[E] ホームランド Homeland シーズン4 第12話 招かれざる者 Long Time Coming

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第12話 招かれざる者 Long Time Coming

監督/Lesli Linka Glatter 脚本/Meredith Stiehm

【前回までのあらすじ】

ハッカニはカメラの前でこの男は元CIA長官のソール・ベレンソンだと
して同士を連れ戻すと語る。ソールは捕虜交換に応じて助けられるが
とんだ恥をかいたと語る。そんなことはないというキャリー。しかし
私のせいで人を死なせたという。マギーはキャリーに対して父さんが
夕べ亡くなった事を語る。ロックハート長官はキャリーに連絡すると
パキスタンで何か計画が進んでいるのかと尋ねる。キャリーは帰国前
のスタッフに対して大事なことは一つ、クインも含めて無事に帰国する
ことだと語る。彼はハッカニを倒す気で居るという。ハッカニのアジト
がラワルピンディにある事を知り屋敷から出てくるところをC4で
爆破させようとしていた。しかしその意図を知りキャリーはそれを
止める。しかしキャリーはハッカニが民衆の前でサンルーフから
顔を出してアピールするのを目の前にして銃で殺そうとするが、
それを止めたのはISIのカーンだった。車の中を見ると言われると、
そこに居たのはCIAのダールだった。

【ストーリー】

キャリーは帰国すると父のフランクの遺品の整理をしていた。
姉のマギーは父の剃刀だけど捨てられないという。どれも捨てたくない
とすると離れて行ってしまう気がするという。キャリーに大丈夫かと
問うと、正直大丈夫じゃないという。向こうは酷かったのかと問われ
最悪だという。クスリはちゃんと飲んでいるとのこと。
そんな中チャイムが鳴り、キャリーは護衛付きの公務の車だと知って
彼女が対応に出る。そこに来たのはダールであり、父のことを聞いたが
残念だとされる。彼はクインを探していると告げると、キャリーは
私も会っていないのだという。今も多分イスラマバードに居てハッカニ
を追っているのだろうと語る。そろそろ目を覚ましても良い頃だろう
とし、ダールはハッカニは部族地域に戻ったという。ホントにまた
逃げたのかと問うと、パキスタン軍に手厚く警護されているという。
手は出せないのかと問い、事情が変われば片付けるのかと問うと、
もちろんだというダール。その日が待ち遠しいと。それまでは情勢に
適応しないといけないという。まずは議会の聴聞会を乗り切ることだと。
クインから連絡が有れば知らせろというダール。

タスニームはマスコミの前で世界に向けて発表する。
アメリカは繰り返しパキスタンを利用して内政に干渉したこと。
超大国の命令だから従えと言うのは穂子の高き国家にとって名誉を
家飾れることと同じだという。同盟関係を断つというのであれば異論
はないというパキスタン外務省のキャリア、タスニーム・クレイシ氏。
ソールはそんなニュースを見るとミラがテレビの電源を切ってしまう。
ソールはハッカニにコケにされた映像が必ず後悔されるとして頭に
くることを語る。ミラは成り行きを見守ろうと告げる。しかしソール
は会社は首になり即退職金と給料一年分を送って来たという。
ミラはその間に次のことを探せば良いというが、ソールはやりたいこ
とは分かっているとし局に戻り事を正したいと語る。それは無理では
ないかとミラは言うが・・

キャリーはフラニーと散歩に出かける。
ベビーカーから出してベンチに座っていると、ビリーという犬を連れた
老人から話しかけられる。それはフラニーだろうとし、フランクがよく
連れてきていたという。彼はどうしたのかと問われると、亡くなった
ことを語る。公園友達だったのかとキャリーは尋ねると、君はキャリー
だろうとし、フランクからよく話しを聞いているという。フラニーに
メロメロだったというと、フランクはこの子の父親変わりであり母親
変わりでもあると語る。いつか君は戻ると言っていたこと。
私たちも産後戸惑っていたことを告げる。フランクは「娘は強いヤツ
だから孫の元に必ず戻ってくる」と言っていたという。教えてくれた
ことを感謝すると告別式は明日だと語る。

