだという。
ピーターは髪の毛がピールに浮いているのを見つける。
この毛はダフネのものではないという。バドに対してこれまで
分かっている事は何かと尋ねると、30分前に使用人が遺体を
発見。押し入った形跡はなく、表の紋が開いていたこと。
争った形跡が有り、プールサイドのテーブルは倒れてサンダル
も脱げていたこと。読書中に強盗が入ったんだろうというバド。
まだ死後硬直が始まっていないことを指摘すると、小指をちょっ
と曲げただけだと弁明する。
ミーガンは遺体の右下腹部が変色しているという。これは腐敗
であること。死後硬直は既に解けているのだという。皮膚は
ふやけているので死は2日前以上前だという。

ダフネのことを調べるピーター。
ダフネはオハイオ出身、ハーバード大学院卒。服飾ブランドを
経てソサエンティフェアの編集長になっているという。
“やり手だ”というピーターに対して、男が言うと嫌みに聞こえる
という。それは被害妄想だというピーター。水に浸かっていた
部分がふやけていることや死後動かされていないこと。少なくとも
2日は庭近くで放置されていたという。庭がある所には虫がいて
虫がいる所には・・・と語っているとカーティスがやってくる。
ミーガンはカーティスに虫を調べる様告げると、クロバエ科
の第二期幼虫だという。成長するまで第六期あるから実際に育てて
逆算するという。
ミーガンは物証の髪の毛をイーサンに渡す様指示する。完全
解析させてよと。
ダフネは未婚で雑誌に人生を捧げていたらしいこと。
ミーガンは遺体を乾かすまでの間、毛髪の主を探しに行こうと語る。

ソサエティフェアにいく。
ファッションウィークというこもあり時期的に忙しくしていた。
編集長ダフネの死を伝えると社員たちはみんなショックを受ける。
悲しみよりも不安が広がっているとし、赤いダンゴ鼻の人は
アル中だという。爪を噛むクセの女・マシューズはつけ爪を
しているというミーガン。髪の毛をいじっているスティーブン
は抜毛癖だという。彼は落ち着きがないとしてティミーのことを
指す。いずれにしてもストレスの兆候が出ているのだという。
ダフネの秘書は誰なのかと問うと、スティーブンだという。
ミーガンは彼が第一容疑者だと告げる。

ケイトは電話で誰かと仲良く会話していた。
ケイトのオフィスにはタイミング悪くイーサンがやってくる。
ノックしなさいというケイトはイーサンに対して捜査の進展
状況を聞く。髪の毛は人の毛だとするが、それ以上は何も分かって
いないという。ダフネは有力者なのでマスコミからも注目され
ているのだとし、唯一の物証は髪の毛である事を告げる。DNA
採取をするようイーサンに命じる。

バドはスティーブンから話を聞く。
“ダフネは会議中”というように常に支持を受けているのかと
問う。彼女は頻繁に居なくなるのだとし、それをカバーする
のが自分の仕事だという。大邸は高級リゾート地に行くが
プライベートは把握していないとのこと。これは社交界が
ターゲッドの雑誌で彼女の予定は秘密にしていたのだという。
最後に逢ったのは5日前に電話で話をしただけで、それ以来
音沙汰がないという。バドはオフィスを調べると時計に監視
カメラで設置してあることが分かる。

ピーターは最後に逢ったのがスティーブンだとすると相当な空白
の時間があるという。

ミーガンは母親から電話が鳴る。
ダフネに何か有ったのかと尋ねられるが事件のことは言えないとの
こと。母は今夜ミーガンに付き合って欲しいとし、クラブで
パーティーが有るのだという。しかしミーガンは前回母さんの
友達に離婚について質問攻めに有ったので嫌だという。犯人を
捕まえる為に行く事は出来ないと語る。
ピーターはパーティーくらい行ったらどうかというと、ミーガン
は母とは楽しめないのだという。

