ドクター・ハウス Dr.HOUSE シーズン8 第20話 親友の願い Post Mortem

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第20話 親友の願い Post Mortem

脚本/David Hoselton
Kath Lingenfelter
監督/Peter Weller
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Dr,ペンザは患者に除細動器を使うが8時32分死亡を宣告する。
遺体は安置所へと運ばれていく。
トライバーは遺体を解剖して死因を特定する医師だった。
壊死組織の範囲内で左室破裂、心筋梗塞が誘因されたという。
心疾患を疑う変わりに喘息という誤診を冒しステロイドを与えた
のが致命的な破裂を引き起こしたのだとして、Dr.ペンザの治療
によるものだという。更なる調査を提案するとし、今年に入って
3度目の調査提案だという。
そんな中、トライバーは自らの顔を切り始め、寒気がすると
言い始める。

ハウスはバイクで病院にやってくると、凄いエンジン音を立て
てスポーツカーに乗ったウィルソンがやってくる。ウィルソン
はハウスに自分がマニュアル車を運転出来ないのも分かっているとし
障害者用スペースに止めたのも気にしていないという。死に直面
して生まれ変わったのかと問うと、ありがちだなというハウス。
ありがちなのは意味ある人生であり、これからはもっと意味の
無い人生を送ることにするというウィルソン。今まで相手のこと
を思いやって深い人生を追求してきたがそろそろ身勝手で薄情で
浅はかな人生を追求するという。CTスキャンまで3日ガンで余命
僅かか分かるまでただヒマを潰してる訳じゃないだろうと問う
と、バカみたいに非実用的な車に7万5千ドルも払ったばかりだ
とし、それに乗って子供の頃好きだった人に逢いに行くという。
月日は残酷で幻滅するぞというハウス。逢うのはジュリー・クリス
ティで映画「ドクトルジバゴ」に出ていた人だという。彼女が
チャリティで動物病院をオープンさせるので患者を放って昔のくだ
らない空想実現に行く・・オレって身勝手で薄情だろうという
ウィルソン。どうせ患者には前もって予約の段取りを整えて、
車はレンタカーだろうという。ジュリーにサインを待つ間に
犬を引き取るハメになるぞと。
そんな中、エレベーターに乗る二人は、走って来てエレベーターに
乗ろうとする人がいるのにウィルソンはドアを閉めてしまう。

フォアマンはチーム・ハウスの元で、自分の頭蓋骨を開こうと
した患者の件を語る。頭部CTも薬物検査もシロだという。
コタール症候群だというハウス。”歩く死体症候群”ともいうと。
感覚が扁桃体と切り離され、自分は死んだと思い込むのだという。
精神疾患の病歴はないし、抗ウィルス剤の可能性は除外したこと
を語るフォアマン。更にその知覚異常も除外しているという。
患者のトライバー医師は、他の医者を近寄らせようとしないのだ
とし、ハウス先生だけを信頼しているのだという。すると一同
トライバーが患者なのかと驚く。

パクはハウスにウィルソンはどうなのかと尋ねると週末に検査
だという。ど偉い化学療法で腫瘍が小さくなっていれば生きるし
そうじゃなければ死ぬという。アダムズは何か出来ることは?
と問うと、仲良くお祈りでもするか?というハウス。

ASTの値が高井という。肝不全で精神症状を引き起こしたのか。
それともC型肝炎なのか。ビリピンと血清タンパク質は正常だ
という。手の症状もチェイスがヤツを嫌う野も説明出来ないと
いう。パクは彼はダメ医者が嫌いなだけだという。決してチェイス
がそうではないとフォローする。彼はみんなのミスを見つける
からだと。死んだ患者を調べてミスを見つけるなんて簡単だと
いうタウブ。チクリ屋だと。病院を守っているのだとし医者に
責任を持たせて集中させる役割を持っているのだというパク。
死体から病気が移ったのかとチェイス。アダムズは何体も剖検
しているので全部の遺体は調べられないとすると、最後の遺体だけ
でいいという。遺体・ダイアナは関節の痛み止めにジメチルスル
ホキシドを飲んで居たこと。それが除細動器の電流で硫酸ジメチル
に変化し、剖検の際に血液からガスが放たれたのだというチェイス。
しかし肺は正常で、パクは血栓の方が理にかなっているという。
2人で毒物か調べろとし、アダムズとチェイスは一緒にチェイス
の宿敵に血栓がないか調べろと語る。

