BONES 骨は語る シーズン10 第2話 永遠の家族 The Lance to the Heart

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第2話 永遠の家族 The Lance to the Heart

脚本/Michael Peterson
監督/Dwight H. Little

【前回までのあらすじ】

FBI内部に陰謀があるというブース。刑務所に入れられたブースに
対してブレナンは黒幕はあなたが頃レルのを待っているとし、直接
手を下さずに済むからだという。クラークは陰謀の発端がこの遺体
にあるのかという。ホッジンズは彼を調べれば黒幕が分かるハズだ
という。そんな中オーブリーFBI特別捜査官が捜査に加わる。
ノースキーはエドガー・フーバー元長官は私の事を偉大な兵士と
行っていたと語る。これは陰謀だとし、俺たちにとって重要なのは
奴らにとっても重要だというホッジンズ。オーブリーは事件からハズ
されたとする中、サンダーソンがまた脅したのだろうという。
デュラントは仕方が無く脅されていたのだと語る。誰に脅されていた
のかと問う。スイーツはサンダーソンに令状を届けに行く中、
何者かによって襲われる。ブレナンは倒れたスイーツの容体を見て
内部損傷が激しいとして、死亡した事を告げる。カムは彼の解剖は
出来ないというが、これは彼を殺した犯人を教えてくれる遺体だ
というブレナン。

【ストーリー】

ブースとブレナンはスイーツを襲った犯人の消息を追っていた。
スイーツは犯人に殺されたが彼はただでは死なず相手にも銃弾を
浴びせていた。傷を背負った犯人ならば必ず病院・医療所に立ち寄る
と思われた為にそういう患者が居ないかを確認して回る。
ブースはオレが令状を執行すべきだったとし、オレは上級捜査官だ
という。オレの責任だというブースにそれを否定するブレナンは
私たちで何が有ったかを突き止め黒幕を突き止めるのだと語る。スイ
ーツは家族だったというブースにブレナンも同調する。
そんな中クリスティンがやってくると、支度は出来たとし、これから
スイーツおじさんとデイジーが公園に連れて行ってくれるとし、
ボートに乗せてくれると言ったと語る。

デイジーはラボのクラークの元にやってくる。君が手伝うことはない
というが、私でも役に立てるとし、家で黙って写真を見ていろという
のかという。ランスは守ってくれているハズだという。それなら
標本室でこの骨を並べて欲しいというクラーク。

クラークはブレナンに右の大腿骨に線状骨折が認められると語る。
こんな怪我はかなりの力だと。舌骨の大角には骨折が認められる
というブレナン。骨を洗浄していた時に甲状軟骨が粉砕骨折して
いるのを見つけたという。表面の幅が広いもので首を絞められたの
だろうというクラークにひれは軍人たちがよく使う腕を使った
絞め技だという。ブースの言う通り殺しのプロだと。
カムは死因が分かったとしてやってくる。スイーツの心臓大動脈が
裂けていること。犯人が胸を殴った時に左の第3から8の肋骨が内側に
向かって折れたせいだいう。アンジェラはこんなことなら陰謀を
暴くべきではなかったと嘆く。ホッジンズはでも暴いたこと。
ことを終わらせるには中枢神経系を破壊しないといけないという。
ブレナンは陰謀は知覚を持つ生命体じゃないというが、ホッジンズ
は他の有機体と同じで成長しているのだと語る。

クラークはどう突き止めていくのかと問うとアンジェラはDNAを解読
するという。チップに名前がある全ての人物の行動分析をして過去
20年間の出来事の接点を調べるという。
ホッジンズは靴底からスイーツのシャツに付着したのはベロアの繊維
だという。犯人が乗っていた車が分かるとし、メルセデス・デジーノ
のフロアマットの繊維だという。そんなに多くはないハズだと。

サンダーソン科学の近くに車が乗り捨てられていた。
フロアマットの繊維は一致する。オーブリーは車の持ち主はシルバー
スプリングに住む女性で旅行中で盗難届も出ていないという。ブースは
道路は閉鎖されているのでプロならば閉鎖解除されるまでは封鎖線
ないで潜伏しているハズだという。
そんな中血痕が発見され、車のソバを通り土の中へ入っていた。犯人は
付近に居るはずだというブースは車を運転できずに周囲を見張らせる
場所に行ったのだという。ここからだと屋上だという。
屋上にも血痕が発見され、そして人が倒れているのを見つける。
ネズミが遺体をかじっていた。
オーブリーはその遺体を見てケネス・エモリーだという。
アカデミーで一緒で海軍特殊部隊に入ったというオーブリー。

