クリミナル・マインド FBI行動分析課 Criminal Minds シーズン6 第4話 快楽の代償 Compromising Positions

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第4話 快楽の代償 Compromising Positions

脚本/Breen Frazier
監督/Guy Norman Bee

【ストーリー】

オハイオ州・アクロン
キャシーとスコットは車の中で犯人によって制圧される。
何でこんな事をさせるのかというキャシー。犯人のジェームズ
はダメだとして二人を殺害する。

モーガンはエリーに里親が決まったと報告。
そんな中ホッチは、オハイオで2週間に2組の夫婦が殺されたと
語る。ハートウェイ夫妻は人気の無い場所に止められた車の中
で殺されたとすると、リードは「サムの息子」も短いインター
バルで車のカップルを襲ったと語る。しかしホッチは最初の
被害者であるケップラー夫妻は自宅で殺されていること。
2組は夫が9mmのサイレンサーで撃たれて妻が激しく刺されてい
るのだという。ロッシは人種が一貫していないと指摘。
ケップラーは富裕層、ハートウェイはブルーカラーだという。
殺害現場も自宅と車だというモーガン。二人を制圧するのは
スキルが必要でどうやってそれを奪ったのかというリード。
襲われたような傷跡がないというと、銃を見せるだけでは
ないかというプレンティス。手錠で夫を拘束して、妻を襲った
のだろうという。夫はどちらも使用済みのコンドームを付けて
いたとし、バイアグラも飲んでいたが、購入された記録はない
という。犯人が被害者にクスリを与えた。セックスさせて興奮
したのかと。ホッチは3時間後に出発するという。

そんなホッチの前にガルシアが出張バッグを持って現れる。
自分もお供させて欲しいとし渉外担当が必要でしょと語る。
私の仕事はJJと重なっていたとし、事件のプレゼン用プログラム
を作ったし現場にいるみんなとJJの連絡を取り持っていたと語る。
しかしホッチは君はその分野の訓練を受けていないとすると、
それは学ぶし服だって地味なものを着るので同行させて欲しい
という。それならばトライアルということで連れて行くという
ホッチ。

移動の飛行機。
腑に落ちないというロッシは結婚している男女にセックスさせ
て殺してどういう欲求が満たされるのかという。女性の殺され
方はナイフで突き刺すことに快感を覚えているのではないか
という。犯人は性的不能者でアルバート・フィッシュ、イアン
・スコーラー、アンドレイ・チカチーロと同じでセックスの代
わりだというリード。犯人はマインドゲームを楽しんでいると
し夫は即死ではなく妻が刺されるのを見ながら死んでいるという
プレンティス。セックスで男らしさを発揮させた所をあざわらう
ようにして殺しているんだというモーガン。拷問が目当てなのか。
しかしそれにしては用意周到なのでそこまで綿密ならばターゲット
も選びそうではないかという。でも人種や階級が違うとし
バラバラだというロッシ。他の点に目を付けているのか。
犯人が被害者と知り合いということはないかと語る。

ホッチはロッシとリードは遺族の面接、モーガンとプレンティス
には2件目の現場を見て犯人像を絞るためにまずは手口を探って
欲しいという。
そんな中スーツ姿のガルシアがみんなの前にやってくる。新任
の渉外担当(お試し期間)だとすると、そういう化け方が出来る
んだなとロッシは語る。

アクロン警察。
担当者のクロウリー刑事はBAUたちと逢う。ガルシアは既に
被害者家族と面会出来るようにセッティングしていた。
被害者家族の中ですぐに返信が有ったのはロバートの父・アル
フォンソと、スコットの母・ベスだという。

プレンティスとモーガンは現場へ。
犯人は銃で優位に立ったのか。妻に向けられたら犯人に従う
しかないという。状況コントロールをしているとし、犯人は
バックシートに潜んでいたのだろうと。銃で脅しながら性行為
をさせるには?バイアグラは血管拡張剤で効き目が現れるまで
30分はかかる。戦うか逃げるかの本能が働いて血流はよくなる
が別物だという。安心させたのだろうとし、セックスすれば
助けると。全てを支配する人物は環境にもこだわる筈だとする
と、車のヒーターが最大になっていて、プリセットされていない
ラジオ局の音楽を流していた事が分かる。被害者のため最適な
環境を選ぶなんて性的サディストとは思えないというプレンティス。

