キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き Castle シーズン3 第15話 同級生の罪 The Final Nail

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第15話 同級生の罪 The Final Nail

脚本/Moira Kirland
監督/John Terlesky

【ストーリー】

チャールズ・アトリーとダミアン・ウェストライクは近所でバスケ
をしに出かけていたところ、彼の顔を肘鉄し怪我させてしまった
ので治療の為に自宅に招く。わざとじゃないんだとしてウチで冷や
して行ってくれと語る中、犬が歩いた痕が血を踏んだ足跡になって
いた為に異変を感じて、ダミアンの妻ヴィッキー(ヴィクトリア)の
名前を呼ぶ。するとチャールズは彼女が倒れているのを見かける。
彼女の顔には釘が何本も刺してあった。

ライアンはエスポジートに対して、最初のバレンタインデーは大事
だぞとアドバイスする。ラニはそういうのは気にしないタイプだ
というが、女性はみんな気にするものだという。ケイトに対して
ジョシュとは何をするのかと問うと外科医と刑事なので忙しいので
時間を合わせるのは無理だという。ただ時間が有れば食事くらいは
行く予定だという。ケイトはリックに電話するがなかなか捕まらなか
った。リック好みの事件だとして金持ちの家にてむごい猟奇的事件
が起きたものだという。

ケイトたちがやってくると、通報を受けて現場に駆けつけたベイリー
捜査官が現状を報告する。通報が有ったのは1時間前で、被害者の
夫・ダミアンは5時頃近所の友人チャールズとバスケに行き、6時
頃戻ってきてヴィクトリアが亡くなっているのを見つけたのだという。
凶器は何かとすると、顔に釘が刺さっていたことも有りネイルガン
なのかと告げる。裏口が開いていたこと。外の壁にはギャングが描いた
落書きがしてあり塗料は乾いていないという。死亡推定時刻は
4時半から6時の間だとすると、夫が家を出る前の可能性もあるという
のねというケイト。

そんな中話を聞こうとしてダミアンの元にいくとなんとそこには
リックの姿が有った。ダミアンは寄宿学校時代の友達であり、オレが
市警の捜査に同行しているのを知って相談されたのだという。オレも
今来たばかりだと語り、奥さんとも会ったことはないとケイトに語る。
ケイトは真っ先に私に連絡すべきだったとしながらもリックは、
ニューヨークイチの警察が担当なったと伝えられるとして語る。

ダミアンに話を聞く。
奥さんに恨みを持つ人は?妻は好かれていたという。裏口に落書きがして
あったが怪しい人を見かけなかったかと問うと、妻が家に居たのは
偶然で頭痛で仕事を切り上げてきたのだという。妻の仕事はインテリア
デザイナーだとすると、貴方の仕事は何かと尋ねるケイト。ダミアン
が答えあぐねているとリックが助け船を出して小説家だと語る。
ただ出版されたことはないという。結婚して5年目。夫婦仲を尋ねると
妻を心から愛していたとし、自分の全てだったと語る。凶器について
尋ねると、ネイルガンは家のものではなく、リフォームの最中だった
ので作業員のものだろうという。先週の金曜日に妻は作業員に電話
して首にすると言っていたという。妻のアシスタントをしている
アンバーならば何かを知っているかも知れないという。今からヴィッキー
の元夫のサイモンと2人の子供たちに電話しないといけないとし、
ニュース報道の前に自分の口から話したいという。

ケイトはリックに対して容疑者の前で反論されるとやりづらいとして
憤怒する。捜査の邪魔をしないでとすると、怪しいのは作業員とか
ギャングだろうという。
ライアンはダミアンの友人のチャールズに話を聞いたら、ダミアンは
遺体を見つけた際に驚いていたという。今日はバスケをしていてピリ
ピリした感じだったとし、攻撃的だったこと。アリバイ作りの為に家に
連れて来たのではないかという。金曜日に作業員と揉めているとし、
今は罪のない人を責めるよりもそっちを調べた方が良いというリック。

アンバー・パティネリの元にいくエスポジートとライアン。
ヴィッキーの件で尋ねると、リフォーム作業員のモリス・ハスバーグ
を首にしていたのは確かだという。原因は婚約指輪を盗んだからで、
先週ジュエリーボックスを開けたら無くなっていたという。モリスは
棚を作っていて指輪のある寝室に入ったのは彼だけだとのこと。月曜日
にはヴィッキーに脅して来たとし、「オレを泥棒世針するとただしゃ
おかない」と言っていたのだという。

モリスの経歴を調べると90年代後半に武装強盗でシンシン刑務所に
服役していた。そこで大工仕事を覚えたようだという。事件当日に
モリスのトラックが家の前に止まっているのを見た人がいるとのこと。

2人がかりでオッサンを責めるのかというリックに対して、ケイトは
私だってモリスが犯人の方が嬉しいという。
モリスのことを取り調べするケイト。
オレは殺していないとすると、ケイトは凶器を調べたらあなたの指紋
だらけだったという。水曜日に彼女の家で何をしたのかと尋ねると
来てくれと頼まれたのだという。指輪は家で見つかったからだとし、
疑って申し訳なかったとして謝られたという。その時泣きながらだった
とのこと。

■閑話休題

感想も書いていないのにいきなり閑話休題(笑)

