ワンス・アポン・ア・タイム Once Upon A Time シーズン3 第11話 故郷への道 Going Home

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第11話 故郷への道 Going Home

監督/ Ralph Hemecker 脚本/Edward Kitsis
Adam Horowitz

【ストーリー】

フェリックスは流石ピーターだとし、一日もかからずに悪い女王
を出し抜くとは大したものだという。息子を愛している・・だ
から弱いのだという。二人はこの井戸だとしてここで呪いを掛
けるという。材料を入れればこれで奴らは死ぬのかと問うと、
もっと悪い事に利用するとして僕らの作る国でこき使われるの
だという。自分が誰かも忘れさせる。死なせたらその先は無い
だろうと。彼らの苦しみは永遠だという。

メアリーはピーターはまたあの呪いをかけるのかという。今回も
悪い女王と同じくらいの呪いなのかというエマ。以前のは女王
の望みを叶える為にかけられたもので今度はピーターの望みな
のでより残酷なものになるだろうというゴールド。呪いは止め
ることが出来ないように作ったので何をしても無駄だという
レジーナ。しかし破る手はあるというゴールド。

ピーターは女王の呪いは僕のに比べたら子供の遊びみたいだと
するとフェリックスは見込んだ通りだという。ピーターに失敗
はない。

レジーナはどうすれば良いのかとしてゴールドに尋ねると、
巻物を破るんだという。君の呪いも彼のも解けるが、「代償が
有り、とても大きなもの」だという。まずは彼を捜す代わりに
魔法で彼を呼び出し、ピーターとヘンリーを自分の体に戻すの
だという。

一方ピーターは呪いをかけるには足りないものがあるとし、
「最も愛する者の心臓」だという。フェリックスはそれは息子の
ルンペルかと問うと、愛しているといっても色々で恋愛だけが
愛じゃないとし、家族もいるという。そして家族同然の者、
親友だとし唯一ピーターを信じてくれたものだというと、フェリッ
クスはオレのことなのかという。そうだとして怖がるな・光栄
に思えとピーターは語り心臓を取り出す。

僕が自分の体に戻れば巻物を持ってるからそれを持ち帰るという
ヘンリー。例え貴方でもそんなに強い魔法は掛けられないという
レジーナ。ふさわしい道具が有れば可能だとすると「ブラックフェ
アリーの杖」のことかというティンク。ブラックフェアリーは
妖精で一番魔力が強いとし闇の魔法も使っていたのでブルーフェア
リーが追放したのだという。でもその時に杖を取り上げたという。
修道院長が身の回りに隠していたハズ。急いで修道院に行こう
というデビッド。後は私の店に行きヘンリーの準備をしようと
語るゴールド。

— 昔 —
メアリーが妊婦の頃、ブルーフェアリーから子供を助けるには魔法の
タンスでこの子を守しかないと言われる。しかしそれも無事で
入れられるか分からないというメアリー。女王の呪いで新しい
国に行ったら私たちの記憶を失い彼女に操られるだけではないかと。
その後がきっと救ってくれると「希望」を持つしかないというブルー
フェアリー。どうやって娘を「救世主」と伝えるのかと問うと、いつ
か時が満ちれば「私たちの物語」は彼女の前に開かれると語る。
「希望・幸運を信じて」と言われる。

メアリーはデビッドに羽と魔法の杖がある人は楽観的だと愚痴る。
しかしデビッドは「信じるしかない」ことを語りブルーフェアリー
の言う通りにしようという。女王の呪いで私たちの夢は全て破られた
というメアリー。未来は何が有るか分からないとし、悪い事ばかり
ではないというデビッドは、「人生は予測の付かない出来事の
連続だ」と語る。私たちの望みは子供を一緒に育てることなのに
その「ハッピーエンド」は来ないのかという。「望んだ結末でなければ
幸せになれない訳じゃない、予想外の幸せもある」というデビッド。
それを信じると語る。

