ダメージ Damages シーズン4 第7話 取引の条件 I’m Worried About My Dog

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第7話 取引の条件 I’m Worried About My Dog

脚本/Josh Payne
監督/Glenn Kessler
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【前回までのあらすじ】
パティは彼はアメリカトークショーで流ちょうに喋っていた事
を語る。貴方は開発を監督する立場でしょとしてフランス人の
製薬会社のペクに尋ねると、”トランゼック”というワクチンの
事を尋ねる。パティの一人息子・マイケルは自分の娘を私に
托して行方不明になったとするが、突然マイケルが現れると監
護権を求めて訴えと来る。エレンはCIAがナシームをハメたで
あろうことをハーンドンから聞く。ハイスター社について宣誓証言
をしようとするタイミングで逮捕されたのはCIAが関与していて
盗聴などょしているハズだという。刑務官のアスガリからは
この写真の人物がマルワトに逢いに来たのを見たと語る。エリク
ソンはボアマンに対してアフガニスタンで何が起きてるの把握する
のが役目だろうと言われ、仕方なくボアマンを行動を起こす。
ボアマンはマルワトに対して何を知っているのかと問うと、
アフガンであんたを見たという。クリスの部下が死んだ任務の
直後に見たこと。そんな中ボアマンの元には急に任務が決まった
として女性諜報員がボアマンに逢いに行く。クリスが法廷で
なんと言うのかとエリクソンは心配するがボアマンはアフガニ
スタンは戦地であり何でも起きるのだと語る。

【ストーリー】
少年は扉を開けると中にはクリスが居た。あなたを前に見た
という少年。

— 1ヶ月前 —
カウンセラーのボールドウィンはパティと会話していたが、彼女
が事件の話をしていたら突然心ここに有らずになったことを指摘。
もう一度順を追って話してくれという。
出勤の時、エレベーターを下りてロビーに行くとドアマンから
話しかけられたという。天気のことばかりをいう人で無視しよう
とした事。私はその時電話中だったという。エールのロースクール
との電話で、私の法律事務所のパートナーが3年前に亡くなった
のだという。彼の名前はトムで、彼の名で奨学金を設立したいと
していたが手続きや大学の方針があまりに煩わしいので辞めたの
だという。それがあなたの怒りの原因ではないかという。次の
世代に引き継いでも良いのではないか?と問われると死ぬ事を
考えろと言うのかとして、私を何歳だと思っているのかと問い返す。
カウンセラーは、今の人生に於けるどの段階にいるのかという
ことのことで、弁護士として貴方は成功し頂点にたっていること。
それをどう後に残すのかと問う。今後したいことは?と問われ、
引退後も事務所は存続して欲しいのではないかと。息子は頭が
良いがそれを使おうとはしないこと。監護権で私を訴えてきたの
だという。他に引き継ぐ人は居ないのかと問うと、前に話して
いた若い弁護士のことはどうかと問われる。何故か傍に置いてお
きたくなるという弁護士のこと。今でも置いていると語ると
面白いと言われる。

エリクソンはここを壊して兵舎を作るとして4人の息子たちを
軍事訓練基地に連れて行く。取り壊す前に見せておきたかったと
いう父。ジェイクは凄いものがあるとするが、エリクソンはそこに
は入るなと止める。そこに居たのは吊されているクリスだった。誰が
こんなことをしたのかと問う子供達に君の父親だと語る。何か悪い
ことでもしたのかと問うと、お父さんはそう思っているようだという。
何が有ったのはは君の父親に聞けという。エリクソンはこんな男は
知らないというが、クリスは子供達に教えて上げようとし、お父さん
はオレを殺すんだよと語る。

しかしそれはエリクソンが見た夢だった。
ジェイクのことを学校まで迎えに行った際に車の中で思わず
寝ていた。今日は試合が有ったとし、ドラヴェッキに勝ったという。
金曜日の大会にも来てくれるかとするが父親は仕事が忙しくて
大変なんだという。