現在五輪予選のサッカーを見て居るので基本少し時間が無いために
視聴も感想もちょっと簡素なものになるかと思いますがご了承ください。
一日の時間は限られているので、睡眠、仕事、食事の時間を除いて
自由に使える時間をどう配分していくのかというのはドラマ好きや
映画好きのブロガーさんにとってある意味では同様・共通の悩みと
して存在しているかも。サッカーに時間を配分するとドラマ鑑賞や
ブログ更新が少々おざなりとなってしまうというのは自明の理かも。

■感想

今回のドラマの中の時期設定はバレンタインデーの流れでしたが、
先週の「ダウントンアビー」も設定は1922年では有りますが、バレン
タインデーでした。
バレンタインデーということも有り、何か恋バナで盛り上がるのかな
と思っていたけど、流石に日本のようにバレンタインデーがそこまで
特別視されていないのかな。ライアンはエスポジートに対して女性は
期待しているみたいなことを言っていたけどね。

今回はリックとケイトが二人共に固定観念に縛られた先入観を元に
捜査した為に、共にミスを犯すという流れでした。

リックのミスは寄宿学校時代に自分の作家としての才能を見いだして
くれた人物(ダミアン)故に、そんな恩人にも似た人物を助けたい気持
ちが働いた為のものでした。

ケイトのミスは過去にも容疑者とされるダミアンの身内の死(父親の
フィリップ)に絡んでいる為に、偶然が二度も重なるハズがないと思って
いることや、金銭的にダミアンが困窮している状況に有るという
設定故に、容疑者としての視線でダミアンを冒頭から疑ってしまうと
いうものでした。

ただダミアンは冒頭から嘘ばかりついていたり、話すべき事を話さない
など、度々不審な行動を取っていたので誰から見ても不審者にしか
見えず、ケイトがミスを犯すというのも仕方がない。

そしてリックが今回は事件関係者の知り合いということで、客観性に
欠いて対応していた事実も有り、結局は互いに落とし穴に落ちた感じ
でしたが、寧ろそんな二人の綱引きが有ってこそのえん罪を防ぐ流れ
にも繋がったのでしょうか。

ケイトとリックがケンカしている光景をライアンとかエスポジート
が遠巻きに見て居て、「ママとパパのケンカ」だと表現していた
ところが面白かった。

捜査に於いてケイトが優利にも不利にもなったりしたけれど、
ケイトはリックに対して、

「あなたはダミアンを知っていると思い込んでいる。頭の中で
作り上げたキャラクターだ。デリック・ストームやニッキー・ヒート
と同じで」と突っ込まれていた。

確かにリックはダミアンの妻でさえも逢ったことがないと話していた
ので、彼の素性など当時のことしか知らないわけで・・・ただ皮肉
なことだけど、リックがダミアンのことを知っていた時の時代に
起きた事件はダミアンが犯人で、その後の事件はダミアンは無実
だったというのが皮肉。

またケイトとリックの形勢が逆転すると、リックはケイトが冒頭で
語っていたことを引用する形で嫌みのように語るシーンが笑える。

「外部犯行ならば凶器を持ってくると言ってなかったか?」
「犬が懐いている人だと言っていただろう」

と。

元夫のサイモンもまた彼が経営する不動産業が借金を抱えていると
いうことで相当怪しい人物として浮上してくる。
口座の流れは常に犯罪を解き明かす流れにも使われるけれど、
今回は完全にそれに踊らされた感も有ったな。

結局犯人は、サイモンと恋仲にあったヴィキーのアシスタントの
アンバーでした。

最後は落ち込んでいるリックに珍しくケイトが酒飲みに付き合う
というシーンで、最近ジョシュのことはどうでも良いのかなと
思って見たり、またここの所ラニがエスポジートの関係が分かってから
出ていないのだけど、早くリアクションを見てみたいぞ。

■サイモン役のTom Irwin

「デビアスなメイドたち」でエイドリアン役を演じている彼。
現在Dlifeで見て居るドラマなので、妙にきな臭く感じてしまった。

■使用された曲

・Castle Theme
Written by Robert Duncan
・Anywhere With You by The Seventeens

■出演者

リチャード(リック)・キャッスル (Nathan Fillion) 作家
ケイト・ベケット (Stana Katic) NY市警12分署殺人課の刑事
マーサ・ロジャーズ (Susan Sullivan) キャッスルの母親。女優
アレクシス・キャッスル (Molly C. Quinn) キャッスルの一人娘
ハヴィエル・エスポジート (Jon Huertas) ベケットのチーム
ケヴィン・ライアン (Seamus Dever) ベケットのチーム
ラニ・パリッシュ (Tamala Jones) 検視官
ロイ・モンゴメリー (Ruben Santiago-Hudson) 警部

ダミアン・ウェイトレイク (Jason Wiles) リックの寄宿学校時代の同級生
サイモン・キャンベル (Tom Irwin) ヴィッキーの元夫
アンバー・パティネリ (Alicia Coppola) ヴィッキーのアシスタント
レイ・サラザール (Efrain Figueroa) プエルトリコの元捜査官
キャリー・ラングストン (Andrea Bogart) ダミアンの彼女
ジェームズ・ファーンハム (Ethan Phillips) 指輪の販売・買い取り
モリス・ハスバーグ (Jack Dimich) リフォーム作業員
ブランカ (Marlene Forte) 郵便配達員
グレタ・ベイリー (Michelle Anne Johnson) 捜査官
オマール・リンカーン (Kareem J. Grimes) 落書き魔
チャールズ・アトリー (Paul Clausen) ダミアンの友人、近隣男性
マイケル・ラザフォード () 同級生、ダミアンと精通

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