ハウスが患者と逢いたがらないのは知っているがトライバーは
同僚だぞとしハウスはホントにこの検査を指示したのかと問う。
ハウスの誤診率は0.17で、病院平均は0.32だというトライバー。
アダムズは本気で医者一人一人の価値を数値化出来ると思って
いるのかと問う。
アダムズは狭窄も血栓の所見もないという。
パクは全ての医者の診断治療の結果が書かれているとしてトライ
バーのしていることに感心する。管理主義的だとし、ヴァンゼー
会議みたいと口にする。まさかナチスまで例えに使うなんてと
パクはタウブを非難する。
2、3年前彼は子供の死亡事例に於ける関連製に気が付いたのだ
というパク。タウブはそれは素晴らしいと適当に答えるが、
硫酸ジメチルの検査は陰性だという。遺体の血液も毒性はない
とのこと。トライバーは支給されたものだけを使っている訳では
ないとし、ドリンク剤が沢山あることに気が付く。

ウィルソンはハウスの元にやってくると車で旅に出ようという。
80’sミュージックにジャンクフードにビールを飲んでいくのだ
とするとハウスは歯医者の予約をする予定だと語る。
3日間もお前の泣き言を聞かされるなんてゴメンだというハウス。
人は変わらないものだという。
するとウィルソンはここにあるのは20ccのプロポフォールだとし
自発的に旅に同行するのも良いが、僕がいきなり注射を刺して
この麻酔薬を注入しても言いのだという。倒れて脳震盪を起こすか
骨が砕けるか、運が良ければ物騒な街角で酷い頭痛と共に目覚める
ことになるぞと。僕は薄情なヤツだとし、明日8時に出発すると
語る。

一方トレイバー安置所の遺体を生き返らせる程のカフェインを
飲んで居ること。興奮剤による精神障害が原因なのではないか
という。水分補給して24時間監視するだけなのかというアダムズ。
しかしそんな中トレイバーは腹が痛いとして訴える。パクは
離脱症状ですよと語るが、普通の痛みとは違うとして腹が膨らんで
いる姿を見せる。

腹部の痛みと膨満・・・興奮剤による精神障害ではないという
アダムズ。別の疾患かも知れないとし、同時に閉塞症を患って
いることを語る。ハウスは偶然の併発の診断を嫌うというパクは
触診したが腫瘤はなく腸害もないという。
ハウスとウィルソンが来ていないというアダムズ。電話も3回
したが出ないとのこと。糖尿病なのかというタウブ。それならば
本人が申告しているハズ。潰瘍性大腸炎は?発症した際に血栓が
できたのではないかというチェイス。血栓は調べたし血便もない
というアダムズ。アダムズはもう一度ハウスに電話すると、
オフィスにハウスとウィルソンの電話が置いてあることに気が付く
のだった。
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プレインズボロ病院の遺体安置所で解剖し原因を突き止めている
トライバー医師が突然自らの顔を切り始めて、寒さを唱えると
いう異常行動に出る。一方ウィルソンはガンの事実が発覚し、
攻撃的治療を行う中、今まで自制心を発揮して平凡な生活
をしてきたハズの自分が突然降りかかった病に対して不条理さを
覚え、これからの人生は薄情・非情に生きることを宣言する。
なによりも自分の為に生きると称してハウスを脅して一緒に
自分が学生時代に好きだった女優のジュリー・クリスティに
逢いに行くことを考える。彼女は映画「ドクトル・ジバゴ」の
ラーラ役として出演しており、ウィルソンは自らをカイル・キャロ
ウェイだと語って、やりたい放題を続けていくが・・・

ついに「Dr.HOUSE」シリーズのファイナルのファイナルが近づいて
来ました。残すエピソードのタイトルを見ても21話「残される者」
22話「最期の時」ということも有って、相当辛いラストが待って
いる感じがして恐いところ。

今回はなんと言っても「Dr.HOUSE」でも過去名エピソードの一つ
となったロードムービー風味付けのエピソードだった。
シーズン5、シーズン6と一シーズンに必ず一度何らかのロードムー
ビー風の展開を用意しているけど、今回のそれはまさに人生最後
の旅を味わう感じがして、ウィルソン先生の人となりを見る感じ
のエピソード。ロードムービーというのは旅している時には
とても楽しい時を過ごすものなのだけど、必ず到着する場所があり
結局現実逃避していた流れの中にも現実に引き戻されるという
シーンとしてラストを迎える。まさに人生の縮図がその旅の中に
詰まっていて、その中で起こす行動は今までの自分とは違う何か
を演じようとしても結局自分の殻から抜け出せないということを
示す流れが有る。しかしその中で起こす行動は紛れもなく死ぬまで
に一度は体験したいこととして描かれるので、ウィルソン先生に
とってはどんなことがしたいのかが分かるエピソードだったのか
なという感じ。