クリスの元にカーターがやってくる。
クリスはここに来てどのくらいが経過したのかと尋ねると一ヶ月
だという。クリスは飼い犬のことが心配だとして、どうしているか
調べて欲しいと頼む。犬はエレンに預けているとすると犬のこと
が知りたいだけだと語る。クリスはカーターに対して最後はオレは
どうなるのかと尋ねるとオレを殺すのかと問う。永遠には閉じ込めて
おけないだろうと。しかし最後なんて分からないだろうとし、あんた
はエリクソンの命令に従うだけの操り人形だという。いい給料
をもらっているんだろうとし、戦争に勝つためと思っているのか
と問う。ダストデビルは国を守る為のもので、あの部隊のリーダ
ーにした際にお前も了承しただろうと。任務を果たすということ。
何故これをくれたのかとしてペンダントを見せる。互いに分かっていた
ハズだとし、義務を果たすことをと。それはオレの隊のメダルであり
仲間だと思ってやったがお前は違ったという。お前に
仲間はいないとし、あの任務で誰を確保したのかエリクソンは
お前に話したのかと問うクリス。

ハーンドンやパティに対してエレンはこの男がマルワトに接触
した男だと語る。強制送還した人物だとすると、CIA工作員だろう
というハーンドン。ここからは危険な領域だとすると忘れるべき
だという。調べたところでCIAを倒す事は出来ないという。この男
の情報が有ればエリクソンを裏切るようにプレッシャーを与えられる
かも知れない事を告げると、名前だけでなく弱みも握れというのか
と告げる。パティは貴方はCIA内に情報源を持っているでしょと
いうとハーンドンは約束は出来ないぞと語る。
エレンは彼はCIAを倒そうとしたことが有るのかと問う。
15年前にビルは国防総省絡みの汚職事件を追及していたが、そこに
CIAも絡んでいると分かり、彼は戦ったのだという。激しく汚い攻撃
を受けて同じようにやり返すしかないと考えて、彼は証拠を
デッチ上げたことで、弁護士としての資格を剥奪されたのだという。

そんな中マギーから車が来たとパティに知らせが入る。
パティはエレンは2、3日は留守にすると語る。製薬会社の陪審審理
の予定美が迫っていてもう宣誓証言を先延ばしに出来なくなったの
だという。エリンは遺族にあってビルの成果を待つだけなので
大丈夫だと語る。

ボアマンは一人、絵を描く中で、クリスの任務のことを思い出して
いた。彼がターゲットで重要な情報を持っていること。周囲の
安全を確保して連れ出すぞと命じていた。
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エレンは看守からの情報でマルワトに面会に来ていた男性が
写真の中に写っていることを聞かされる。パティやハーンドン
に相談すると恐らくCIA工作員だが調べるのは危険だとして
エレンにこれ以上踏み込むことのリスクを訴える。しかしエレン
は決して追求は辞めないとして調査を頼む。
パティは製薬会社の一件やマイケルからの監護権での訴えが
起きて自分のことで忙しくなっていく。

残りこのエピソードを入れて4話。
証言頼みのドラマになっているのでなかなかドラマが進んでいか
ないし、その分心細い糸の下で調査が進んでいる感じ。
唯一その細い糸を繋いでいるのは、人間としての良心であったり
仲間意識なんだろうけど、目の見えない相手に対して人は非情に
なれるのに対して、周知する人物に対して、そんな非情な行動を
取れるのかどうかというところでドラマが揺れている。

その中では人間同士が信念や利害の元でぶつかり合う構図が
有る。
国や国民を守る為の正義と称しているけど、別の見方をすれば
利益の為の行動にしか見えないエリクソンの姿。
何とか人の信念を変えようとして手を変え品を変えしているけれど
それも叶わないと知った時には実際に手を下してしまうものなのか。
エリクソンとしての良心や葛藤は、彼が見る夢の中からも見て
とれるものが有る。子供たちに今の自分がしていることを話せる
ものなのか。

パティの製薬会社の件は随分と気を持たせたなと思っていたのだけど
まさか今回そのエピソードが回収し利用されるとは思わなかった。
単に時間稼ぎで相手を翻弄させる為だけに設定されているのかと
思ったんだけどね。ただパティがエレンの為とはいえ別件の為に
利用し、自分のクライアントの利益を損なうとしたならば、それは
それでまた違う気がするので、ドラマではどういう扱いになるのかな
気になっていたのだけど、なんとか苦しいながらも理由をつけていた
な。

