クリミナル・マインド FBI行動分析課 Criminal Minds シーズン6 第20話 傷を負った女 Hanley Waters

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第20話 傷を負った女 Hanley Waters

脚本/Alicia Kirk
Randy Huggins
監督/Jesse Warn

【前回までのあらすじ】

エミリーに死ぬんじゃないぞとモーガンが駆けつける。
JJはオペの途中でエミリーは・・と。リードはサヨナラも言えなかった
という。JJはエミリーに対して三カ国文のパスポートとそれぞれの
国で不自由なく暮らせるだけの銀行口座だとして元気でねと語る。
壁のエミリーの写真を見て涙するガルシアにモーガンはいつまで泣いて
いるのかと語る。

【ストーリー】

モーガンはホッチに呼び出される。一体何の面談なのかとしてエミリー
の件かという。ストラウスの指示だなとするとホッチは規則で決まって
いることだという。
モーガンは悲しみの五段階のどの段階で居るのかを見るのかという。
「拒否」「交渉」「落胆」「受容」「怒り」。モーガンは時々思う
とし、仕事を辞めてプレンティスを殺したヤツを追いかけたいという。

シェリーは救命士に連れて行かれる夢を見る。
目覚めると薬を飲もうとするが薬は切れていた。鏡を見ると思わず
たたき割る。銃弾を手にすると銃器店にいく。
店主のラリーに銃が欲しいとし38口径で回転するヤツだという。
ラリーはライセンスや携帯許可証は持っているかと問うと、銃の受け
取りには購入の三日後になっているという決まりだという。書類を
書いていてくれというと店員は別の相手の対応をする。その間に
彼女は銃を盗むと銃弾を中に入れる。店員は気がついて何をしている
のかとするが、その場でシェリーは客も含め店主に銃弾を浴びせる。

フロリダ州タンパで45分前に銃撃事件が発生したという。
ウエストウォーター通りにあるガンショップの店内で4人が撃たれて
死亡。タンパ警察には前例のない事件だという。
シーバーは女性が犯人なのかとすると、ガルシアは銃声の後に店から
女性が出てきたことだけは分かっているという。モーガンは防犯カメラ
はないのかと問うと家族経営の店なのだというホッチ。女性は
落ち着いていたとのこと。学校やオフィスの乱射事件に似ているとい
うシーバー。無差別とは思えないという。リードはコロンバイン高校の
乱射事件の犯人は運動部の生徒を憎んで犯行に及んだが、現場は
体育館ではなくカフェテリアだったという。大量に殺すことしか考えて
いないという。こういう乱射事件の犯人は大抵現場で自殺するか、
警察に一斉射撃させるのではないかというロッシ。ホッチはまだ
終わっていないのだという。

「小さな光を輝かせよう」・・そう歌いながら車を運転するシェリー。

ホッチはガルシアと面会して、エミリーの件のカウセリングをする。
やっぱりファミリーは話し合わないと・・死ぬほど悲しいという
ガルシアに対して、気分をため込んでもろくな事にならないと語る。
ウチに籠もるのは良くないことだというホッチ。でも死のことは
話したくないというガルシアは楽しい思い出でも良いのかと語る。

移動の飛行機。
被害者のラリー・コナーズは地元タンパ出身で16年前からガンショップを
経営しているというリード。被害者全員が地元住民でブルーカラー。
妻とは離婚し性格は短気で、バーでのケンカで逮捕歴があるという
シーバー。しかし4人の男を一度に倒していること。
精神病棟を出たばかりのヤツを追おうというモーガン。職場で
突然怒りを爆発させて解雇になった様な女性も調べろというロッシ。
かなり怒りをため込んでいるはず。長いこと感情をため込んでいたなら
ば精神は悪くなるというリード。しかし問題は何故今日なのかという
ことだという。

シェリーは元夫のドンに電話する。しかし電話が留守電になっていた
為にそんなに私が重荷なのかとし、私はどうしても今日話をしたいの
だとしてモールに来てくれと留守電に残す。

シアーズ署長が対応に出てくれる。
署長は朝に店が開いてすぐに事件が発生したこと。遺体はなるべく
そのままにしている事を語る。犯人はこの位置から4発撃って4人が
死んでいる事。腕が良いとし、銃を持ったまま誰にも気づかれずに
カウンターまで来たのか。38口径の銃が商品棚から無くなっている
こと。床には弾が2発落ちていたという。銃弾の棚には鍵が掛けられて
することから丸腰で弾だけを持ってきたのだろうというホッチ。
犯罪歴があると申請書は許可されるのか。今日何か有るので受け取り
まで待てなかったのだろうと。銃が欲しいからと言って殺すことは無い
のにというシアーズ。

■今回の事件

・フロリダ州タンパで女性が銃を持って次々と人を殺していること
が判明。
・事件の発端はウェストタンパのガンショップで4人の男を殺害して
38口径を盗み出す。
・イボールワールのモールのライオンズに銃弾を浴びせる。
・モールの防犯カメラでは犯人は髪の毛の色と髪型しか分からない。
・リバーサイドヘイツで検問をしていたギブズに発砲する。
・更にオークランド公演で救命士が撃たれたこと。
・その場の感情だけで発砲し逃げようとする意思がない。何かを
失ったことで誰かを恨んでいるのか。