ミーガンは遺体を調べる。
人が風呂に入ると肌がふやけるが、水に浸かっていた遺体が乾くと
肌が滑らかになり新たなキズ痕が見えてくるものだという。
爪の跡が有り、あざが出ることも有るという。爪が四角くて
厚いキズが出てくるのを知ってつけ爪だとし、マシューズだと
語る。
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ソサエンティフェアの編集長のダフネが自宅のプール内で
遺体として発見される。バドは死後硬直がないことから朝に
殺害されたのではないかとするが、下腹部が既に変色して腐敗
している状況を見れば死後相当な時間が経過しているであろう
ことを告げる。最低でも2日前だろうと。
遺体に付着しているクロバエ科の幼虫からカーティスに正確な
死亡時期を特定してもらう中、唯一の物証が現在プールに浮かんで
いた犯人の髪の毛だけだろうということで、ケイトはイーサンに
対してDNAの特定を要求する。

珍しくサムがお休みだったので、バドが現場で一人だった。
しかし刑事じゃないのかも知れないけど、アジア系の捜査官の
女性がバドと一緒に行動している姿が有った。残念ながら今回
限りの出演みたいだけどね。

事件のネタからすると、上司と部下の関係がテーマとして据えられて
いて、ケイトがイーサンに対して”唯一の物証”だとして髪の毛の
DNAを調べろと語った事にストレスとプレッシャーを覚えて居た
のに対して、殺害された雑誌の職場でも部下と上司の間で、厳しい
要求が有って、色々と職場で抱えているストレスというものが殺害の
動機の一つとして浮上していく。

基本ドラマとしてはミーガンの人間関係に於ける更正が目的なの
だろうので、これまで娘・レイシーと関わっていく姿が有ったけど、
交互に登場してくる母親との関係も同時に修復していくところが
有る。
死者に対して向き合っている現実が有るのに、生きているものに
対しては厳しく接するミーガンの姿。スキルがあり名声が有るウチには、
周りの人たちもそんな彼女に慕って近づいてくる姿が有るけど、
怪我・病気をしたりした際に、始めて本当の人間関係というのが
浮かび上がってくるのだろうね。
そういう意味では、ミーガンが怪我した際に、ジョーンが看病に
来てくれたかどうかで色々と愚痴を述べていたけど、不満がある
様子。しかし友達の存在ということを改めて意識した際に、ミーガンに
とっても人との繋がりというものを考えた様だ。

ドラマでは女性キャリアに対する視線というのも盛り込まれていて、
ミーガンの中では女性キャリアに対する敏感な視線があることも
今回描かれていた。ピーターとしては意識して話した訳では無いの
だろうけど、ミーガンは妙に敏感に反応していたな。

やり手の女性は人前で弱みをみせられないということで、暴行され
た事実や手術した記録が残っていなかったりもしたし、オフィス内
には隠しカメラまで設置して有ったことを見れば相当用心深く
キャリアを守る為に敏感に対応していた姿が有るようだ。

部下以外にも雑誌の特性上、暴露記事によって人の恨みを買うこと
が有るということで、腎疾患や鼻骨骨折の跡があることが分かる。

ドラマ的には「BONES」っぽくなっていて、カーティスが今回
クロバエ科の幼虫を育てて死亡時期を調べる様は完全にホッジンズ
状態。骨修復などの状態から色々と探っていく流れも「BONES」の
ブレナンっぽさが有る。それに加えて病気などの原因を調べていく
流れも有り、その辺はこのドラマらしさを加味したところかも。

カレンが電話を受けて妙にご機嫌そうだった。
イーサンが毎回そんなカレンの場所に出くわしてしまうところは、
完全に「BONES」で言うところのカミールっぽさが有るな。

毛根がなくて髪の毛から核DNAが取れず、なんとかミトコンドリアDNA
を毛髪かせ抽出しようとする。
その横でカーティスが幼虫を育てる為にご機嫌そうに歌を歌いながら
検査している姿にイーサンがストレスを感じて居た。

