[N] THE FLASH / フラッシュ 第1話 誕生 Pilot

リンク広告 テスト




第1話 誕生 Pilot

脚本/Greg Berlanti
Andrew Kreisberg
Geoff Johns
監督/David Nutter

【ストーリー】

14年前。
僕(バリー・アレン)はいつもイジメっ子から逃げる為に走っ
ていた。母親のノラから何が有ったのかと問うと、アイツラ色んな子
をいじめていると語りクールじゃないという理由だけでイジメるのだ
という。もっと早く走れたら・・というがノラはあなたには優しい心
が有るとし、早く走れるよりも大事だという。父親で心臓外科医の
ヘンリーが帰宅すると、ノラはバリーがケンカして勝ったことを語る。
ヘンリーは凄いなチャンプ!というと、ノラがキッとにらんだ為に、
ケンカは良くないぞとフォローする。その晩突然辺りがおかしくなり、
恐ろしい何から逃げるようになった・・あり得ないことからと。
ノラは電磁波のようなものの中にいて、バリーには来ないよう告げる。
バリーに対して早く逃げろと言う中、彼は気がつくと外にいた。

現在。
バリーは現場へと走ってやってくる。
セントラル・シティ警察の捜査官のジョー・ウェストと相棒のフレッ
ド・チャイアは今週2度目の強盗だとし、窓口係によると銃弾を撃った
のはクライド・マードンだという。マードン兄弟が戻ったのか。
デビッド・シン警部がやってくると、事件の概要を伝える。
容疑者は銀行の防犯カメラに発砲し追いかけた警備員を殺害。現場
捜査班のバリーは何処なのかと問う警部にまだ来ていないことを語る。
そこにちょうど滑り込むようにしてやってくると、何故遅れたのかを
問われ、車を持っていないのだと語る。ジョーはそんなバリーをかばう
為に僕が用事を頼んだので遅れたのだろうと語る。

早速バリーは現場の見立てをする。
「ワイドタイヤ」「30cm」「非対称トレッド」・・・逃走の車は
シェルビーマスタングGT500だと結論づける。また何かのタイヤ痕に
動物の糞がついているとして、フレッドの胸ポケに刺さっている
万年筆を使ってそれを採取するバリー。オヤジの形見なんだぞとして
フレッドは激怒する。

バリーが捜査官の研究ラボのような場所にしている部屋に、アイリス
がやってくる。バリーは14年前に母が謎の死を遂げ、父親が母親殺し
で有罪になり刑務所に収監されたことを受けて、当時の捜査官の
ジョーの自宅で育ち、アイリスとは兄妹のようにして育っていた。
バリーはアイリスに事件が発生したとして、証拠をまとめて置くよう
君の父に頼まれたのだという。しかし今日は粒子加速器が回るのを
見に行く為にスターラボに行くのでしょとし、それがあなたの夢だ
ったのではないかという。私だってデートをキャンセルしてきたんだ
とし、論文が上手く行かずにストレスを感じていること。卒業しない
とストレスで太る一方だという。
粒子加速器とは何なのか。ハリソン・ウエルズ博士の粒子論の
研究で、セルよりもずっと進んでいるのだという。物理学の見方を
変える技術で全ての概念が変わるのだという。

そんな中ジョーがやってくると、アリソンに対してバリーの邪魔は
しないよう語る。ジョーは分析の結果マードン兄弟は農場にいるとし、
糞は牛のものだったこと。微量のオキシテトラサイクリンという抗生
物質が検出されており、それを使っている農場はこの界隈で4カ所
だという。その中の何処かにシェルビーを使っている農場が有るハズ
だと語る。スターラボに行っても良いかとするとジョーは認める。

スターラボ。
バリーはアイリスに告白しようとしていた。アイリスは親友であり
同じ家で育った兄妹みたいなものだが実際には兄妹ではないこと。
アイリスはだから恋愛話をするのが恥ずかしいのでしょとして、それ
でもちゃんと話して欲しいという。あなたには心から愛する人と出会って
欲しいと。
ハリソン・ウエルズ博士が壇上に立つ。
今夜未来が始まる。我々が作った技術が物理の概念を変えること。
エネルギー、医療の分野は飛躍的に発展するという。そんな中、アイリス
は持っていた荷物が強盗によって盗まれる。あの中には論文が入って
いるのだとし、バリーは強盗を追いかける。
そんな中、バリーは殴られて逃げられるが、エディ・ソーン刑事が
現れて強盗を捕まえる。
エディはキーストンシティから異動してきた刑事だということを聞くと
あの人がイケメン刑事ねというアイリス。パパがそう言っていたのだと
いうと、まぁ確かにイケメンだというアイリス。