自分のように満腹に食事をとることに抵抗感のあるものに
とっては、大食いという行為そのものに興味がない。3Pをしたい
としていたけれど、男ならば一度くらいは・・ってのが有るのかな。
ウィルソンはガン患者だけど、ガン患者らしく見せる為に
坊主カツラに変装する。この方が女性から同情を引きやすいとのこと。
しかし翌朝のウィルソン。そのカツラから髪の毛が飛び出している
ところが笑えたし、サイフが盗まれているというありがちなオチ
で終わってしまった。

ハウスのことに振り回されっぱなしだったウィルソンも今回ばかり
はハウスを振り回していたし、先週のエピソードからそんな立場
も逆転している。ハウスは遠距離の旅を好まず近くで工場見学ツアー
にでも行こうとしていたけれど、500km以上離れた場所まで尋ねて
いくというのだから凄い。

ウィルソンはガンなのにビッグワンと呼ばれる2kg以上の肉を
食べて「苦労の壁」という大食いの店の殿堂入りになった。
一瞬だけのヒーロー。その場にいた知らない相手がウィルソンの
していたことに熱狂してくれたその瞬間の感動。
時は瞬間・瞬間の積み重ねで、その瞬間を人は常に選択していかね
ばならない。その瞬間の選択肢を間違えば、望んでいたものとは
違う人生へと進んでいくものだし、その瞬間は取り返しの
つかないものなのに、その時には意外とそれ程大切な選択だとは
考えずに生きてしまうところが有る。

ウィルソンが演じていたカイル・キャロウェイ。
何処かの映画に出てきそうな如何にも荒くれ者っぽい名前だけど
聞いて見ると、ウィルソンが高校時代に好きだったメラニーのこと
を卒業パーティーに誘った相手だった。彼女はウィルソンに対して
「彼とパーティー行っても大丈夫か?」と問われたことを口にして
いたけど、その時の彼女はウィルソンに何を言って欲しかったのだ
ろうか。

ウィルソンは折角購入したスポーツカーを要人の車列を抜きに出て
牧場の柵に突っ込んで壊してしまった。
ニール・シュルマンの小説の映画化「ドク・ハリウッド」を再現
したようなワンシーンだったけれど、流石にオラガ村の裁判に
かけられる事もなかった(笑)

瞬間の選択と言えば、最後は結局認知症の老人を見捨てることが
出来ずに15分置きにフロリダのネープルズ行きのバスが来ると
思い込んでいるイーナに付き添っていた。ここはオハイオの外れ
で68年からバスなんて走っていないというハウス。それでもタクシー
が来たのは奇跡以外の何者でもない気がする(笑)


チェイスの旅立ち

チェイスとしてはトライバーに言われて初めて今の自分の立ち位置
を知ることになる。トライバーが何故チェイスのことを嫌っている
のか。ハウスは謎だとしていたけれど、彼はチェイスに外科
に運ばれる前に真実を語り始めた。
彼もかつては診断チームでの専門医研修に応募したこと。
他の研修を辞めて彼女と別れてまでもこっちに引っ越してきたが、
結局チェイスの父から電話が鳴り、チェイスが専門医研修に合格
してしまったこと。ルックス、才能、オレの未来も全て手にして
いるというが、そんな才能をムダにして、未だにここでくすぶって
いる事実が有ること。考えて見ればフォアマンはこの病院の院長に
なっているしキャメロンはシカゴのER部長になっているという。
カトナーとアンバーは死んだという辺りは切ないしサーティーンは
何処かの島でセックス三昧だとしていたけれど、チェイスもいよいよ
独り立ちの時が来たことを示唆しているのか。
前回のエピソードでも最終的に診断を下したのはチェイスだった。
そして今回もハウス不在の中で複雑な病状のロジックを解き明かした
のはチェイスだった。

■今回の患者

・トレイバー医師

主にプレインズボロの遺体安置室で剖検をするのが仕事の彼。
とても才能が有る医者。

冒頭ではいきなりダイアナという遺体の脳を調べるのかと思ったら
自分の顔を切り始めるという猟奇的な行動を取っていた。

頭部CT、薬物検査は何れもシロ。
ハウスはコタール症候群じゃないかとするが、精神疾患の病歴はなく
抗ウィルス剤の可能性はにいという。
死体から病気を移されたのか、それとも血栓が有るのか。
チェイス組とパク組で遺体と患者をそれぞれ調べる事になる。

患者を見たアダムズは血栓も狭窄もないとのこと。
タウブたちも遺体から硫酸ジメチルの検査は陰性だったとし、
遺体の血液から毒性もない。ただカフェインが大量に安置室に置いて
あることが判明。