— 現在 —
・赤ちゃんベッドのユニコーン。
・「赤ちゃんを手放さなければ・・」 エマ&メアリー談

— ネバーランド、昔々 —
・Mr.スミーとフックがティンクと逢う。

— 現在 —
・ティンクが影を捕まえる。
・ブルーフェアリー復活。
・ブラックフェアリーの杖

— ストーリーブルック 2011年10月 —
・メアリーがおとぎ話の本をヘンリーに与える。

— 現在 —
・ヘンリーとピーターの体が入れ替わる
・レジーナが巻物を手に入れる

— 昔 —
・ルンペルの城にベルと住んでいる時代。

— 現在 —
・代償とは、レジーナが作ったストーリーブルックの消滅。
・記憶が全て失われる。
・エマ組とおとぎ話組の決別

— フェニックス 11年前 —
・エマが出産。
・考え直すことも出来るよと医者。

— 1年後 —
・8時15分。目覚まし。
——————————————————–

■今回のシナリオの構成

ピーターによって掌握されてしまったストーリーブルックの運命
は果たしてどうなってしまうのか。

問題なのはピーターとヘンリーの心と体が入れ替わっている中で
どうやって本来の体を取り戻してピーターを倒すのか。

レジーナが過去に使用した呪いをピーターが入手し、都合
良く呪いを扱ったようにして、ピーターならではのアレンジした
呪いを使おうとしている。井戸には既に呪いをかけるのに必要な
全てのものがぶち込まれて霧が立ちこめる中で、その流れを止める
ことが出来るは出来るのか。

■よく分からないのは相変わらず

ストーリーブルックはネバーランドと同様に魔法の世界だから
ピーターは強い状態で居られたのだろうか?
そもそもルンペルは闇の王としての最高の力を手に入れている訳で、
確か彼はネバーランドでのピーターには私も叶わないようなことを
口にしていたけど、このストーリーブルックという場所でもピーターは
闇の王と対等に戦えるだけの力というものを持っているのだろうか?

影の存在もイマイチよく分からず、自らの影を操れるのはルンペル
とピーターだけなのか?
先日のエピソードではブルーフェアリーの影が引きはがされて仮死
状態みたいになってしまったけど、誰もがその影を引きはがして
使うことが出来るということはないのだろうか?
影を抜いた状態だと普通の状態とはどう違うのかもよく分からず。

ただ一つ気がついたのは、ルンペルが自分の大事にしている短剣を
影に持たせたというのは、ピーターが過去の詐欺師としてのスリ的
な入れ替えの技に長けているところがあるので、奪われない為に
上手く隠していたんだなって感じだった。
今回も折角奪った巻物を奪われていたしね。

■様々なキーワードの刷り込み

ドラマを見て居ると一貫しているのは幾つかのキーワードの刷り込み
だった。
その最たる者と言えば「ハッピーエンド」であり、今回はそれぞれ
の「希望」という名のハッピーエンドが何処に有るのかを問うシーン
に繋がっている。
また終始一貫して「信じる」ことの大切さを説いていたけど、信じる
だけでは何も始まらないこともまた事実であり、実際には信じて行動
を起こすことが大事なんだろうけど、それが思い通りの結果にならない
ことは多分にしてある訳で、上手いこと望む形だけが、自分の信じて
いるハッピーエンドの形ではないことを説いていた。

■各々のハッピーエンド

・メアリーとデビッド

自分たちで子供を育てること。

・フック

闇の王に恋人を殺された。その敵を取りたい。
ティンクとの会話で、フックは
「オレは2つに命をかける。”愛”と”復讐”だ。」
「愛は失った。だから復讐の為なら死ねる。」

・ピーター

自由。
息子を持ったことで自由を奪われた。オレの金と時間を奪った。
オレが人生を楽しもうとする度に必ず足を引っ張った。

・ルンペル

息子と一緒に居られるチャンスが有ったのにオレが怖がってしまった。
悪役のオレにハッピーエンドがある訳がない

・エマ

メアリーとエマが赤ちゃんを捨てたことを後悔している姿が有った
けど、やはりヘンリーとの未来なのかな。

・レジーナ

ヘンリーとやり直すこと。しかし悪役の私にはハッピーエンドには
なれない。

■どんだけゲスなんだピーター

赤ちゃんを作ったのも自分なのにまるで責任感がない。
責任感がないのは100歩譲ったとしても、そこから派生して、自分勝手
な世界を作ろうとしては、バカな考えばかりしている。
これぞサイコパスって感じの人物なんだろうけど、何気にイケメン
のフェリックスを殺してしまうところなど、ホント心を持っていない
ような典型的な人物なんだね。

フックとティンクがネバーランドで逢った際に
「何処から見ても妖精だ」
「何処から見てもあなたはゲスな海賊だ」

とコントみたいなやりとりが合ったけど、ピーターに比べるとフック
というのはどんだけ良い人なんだろうって感じだった。

世の中には本当に馬鹿な男と救いようもない男、どんだけ行っても
改心しない男って居ると思うんだけど、その辺の人間の使い分けが
上手かったな。

■なにげにスキルを発揮するグラニー

グラニーはヘンリーが現れる場所を探り出す為に、”オオカミ”の血筋
を持つ鼻を使って、臭いのする時計台の近くにみんなを呼び寄せた。
以前ならばルビーがこの役目を果たしていたのに、
「早く戻ってこーーい」って感じです(笑)

