第10話(55) 自信をなくしたオースティン Critics & Confidence
監督/Shannon Flynn 脚本/Steve Freeman
Aaron Ho
【ストーリー】
マイアミ・ウィークリーのケネス・クリーンが書いたオースティン
のライブ評に関して、アリー、デズ、トリッシュは思わず目にして
しまう。そこには・・・
「オースティンのライブパフォーマンスは退屈で平凡、スーパースター
の輝きに欠けている。正直自分の鼻毛を抜く方が楽しい」と書かれて
いた。オースティンがこんな批評を見たらショックを受けるとして
アリーはみんなに雑誌を隠すよう告げる。そして自然に振る舞おうと
語る。しかしオースティンがやってくると、雑誌が置いて有るのを
見つかってしまい、デズはクロスワードは俺がやるんだとして雑誌
を破るも批評を見られる。退屈?平凡?酷いというオースティン。
ケネス・クリーンって誰なのか。
最悪の批評だという。しかしライブ続きで疲れていてかも知れない
とオースティン。トリッシュは最高だったというが、オースティンは
つまらないなんて初めて言われたという。彼の考えを変えてやるとし、
クールなパフォーマンスを見せるという。クールなら俺に任せろと
いうデズ。
オースティンとデズは徹夜でパフォーマンスを考えて閃いた
という。コミックのエレクトリックアベンジャーだという。
宇宙をテーマにしたパフォーマンスだとして、イメージしやすい様に
ミニチュアのセットを作ってくる。僕はエレクトリック・アベンジャー
で、ケネスにはここで見てもらうこと。サイホーグが攻撃してきて
それを蹴散らすのだという。小惑星を避け邪悪なベルチアン女王
を倒し、惑星ザイトラックスの英雄になるのだという。そんな
パフォーマンスをしてどうやって歌うのかと問うと、前もって録音
しておくとし、歌う振りをするという。大事なのは歌よりも凄い
パフォーマンスを見せることだという。衝撃を受けるハズだというデズ。
ケネスを呼ぶ。
彼はクズライブを見るかフライパンで頭を叩くしかなかったが、
フライパンが見つからなかったので来たという。しかしいざライブ
が始まるが、音楽が途中で止まり、パフォーマンスも滅茶苦茶。
ケネスは翌日に批評を出し、みんなオースティンに見せまいとするが
酷いパフォーマンスの上に口パクを続けたという。見た目だけの
歌えないアイドルと書かれてしまう。歌唱力まで疑われたのは初めて
だとしてショックを受ける。
■感想
オースティンのライブがマイアミ・ウィークリーの音楽批評家の
ケネス・クリーンから酷評を受ける。退屈・平凡だということで、
デズと共に楽しいライブの企画を考えるが悉くミスをして、
オースティンの批評は地に落ちていく。踊りがダメで歌がダメで、
顔だけのアイドルとまで酷評され、オースティンは自信を失っていく。
やはり最後に頼りになるのはアリーかな。
彼女は自信がないという時代を経験している訳だし、彼の気持ちを
最も理解出来る。アリーは「自信マスターアリー」という登場
センスは相変わらずだけど、デズも似たようなものだし仕方がない。
しかし結局最後のライブもクリーンにしてみれば退屈で、何を
しても退屈だとされる。彼の音楽はケネスだけに見せるものではない
こと。あんたがどう思おうと関係がない、自分には自信があると
いう思いをもてるようになった。
オースティンがこの境地に達するまでは色々と苦労した。
トリッシュが携帯を壊して新品に変えろとクレームを付ける流れが
気がつくとオースティンを責めるような発言に見えて来たりするの
もネガティブな状態だったのだろう。
デズはティファニーというチアリーダーに親友が自信を失っている
ので褒めて欲しいとするが大失敗。しかもティファニーは3年間
ホームルームを隣で過ごしたデズのことを覚えていない。一度
見れば印象に残る顔している人なんだけどね。
■使用された曲
・Better Than This by Ross Lynch
・Stuck On You by Ross Lynch
■出演者
オースティン・ムーン (Ross Lynch) 歌手目指す
アリー・ドーソン (Laura Marano) 楽器店”ソニックブーム”、あがり症
トリッシュ・デラロサ (Raini Rodriguez) アリーの親友
デズ (Calum Worthy) オースティンの親友
ケネス・クリーン (Justin Dray) 音楽批評家
ティファニー (Gabrielle Elyse) チアリーダー”マナティーズ”