キャロリンはこれまでの状況を聞きにブースのオフィスに来る。
スイーツは令状を使ってサンダーソンの書類を手に入れているが、
スイーツも犯人も書類は持っていなかったという。隠したのなら出て
くるという。キャロリンはオーブリーのことをブースに尋ねると
オーブリーは高齢者医療保険を担う世代に優しくしてという。
そこにスターク副長官もやってくる。ブースに戻った事を歓迎するが
スイーツの為に戻って来たという。犯人はFBIと関係しているのか?
と問われると、エモリーはアカデミーでオーブリーと一緒だったとい
う。女性候補生を暴行した容疑で告発されていたが起訴されると思った
が事件はうやむやで彼も消えたという。それでサンダーソンの部下に
なったのかと。スタークはブースに捜査を続けてくれとし、報告書は
不要だと語る。そんなことあり得ないというオーブリーだがキャロリン
はスタークは信用して欲しいという現れだという。

■今回の事件と流れ

・FBI内部の陰謀によってクーパー事件の捜査を開始したブースを
抹殺しようとしていた。一時は刑務所に入れられたブースだが、
なんとか嫌疑を晴らして出所し改めて捜査を開始する。
・捜査線上関わっている人物は、ノースキー、サンダーソン、デュラ
ントであり、その中でもサンダーソンが犯人だと思い令状をとって捜査
しにいくがそこでスイーツがプロの殺し屋によって殺害される。
・ブースは感情的になりサンダーソンが黒幕だとするが、決定的な
証拠らしい証拠もなかった。
・スイーツが発砲して敵に致命傷を負わせていた相手が乗っていた車、
そして血痕が発見。そして遺体も発見される。犯人はケネス・エモリー
という元FBIアカデミーで海軍特殊部隊に在籍していたことが有った
人物。
・スイーツの私物からは心理分析医らしくメモが残されていた為に
ホッジンズは血痕を取り除いて、アンジェラが静電検出法を使って
筆圧を調べていく。

■感想

犯人が分かってしまうとこれ程あっさりとしたものなのかって感じの
事件でしたが、その内容を掘り下げていくと意外と奥が深い主張が
込められているなと感じさせる。

ブレナンは犯人のような狂信さは無いけれど、彼女の持つエリート
意識や傲慢な振る舞い、彼女の考え方を通して見ると、犯人の主張
する原理主義的な感覚と通じるところがあるなという感じ。

ホッジンズがこれまで変人のようにして扱われていた陰謀論者としての
一面が必ずしも全てが誤りではないというようにして、真相を突き止
める為に、アメリカの歴史に遡っていくという辺りの流れはもう少し
長いスパンで描かれると面白かったのかな。

ただブースが「ただ終わらせたいだけ」と語るように、この手の事件
もあまり長引かせると飽きる人も多いので、ここで精算するのは
悪くないけど、ただ黒幕を突き止めれば終わりという訳ではなく、
相当大きな組織として既に黒幕のデュラントが考え及ばないところで、
事件は回っている。
ホッジンズが語るように「他の有機体と同じで成長している」部分が
有って、悪事・脅迫の構図がそれぞれのコミュニティの元で根付いて
しまっていて脅迫の連鎖は指揮系統がなく、デュラントが全てのこと
を掌握仕切れない程に大きく政界にも広がっているかんじ。

しかし古い写真を見ただけで、眼窩上隆起の突出からデズモンドの
まま子だと見抜いたブレナンとか、FBIオタクの新キャラオーブリー
がフーバーが最も信頼していた人物はデズモンド・ウィルソンだと
していたところが凄かった。

またアンジェラがツリー再帰で人脈の構造を作っていたけど、
フーバーに繋がって居るのが、アイゼンハワーとかJFKとかマリリン・
モンローとかそんな構図を見てしまうと益々陰謀論者のホッジンズ
じゃなくても怪しい繋がりがありそうだと疑いそうだ。

