コールドケース 迷宮事件簿 Cold Case シーズン7 第4話 ソウル Soul

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第4話 ソウル Soul

脚本/Ryan Farley 監督/John F. Showalter

【ストーリー】

— 1970年4月14日 —
教会でAmazing Graceのオルガンの音が鳴り響く。
牧師のトマス・サンダース(トム)は、信者の前で説法を行う。
「愛する人たちは今、東南アジアで闘っている。若者たちはかの地で
必死に魂を守っている。コチラ側ではどうか。鏡に写る自分を見た時、
物欲に追われる姿ではないか?」。
そんな説法中に突然オルガン弾きの息子のビリーはSon of a Preacher
Manを引き始め父の説法をまるで邪魔するかのようだった。信徒で
ビリーとは幼なじみのシャンドラは彼の行為に微笑む。トムはまだ終わ
っていないんだぞと語る。
「世界が手に入っても魂を失っては何の意味もない」。
そう主張するトム。
ビリーは引きが残る路の上で殺害される。
1970年12月・ウィリアム(ビリー)・サンダースの資料は倉庫に入れられ
る。

— 現在 —
ジェフリーズの元にアーチー・スローンがやってくる。父の名前は
ウィリアムだね?と尋ねると、ウィリアム・ジェレマイヤ・サンダース。
出生証明書によればねと。半年前に死んだ母のベアトリスは飲んだくれ
と言っていたこと。子供が学校の宿題を手伝って欲しいと言われて
家系図を作っているが父の事を知りたいのだという。生まれる8ヶ月前
の新聞を調べたらビリー・サンダースって人の殺人事件が載っていた
こと。ビリーの顔写真が見つかったとしてリリーは持ってくると
アーチーと似ていた。しかし逮捕写真なのかとアーチーは落ち込む。
しかしリリーは逮捕と言っても飲み屋の外で暴れたみたいで一度だけ
だとし、よくあることだと語る。
ウォートン通りで殺されたそうだという。
何をしていたのか。遺体写真の指にタコが有り爪の手入れがしてある
ことからミュージシャンかも知れないという。アーチーにお父さんの
家族の名前はと尋ねると、それも調べて欲しいという。ジェフリーズ
は了承する。

資料を見に倉庫にいく。父が牧師を務める教会でオルガンを弾いていた
というリリー。事情聴取は教会関係者と家族だけしか行われていない
こと。30年ぶりに見たが蜂の絵があるとし、それは「蜂の巣」という
店のVIPパスだというジェフリーズ。深夜営業のジャズクラブなので
常連かも知れないこと。しかもクラブのジャックなら飲んだくれではな
くフィラデルフィアイチのミュージシャンの証だという。

スティルマンはパソコンでの報告書は読み飽きたとして資料庫にやって
くる。何の事件を担当しているのかと問うと、20歳のジャズミュージ
シャンの事件で、被害者のビリーは鈍器による撲殺。身分証はないが
70年の逮捕写真で身元が判明したこと。ウォートン通りと言えば娼婦が
多いエリアだというスティルマン。担当警官は娼婦の犯行だと思って
いたそうだとし、凶器は酒瓶のようで遺体の傍にガラスの破片が有り、
頭の傷跡と一致したという。遺体の見つかった場所のすぐソバにリカ
ーショップが有ったというスティルマン。蜂の巣だと語るジェフリーズ。
ウィルがお遊びキング時代の頃のものだと冗談を言うリリー。ジェフリ
ーズは徴兵前に2度行っただけで営業は毎週金曜だったという。殺された
のも金曜日だと。スティルマンは何処かの家の地下で行われていたの
だろうと語ると、臭くて暑くて息苦しいところだが、あの音楽は最高だ
ったという。遺族はトマス・サンダース牧師とのことだった。
店のオーナーは強そうな女だったこと。女王蜂みたいに店の奥でタバコ
を吸っていたというジェフリーズ。まだ元気にブンブン言っている
なら当時のことを聞けるかも知れないというリリー。父親にも遭って
こいという。