キャリーは戻るとミズーリナンバーの車が駐まっているのを見る。
出迎えてくれた子守にフラニーを渡す中、家に入るとそこに居たのは
15年前に家を出て行った母・エレンの姿だった。死亡の知らせを聞いて
駆けつけたのだという。キャリーはどういう神経をしているのかとし
15年間も音沙汰が無かったことを責める。いきなり現れて悲しみに
暮れる妻を演じる気なのかと。娘に会いたかったとすると、家族でも
無いのに何かというキャリー。私は昔酷い決断をした。悪かったと
してゴメンというと、何とか関係を修復したいという。しかしそんな
謝罪じゃ足りないし手遅れよというと、エレンはこのまま帰れという
のかとし、二度と現れるなというのかと問う。マギーは母親との再会
に憤りを感じながらも修復したい気持ちも強く、キャリーに対して
ここは私の家だと語る。それならば私が出て行くというキャリー。
「クソ女」というキャリーに対して、人の代弁をしないでと語る。
これでまた15年会えないじゃないのというマギーにせいせいだという
キャリー。

ソールはスーツ姿でジョー・クロッカー議員に会う。
帰国できて良かったなと言われ君の報告書は読んだという。用向きは
承知していること。ロックハートが先はない以上君を後釜に据えたか
ったという。するとソールは長官ではなくても部長でも支局長でも
どんな役職でも良いので復帰させてくれないかという。しかし問題は
ビデオだという。後悔されたらその瞬間厄介なものになること。
指名証人の公聴会は揉めに揉めるハズだという。しかしそれにしては
何故ネットに流出していないのか。ソールは一つ聞きたいことがある
としオフレコでと語る。

■感想

いよいよシーズン4の最終話。
結局ドラマでのイスラマバード編に於いては、アメリカ側がやられる
だけやられて、パキスタンとの関係を断交したという事実ばかりが
浮かび上がる内容だった。

処罰して欲しいと願う、タスニーム、ハッカニ、そしてマーサとその
旦那のデニスの処遇など、本来行われるべき公聴会なり委員会は今回
まるで開かれなかった。

あれだけ壮絶な体験をしてきたので最終話はちょっぴりクールダウン
させる形でフェイドアウト。

次のシーズンはイラクからシリアへの場面は展開されていくのだろうか。

■アメリカ周りの話も悪くはない

悪くは無いが、あれだけ壮絶な現場で戦っていた姿が有るので、
多少拍子抜けする部分がない訳でもない。

何と言っても残されていた謎はハッカニと精通していたダールが
どういう立場で彼と接触していたのかということだ。アメリカに戻れば
嫌でも政治的駆け引きが待っているハズで、現場を知らない議員や
お役所仕事的なものたちと対峙していかねばならないところも有るの
だろう。その反面銃撃戦などの危険性が無くなることも有り、命の
危険よりも神経戦が待ち受けているのかも知れない。

ただその役目はどちらかというとソールやロックハートに押しつけて、
キャリー自身は父親の死と共に自分のルーツでも有る母親・エレンと
対面して、自分の人生と改めて向き合うエピソードだった。

エレンの登場は始めてだと思うけど、今のところこれが最初で最後の
クレジットとなっているので、関係が修復されるとか交流が続くなど
のエピソードは無いみたい。ティムとの関係に於いても物語的に
は広げるつもりはないのかな。

男性に対して本気で一人の相手と関係を維持できないという辺りは
母親似と見るのか。

■父親の告別式・葬式

色々と父親のことを生前慕っていた人たちが集まり、これだけの人が
集まってくれたことに驚いていた。
公園友達のビリーにしても、まるでフランクの遺書・遺言のようにして
キャリーのことをどう思っていたのかを伝える役割を果たしていった。

一番気になったのは、キャリーが代表で弔辞を述べるシーン。
色々と父親の生前のことを語り、父の好きなことや性格などを語る中、

「父は心に悪魔を抱えていた。でも手懐けていました。その方法を
私も習いました。」
「桁外れの愛情を私の娘・フラニーに注いでくれた。フラニーが
それを忘れても私は覚えている。あの子の分までまっと・・」
と。

父が我慢していたこととは、妻の度重なる浮気だったんですね。
何がそんなに彼女を浮気にかき立てたんですかね。
ただ父が熱い人だったのは事実の様で、イラク戦争に対する抗議で
過去6回逮捕されていることを語っていた。