■感想

今回のエピソードはまさにチームに取って大事な人・エミリーを失った
こととシンクロ出来るような被害者が暴走するという状況が訪れた。

一歩間違えばBAUのメンバーも同様のことを起こしてもおかしくはない
けれど、彼らはある程度対処方法を理解しているし、何よりも周りに
人がいつでも支えてくれる人が居るけど、この女性のように夫は事件
から妻を避けるようになった事や、それぞれ自虐的になって、
妻は息子に最後に語った言葉が怒った言葉だったことで、夫は息子の
誕生日であっても仕事を優先したことで、それぞれに罪悪感を抱えて
居る様子。

事件の解決は正直そう難しいとは思わなかった。
そもそも車が目撃されているし、射殺した人も目撃されているんだし。
ただ女性がこんな事件を起こすなんてことがまず衝撃的に写るもの
が有るのかな。

最近ホッチがネゴシエートするシーンが多いな。
ホッチが一番気持ちを理解出来る立場の人間であることは間違いないけどね。

■カウンセリング

今回はそれぞれのメンバーにホッチが面談する姿が有った。
リーダーとしては当然部下を支えていかねばならないのだろうけど、
そんなホッチは誰に気持ちをぶつけるのかと問われた際には、
誰もいないという状況が、最も今回シェリーの気持ちを理解出来たの
かも。
その点はロッシが一番ホッチに近い立場の人なので話を聞いてあげて
欲しいところ。
「辛い1年だが乗り切ろう。エミリーとヘイリーに・・」と。

・モーガンのカウセリング

一番最初にカウンセリングをしたのがモーガンだった。
彼は怒りを感じていて、時々仕事を辞めてエミリーを殺したヤツを
追いかけたいことを語っていた。

・ガルシアのカウンセリング

内なる気持ちの感情を外に出さないといけないことは周知している
みたいだけどエミリーの死のことだけには言及したくないみたい。
楽しい思い出だけを考えたいという。

・リードのカウンセリング

こういう面接は父が家を出た時以来。子供だったけど、母親や先生が
驚かない程度にしか本音を言えなかったとし、大人の期待通りの答え
しか話せなかったという。彼は悪人を捕まえても仲間を守れないと
意味がないとし、時々ギデオンが正しかったのかもと思うという。
「ここまでやる価値は無かったって」と。

・ロッシのカウセリング

ロッシはまだカウンセリングは早いとホッチに助言。
君だって悲しいのは同じハズで、短い間に他の誰よりも色々と有った
ので大丈夫かという。ロッシは本心をさらすのが苦手だとし、
このチームでは3人の別れた妻以上に深く繋がっていると語っていた。

■キャラクター

・加害者シェリー

演じていたのはKelli Williams。
ウチのレビューでは「Lie to Me」でカル博士の上司のジリアン役を
演じていた。とても整って綺麗な顔立ちをしている人なんだけどね。

・元夫ドン

演じていたのはDavid Chisum。
あまりメインでの出演が少ない方だけど、顔立ちを見ると
「デビアスなメイドたち」のスペンス役の人に何処か似ている。
「アイ・カーリー」で一度だけ登場したカーリーの父・スティーブン
役の人。海軍の兵士なのでずっと不在なんだよね。

■使用された曲

■出演者

デビッド・ロッシ (Joe Mantegna) BAU創設に携わったベテラン
アーロン・ホッチナー (Thomas Gibson) リーダー
デレク・モーガン (Shemar Moore) 爆弾処理が得意
スペンサー・リード (Matthew Gray Gubler) ドクター
ペネロープ・ガルシア (Kirsten Vangsness) 解析

アシュリー・シーバー (Rachel Nichols) BAUの新人

シェリー・チャンバレン (Kelli Williams) 元妻
ドン・チャンバレン (David Chisum) 元夫、消防士
ダミアン・チャンバレン (Quinn Friedman) 元息子、カーチェイスの車で
シアーズ (Louis Herthum) タンパ警察署長
ビル (Zach Lewis) “サーバーガー”の店主
ジェニファー (Katherine Ann McGregor) シェリーのママ友
ポール・ライオンズ (Jason E. Kelley) モールの守衛
— (Angela Martinez) リポーター
ギブズ (Preston James Hillier) 捜査官
スパークス (Brandon Morales) 捜査官・過去の回想
ラリー・コナーズ (Allan Graf) 銃器の店主
ジョイ (Dianna Catterton)
— (Doug Simpson) 息子が誕生日の父
サム (Aaron Berger) 誕生日の青年
— (Chris Ivan Cevic) Surgeon
— (Lynne Alana Delaney) Frightened Restaurant Mom
— (Andrew Wayne) タンパ警察署
ファラディ (Mark Heidelberger) 捜査官

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