リゾーリ&アイルズ ヒロインたちの捜査線 Rizzoli & Isles シーズン2 第10話 遺言 Remember Me

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第10話 遺言 Remember Me

脚本/David J. North、Tess Gerritsen、Janet Tamaro
監督/Randy Zisk
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保釈が認められたグラハムは刑務官から必要書類にサインする
様言われ、二度と顔を見せるなよと言われる。収容者用エリア
で着替えをしようとしているところ、何者かが入って来て背後
から鋭利な刃物でグラハムを刺していく。

モーラとアンジェラはジェーンの誕生日に際して、何をプレゼ
ントすれば喜ばれるか話合っていた。モーラはパーソナル睡眠
コーチをつけようかという。アンジェラは誕生日パーティー
はサムライズだとし、ジェーンが嫌がってもやることを語る。
そんな中モーラの元にフランキーがやってくる。心配毎がある
ので手を貸すというモーラ。母親は息子に心配毎があるなんて
何なのかと問うと太ったことか?と問う。これは筋肉がついた
のだというフランキーは、今日は刑事の昇格試験なので、リラッ
クス方法を聞きに来ただけだという。モーラはめいようクリニ
ックが研究した催眠術による不安解消の本を読んだとして、
それを教えようとするが、ジェーンがやってくる。
フランキーが試験に挑むことを知ってジェーンは絶対に決めるん
だよと声を掛けると、弟は凄いプレッシャーだとして呆れる。
モーラに対してブリマーストリート拘置所で刺されたので
急いで現場に行こうと告げる。

ブリマーストリート拘置所にいくとジェーンは容易に建物内
には入れてくれなかった。プライス所長からの要請で来たのだ
とするが、拘置所に入るにはセキュリティを通ってもらうという。
警戒の厳重さにモーラはテルアビブを思い出すという。プライス
は昔ヘッポコ弁護士で、コネでここの所長になったのだという。
散々法廷でやり込めたので彼は私に根に持っているんだという。
プライスに対して個人的感情で貴重な時間を奪っていることを
指摘すると、ヒステリーな女だと言われる。そんな中被害者が
死亡したとのことだった。ジェーンは所長に対してお陰で貴重な
証言を聞きそびれたと語る。

被害者はグレアム・ランドール(22歳)。
今朝保釈されたばかりだという刑務官。3週間前にBクラスのコカイン
所持で5千ドルの保釈金で出所するところだったという。
殺された現場を見るモーラは3リットルの出血量だと語る。
収容者用エリアにはカメラがないこと。被害者に関する資料を
見せる様要求するが、所長は開示命令がないと見せられないという。

コーサックとフロストも拘置所にやってくる。
いつから警察官も疑うようになったのかとしてコーサックは出入り
口の調査に不満を述べる。
ジェーンは二人の元にやってくると、フロストに対して開示命令
の要求を出してくれとし、コーサックには一緒に死体を見てくれ
と語る。ジェーンは所長にヒステリーだと呼ばれたとして愚痴る。

被害者は失血死だというモーラ。両方の腎臓を狙ったみたいだ
という。刺し傷は鋭いものだとすると、まるでジェーンだなと
声が聞こえる。何故はそこにはベッドに括り付けられた犯罪者の
チャールズ・ホイトの姿が有った。話す事が沢山あるが時間が
ないというホイト。

ジェーンは所長に対して何故ホイトがここにいるのかと問い詰める。
9人も殺したヤツは厳重設備の施設入りだろうというコーサック。
所長によるとボストン総合病院でがん治療を受けているのだと
いうが、ジェーンは過去にも仮病を使って脱走したのを知っている
でしょうと語る。彼のカルテを見せてくれというが、所長は
本人の許可がいるという。ホイトにカルテを見せる様要求する
と、面白い話を聞きたくないかと告げる。死ぬ前に聞きたいだ
ろうとし、誰にも知らない秘密だという。ジェーンとモーラに
だけ話すのでコーサックは外に出る様告げる。
ジェーンはモーラに録画するよう告げ話を聞く事にする。

ホイトは2005年の秋は何処にいたかと問う。
「紅葉が美しかった。しだれヤナギも黄色に染まって、ベルベット
の感触が好きだという。汚れのない真っ白なベルベット。
若い鷲が家族ヨーマを亡くしたこと。鷲は水を飲まないと知って
いるかと問うとウェストゲートは通って来たのか?」と語る。
モーラは脳にがんが転移したのかも知れないと語る。私は
とても悪い事をしたというホイトに対して死ぬ前に一つくらい
良いことをしなさいというジェーン。

また嫌な夢を見るようになるというジェーンに、モーラは
もしかしてパーソナル睡眠コーチが必要か?と問う。モーラは
ホイトの血液を一本盗んできていた。ガン細胞があるか調べた
かっただけだとしてジェーンに捕まるか?と問う。ジェーンは
よくやったとしてすぐにそれを調べて、録画した動画を送って
欲しいと頼む。
フロストはグレアムの記録をとってきたとし私物も持ってきた
という。コーサックはその結果、3つの独房から凶器を回収した
という。グレアムの持ち物の中に「不法行為の本」が有り、
何故こんな本があるのかと疑う。フロスト被害者は拘置所内で
は図書番だったのでその関係ではないかという。グレアムは
大卒で初犯、信号無視と2gのコカイン所持で逮捕されたという。
モーラに対して凶器について尋ねるが、モーラはコーサックが
回収してきた凶器を見てまるで「プロジェクトランウェイ」ね
と語る。人によってまるで違う刃物を手作りしているとして
興味深いことを語る。