ロバートの日常について尋ねる。
犯人は息子夫婦の知り合いかも知れないのだとし、趣味は何か
と問う。二人とも仕事と結婚しているようなもので息子は弁護士
で嫁は小児科医だったという。朝仕事に出かけて夜に帰る生活
だと。
ベスによるとスコットは朝7時から郵便局に出て局長を目指して
いたのだという。上のランクを目指していたこと。
ハイスクールでは毎年学年代表・スポーツ表彰、スタジャンに
ワッペンは張り切れなかったというベス。
ロバートに息子のことを尋ねるとハーバードをトップで卒業し、
ロースクールはイェール大だったとする自慢の息子だったという。

夫がボス猿タイプ。2組に共通するのはそこだけだという。
ボス猿を襲うのはボス猿だけ。犯人は被害者の中に自分を見ていて
競争相手を殺していること。女性を過激に指すのはライバルを
消すことで自分の優位証明する為だろうと語る。
——————————————————–

■今回の事件

オハイオ州アクロンで2週間に2組の夫婦の遺体が発見される。
夫は銃殺(9mmのサイレンサー)、妻はナイフで刺殺されるという
殺害方法。
1組目の被害者はケップラー夫妻。自宅で殺害された。
2組目の被害者はハートウェイ夫妻。車の中で殺害された。
どちら共にセックスを強要され、現場にはコンドームとバイア
グラを飲まされた形跡がある。

ドラマの冒頭で殺されていたのは2組目のハートウェイ夫妻だった。

■ガルシアが渉外担当としての道を模索

正直ガルシアは面前に出ることや人に指示することが苦手だと
思うので、マスコミ対応とかモニタを見ての捜査以外の現場の
フォローが出来るのか試されるものが有った。
ガルシアとしてはJJが戻ってくるまでこの席を守りたかった所
が有るのかも知れないし、改めてJJの優秀さをガルシアの行動
を見て知ることになる。
JJがどんな仕事を担当しているのかイマイチ分からない所も
有ったけど、そんな一面を改めて紹介する意図も有ったのかも。

パニックになったガルシアに対して、モーガンが
「JJではなくOGになれ。オリジナルガルシアだ」
としてコンタクトを捨ててメガネをかけさせていた。

■事件はよく分からない案件だった

見ていても正直あまり面白くなかった。
人を殺して回っているのを見て面白いと感じる人は居ないだろう
けど、犯人のストレス要因とかこれまでのドラマに比べると
はっきりしているような感じがするのに、何故か難しく考えて
いるところも有った気がする。

そもそもスワッピングに関してはどうも自分にはまるでその
魅力というのが分からず(笑)

■犯人像

当初は性的サディズムによる犯行かに思われたけど、現場の
状況を見る限り、犯人は被害者に対して性交渉させるに辺り
ロマンチックなムードを演出している。妄想の方向がロマンチ
ックだということで、疑問符を投げかけていたけれど、妻より
夫のタイプに拘っていることがロマンチックなのかとして、
困惑していた。
ボス猿説が流れて、ボス猿ならば美人と結婚するものだとし、
女性を物色する必要はなく男性の肩書きを見れば分かるのでは
ないかとしていた。

また自分が交わることがなく他人にバイアグラを飲ませている
ことから、自らでは性交渉が出来ないであろうことを指摘する。

更に犯人が殺すことを前提としているのであれば、何故避妊させ
ているのかは謎として捜査官の頭を悩ませていた。

■3件目の事件

ウィルソン夫婦が襲われた。夫のポールはフルコンタクトの経験
者で、相当犯人のジェームズに食い下がる姿が有る。
戦っているということは犯人の痕跡が付いているので、こういう
時こそCSIなどの鑑識が重要になってきそうだけど、スピード
解決を求められる部署故にそんな暇はないのかな。
奥さんも戦っている間に旦那を助けることが出来る隙は有った
んだけどね。流石に目の前で殺し合いを見て手が出せないという
のも分からないでも無いけどね。

この一件である意味犯人は力の象徴である腕力と精力が弱い
ということを認識させられて、一気に状況が加速してしまった。
また犯人は儀式である男性は銃殺、女性は刺殺という構図が
崩れたことも犯人にとっては相当なダメージだったらしい。
モーガンはそのことを「補償行為の喪失」で、強迫性障害の
患者が不安を取り除く特定の行為を指すとして、犯人は空想で
この儀式を行っているが、それも満たされなくなっていること
を語る。

■犯人はジムでターゲットを物色している?