その頃4つ目の農場を訪れていたジョーとフランク。

バリーはラボに戻るとテレビを付ける。
テレビレポーターのリンダ・バークがスターラボの前から中継していた。
現在雨が降っていること。
バリーは隠して捜査している母殺しの犯人に関して、当時の記事を見て
いた。記事の見出しには「医師が妻を殺害」、「ノラ・アレンを夫が
殺害」と書かれていた。

ジョーとフランクは納屋を調べるとシートにくるまれたシェルビーGT500
を発見する。マードンたちが居た証拠だとして捜査していると、突然
の発砲がある。飛行機に乗り遅れるとしてマードンは外へと飛び出して
いく。マードンの放った銃弾はチャイナに命中。そしてマードンは外に
用意していた小型機に乗って空への離陸してしまう。

そんな中バリーはレポーターのリンダが施設から退避しろとの命令が
合ったと語る。嵐によって冷却装置が故障したとのこと。粒子加速器
を停止しようとしているがシステムが制御不能な状態だという。
そんな中突然爆発する。
バリーの家はスターラボからは少し遠い位置に有ったが、窓から
爆音が鳴り響く。凄い衝撃波がセントラル・シティの町全体を包み込む。
マードンが逃走した飛行機が爆発し、バリーもまた天井から突然雷が
降り注いで彼に直撃する。
バリーは急いで病院に運ばれていくが・・・

9ヶ月後、スターラボは緊急管理庁によって危険施設に指定されて閉鎖
されていた。しかしその中にはシスコ・ラモン、ケイトリン・スノー
そして生命維持装置に繋がれているバリーの姿が有った。シスコは
バリーの好きだという音楽を流す。聴覚は最後まで残る感覚なので
音楽を聴かせることは良い事だという。そんな中バリーは突然9ヶ月
の睡眠の末に目覚める。二人はDr.ハリソン・ウェルズを呼ぶのだった。

■感想

「ARROW/アロー」のスピンオフ、「THE FLASH/フラッシュ」。
原作は勿論DCコミック。

粒子加速器が爆発して町全体にそのエネルギーが分散するように
して降り注ぎ、主人公のバリーはもちろんのこと、それ以外の人物
にも当然影響が有り、それを浴びたものたちは能力を身につける。
能力を身につけたものたちは必ずしもその能力を良いことに使うばか
りではないということで、バリーがセントラル・シティ警察の捜査官
たちと協力して退治していくというもの。

「ARROW/アロー」とも設定が似ていて、一話では光速の能力を手に
入れたバリーがスターリング・シティまでひとっ走りして、
オリバー・クイーンに逢いに行くというシーンまで有ったけど、
オリバーが刑事に娘の件で憎まれているのに対して、このドラマの
主人公のバリーは逆に父親変わりの刑事のジョーに一話の段階から
正体を明かして、他の人には内緒(特に娘のアイリス)でこれからも
捜査を行っていく様だ。

■内容としては微妙

楽しい部分も有るけど、基本的に「ARROW/アロー」が努力の結晶で
自ら体を鍛えて戦いに備えているのに対して、このドラマの主人公
は化学反応の結果で突然変異のようにして能力を身につけてしまう。
何の努力もなく能力を身につけたようでちょっと違和感は有るな。

「HEROES」なんかと同じで、何故その人にその能力が備わったのか
まるで分からないけど、この元凶を生んだDr.ハリソン・ウェルズは
偶然ではなく必然的なものだとされていた。

過去にも同様の現象が起きていることから考えると、実験に失敗
したのか故意なのかは分からないが、Dr.ハリソン・ウェルズらしき
人物が何らかの目的で爆発を発生させているという事情が有りそうだ。
その謎を解き明かして、いくことがこのドラマの最終目的になりそう。

■医療関係の発展

物理学の見方を変えるものとして語っていたけど、この粒子加速器
の爆発によって活性化されたのは人間体内の細胞の尋常ではなく
活性化が挙げられる。
14年前にバリーの父で心臓外科医のヘンリーが逮捕された原因の中に
も医療が含まれているので、何かを知ったことで捕まえられるように
仕組まれてしまったのではないかという推察も出来るけど、
まだその辺は分からないかな。

