[E] ヒューマン・ターゲット HUMAN TARGET シーズン2 第13話(25) 別れの時 Marshall Pucci

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第13話(25) 別れの時 Marshall Pucci

脚本/Matthew Miller
Heather V. Regnier
監督/David Barrett

【ストーリー】

マーシャルと女の写真をオフィスで一人で見て酒を飲むイルザ。

— 1年前 —
イルザはマーシャルに浮気しているのか?とし電話にも出ないし
私と別れるつもりならばアフリカに行くのは辞めるという。
マーシャルは別れたりするものかとして一生別れないとイルザに語る。

アフリカには来ない方が良いと車の中のマーシャルからイルザに
電話がある。イルザはマーシャルの異変に気がついていた。そんな
彼は突然愛している・・それを忘れないでと語る。

— 現在 —
チャンスはイルザの元へ。
マーシャルが浮気していた写真だとし、これを見て居なければ気がつ
かなかったという。マーシャルとの生活は幸せで満ち足りていた
と語る。チャンスは君は幸せになるべき人だとすると、イルザはチャ
ンスにキスをする。しかし次の瞬間、ついどうかしていたとして二人
は不自然な形で解散する。

翌日ウィンストンは何か変だと語る。
オフィスにはケイタリング業者からの豪華な料理が運ばれていた。
ゲレロは金持ちのクセにキャビアをケチっていることかと告げる。
イルザはロンドンに行く事を語っているとすると、チャンスは良い
のではないかとして潮時だと語る。お前とイルザに何か有ったのでは
ないか?と問うウィンストン。
エイムズは今の状況は分かるとして簡単だという。愛していた男に
裏切られた上に彼の調査は杜撰だったという。ゲレロはあの女は
マーシャルの愛人で間違いないとするが、エイムズは彼女を見つけて
初めて任務完了ではないかという。こういう場合、女性も殺されて
いるハズだという。女性が逃げ出す理由を教えてあげるというエイム
ズは大抵の場合「愛」だという。イルザがそれを聞いていたが、
ロンドンに戻るのは財団の仕事の為だという。時には距離を置いた方が
良いとし、みんなには感謝しているという。「乾杯」と言うと、
イルザは早々にそれでは行くわと語る。ハグもしないで別れなのかと
ゲレロ。エイムズはこの食べ物持ち帰っても良いか?という。ウィンス
トンはチャンスに対して引き留めてもらいたかったのではないかという。
本心を言ったらどうかと。

ゲレロを尾行する女性。
ゲレロはそれに気がついて女性に銃を向ける。
すると女性は自らをジュリアだという。写真に一緒に写っている女性
だと判明する。ゲレロはオフィスに彼女を連れて行くとマーシャル
プッチの情報を見つけた事を語る。彼女は護衛の依頼に来たという。

チャンスはイルザの元にいくと、彼女を見つけたことを語る。
マーシャルの愛人だとし、彼女ならば彼を殺した犯人を知っている
のではないかという。
ジュリアから詳しく話を聞くと、ジュリアはマーシャルの下で救援隊
員として働いていたのだという。貨物の中に隠して有る銃をマーシャル
が見つけたこと。救護用貨物の輸送が銃の密輸として利用されていた
という。彼は銃の出荷もとを探って写真を撮っていたこと。相手の
ことを密輸・告発する前に殺されたのだという。犯人は誰なのかと
問うと写真の人たちだという。私を追っていたのは写真を手に入れた
からではないのかと問うが、この写真だけだという。2人でバーにいる
写真。それはラモントホテルだというイルザ。ジュリアは彼と最後に
逢った時の写真で彼は新聞の下にプラハ行きのチケットと金を用意
してくれたのだという。危険が去るまで君は身を隠していなさいと
言われたとし、それ以来私は逃走生活を送り10日ごとに名前を変えて
不潔なモーテル暮らしをしているとのこと。マーシャルとは仕事上
の関係だけなのかと問うと当然だというジュリア。彼はあなたのことを
心から愛していたとし、誠実な人だという。私にも家族がいるのだとし
て帰りたいというジュリア。
私たちは人生を奪われたがあなたの人生は取り戻せるとし、力になる
というイルザだった。

連中は大富豪の殺害を隠蔽した・・完璧な手口で・・これは危険だと
いうチャンス。しかしイルザはそういう相手から勇敢に立ち向かい
颯爽と助け出すのがあなたの信条ではないのかという。私を心配して
いるのでしょというと、君の夫を殺した男に立ち向かえば、みんなに
危険が及ぶという。
そんな中ジュリアの電話にメッセージが来たとし脅迫的な内容だという
ウィンストン。イルザは電話して逢う段取りをつけてというが・・・

■感想

このドラマの最終話。
全シーズン2のトータル25話。通常のドラマの一シーズン分って
感じだけど、最近の傾向からすれば1話辺りの話数が少なくなって
いるので2シーズン放送されればそれなりに成功とも言えるのか。

