コールドケース 迷宮事件簿 Cold Case シーズン6 第7話 ロケット One Small Step

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第7話 ロケット One Small Step

脚本/Taylor Elmore 監督/David Von Ancken
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1969年7月20日、アメリカのアポロ計画はアポロ11号の打ち上げ
によってついに月面着陸が実現する。船長のニール・アームス
トロングに月着陸船操縦士エドウィン・オルドリン、司令船操縦
士マイケル・コリンズの3名を乗せたロケットは、コリンズが
月面の軌道上で周回している中、船長のアームストロングが
ついに着陸。ヒューストンに現在静かな海吉に着陸したことを
報道する。この報道をテレビを持つ家庭では隣近所が集まって
この偉業を目にしていた。
姉のローラは弟のダニーに対して月面着陸したのにあんたは
見逃したのよと語る。ダニーは姉に出て行くよう告げるが、
あんたが3日も部屋から出てこないとして両親も心配している
のだという。ローラはダニーが荷物を持って部屋から出て行く
のを知り外に出ていくのかとすると、記念写真でも撮っておかない
といけないとバカにする。しかしダニーは遺体としてスクール
キル川で発見される。1969年7月ダニー・フィンチの捜査資料が
倉庫に入れられる。

2008年、マカヴォイ元刑事がリリーの元にやってくる。
彼女に対してもう刑事は引退したのでマックで良いことを語る。
再捜査の依頼なのかと問うと2日前フェアマウント署に落とし物
が届いたという。ロケットの模型で、ウィサヒコンの崖の傍
で見つけたという。しかし民間業社が受け取ったことも有り、
拾ったものの住所や氏名の確認を怠っているのだという。
ロケットを見せると、チェスナットヒル・ロケット少年団、
1969年7月20日、打ち上げ人類に平和を・・と書かれていた。
月面着陸の翌日にダニーの遺体がスクールキル川で上がったとし
当時12歳の少年で、オレが殺人課に入った年の事件だという。
容疑者はレジー・ブラントで、その年逮捕された連続殺人犯だ
という。検事は証拠もなくこの事件も一括りにしてしまったと
いう。友達の居ない子で科学に夢中だったこと。ブランドが別件で
有罪になると捜査は打ち切りになり、このロケットが見つかったのは
公園だが遺体の有った場所の3km上流だという。ダニーには友達が
居たのではないかという。リリーは再捜査にゴーサインが
出るか分からないとするが、マックは39年間ダニーの事件を考えて
いたとして犯人を見つけてオレをぐっすり眠らせて欲しいと頼む。

ヴェラはロケットを見てこの模型は大したものだと感心する。
高級クロムニッケルのワッシャーまで使われていること。
スティルマンはシリンダーの内側から指紋がないか調べさせる
という。資料が少ない事件だとすると、ブラントは78年に刑務所内
で殺されているという。スティルマンは捜査は”変人マック”
だろうとし、熱心すぎて上から疎まれていたという。検視報告
ではダニーの顔と体に擦り傷が有り、頭を鈍器で殴られている
とリリーは語る。
ダニーはチェスナットヒル化学賞受賞1968年・・6年生で化学
の授業が有ったのかというヴェラ。現在ダニーの姉ローラが
署に来ている事を語る。

ジェフリーズはローラから話を聞く。
ロケットの話題になる度に思い出すという。私は当時意地悪な
姉だったという。
ダニーはその日何処に出かけたのかと問うと、教えてくれなかった
という。8歳の頃に飛び級で私のクラスに来たこと。公園でロケットが
見つかったことを語ると、あの子は数学や化学式が好きだと
思って居たという。少年団のことは知らないかと問うが知らないと
いう。ただあの子が死ぬ一週間前に近所の男の子と一緒に居るのを
見たとのこと。

— 1969年 —
チャックとボビーとセスの三人はロケットを打ち上げようとしていた。
チャックはオレがアームストロングだとすると、ボビーがオルドリン
だなという。独立記念日の爆竹が役に立ったという。しかしダニー
は自転車で通りかかると、爆竹を詰め込んだだけではダメだとし、
火薬に言おうを混ぜないといけないという。手伝って欲しい時には
呼ぶので口を出すなという。そんなロケットは爆発して、近所のガラ
スを割ってしまう。

— 現在 —
チャックは父からこっぴどく怒られていたという。他の仲間とは
誰なのかと問うがローラはチャックの名前しか知らないとのこと。
いつも3人で居たようだと。次の日にチャックがダニーに逢いに
来たのだという。