そんな中レノックス巡査はリリーに対して遭いたいと言ってきている
人が居るとしてスコッティに語る。相棒だからオレが遭うよと語るが、
スコッティにもちょうど電話が鳴る。母からの電話で元気かなと思って
電話したんだという。
電話している間にリリーに逢いに来た男は消えていた。

土地の権利書にオーナーが乗っているという。女王の名はジェラルディ
ン・ワトキンスだという。今も同じ場所でソウルフードレストランを
しているとのこと。リリーは私に客って何処に居るのかと問うが
消えていた。

トムに話を聞きに行くヴェラとジェフリーズ。
ビリーのオルガンは素晴らしく天使も羨む音色だったという。トムは
サンダース家の長男は牧師になるのが代々の伝統で、トムJr.はジャン
グルで死亡したという。弟(ビリー)はストリートで死んだというと、
ストリートもジャングルみたいなものだと語る。私もベトナム帰りだ
と語るとジェフリーズ。ビリーの事件を調べ直していることを語る。
教会でトラブルなど無かったという。信徒からの寄付で豪華に葬られた
こと。当時の信徒は?蜂の巣を覚えていないかと尋ねる。そしてベアト
リス・スローンという名前に覚えはないかと尋ねる。ビリーは兄の死が
ショックで私から離れて行ってしまったという。信仰に疑問を持った
と思っていたとのこと。

リリーとスコッティはワトキンスの店にいく。
レストランのメニュー表が競馬の着順になっているという。レストラン
のサイドビジネスなんだろうと。ワトキンスに話を聞くとウチは合法
の店だという。風紀課に聞いても良いのかというスコッティ。蜂の巣
は70年代の話だとすると、殺人に時効はないという。ビリーのことだ
と。彼は良い子だったという。死んだ夜はここに来たのかと問うと
覚えていないという。その夜店にいた人を知りたいというと、ジャズ屋
はみんなマイルスに憧れて身体に悪いことばかりしていたのだという。
ビリーと揉めていた人は?もめ事をするような子じゃないとし、室内を
見せてもらうとクラブにしては狭そうだと語る。

■今回の事件と流れ

・ジェフリーズの元にやってきたアーチーという男性。
子供が学校の家系図の宿題をやっている際に手伝っていたが、アーチー
は自分の父親のことを知らないという。母親のベアトリスは半年前に
亡くなり、父親のことを聞いた時には飲んだくれだとしていたとのこと。
・そんな中アーチーは過去の記事を調べていると、新聞にはビリー・
サンダースが死亡していることを知り、父の名前がウィリアム・サンダ
ースであることから関係が有るのではないかと感じていた。
・遺留品を調べると、ジェフリーズは彼がジャズクラブの蜂の巣に
居たであろうVIPパスがあることに気がつく。

■感想

事件は1970年の事件なのでまだ当時の人物が生きているという事情
が有るので解決することは可能だろう。このドラマの現代が2009年
だと考えれば39年前のこと。

家系図の話だったので、リリーに訴えかけるものが大きかったけど、
事件の主役としては、当時の下町の事情やブラックミュージックを
良く知るジェフリーズの役割が高かったかな。

ヴェラってジェフリーズから受ける影響が何気に大きいよね。
今回もヴェラはジェフリーズに感化される形で当時の音楽に興味
を持ち始めていた。

ジェフリーズがヴェラに対して

「モータウンサウンドから一歩進んだのがフィリーソウルだ。
オープンカーの8トラックから流れるビリー・ポール、イントゥルー
ダーズ、デルフォニックスは?」と言われて、ヴェラは一つも知らない。
ラブトレインは知っているだろうとすると、「ビールのCMか?」
として語っていた。

人の価値観っていうのはなかなか相手にその良さを伝えるのは難しい
んだよな。無理に押しつけるものじゃないし、本当に良い物と
出会える出会えないというのも人との出会いと似たようなものなんだ
ろう。だから出会えたと思った時には話したくない思いが強くなる。