髪の毛は白人でヒ素の鉛が検出されたこと。
カレンは骨や歯、髪の毛の専門家らしく、今回は初めて局長として
部下に指示するだけでなく、物証に目を通す姿が有った。

ロイドとティミーが家族であること。
共に虹彩小結節に小さな良性腫瘍が有り、神経線維腫性1型だと
いうことで遺伝性疾患を患っていることから判明させた。
それを確定させるためにパーティーに出席して髪の毛を引っこ抜いて
くるというのだから、ミーガンの凄さを感じる。

アセチルサリチル酸が検出。アスピリンを使うとカリウム値が
上昇してしまうこと。腎疾患を持っている彼女に取っては致命的で
頭痛持ちの彼女にアスピリンを飲ませていたティミーが疑われた
けど、結果として見ると、アルコール、アヘン、ヒ素などが
検出されていることにどういう意味があるのかを調べ、
正体がアブサンとアヘンチンキにあることを告げる。
古いアクセサリーの中でロケットを持っている人物が髪の毛の持ち主。

またミーガンは心臓の細胞から死ぬ間際に劇的変化が有ったとして、
微細な外傷だけを与えて心停止を起こさせていたことを知る。
肺に水や血液が入って居なかったこと。
プールで感電死させたということを突き止めるけど、感電死して
いるのであれば、使用された自宅の電圧の変化で分かりそうな
感じもするけどね。

最後の最後の逆転的展開は分かりづらい流れだったな。

■使用されている曲

・Body of Proof End Credits Theme
Composed by Daniel Licht
・Maybe by Ingrid Michaelson

ミーガン・ハント (Dana Delany) 検視官
ケイト・マーフィー (Jeri Ryan) フィラデルフィア医療センター・局長
バド・モリス (John Carroll Lynch) 刑事
ピーター・ダンロップ (Nicholas Bishop) 医療捜査官
サマンサ・ベーカー (Sonja Sohn) “サム”、刑事
イーサン・グロス (Geoffrey Arend) 医療センター・医者
カーティス・ブラムフィールド (Windell Middlebrooks) 医療センター・副局長
レイシー・フレミング (Mary Mouser) ミーガンの娘

ローレン・マシューズ (Nadia Dajani) 付け爪、11年の付き合い
スティーブン・バーネット (Neal Bledsoe) ダフネの秘書、抜け毛
ジョーン・ハント (Joanna Cassidy) ミーガンの母、裁判長
ダフネ・ジマー (Mam Smith) “ソサエティーフェア”編集長
ティミー・エイカース (Dan Shaked) ロイドの息子、編集部インターン
スパテス (Lisa Yuen) 捜査官
ブレンダン・キャバノー (Christopher Durham) ジョーンの同席者
スザンヌ・ポラト (Phyllis Kay) レストラン経営、パーティー出席
ジム・プラト (Richard Donelly)
コリン・ロイド (Robert Walsh) デパート業界のスター、不倫
— (Charlie Alejandro) CSU Tech
— (Jacquelyne Barrett) Party Guest
— (Gerard Bonchack) Series Detective
— (Kaitlyn Bouchard) Lab Technician
— (Chemi Che-Mponda) Police Station Receptionist
— (Scott Davis) Executive
— (Julie Ann Dawson) Body Inspector
— (David Gere) Waiter
— (Suzanne Gillies) Medical Investigator
— (David A. Kirsch) Funeral Director
— (Matthew V. Lewis) Piano Player
— (Kristi Lynn) Officer Galline
— (Phyllis Lynn) Crime Scene Unit
— (Dan Marshall) Country Club Party Guest
— (Niecy Cerise McCoy) Magazine Employee
— (Joseph Paolo) Gardener
— (Christopher S. Porter) 捜査官
リリアンの友達 (Suzanne Prunty)
— (A.J. Rios) Lab Technician
— (Richard Shankman) 捜査官
— (Chuck Slavin) CSU Tech / Medical Examiner
— (J.T. Turner) Magazine editor
スティーブ (Kent R. Williams) 捜査官
— (Alex Ziwak) Perpetrator

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