水分補給して監視することになるが、検査を始めた途端に腹が
膨満し始める。そこには閉塞症が患っていることが伺えた。
しかし触診したが腫瘤も腸塞もない。

腸管は源弱していただけだろうとして腸生検をしようという。
ガンの単純X線写真を撮ろうというがハウスの許可が無くして出来
ないのではないかという。しかしチェイスは僕らは専門家だとして
ハウスが居なくても出来る事を告げる。

X線は正常。腸生検や閉塞の所見も一切無い。
ちゃんと開いて調べろとし、X線では分からないことも有るんだ
として患者本人から言われてしまった。執刀するならばチェイスに
頼みたいとして統計的に見て外科医では一番優秀だという。
チェイスは小腸に触れると異常を察知する。

症状は前頭葉から始まり、神経系と手と腸と筋肉へと移っていく。
間欠性ポリフィリン症なのか。ヘミンで治療しないと悪化する。
しかし誤診ならば薬のせいで悪化するというアダムズ。
トレイバーにポリフィリン症だと語りヘミン投与の必要を訴える
がハウスに確認させて欲しいという。

しかし胸水が貯まって来た為にポリフィリン症ではないことが分かり
胸腔ドレナージが必要だった。
フォアマンに報告することになる。
チェイスが患者を騙したことが問題だとして、フォアマンが指揮
を取ることになるが、チェイスにもそのまま診断に残る様告げる。
心臓MRIで調べたら、左室が肥大し、浸潤性疾患、サメコイドーシス
の可能性が分かる。コルチコステロイドを投与し生検で確定しろ
というフォアマン。しかしチェイスはその診断には賛成出来ないと
して、プリオン病で進行が早いのではないかという。脳生検
する為にアムホテリシンを投与させろというチェイス。心筋生検を
している間にも出来ると。しかしアムホテリシンと造影剤を同時
に使うと腎臓がやられてしまう。フォアマンは心筋生検をすべき
だと主張。

心筋の線維化が見られるとしプリオンじゃないという。
チェイスは遺体を相変わらず調べる。有毒ガスでもプリオン病でも
無いなら他の物だという。

フォアマンとチェイスが今後のことで話合いをしている間に
患者は昏睡状態になる。
「神経障害」「腹痛」「胸水」「心臓肥大」「昏睡」で分かる
病気とは?
それぞれ診断に、グットパスチャー症候群、血管炎、リンパ腫
などを出す中、石けんが問題だとしたのはチェイスだった。
工業用の抗菌石けんを使っていたこと。トリクロサンは二つの事
に長けているという。菌を殺し甲状腺をおかしくすること。
トリクロサンがホルモンと勘違い、そしてカフェインの過剰摂取が
甲状腺昨日低下症になり精神症状をおかしくし、粘液水腫を発症
したのだという。

戻って来たハウスにお礼を言ってチェイスは去る

しかし最後にウィルソンのCT検査を見たハウスの表情からすると
やばそうだ。

■その他

・Dr.ペンザ役のPeter Weller

今回のエピソードで監督を務めたのはPeter Wellerだった。
この人は元々は映画俳優。映画版の「ロボコップ」でロボコップ
役を演じたりドラマ「24」シーズン5では、ジャックの上司
ヘンダーソン役で登場したり・・・。
ロボコップではカートウィッドスミス役の悪党に撃たれて死んだ
けど、生き返ってしまうところは今で言うところの
「エージェント・オブ・シールド」のコールソンみたいだよね。

■使用された曲

・Trick of the Moonlight by Gareth Dunlop
・Radar Love by Golden Earring
・Ace of Spades by Motorhead

グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie) 偏屈な医者
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人、S8から医院長
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 腫瘍科、ハウスの親友
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 外科医、離婚
クリス・タウブ (Peter Jacobson) 元整形外科医、離婚歴、浮気
チ・パク (Charlyne Yi) 脳外科医、ボスを殴る
ジェシカ・アダムス (Odette Annable) ジョンズホプキンスで研修した医師
— (Bobbin Bergstrom) Nurse

Dr.ピーター・トレイバー (Jamie Elman) 検死解剖をする医師、患者
Dr.ペンザ (Peter Weller) 誤診の医師
イーナ (Carol Herman) アルツハイマー
ヘレン (Carole Gutierrez) 店員、ウィルソンは”ビッグワン”に挑戦
モリー (Jennifer Christopher) バーテンダー、3Pの一人
— (Jeremy Scott Glenn) Orderly
— (Gus Lynch) Grieving Husband

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