■オッカムのカミソリだ

今回のドラマを見れば一番シンプルに考えるのが一番解決に早かった
感じもする。

このシーズンに入ってからは常に、「置いて行かれるもの」が「置いて
いくもの」を殺害するパターンで終息しているのだけど、今回も
多分に漏れることはなかった。

ただその中には複雑な思いも交錯していて、自分の存在は彼無しでは
輝けないと思っている幼なじみによる犯行だった。

■人間は誰でも同じなのか

信仰心だけでは悲しみや苦しみというのは癒えることはない。
トムは息子を二人も亡くして相当ショックだろう。
特に長男にかけていた思いというのはあるだろうしね。
そんなトムは牧師の身で有りながらも、まさかのジェラルディンと
関係を持っていた。物欲は捨てようとしていたけど、肉欲に負けている
牧師。

「あんたの言葉は魂と同じで空っぽだ」
というビリーのトムへの言葉は激情し殺害するくらいの言葉にも
思えるところだったけど、結果としては違った。

■音楽の才能とビジネスの才覚

哀しいけれど今回はロンデは社長というだけでゴールドディスク13枚を
持つ業界トップのやり手プロデューサーということなのかな。
自ら音楽を生み出した訳ではない。

現代版のロンデ

演じているのはSteven Williams。
まさに黒人系の典型的な名前で日本人でいう所の山田花子みたいな
名前だよな。

何度か言及したことも有ると思うけど、20年近く前にスターチャンネル
で映画だけでなく海外ドラマを放送し始めた頃に放送した
「L.Aヒート」のチェイスの相棒のオーガスト刑事役だった。
「X-FILE」のMr.X、映画「ブルース・ブラザーズ」でいつまでも
ジェイクとエルウッドを追い回していく刑事の一人を演じていた。

■その他

・そこのセルピコ。捜査を手伝ってくれ

スコッティが巡査に語ったセリフ。
彼、冒頭でリリーを読んでいたレノックス巡査だったのかな。
脅しに使って話を聞き出すために巡査を同行させた格好だった。

■使用された曲

・If You Don’t Know Me By Now by Harold Melvin & The Blue Notes
・Just My Imagination (Running Away with Me) by The Temptations
・Me and Mrs. Jones by Billy Paul
・I’ll Be Around by The Spinners
・Back Stabbers by The O’Jays
・Papa Was a Rollin’ Stone by The Temptations

■出演者

リリー・ラッシュ (Kathryn Morris) 殺人課の刑事
スコッティ・ヴァレンズ (Danny Pino) 殺人課
ジョン・スティルマン (John Finn) リリーの上司
ニック・ヴェラ (Jeremy Ratchford) リリーの同僚刑事
ウィル・ジェフリーズ (Thom Barry) リリーの同僚刑事
キャット・ミラー (Tracie Thoms) 麻薬課刑事 s3#8から

フィン・クーパー (Brett Davern) クーパーの息子、リリーの義弟
若い頃のポール・クーパー (Brant Cotton)
レノックス (Alex Valente) 捜査官

2009年
トム・サンダース (John Cothran) 牧師
ジェラルディン・ワトキンス (Anna Maria Horsford) ソフルフード料理
バスター・ラージ (Ajgie Kirkland)
ロンデ・ブルックス (Steven Williams) ロンデレコード社
シャンドラ・パターソン (Loretta Devine) 聖歌隊隊長
アーチー・スローン (Freedom) トムの孫

1970年
ベアトリス・スローン (Meagan Good) ロンデの秘書
ジェラルディン・ワトキンス (Vanessa Bell Calloway) 蜂の巣(ジャズクラブ)
ロンデ・ブルックス (Jamie Hector) ロンデレコード社
トム・サンダース (Dig Wayne) 牧師
シャンドラ・パターソン (Hope Olaide Wilson) ビリーの幼なじみ
バスター・ラージ (Kelvin Brown) ハンドマン
ビリー・ジェレミー・サンダース (Wesley Jonathan) トムの息子
— (Michael London) Church congregation
— (C.J. Emmons) Singer
— (Nahisha Pettit) Singer
— (Joel Pargman) Violinist

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