ヒューマン・ターゲット HUMAN TARGET 第9話 恐怖の記憶 Corner Man

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第9話 恐怖の記憶 Corner Man

脚本/Jonathan E. Steinberg
Robert Levine
監督/Steve Boyum

【ストーリー】

格闘家のエミールと戦うチャンス。彼を挑発するチャンス。

4日前。
ウィンストンはチャンスに何を考えているのかと問う。
チャンスは分かっているとしオレの大ファンではないが相手に会いに
行くのが心配なんだろうと。今度お前に会ったらヒザに銃弾を撃ち
トランク詰めにして海に沈めると言った相手だぞと。

そんな中、トニー・ベヴィラックラの元に行く。
トニーは最後に逢った時ハッキリ言ったはずだとして耳でも悪いのか
という。人の話を聞かない愚か者だという。頼みがあるとし来週
180万ドルの金が必要だとし現金でだという。それを聞いたトニーは
今すぐトランクと銃を持ってこいとすると、チャンスに銃を向けよう
とする。その行動を止めると、あくまで金は借りるだけできっちり返す
という。あなたが私以上に嫌っている相手のヒュー・プレンティスを
痛い目に合わせたいのだという。クライアントがプライズファイターの
エディ・ダンで、プレンティスから八百長持ちかけられたが裏切って
プレンティスは180万ドルを失ったのだという。エディは良い奴だが、
プレンティスはその後有無を言わさずに殺し屋をエディの自宅に送り込
んだとし、そのまま逃れて逃亡生活を筒競れているとのこと。エディに
限らず他の誰に対しても二度と脅しをかけないようにダメージを
与える作戦があるのだという。準備は全て整っているので後は金だけ
が必要だという。どんな作戦なのかと問うと、クリストフファイト
トーナメントがブリュッセルが行われるという。世界最強の8人の格闘
家が対決するがそこでは大金が掛けられるという。富を得るものと
失う者。プレンティスが負ける方にかけるように仕向けるという。ヤツ
の全財産をかけさせるとのこと。相手はヒュー・プレンティスだとし
史上最強のギャンブラーが負けに賭けるとは思えないとすると、オレの
試合に賭けさせるのだという。どうやって大会の招待を受けるのか。

この計画には4段階があるというゲレロ。

1) ストーリーをでっち上げること。
トーナルントの関係者はどこからともなく沸いて出てきた無名の選手
が大好きらしい。強敵を次々と倒してきたブラント・ジョンソンと
いう無名のファイターのウワサを広めるのだという。ブラントとは
チャンスのことだという。
このちっぽけなアイリッシュパブでどうやって広めるのかというエディ。
世界で君の名声をあげるには大物を倒さないと行けないという。
そんな中、目の前にはケンドリック・テイラーがやってくる。
エディは興奮した様子でMMAで三冠を取ったヤツでアテネでも金メダルを
取った選手だぞと。テイラーにケンカをふっかけるチャンスは
店の外でストリートファイトになり、なんとかテイラーをKOさせる。
それを見て居たケルソーという男性はテイラーが倒されたという
情報を流すのだった。

実はわざと負けてくれたのだという。彼は知り合いだとし、現役を
退いてバーを開きたいということで許可を取るのに手を貸したという
ウィンストン。その見返りがこれだったとのこと。

2) 情報収集すること。
トーナメントに限って掛け金の上限がなくなるので全財産を賭けられる
という。確実にトーナメントに進むためにはあらゆる情報を集めない
といけないという。対戦相手の知られたくない弱み、鎧の割れ目を探す
のだという。君も手伝ってとエディに語ると、本気で勝ち進めると思
っているのか?と問うと、ウィンストンはチャンスはオレが唯一味方に
付けたい男だという。

ブリュッセルへ到着。
初戦まで6時間だった。
ベネディクトパーティーに来た出場選手だとして中に入るチャンス
たち。チェックインは午後7時だとして試合会場を見せてもらう。
ウィンストンはテイラーを倒したあの夜にあごに一発喰らっていた
のは予想外だろう?と。人前で偶然に一発を食らうなんてどうしたのか
と問う。たまたまだとすると、ここでは本物のファイターと戦うのだ
とし命がかかっているのだとして乗り気でないならば別の手を使おう
とするが、大丈夫だという。