シーズン2に入ってこのドラマも大幅に変更されて、チャンスたち
のしている行動に対して巨額の富を持つプッチの後援があって、
運営費の問題の解決も含めて普通の諜報員・工作員的行動が取れる
ようになった。

アメリカのドラマでこの手の内容にはやはり移動手段に自家用飛行機
は不可欠なので彼女が自家用飛行機を持っていることでかなり行動
範囲も広がったかな。「クリミナル・マインド」だって
「Agents of S.H.I.E.L.D.」だってみんな飛行機で移動している。
ただこのドラマの場合、国内だけに留めておけば良かったのに、ちょ
っと国外にまで広げ過ぎた感じにも思えるし、少人数で軍隊の
一師団くらい倒してしまえそうなくらいの力を持たせすぎたかな。

実際ラスト二話は元軍人の構成するセキュリティ会社を壊滅させた
し、最終話はプッチの夫のマーシャル殺害に関与していたCIAの
一組織を倒すことになるけれど、マーシャルの死の真相を掴むと
共にイルザの思い出は決して汚されるようなことはなかったという
真相を持ってマーシャルの人間性を証明出来たところは良かったと
思う。

相手は腐ってもプロの諜報員。
CIAが相手だったので妨害電波で通信の音声や映像を封鎖されること
で色々とピンチを招いたけれど、流石にやられる感じはしなかった。
ゲレロは息子が狙われていると知り、冷静な態度の中にも怒りを
感じて一人でオフィスに乗り込んでいった。
ゲレロがエイムズと逃げることになった時には、エイムズは意外な
組み合わせみたいな感じで語っていたけど、普段からこの二人が
行動を共にしていたからね。海外に逃げたらお別れだとするゲレロに
エイムズが不安な顔をしつつ、一緒にいると語るところが良かった。

そしてイルザもまた今回はジュリアたちがマーシャルを殺したことを
知り復讐の為に銃を手にしてホテルに残るというシーンも合った。

マーシャルは必ず君を守る為の切り札の証拠の在処を話しているハズ
だということでイルザに彼との会話を思い出すよう告げる。
ジュネーブの銀行に残されていたイルザへの手紙に書かれていたのは
偽名であるミスター・ロス。ラモントホテルでデートしていた時には
偽名を使っていたということで、そのホテルでいつも使うスイート
に何か隠しているであろう事を掴むが、CIAも既に待機していた。
カメラ映像をいじったトリックはイマイチどうなっているのか
よく分からなかったけど、肖像画のような裏にチップが隠して有った。

屋上でイルザとジュリアが対峙する流れは雪が降っていたことも有る
ので寒そうだったな(笑)殺し合いの状況なのでそうも言って居られない
ところだけど・・・

「私たちの邪魔をしたから殺された。単純なこと」(Julia)
「私があなたを殺す。単純なことだ」(Ilsa)

そんなイルザを止めたチャンスのセリフ・・・
「死んで当然のヤツなんていない」
このフレーズ久しぶりに聞いた気がするけど、シーズン1の頃の
チャンスの信念にして口にしていたことだよね。

「俺たちにはジュネーブがある」
その作戦は下に飛び降りるというものだった。
かつてエイムズが飛び降りる際に使った作戦だったか。

敵のボス/CIAで指揮を執っていたフィクナー役にはJake Weber。
「ミディアム」でのジョー・デュボア役の次にこの仕事をしている
ので、その人物像のギャップに驚かされるものがあるかも。

最後はゲレロが彼を車に括り付けて海に沈めるのかと思ったら、
エンジンをかけて逃げようとした途端に爆発させるという光景だった。

チャンスとイルザは本当に別れてしまうのか。
2度に渡ってさよならを告げ、2度に渡って空港へと足を運んだ。
しかしイルザは元々行く気がなく、止めてくれるのを待っていた様子。
キャンセルしたとスタッフがタイミング悪く言いに来たけど、
ウィンストンからイルザにチャンスが空港に向かったみたいな
連絡が回っていたのかな。

それにしても起用された俳優さんは意外とどのストーリーでも
海外ドラマ好きにはおなじみの顔が多かったと思う。
アメコミ原作のドラマなので、期待されていたところも大きいの
だろうね。

■使用された曲

■出演者

クリストファー・チャンス (Mark Valley) ボディガード的な
ウィンストン (Chi McBride) 元サンフランシスコ市警
ゲレロ (Jackie Earle Haley) 元ハッカー
イルザ・プッチ (Indira Varma) プッチ財団
エイムズ (Janet Montgomery) イルサから指輪を盗む

マーシャル・プッチ (Steven Brand) イルザの元夫
ジュリア (Emily Baldoni) CIA
ビル・フィクナー (Jake Weber) CIA
— (Isaiah Adam) 補佐官
— (Marty Gage) CIA Operative
— (Beatrice King) 受付
マクナリー (Matthew Mandzij) CIA
— (Daniel Martin) パイロット
— (Christopher Pearce) エージェント
— (Melissa Robertson) 民間人
— (Nelson Wong) リムジンドライバー

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