ボディ・オブ・プルーフ/死体の証言 Body of Proof シーズン2 第1話(5) デスパレートな街 Love Thy Neighbor

リンク広告 テスト




第1話(5) デスパレートな街 Love Thy Neighbor

脚本/Corey Miller
監督/Christine Moore

【ストーリー】

若者の男女は早朝に林の中で密会する。青年の方が女性にドッキリ
させた為に女性はむくれるが・・そんな中突然車が突っ込んでくる。

ミーガンはトッドから急に頼まれてレイシーの送り迎えをする。
ミーガンは呼ばれて嬉しいことを語るが、何と家からはケイトも
出てきた為に不機嫌になる。レイシーは最近家だと
勉強に集中出来ないので図書館で勉強すると語る。
「ウチは壁が薄いから・・」。そういうレイシーにミーガンの嫉妬と
怒りがこみ上げてくるが、テレビの音が聞こえてくるのだという娘。

ミーガンとピーターは事件の知らせを受け現場に向かう。
午前5時に車が土手から落ちて木に衝突したこと。被害者はダニエル・
デヴィッドソン。自宅はここから5分の所で発見者は10代のカップル
だという。車のドアをあけると携帯電話が出てきたという。
そんな中ミーガンに電話が鳴るが、思わず手が痺れて携帯を泥水に
落として壊してしまう。

バドたちに連絡するよう告げるが、タイミングよくバドとサムがやって
くる。交通事故で殺人課を呼ぶなんてよっぽどのことなのかという。
車に乗ったダニエルの靴は泥だらけなのに、アクセル、ブレーキに
泥が付いていないこと。シートベルトにはねじれが付いている事から
余程急いでいたことなのか。腕と手を見て圧迫骨折の跡がないという
ミーガン。エアバッグのヤケドが額のちょうど真ん中にあるのは、気を
失っていたからだという。以上のことから推察するに、シートベルトで
固定し車ごと突き落としたもので、事故ではなく事件だという所見を出す。

カーティスはケイトからガスクロマトグラフ微量分析計が届くことが
聞かされる。1台10万ドル以上するとし、一年分の設備予算が飛ぶ額だ
というが、ケイトは何カ月もかけて提案書を作り後援者と片っ端から
食事をしたのだという。「口説き上手だからね」と後ろからミーガンが
嫌みっぽく語る。
ミーガンはイーサンに大事な仕事を頼みたいとして携帯電話を修理して
くれと頼む。水たまりに落ちてしまったと。イーサンはダニエルの
唾液を調べたが飲酒はないと報告する。

ミーガンは遺体を調べる。
微かな索痕が両手首にあり、独特の模様だという。拘束具は車の中に
は無かったというピーター。右上腕の後ろに二カ所治りかけた擦り傷
があるとし、車の衝突とは関係ないという。木の棘が刺さっていると
し、白いペンキが塗ってあるものだという。左の鼻孔に赤い繊維があり
気絶させる際に赤い布を使ったのではないかと。繊維の分析と薬物
検査をしてもらうことに。

ダニエルの死を伝えに妻のアンドレアの元にいく。
昨日の23時に見たのが最後で起きたら居なかったという。夫はいつも
ラッシュを避けて家を早く出るとのこと。仕事は公認会計士、ハネムー
ンから帰った翌日に事務所に入り16年間働き、車も安全運転をして
いたという。
事故は偽装されたものだと報告すると誰かに恨まれていたことなどない
かと尋ねる。みんなに愛されていたという妻は、夫の欠点は働きすぎる
ことだという。
ミーガンは近所の人たちの視線が気になっていた。彼女は高級住宅街
での暮らしは知っているとし、見た目は綺麗でも裏はドロドロなもの
だという。何かこの界隈にはおかしな空気がある事を告げる。
署に戻ろうとする中、ピーターはベサニーという女性にバッジを見せて
歓談していた。ミーガンはそれを見て今のは何なのかとして
「あなたのバッジ、大きくて強そうね~」とか言われていたんじゃない
のかと嫌みをいう。ただ聞き込みしていただけた゜という。そんな
中、テッドの家のダニエルの家の境目を見ろというピーター。
ダニエルの腕に白いペンキの棘が刺さっていただろうとし、あそこの柵
が壊れていると指摘する。しかも近づいて確認すると血痕が付着して
いた。テッドから話を聞くと、ダニエルと揉めたことを認める。
彼はウチの犬に毒を盛ったのだという。犬が花壇を荒らすからだと文句
を言ってきた直後に犬の様子がおかしくなったのだという。ただそんな
ことで殺人はしないと語る。