ティムという子供が出来たことで母親はようやく現実と向き合う様に
なった様だ。
黙って消えたのもティムを妊娠してしまったことが原因のようで、
そのことをフランクに話せるハズもないので静かに去ったみたいだ。

父はその事を知らずに亡くなってしまった。
母が出て行ったのは自分が病気を抱えていたせいだと思い込ませたまま
で、フランクが我慢していたのも病気のせいで罪悪感が有ったから
なのか。

■普通の暮らしが出来ないキャリー

クインは同僚・ロブから新たな任務の話が来る。
キャリーと普通の暮らしがしたいと思っていたクインだったが、
キャリーの返事はのらりくらりとしたもので、最前線での決断力とは
逆に歯切れの悪いものだった。

「弟がいると分かって、問題がありすぎて」
「答えがノーならノーと言ってくれ。」
「そうは言っていない急かさないで。」

■普通の暮らしが出来ないソール

この人もまた家庭に安住を求めるタイプじゃないみたい。
ミラをこの地に留めておきたい気持ちの反面、何かをしていなければ
居られない。特に今回のソールはプライドをズダズダにされているハズ
なので、また指揮を執りたいところも有るのだろう。

ダールがハッカニと接触した意図は、ハッカニとの取引で、殺害リスト
から外す変わりに今後は一切テロリストを匿うのを辞めさせること。
そしてソールのことを捕まえていた際に撮影したVTRのフラッシュカード
を取り戻したものだった。

■ハッカニは一度に三つの事を得た

ソールを捕まえたことで、ハッカニが行った取引と作戦は、

1) ハッカニの腹心たちの人質の解放
2) 大使館襲撃事件と同時にアメリカ大使館の撤退騒動
3) 自分をテロリスト容疑者リストから外させた

それだけソールが大事な人物だということも分かるけれど、まさに
多くの事を得た策略家だったね。

ハッカニはかつてキャリーたちが語っていたようにカブール全土を

■人間関係の問題が今後の課題?

何と言ってもこのドラマは人間関係に於ける信用問題が常に重要な
ものとして存在している。
シーズン4ではキャリーがソールとの約束を破ったこと。
そして最後になってソールはダールと手を組んでキャリーへの裏切り
にも似た行動を取ったこと。
またキャリーとクインの間でも同様で、キャリーは良いようにクイン
を巻き込んで振り回してしまった感じがする。
互いにはそれぞれの行動に理解したとしても、やはりそう簡単には
割り切れないものが有りそうだ。

「そもそも取引の前提は常にモラルが存在するとは限らない。特に
諜報員の世界では・・」
「我々は主なき地の名もなきもの。」

■使用された曲

・Homeland Main Title
Performed by Sean Callery Feat. Chris Tedesco

■出演者

キャリー・マシソン (Claire Danes) CIAカブール支局長
ピーター・クイン (Rupert Friend) CIA職員・イスラマバード支局
ファラ・シェラジ (Nazanin Boniadi) CIA職員・金融
マーサ・ボイド (Laila Robins) イスラマバードの大使館員
アンドリュー・ロックハート (Tracy Letts) CIA長官
ソール・ベレンソン (Mandy Patinkin) 民間軍事請負業者

エレン・マシソン (Victoria Clark) マギーとキャリーの母
マギー・マシソン (Amy Hargreaves) キャリーの姉、看護師
ミラ・ベレンソン (Sarita Choudhury) ソールの妻
ジョー・クロッカー (John Getz) 議員
ロブ (Michael McColl) CIA工作員、クインの仲間
タスニーム・クレイシ (Nimrat Kaur) パキスタン情報局(ISI)
ダール・アダル (F. Murray Abraham) CIA
ビリー (Joseph Mydell) フランクの公園友達
ティム (Callan McAuliffe) エレンの息子、15歳
デイル (Scot Cooper) 新入りのCIA
— (Lisa Greenstein) ウェイトレス
— (Anika Larsen) ニュースアンカー
ジョジー (Tal Raviv)
ルビー (Lee Raviv)
— (Jo Dee Butler) 乳母
— (Juanique Randall) Crocker’s Assistant

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