フランキーがやってくると、何故ホイトのことを俺に言わなか
ったのかとして憤怒する。ジェーンはママに知られたらひっくり
かえるので内密にするよう告げる。署内では話題になっている
ので何れはママにも知られるというと、何か他のことに集中
させれば良いと語る。私の誕生日パーティーをしたがっている
のでしょというと、私がポニーパーティーをしたがっていると
話すよう告げる。そうすればママは町中を駆け回ってポニーグッズ
を集めに行くでしょうと。弟に対して試験の結果はどうだったのか
と問うと最悪だったとし、一生パトロール警官で終わりそうだ
と語る。
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このドラマ最初の事件で関わったチャールズ・ホイトとの
因縁の関係に終止符を打つというエピソードだった。

昔プロレスラーに噛み付きブラッシーという有名なレスラーが
いたけれど、ホイト演じるMichael Masseeも相当ジェーンに噛み
付いて来る役割だったね。

ホイトが登場したのはS1-1、S1-8、S2-10だけど、S4-9にも登場
する理由は何が有るのかな。9人を殺害したとしていたけど、
結局4人加えて13人になったということなのか。更にこの男が
殺した人物が出てきてその関係でS4ではホイトの名前が出て
くるのだろうか?

ブリマーストリート拘置所のプライス所長は、ジェーンに個人的
恨みが有るのか分からないけど、元弁護士だということも有り、
手続きとかルールには相当厳密さを持っている。その割りに、
犯罪者を拘置所内に入れ込んでしまっていたり、そんな人物に
協力している謎の職員の存在がいるところなど、ジェーンに法廷
で何度も打ちのめされたというのが分かるくらいにマヌケさが
有った。そもそも殺害現場に突然あのホイトがいたこと自体
不自然だったな。

そんなプライス所長。
現在テレ東で放送中の「CSI:科学捜査班」では、シーズン13の
一話目を飾るエピソードとしてラスベガス署の内部汚職問題が
取り上げられ、その首謀者のマッキーン役を演じていた
Conor O’Farrellが演じている。

ジェーンとしてはグレアムの事件よりもホイトが最期にジェーン
に残そうとした言葉の方が気になってしまう。
被害者の腸内から見つかった4つの歯の入ったゴム風船とは何ら
かの共通があるであろうこと。
グレアムとホイトに共通するものが何なのか。

犯罪を犯してもロースクールや弁護士資格というのは取れるもの
なのかな。

ジェーンはホイトが語る2005年の秋の物語から、その年に行方不明
になっている人物を捜すために資料室にこもり続ける。
アメリカでも過去の事件調書ってデジタル化されていないんだな
と思うと微笑ましいところも有るけど、パソコンで管理すると便利
な反面、パソコンってよく壊れるし、情報の流出の問題も有ったり
するからなぁ。

2005年に失踪した家族の中にエミリー医科大で教授をしていた
ウィルソン教授がいて、息子のジェイコブだけが生きているという。
ジェイコブが持っていた家族写真にはベルベットの白いヘアバンドを
した少女が写っていて、そのことを指しているであろうことを
掴むが、遺体を遺棄した場所に関してはなかなか特定することは
出来ずにいた。しかし彼の発言していたしだれ柳の件に関して、
あの公園には生えていないこと。しだれヤナギは水辺で育つという
モーラ先生のトリビアからウェストゲート付近にある池を調べると
あっさりと96年製のマーキュリー・ワゴンが中から出てきた。

最期にホイトからの話があるとした際には、思いっきりジェーン
もモーラも首もとを斬られていたけど、結局ホイトって末期がん
だったのにあんなに元気だったのか?
それにやはりあの看守が意味不明な形でホイトに協力しているという
辺りの流れもよく分からないって感じ。
コーサックがすっ飛んできてなんとか射殺してくれたことで助かり、
ホイトのことはジェーン自身が外科用メスで刺していた。

同じ日に見た「LAW & ORDER SVU」S6-2でもエリオットがドアを
開けるなりいきなり銃殺するというシーンが有るのだけど、
エリオットは内務監査を受けるのに対して、コーサックは受けない
のかな。

そしてなんと言ってもジェーンの誕生日。
ジェーンとしてはみんなの行動が手に取るように分かるとばかりに
母がサプライズでパーティーしようとしているであろうことを
途中で口にしていた。モーラも気難しいジェーンが何を欲しがって
いるのか分からず思わず”何が欲しいのか”と直球で聞いていたけど、
ジェーンにプレゼントしていたのはレーシングスクールのチケット
だったのかな。ジェーンってスピード狂だったりするんだっけか。
何よりのプレゼントはフランキーが刑事になれたことなんだろう
けどね。
お母さんは頑張ってポニーグッズを集めていました。

ジェーン・リゾーリ (Angie Harmon) ボストン刑事
モーラ・アイルズ (Sasha Alexander) 検視官
ヴィンス・コーサック (Bruce McGill) 元ジェーンの相棒刑事
バリー・フロスト (Lee Thompson Young) 現ジェーンの相棒
アンジェラ・リゾーリ (Lorraine Bracco) 母
フランキー・リゾーリ・ジュニア (Jordan Bridges) 弟

ショーン・カバナー (Brian Goodman) ボストン署・上司
チャールズ・ホイト (Michael Massee) 9人を殺害した連続殺人鬼
Mrs.ランダル (Sylva Kelegian) グラハムの母
グラハム・ランダル (Glen Powell) 被害者、ボストン大・ロースクール
プライス (Conor O’Farrell) 看守
ロット・メイソン (Peter Murnik) 刑務官
ジェイコブ・ウィルソン (Jesse Lee Soffer) 2005年に一家失踪
— (Noel Arthur) Jail Guard
トム・マーティン (Rick Chambers)
— (Denise Jaxon) Female Guard
— (Thomas R. Baker) Police Detective in Suit

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