フェアマウント署の受付からロケットを届けたのがマイク・コリンズ
だということを聞いて来たヴェラ。しかし相当仕事はいい加減
だとして激怒する。マイク・コリンズなんて市内で800人は居そう
ねとリリー。マックからの連絡で事情聴取をする時はいつでも
手伝うと電話が有ったというジェフリーズ。良い警察官よという
リリーに対してヴェラはオレが引退後にも昔の事件で悩んでいたら
撃ち殺して欲しいという。喜んで引き受けるというリリー。

マックの話ではチャッピ・ピアースの友達はセス・ラングレンと
ボビー・ケントだという。事件当時3人は月面着陸を見ていたと
いう。チャックはその後もロケットに拘り海軍のパイロットを経て
NASAに応募し、今はフリーのパイロット、セレブのリアジェット
専門だという。
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アポロ計画で月面着陸が実現(1969年7月20日)した翌日に、
化学少年だったダニー・フィンチが遺体として発見される。
マカヴォイ刑事(通称:マック)は当時殺人課として赴任したばかり
の新人刑事でこの事件が未解決であることに気に止んでいた。
あれから39年間ずっと眠れぬ夜を迎える中、新たに証拠として
当時の少年が作ったと思われるロケットがフェアマウント署に
落とし物として届けられたとして、そこから何か分からないかと
してリリーに再捜査を依頼していく。

少年たちの物語は「スタンド・バイ・ミー」の流れをかなり踏襲
していて、あの柵を乗り越えて盗み出そうとして、犬に追いかけら
れたり、ガラクタ集めの男が人殺しではないかとする先入観を
持っていたり、年上の男たちによって年下の子たちが抑圧されている
ところなど、かなりシーンとしてダブるところが有る。
ただ残念なのは、このドラマに於ける二人の主人公の少年が
「スタンド・バイ・ミー」では信頼関係で結ばれているのに
ここではまるで部外者のような扱いをされていることか。
天才肌故にハブにされていて、同級生と仲良く出来ない流れ
などを見ると「ルーカスの初恋メモリー」っぽさを感じたりもする
し、人工衛星に影響を受けた4人の学生たちがロケット作りに邁進
していくところを見ると「遠い空の向こうに」を彷彿とさせる。

個人的にはポルノ・グラフィティの曲じゃないけど、
「僕らの生まれてくるずっとずっと前にはもうアポロ11号は月に
行ったっていうのに・・」って歌詞がまさにしっくり来るエピソード
で当時月面着陸を目にした人って羨ましいなと思うけど、1969年
っていうとテレビの普及率はどんな感じになっていたんだろうね。

アポロ計画を巡る歴史的な物語としてNHKでも放送していた
海外ドラマ「人類、月に立つ」を思い出す。あのドラマの中でも
6話「人類の偉大な躍進」の中でいよいよアポロ11号が打ち上げら
れて偉業を達成するシーンが描かれているけれど、アポロ11号
に搭乗出来る人物は3名で、それに選ばれるだけでも光栄のことだけど、
誰が人類最初に月の土に踏み出すのかでアームストロングとオルド
リンの間でちょっとした争いがあるよね。歴史に残るのは最初に
踏み出したものだけ。コリンズは司令船の操縦士なので元々この争い
にはある程度諦めて居られたのだろうけど・・。
このドラマの中でも描かれていたけど、これだけ華やかな夢のある
ことを実現してしまうと、その時を人生のピークとしてその後の
人生は悲惨な人生を送るというパターンの人も多く、宇宙飛行士の
多くの夫婦は不和で離婚していたり、自殺していたりもする。

さてドラマでは当時のダニーに関わりの有った人の話を一人ずつ
聞いていくだけで矛盾点がハッキリとしてくるもので、逆に言えば
当時何故それ程難しくないこの事件が解決出来なかったのかという
感じにも思えてしまう。

真に勇気を持つものの証しとして、あの崖をジャンプ出来たかどうか
で決められてしまうというのもちょっと違和感は有るんだけどね。
正直ダニーは色んなことをあの一日で証明したことには違いない
のだけど、リーダー的資質があるかと言われるとそれもまたちょっと
違うような感じもする。