とにかくバリーのスピードは細胞再生の活性度が尋常ではなく心拍計
では計れないことから、心拍の停止と間違われたというくらいの鼓動
の早さがあるようだ。

凄い勢いでとにかく走れる。
しかも彼は骨折しても僅か数時間有れば骨折さえも治ってしまう。

ただ心臓への負担というのは、人間に取ってはよくないこと。
それだけ心臓に負担がかかれば早くに命を落としてしまう可能性は
有りそう。

Dr.ハリソン・ウェルズは車椅子の状態だったけど、最後に隠し部屋に
居る際には立って歩いていた。
この部屋自体が人の治療に役立つものなのか。

■怪しい研究所たち

数年前「フラッシュフォワード」というドラマが有ったよね。

http://itawind.web.fc2.com/kaigai/etc/flashforward.htm

>世界中の人々が同時に137秒間意識を失うというミステリアスな
>現象が起こる。その瞬間人々は6ヶ月先の未来を見る。

という内容で、特別能力者が出たという訳ではなかったけど
線形加速器研究所(NLAP)というところが実験した結果、多くの人が
未来を見ることが出来たこと。

■今回の敵

天候を操ることの出来るクライド・マードンが敵として現れた。
マードンが強盗をする際には必ず嵐が起こるという法則を見つけ出した。

逃走するマードンをバリーが追いかける。

「天候を操れる能力」vs「スピード早く動ける能力」

こんな対決をしたらあっさり後者に軍配が上がるよね。
竜巻起こしているマードンにスピード勝負とばかりに逆回転で走って
竜巻を相殺させるという面倒くさいテクを使い見事に退治した。

■切ない恋愛ネタ

バリーはアイリスの事が好きみたいだけど、アイリスはばりーの意識
が戻った9ヶ月後にはエディ・ソーン刑事と付き合っていた。

エディとの付き合いは父・ジョーには内緒に・・

そしてバリーの能力に関してはジョーは、娘のアイリスには内緒に・・
と語る姿が有る。

内緒にしていると関係が上手く行かないというのはアメリカンドラマの
定番。

■出演者

・バリー・アレン役のGrant Gustin

「グリー」でダルトンアカデミー校の”ウォーブラーズ”にボーカル
のセバスチャン・スマイス役で出演していた。

・ケイトリン・スノー役のDanielle Panabaker

「BONES」のS8-3、S8-15で、FBI捜査官のオリヴィア・スパーリング役
で出演。「SHARK カリスマ敏腕検察官」ではジェームズ・ウッズ演じる
検事補の娘ジュリー・スターク役で出演。
映画「13日の金曜日」のリメイク版でジェナ役として出演した。

ハリソン・ウェルズ博士役のTom Cavanagh

「ロイヤル・ペインズ ~救命医ハンク~」では、プロゴルファーの
ジャック・オマリーとして主人公と仲良しになる人物役。
「scrubs ~恋のお騒がせ病棟」ではS2からダン・ドリアン役。
「弁護士イーライのふしぎな日常」ではジェレミー・ストーン役として
複数話に出演。

■使用された曲

・Poker Face by Lady Gaga
・Girls Chase Boys by Ingrid Michaelson
・The Flash Theme Song by Blake Neely

■出演者

バリー・アレン / フラッシュ (Grant Gustin) 警察の科学捜査官助手
アイリス・ウェスト (Candice Patton) ジョーの娘
ケイトリン・スノー (Danielle Panabaker) 生物工学の専門家
エディ・タウニー (Rick Cosnett) セントラル・シティ警察、アイリスの彼
シスコ・ラモン (Carlos Valdes) S.T.A.R.ラボ、機械工学
Dr.ハリソン・ウェルズ (Tom Cavanagh) S.T.A.R.ラボの創設者
ジョー・ウェスト (Jesse L. Martin) アイリスの父、刑事
ノラ・アレン (Michelle Harrison) バリーの母
クライド・マードン (Chad Rook) 強盗
デビッド・シン (Patrick Sabongui) セントラル・シティ警察・警部
フレッド・チャイア (Al Sapienza) 捜査官、ジョーの相棒
ヘンリー・アレン (John Wesley Shipp) バリーの父、元心臓外科医
オリバー・クイーン (Stephen Amell) アロー、スターリング・シティの人
— (Alistair Abell) ER救命士
— (Yoshie Bancroft) 看護師
— (Adele Noronha) 看護師
— (Osmond L. Bramble) ジャンキーを連れる警察官
— (Lauren Carnovale) バリスタ
ヴクビッチ (Fulvio Cecere) 捜査官
リンダ・パーク (Olivia Cheng) テレビアンカー
— (Jennifer Cheon) 救命士
— (Troy Rudolph) 救命士
— (Gigi Jackman) Bank Teller
— (Dee Jay Jackson) Laundry Guy
— (Matthew Robert Kelly) Coroner
— (Jennifer Kitchen) Female Dispatcher
— (Nelson Leis) Scraggly Witness
— (Dagan Nish) ジャンキー
— (Eli Shapera) Bully
— (George Klimovich) Bully
— (Rowan Longworth) Bully
若い頃のバリー (Logan Williams)
カイル (Brendon Zub)
— (Carolyn Adair) リポーター
— (Marc Gaudet) ハイウェイパトロール
— (Demetrice Nguyen) バイクライダー
— (Spencer Teeter) Protester

スポンサーリンク
レンタグル大336

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
レンタグル大336