ケイトはミーガンを探す。電話したが連絡が取れなくなっていると。
カーティスに対して私が探していたと話して置いてと語る。

バドらは車を調べていた鑑識から話を聞くと、泥で汚れていた後部の
バンパーに指の跡が有ったこと。格子模様だけなので手袋をしていたのだ
ろうと。手がかりは運転席から見つけたシャレた感じの鍵だけだという。
サムはダニエルの携帯に未送信トレイにメールが保存されているという。
死ぬ直前にメールしようとしたものではないかと。
「話したい事がある」という内容で送信しようとしていたのはヴィッキー
という人物だという。

LANCERS SCHOOLの保健室にレイシーが居た。
ケイトが迎えに行くと大丈夫かと語る。トッドは法廷で、ミーガンとは
連絡が付かないことを語るとレイシーは早く帰りたいと語る。

■感想

相変わらず日本での放送順がバラバラ過ぎて、シナリオの前後がまるで
繋がりがない。
先週はテッドが大学教授のオファーを受けて引っ越しするかどうかの
選択だったのに、今回はまた元に戻ってケイトとやり合う姿が有る。

ハント家を利用した私生活での事情もこのドラマとても面白くて、
職場の上司のケイトがミーガンの元夫・トッドと仲良くなることで、
気持ちは抑えつつも、やっぱり嫉妬心から対応がキツクなったり、
また本来今回レイシーが起こした行動の積み重ねをもって、トッドの
出世話と同時にミーガンとの別れを選択するべきかを考慮していく
ところなんだろうけど、そういうのが完全に無視されてしまっている
感じがする。でもレイシーは母と関わりたくて今回仮病を使ったのか
と思ったけど、逆に苦手な理科のテストが有り、ママの得意分野なので
受けたくなかったというオチが有った。

しかしシーズン2の1話に位置されているドラマなので、今回の
高級住宅街での暗部を暴き出すところは「デスパレートな妻たち」を
意識しているのは明らかで、あのドラマにS4から登場してきた
ミーガン役のDana Delanyのことを意識した演出だったのだろう。

日本でもこれをS2の一話に持ってくるべき話だったよな。
なんで5話に放送するんだろうか。

ピーターの恋愛話も出てきてベサニーという超美人の女性に声を掛けて
いた。
また今回バドは深いセックスをしたのは何十年も前のことだとして、
相棒のサムに愚痴っているところがあったな。

イーサン&カーティスは「スターウォーズ」ごっこ。この二人の関係も
憎めないね。

■事件

ダニエル・デヴィッドソンが車に乗せられ交通事故のように装われて
死亡する。
死因は車でぶつかった際の大動脈断裂だが、脳の色がくすんでいて皮質
表面が両側で軽く落ち込んでいることから自己脳症だとされた。
脳の神経繊維を包む絶縁体が崩壊するという脱髄。多発性硬化症か、
ポリオーマウィルスの増殖が原因ではないかとされる。
しかし免疫力の低下が原因だとしても臓器移植もホジキンリンパ腫や
白血病などの既往歴はなく、それならHIVに感染しているのではないか
ということになる。

■遺体から見つかった証拠

・縛った跡は、ヴィッキーとSMプレイをしていたことが原因。
ヴィッキーの夫のビルも公認していたスワッピングによるもの。
SMプレイだと分かったのは、勝手にバドが寝室に入って、ダニエルが
持っていた鍵を使ってクローゼットを開けたのが原因だった。