因みに時計台は10時30分。

■怖いことを想像した瞬間

グレッグとタマラが残していったもの、ネバーランドに行く前に唯一
役に立つものを置いていったとして、ルンペルらが持つ魔力を封じるもの
として、手首にまくアームバンドみたいなアイテムが有り、それを
目覚めた時のピーター対策に使っていた。しかし影がないので彼はそんな
ものは効かないとしていた。
ルンペルは藻掻いてもとれないと感じた際に、隣に有ったのは剣だ
ったので、実はフックと同じように腕を切り取ってしまうのではないか
と思うところが有った。しかしそうはならず実際にはルンペルにも
影が存在していないということで、そんなバンドを外すことが出来た。

■ルンペルとフックの自己犠牲の精神

フックはティンクがピーターの影を捕まえられるようにする為に
囮となるべく自らが囮になって影の前に躍り出た。
ルンペルは「予言者」が語っていたストーリーと想像と違ったけど
結果的にはヘンリーを助ける為に身を滅ぼす姿が有る。
ピーターと共に自らを闇の王の剣で突き刺した。
「考え直せ!」として命乞いするピーター/マルコムの姿が有ったけど
そういうのは刺される前にしてよねって感じ?

■いよいよヤバイことになりました

このドラマの怖いところは、元々は「闇の王」の継承者争いであり、
闇の王の剣でルンペルが亡くなったとなると、その剣を握って名前
を語る人物が次なる「闇の王」としての力を身につけることになって
しまう。その剣の行方が今後気になる要素として存在するけれど、
その辺は今後のエピソードで描かれるのかな。

■ストーリーブルックの街の消滅

ここからストーリーブルック看板の前。
836-M4X マサチューセッツナンバーのワーゲンのビートル。
ストーリーブルックの世界での赤いレザーの服着たエマさんも
好きだったのでこれで見納めなのかな。

レジーナが想像した世界観なので、当然その呪文の書かれた巻物を
破ればこの世界も消滅してしまう。
消滅するだけならばまだしも記憶を奪われてしまうというのだから
切ない。
街の境界線では、常に興味深いドラマになるのだけど、緑の煙が
近づいてくる中で、現代の世界で生まれたヘンリーだけはおとぎの
世界に連れて帰ることは出来ないし、エマだけはこの世界に残して
いくことになった。

しかしかつてメアリーが語っていたけど、「私たち家族は離れていても
常に見つけることが出来る」ということで、まぁ記憶が無くなっても
心配することはない。

生活習慣が変わっていても、コーヒーにシナモンを入れるという
朝食の光景は変わらないようだ。パンケーキとスクランブルエッグ
のコーヒーの朝食が好きなら、それはもう立派な現代的アメリカン
な姿だよね。

■バックトゥーザーフューチャーか

フックの登場の仕方、そしてその台詞はまるで、「バックトゥーザ
フューチャー」に於いてドクがマーティの前に現れた時の台詞と
似ていた。「あんたの力がいる。酷いことが起こったんだ。
アンタの家族が危ない」。

強引にキスしたけど蹴られるフック(笑)

■出演者

メアリー・マーガレット・ブランチャード (Ginnifer Goodwin) 白雪姫
エマ・スワン (Jennifer Morrison) ヘンリー母、メアリーの娘
レジーナ・ミルズ (Lana Parrilla) 悪い女王、コーラの娘
デビッド・ノーラン (Josh Dallas) チャーミング王子、メアリーの彼
ヘンリー・ミルズ (Jared Gilmore) エマの息子。レジーナの養子
Mr.ゴールド (Robert Carlyle) ルンペルシュティルツキン、質屋
キリアン・ジョーンズ (Colin O’Donoghue) フック船長

ベル・フレンチ (Emilie de Ravin) レイシー
ニール・キャシディ (Michael Raymond-James) ベルファイア
— (Robbie Kay) ピーターパン
フェリックス (Parker Croft) ロストボーイ
— (Rose McIver) ティンカーベル
グラニー (Beverley Elliott) お店
修道院長 (Keegan Connor Tracy) ブルーフェアリー
アーチー・ホッパー (Raphael Sbarge) カウンセラー
ウィリアム・スミー (Chris Gauthier) フックの部下
マルコム (Stephen Lord) ルンペルの父
— (Joy Castro) 看護師
— (Evans Johnson) Nun
— (Dave Mathews) 医者

— (Mike Coleman) ハッピー
ウォルター (Faustino Di Bauda) スリーピー
— (David-Paul Grove) ドク
— (Jeffrey Kaiser) ドーピー
トム・クラーク (Gabe Khouth) スニージー 、雑貨店
— (Mig Macario) バッシュフル
リロイ (Lee Arenberg) グランピー、何でも屋

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