エレンは勇気があるけど結果的に捜査しているのは影で調査して
くれているハーンドンとかハントリー捜査官とか、その協力者の
人たちだよね。弁護士は代理人とか代弁者というだけ有って、そんな
人たちの言葉をまとめて法的解釈に翻訳するだけの人のようにも
見えてくる。
また今のエレンはパティの後ろ盾がないと何も出来ないであろう
ことも描かれているのでとことん無力だなという感じもしている
のだけど、今回のパティがカウセラーと会話する流れの中で、
何故エレンのことを傍に置いておきたいのかどうかというところが
このドラマでも一つの謎として存在している。

マイケルがキャサリーンに接近してきた。
パティが世代交代の話をされる流れが有り、いよいよドラマも
終息に向かわせる感じを臭わせるけど、この辺もドラマの放送
自体が綱渡りだったことを感じさせるな。

フランス政府経由で色々と情報を掴んでくるとは思わなかった。
ボウマンの彼女はフランスの工作員だったのか。
ボウマンが身を固める話に関して理由を語っていたので、それが
フラッグとなってそろそろこの人の役割も終わるのかなと思って
いたけど、結局の所尻尾切りのところで終わりそうだね。

盗聴器を逆に利用してボアマンと連絡し、イニチアチブを掴んで行く
流れは爽快だったけど、協力者の男性は殺されてしまったし、
ちょっと安易に人を殺し過ぎているよな。そんなに非情になれるの
であれば、まさにクリスを殺したら終了な感じがするし。

そしてなんと言っても今回はボウマンが匿っている人物が誰なのか
が判明した。正確には名前もどんな役割の子かもわからないけど、
冒頭から何度となく出てきた少年だったのね。
この子の父がテロリストだったりするのかな。

・When I Am Through With You by The VLA

パティ・ヒューズ (Glenn Close) 弁護士
エレン・パーソンズ (Rose Byrne) 検事

ジェリー・ボウマン (Dylan Baker) ハイスター警備会社
ハワード・T.エリックソン (John Goodman) ハイスター警備会社CEO
クリス・サンチェス (Chris Messina) ハイスターの元兵士、エレンの同級生
アンソニー・カーター (Derek Webster) ハイスター警備

ヴィクター・ハントリー (Tom Noonan) 元捜査官、探偵を依頼
マイケル・ヒューズ (Zachary Booth) パティの息子
キャサリン・ヒューズ (Kiley Liddell) パティの息子・マイケルの娘
キャサリン・ヒューズ (Brooke Liddell)
6歳のエリクソン (Stephen McGahan) 4男
9歳のエリクソン (Drew Beasley) 3男
13歳のエリクソン (Jesse Dean Montana) 次男・ジェイク
16歳のエリクソン (Brandon Thane Wilson) 長男

ビル・ハーンドン (Judd Hirsch) 調査員
ボールドウィン (Fisher Stevens) セラピスト
ジュリウス (Keir Dullea) ハーンドンの友人
— (Rochelle Bostrom) Attractive Woman / ボアマンの女
ジム・ジロット (Bruce Altman) クペの弁護士
アレイン・クペ (Michael Patrick Crane) 製薬会社
マギー・ホアン (Li Jun Li) パティの秘書
エンジェル・オウローロ (Adriane Lenox) 看護師、ベビーシッター
— (Ato Essandoh) Bomb Tech / ボアマンの工作員
— (Aref Farraj III) Middle Eastern Boy
ロバート・オーウェン (Seth Barrish) CIA?
— (Scott Johnsen) High Star Contractor
トーマス・ロウリー (Jack Gwaltney) “ダストデビル”作戦
ジェイ・レイバーン (Leif Riddell) “ダストデビル”作戦
ロバート・フランクス (Mark Tallman) “ダストデビル”作戦
— (Marc I. Daniels) Park Pedestrian
リサ・フランクス (Keren Dukes) ロバートの妻
— (Alex Montaldo) Abused prisoner
— (Ben Whalen) Club Dancer

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