・ダニエルの腕に付いていた傷、白いペンキの木の棘は、隣人のテッド
と飼い犬を巡って争っていたこと。
テッドはダニエルが犬を毒殺したのかと思っていたようでケンカしていた。

・HIV説は完全に否定。スワッピングのルールで検査を受けるのは
ルールだった。

・鼻孔から見つかった赤い布にはブレーキ洗浄剤のようなものが付着。
詳しく調べるとトルエンだった。バイクの整備をしていたケヴィンを
疑うが証拠無し。

■ミーガンの携帯

ミーガンとケイト、相変わらずいがみ合っている。
ミーガンは冒頭で携帯を落として不通状態。ケイトはレイシーが体調
を崩して学校に迎えが必要なので電話したけれど繋がらない。
ケイトに対してピーターに連絡すべきだという主張はその通りだと
思うし、今回はガスクロマトグラフ微量分析計の件でも施設に導入
したことを話さないでいた。色々と言い訳はあるのだろうけど、
誤解されるようなことはしないように努めることもまたケイトにとって
は必要なのではないかと。

■未来への投資話

ヴィッキーがパミューダ諸島近くのナランサ島に手つかずの自然があり
そこに共有マンションを立てることで投資になるとして説明会がある。
しかし実際にはナランサ島は島ではなくゴミの埋め立て地。パミューダ
トライアングルで船が消えるのは伝説だが、投資金が消えるのは確実だ
と語るところが笑えた。

ダニエルがヴィッキーにメールしようとしていた「話したい事がある」
の意味は、投資話がウソなのか、自分がHIVに感染している話なのか、
色々と想像させたけれど、ミーガンが投資説明会で涙が出てきたのを
知り、その涙の成分から出てきた事が分かる。

■ダニエルの病気の原因

慢性的に汚染された物質を摂取したことによる病気かと思われた。
脳を解剖し白質脳症であり原因は毒素だとされた。
新しく導入した質量分析計が早くも役に立って、あの周辺が毒素
に覆われていること。

ケビンの家の庭から、花の色が変色しているのを知り、無水アンモニアが
空気中に触れると色が変わるとしてメタンフェタミンを製造しているの
だろうことを掴んだ。
結果として、一年前に失業したことで出勤で首が回らず手を出したのが
原因だった。

■使用された曲

・Body of Proof End Credits Theme
Composed by Daniel Licht
・Count on Me by Cathy Heller
・Eine Kleine Nachtmusik
Written by Wolfgang Amadeus Mozart

■出演者

ミーガン・ハント (Dana Delany) 検視官
ケイト・マーフィー (Jeri Ryan) フィラデルフィア医療センター・局長
バド・モリス (John Carroll Lynch) 刑事
ピーター・ダンロップ (Nicholas Bishop) 医療捜査官
サマンサ・ベーカー (Sonja Sohn) “サム”、刑事
イーサン・グロス (Geoffrey Arend) 医療センター・医者
カーティス・ブラムフィールド (Windell Middlebrooks) 医療センター・副局長

レイシー・フレミング (Mary Mouser) ミーガンの娘
トッド・フレミング (Jeffrey Nordling) ミーガンの元夫
アンドレア・デビッドソン (Joelle Carter) ダニエルの妻
ケビン・カイザー (Derek Phillips) バイク修理の隣人
ヴィッキー・ヘミントン (Danielle Bisutti) ビルの妻
ビル・ヘミントン (Christopher Wiehl) ヴィッキーの夫
テッド・バニング (Rick Fox) ダニエルの隣人、境目の柵に血痕
ベサニー (Jenn Korbee) ピーターとイイカンジに・・
ジョレーン (Erica Hanrahan-Ball)
カリッサ (Michelle Dionne)
— (Alexandria Terry) 女性
— (Kevyn Ruiz) 男性
— (Matt Drago) Scrub
— (Phyllis Lynn) Clerical

スポンサーリンク
レンタグル大336

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
レンタグル大336