気になるのはダニーのことを殺害した姿をチャック以外は見て
いない訳だけど、ボビーとセスはダニーが死んだ真実を知って
いたのかどうかということかな。服が濡れていたことや、当時
ダニーと一緒に居たということを警察には黙って居たというだけで
相当ストレスは溜まりそうだけどね。

このドラマで一番良い味を出していたのは、あの解体屋のオヤジ
だった。当時もの凄く恐そうに見える人だったけど、実際に彼を
知って見るととても良い人だった。そんな彼が「当時は子供が子供
らしく居られた」として、例えダニーたちが危ないことをして
リスクを冒していたけれど、細かいことを気にせず子供がやりたい
ことを出来る夢のある時代だったんじゃないかな。

マックはこれで安らかに眠れるのだろうか。
姉のローラ以上にこの件を気にしているのではないのか。

ヴェラは相変わらず証拠保管の人との間で争いになっている姿。
ここ最近、ヴェラは証拠保管の人と争いが起きるシーンが演出される。
リリーに対して引退後にもオレが昔の事件に悩んでいたら殺してくれ
と語る姿が有ったけど、リリー自身がポール・クーパーに対して
未練を持って居場所を探している姿。これまでのクレジットでは
一度も出た事のないポール・クーパーという男性は果たして誰なの
か。シーズン6とシーズン7(ファイナル)では8度登場する人物。
当初あのリリーとは腐れ縁だったバイカーの男かと思ってみて
いたのだけど違うのね。この辺の真実はS6-11で分かる様だ。

ヴェラが取調室に於いてクローザーと化していた。
ちょっぴり行きすぎた取り調べは問題だと思うけど、流石に39年
間も抱えて来た問題は容易には話さない様だ。嘘を真実と思い込む
人も居れば、真実を嘘だと思い込んでしまう人もいるということで
虚実が混乱してしまっているセスは可愛そうだったね。

■使用された曲

・Green River by Creedence Clearwater Revival
・A Whiter Shade of Pale by Procol Harum
・Thank the Lord for the Night Time by Neil Diamond
・Bad Moon Rising by Creedence Clearwater Revival
・Goin’ Up the Country by Canned Heat

■検索用キーワード

・フォン・ブラウン博士 宇宙計画の創始者
・硝酸カリウム200g
・リンドン・ジョンソン大統領
・クロザピン ロキシタン
・ロックスボローの病院
・人類最大の偉業

リリー・ラッシュ (Kathryn Morris) 殺人課の刑事
スコッティ・ヴァレンズ (Danny Pino) 殺人課
ジョン・スティルマン (John Finn) リリーの上司
ニック・ヴェラ (Jeremy Ratchford) リリーの同僚刑事
ウィル・ジェフリーズ (Thom Barry) リリーの同僚刑事
キャット・ミラー (Tracie Thoms) 麻薬課刑事 s3#8から

2008年
セス・ランドグレン (Richard Edson) 統合失調症
チャック・ピアース (Greg Evigan) フリーのパイロット
ローラ・フィンチ (Karen Landry) 姉
ボビー・ケント (Joel Murray) スポーツ用品店の主任
マルコム・ケント (Ron Bottitta) ボビーの義兄
ディック・ウォレス (Bart McCarthy) 解体業者
シープ・マクヴォイ (Ed Lauter) “マック”

1969年
ダニー・フィンチ (Jarrod Bailey) 化学少年、ローラの弟
チャック・ピアース (Kenton Duty) リーダー格、”アームストロング”
セス・ランドグレン (Braeden Lemasters)
ボビー・ケント (Noah Matthews) “オルドリン”
シープ・マクヴォイ (Shawn Colten) “マック”
ディック・ウォレス (Doug Scott Kramer)
ローラ・フィンチ (Ellen Marlow) 姉
グリフ (Matt Spangler) マルコムの仲間
マルコム・ケント (Jeff Staron) ボビーの義理の兄
本人出演 (Neil Armstrong)
本人出演 (Walter Cronkite)
— (Holly Dunlap)

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コメント

  1. アバター 藤林 敬 より:

    ゴールドケース、子供時代を思い出させる、とても切ない番組です。
    なぜか、いつも泣けてきます。

    • ita_reds ita_reds より:

      こんにちは、書き込みありがとうございます!!
      このドラマ、見る人それぞれの郷愁を誘うような作りで、経験していない時代の物語を見ても
      時の流れの非情さや無情さを感じて切ないですよね。海外ドラマの中でも好きなドラマの一つ
      です。