初戦まで4時間前。
エミール・ローダンの弱点をゲレロは調べる。フランクにも話を
通しておけよというウィンストン。ゲレロは留守電に残したという。
フランクが乗ってくれないと成功しないという。
フランクはステップ3)だという。試合は8時まだ時間があるなと。

チャンスの元にプレンティスのボディガードが呼びに来る。
彼の元に連れて行かれると、ドクター・ワイスと警備主任のMr,サムス
そしてエヴァを紹介される。選手と会っておくと試合の展望を読みや
すくなるとし、特に君の場合は面白そうだという。無名の選手が会場
を沸かすなんて最高だとするが、選手は規定の健康診断を受けるもの
だが君は時間がなかったので、ここにいる医者に診断させるという。
今まで無名だが何処に居たのかというとウィンストンはペリカンベイの
刑務所にいたとし、加重暴行罪で9年捕まっていたとのこと。自分は
彼のライフコーチをしているという。彼がウチのランダーロインの
ジムに突然やってきて生まれ変わりたいと言ったのだという。

■感想

なんだか一貫性がないのはアメコミが原作だからなのかな。
チャンスが格闘家としてリングに上がるという設定は相当強引過ぎる
ものがあり、幾ら過去に特殊部隊に居たとしても、それと格闘技
はまるで違う土俵である。
八百長に関して否定しつつも、その殆どがきな臭い感じの試合であ
ること。

一番の収穫はGrace Parkさんが登場したことであり「Hawaii Five-0」
のコノ役の時の水着姿では感じなかったエロスを、このドラマの中に
出てくるGrace Parkの水着姿の中に感じたこと(笑)

個々の格闘家に対応していく流れも、チャンスが同じくらいに格闘技と
しての経験が有って勝ち負けが分からない状況の中での情報戦という
ので有れば恐らくその設定にもスッと入り込めたのだろうが、
どうもこういう場違いな設定はただ、「バレー劇場」のプロモ程度
にしか感じない。

そしてシーズン1の最終話に向けた流れも加味されていて、チャンスが
気にしている”イップス”という名のスランプや恐怖心が何処から
来るものなのかが描かれた。
前回のバプティストとの流れと関連して、オールドマンから自分の
周囲の人に危害を加えるとした流れがあることが尾を引いて、相当な
影響を与えていること。
エヴァがプレンティスに対して抱く恐怖心を自分のことのようにして
受け入れたチャンス。

最後にコンシェルジュに頼んでエヴァに盗聴器の受信機を付けさせて
プレンティスが如何に非道な人間だということを語らせる流れは
悪くは無かったけど、何で殺したということが分かったのかな。

最後の隠し球はフランクだった。
このドラマは、それこそ色んな人に貸しを作っていることが多くて
“知り合い”の一言で協力させる流れが多いね。

流石に全額を失ってプレンティスもトニーに処分されてしまった
のかな。

■使用された曲

■出演者

クリストファー・チャンス (Mark Valley)
ウィンストン (Chi McBride) 元サンフランシスコ市警
ゲレロ (Jackie Earle Haley) 元ハッカー

エディ・ダン (Dash Mihok) チャンスのクライアントの格闘家
エヴァ・コン (Grace Park) 父は格闘家のヴィンセント
トニー・ベヴィラックラ (Kenneth Welsh) ギャングのドン
ヒュー・プレンティス (Peter Wingfield) 賭博、ギャング?
フォスター・ラルーシュ (Dan Payne) 2回戦目の相手、八百長を持ちかける
ケルソー (Laurie Brunetti) チャンスのウワサを流す
— (Rocky Anderson) Goon
— (Shohan Felber) Goon
— (Anthony Joseph) Guard
Mr.サムス (Ken Kirzinger) プレンティスのボディガード
ワイス (Andrew Kucharski) 医者
— (King Lau) Fight Bystander
— (Brent McLaren) ベルボーイ
— (Erica Van Briel) ホットなコンシェルジェ
フランク (Nicholas W. von Zill) Krupp / レフリー
ディエゴ・クルス (Fraser Aitcheson) 決勝戦の相手
ケンドリック・テイラー
エミール・ローダン
ホリス・レイ () ディエゴの準決勝の相手

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