被害者が共通しているのはジムに通っていること。

そして犯人はスワッピング受講者だということが判明していく。
コンドームを使わせているのは互いの安全性を守る為の行為。
熟女快楽クラブでは色々とシャーリーという主催者からその手の
ことを教わる。
何よりも女性が安心できる環境の為に、参加するには男女同数
ではならないこと。彼の性癖からして、独占欲の固まりでパート
ナーと分かち合うのは無理だった事を語る。

またレスリー主催のパーティーでは、ジェームズによる激しい
発砲事件が発生して、男性陣が悉く殺害された。

犯人がリビングから侵入しているが内側にはシリンダー錠が
かけられていること。その為に合い鍵を作るか、錠を開ける
ことが出来る人物が犯人像だとされていく。

そしてジムと契約している錠前師を探していくと、ジェームズ
トーマスが犯人だと判明していく。

■時間稼ぎのためにプレンティスがおとり捜査

プレンティスは過去にジェームズ夫婦とスワッピングして
いることを語り、ジェームズが犯行を犯すのを阻止しようとする。
SWAPもといSWATが体制を整えるまで時間稼ぎするつもりだった
けど、ジェームズから自分は独身は選ばないとしてプレンティス
の正体を見抜いていた。しかし最初に銃弾を放ったのは彼女の
方だった。

■犯行の原因

妻が浮気相手と妊娠したこと。
自らは前立腺肥大症となり、前立腺を全摘したこと。
妻は最後まで夫の子供だとしていたけど、本当の父親が殺された
と知り、最後は自供していた。
優先順位は夫よりも子供だという母性。男性は子供よりも妻を
取るというところも有るのだろうか?

それにしても犯人役のCraig Sheffer。
ここのところ「Major Crimes」S2-6でも犯人だったし、
「CSI:科学捜査班」のS12のオープニングの1・2話を飾った
犯人でも有ったし、そういう役が多いな。

■使用された曲

・You’re My Everything by Joe King

■出演者

デビッド・ロッシ (Joe Mantegna) BAU創設に携わったベテラン
アーロン・ホッチナー (Thomas Gibson) リーダー
デレク・モーガン (Shemar Moore) 爆弾処理が得意
スペンサー・リード (Matthew Gray Gubler) ドクター
ペネロープ・ガルシア (Kirsten Vangsness) 解析
エミリー・プレンティス (Paget Brewster) FBI歴10年

ケビン・リンチ (Nicholas Brendon) FBI分析官

ジェームズ・トーマス (Craig Sheffer) 犯人
メアリーアン・トーマス (Erin Matthews) ジェームズの妻・妊婦
デビッド・クロウリー (Juan Pope) アクロン警察・捜査官
デブラ・ウィルソン (Lisa Arturo) ポールの妻
ポール・ウィルソン (Mike Smith) 脊椎外科医、フルコンタクト
レスリー・サンダース (Sarah Buxton) バーティ主催者
シャーリー・アンドリュース (Helen Eigenberg) 熟年快楽クラブ主催
フィル・アンドリュース (Thomas Garner) シャーリーの夫
アルフォンソ・ケプラー (Bill Lee Brown) ロバートの父
ベス・ハートウェイ (Kathryn Howell) スコットの母
スコット・ハートウェイ (Jed Bernard) 郵便局員、2組目被害者
キャシー・ハートウェイ (Michelle Parylak) スコットの妻
ディーコン (Wayne Nickel) ディーコン錠前店店主
ベン・フレロー (Kiff Scholl) FBIにコメントをもらおうと近づく
— (Denise Vasquez) Female Resident
— (Billy Brown) Coffee Shop Patron
— (Sarah Elizabeth Dell) Shopper
— (Adrienne Rusk) Swinger
— (Ciel Turich) Swinger
— (Frank Scozzari) Man Walking Dog

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