■人となりの歴史

スイーツは孤児であり、施設で育ったが故に身内が居ない。
カムが葬式の手配をしていたけどね。

今回BONESらしいところは、デイジーとブレナンが二人きりで
ラボでスイーツの骨を見てどんな人生を歩んできたのかを語り合う
ところか。

ランスの骨に関しては今回戦った時の傷が有ることもあり、それ以外の
骨折についてここでは言及する。

距骨ドームの骨折
子供の時にサッカーをしていたこと。

左の橈骨と尺骨の骨折
20年前の骨折だとブレナンは語るが、デイジーはツリーハウスから
落ちたことを語る。はしゃいで縄ハシゴから落ちたときのこと。

中手骨は関節面が伸長
スイーツはピアノが得意で赤ん坊に毎晩ひいていた。

■スイーツが残したもの

・事件解決に至るメモ

3枚のメモが有っただろうか・・

・クーパー、挑戦的、怯えている
・サンダーソン、信者、権力、侍者 ??? 十字架マーク
・シーリーシーリーシーリー

筆記体で書いているために解読にはデイジーの通訳が必要だったみたい。
シーリーと子供に名付けたいとしていた為に最後のメモはそうなって
いたみたいだ。

・人々に与えた影響

・デイジーに残した赤ちゃんはスイーツが居なければ出来なかった。
・ブレナンとブースが結ばれて幸せな結婚生活に至っているのも
スイーツが色々と口を挟んでアドバイスしたり時に厳しいことを
指摘したため。

■人が最後に信じるものは?

デュラントが最後に信じたのは宗教のようなフーバーという人物だった。
建国の父が民主主義を軽蔑していたこと。暴民政治と同じで、教育を
受けたエリートや資産家達が国の運営や大衆統治の任せる為に自分
たちに投票すると信じていたこと。
この国を愚民の手から取り戻すべきことを語っていた。

ブレナンも最後に場で、スイーツが一緒にいると思っているが、
宗教とは関係なく、神とは説明出来ないことを説明する為に作られた
存在だと主張する。
しかしスイーツがここにいて私たちの一部となっていることを言葉にして
私には神とか宇宙なんてどうでも良いが彼を愛していたことに間違いない
こと。以前のブレナンなら愛は化学物質やホルモンの分泌だと説明
していたが、愛は科学や宗教ではなく、愛は思考や理屈を越えている
ことを語る。お互いを愛することで人生は充実するとし、今はそれ以上は
知る必要がないと語っていた。

■使用された曲

・Coconut (feat. Emily Deschanel, David Boreanaz, Michaela Conlin,
T.J. Thyne, Tamara Taylor, Eugene Byrd, Carla Gallo & Patricia
Belcher) by Bones Cast
・How to Say Goodbye by The CO

曲はこんな感じ・・
兄はココナッツを10セントで買った。姉は別の10セントでライムを
買った。ココナッツにライムを入れて、ココナッツとライムを飲み干
した。”この腹痛が治まる薬を”、”何か薬はないんですか”。
ココナッツにライムを入れて、ココナッツとライムを飲み干した。
“何か薬はないんですか”

■出演者

テンペランス・ブレナン (Emily Deschanel) “ボーンズ”、法人類学者
シーリー・ブース (David Boreanaz) FBI捜査官
アンジェラ・モンテネグロ (Michaela Conlin) 骨格から似顔絵
ジャック・ホッジンズ (T.J. Thyne) 知識が豊富、実家が金持ち
カミール・サローヤン (Tamara Taylor) スミソニアン責任者、”カム”
ランス・スイーツ (John Francis Daley) FBIの心理学博士

キャロリン・ジュリアン (Patricia Belcher) 検事補
Dr.クラーク・エディソン (Eugene Byrd) 法人類学者
デイジー・ウィック (Carla Gallo) 実習生
クリスティン・ブース (Sunnie Pelant) 娘
パーカー・ブース (Gavin MacIntosh)
ジェームズ・オーブリー (John Boyd) FBI捜査官
ヴィクター・スターク (Sterling Macer Jr.) FBI副長官

グレン・デュラント (JD Cullum) 元ベセスダ長老派教会病院の救命医
グレン・デュラント (Paul Riley Fox) ベセスダの救命医時代

ヒューゴ・サンダーソン (Sam Anderson) サンダーソン化学の社長
ジェロルド・ノースキー (Rance Howard) 元警備主任、高級施設
スーザン・スプラング (Susan Angelo)
リンダ・デュガン (Shelley Robertson)
デズモンド・ウィルソン (Philippe Badreau) フーバーの側近
ケネス・エモリー (Justin Blake) 元海軍特殊部隊、スイーツ殺害犯
JFK (Ian Harris)
グレン・デュラント ()

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