コールドケース 迷宮事件簿 Cold Case シーズン7 第13話 グラフィティ Bombers

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第13話 グラフィティ Bombers

脚本/Hollie Overton、Denise The 監督/Janice Cooke

【ストーリー】

1982年7月20日、レオンとカルロスは屋上に来ていた。ラインは力強く
迷うなとし、ペイントは血と同じでここに来た証明だという。レオンは
高所恐怖症だった為に無理だと語る。下を見ずに上を見ろとして
カルロスは誘う。レオンは言葉を唱えるように・・”一番暗い時星が見
える”というと、オレの宇宙に星はないというカルロス。母親から家を
追い出されたというカルロスは居場所が無くなったという。俺たちしか
書けないグラフィティだとして写真を撮ろうという。全部終わる頃に
は町中がオレの名前を覚えるという。彼のサインは”ブレイズ”だった。
しかしカルロスは裏道でペイントを口から吐くようにして殺されていた。
1982年10月、カルロス・エスピノーザ。

2010年。
フロリダ州パームビーチに有るボカラトンのパンフレットに目を
通すジェフリーズ。スコッティは旅行に行くのかと問うと、友達が
リゾートマンションを買ったのでオレも考えているという。静かだから
良いよねとし執筆活動には・・というスコッティ。ヘミングウェイも
フロリダだっけというリリー。

そんな中、ソニアが殺された息子のことで来たというとリリーと
スコッティが対応する。息子のカルロスは1982年10月11日に殺された
とし、口にスプレーペイントを吹き付けられて窒息死したこと。息子の
ものはレンタル倉庫に入れていたが、倉庫が借りられなくなるので
要らないものを処分しようと思い片付けたらリュックが見つかったの
だという。そして本が中に入っていた。スコッティは麻薬課時代
に見た事があるというと、グラフィティライターのブラックブックだ
という。警察には息子のことをシンナー中毒だと言ってしまったこと。
スプレーペンキを多数抱えていたし私の金も取られていたから、滅多
に顔も見なかったのだという。私は仕事を3つも掛け持ちしていて、
そのペンキを見て家を追いだしたという。しかしブックをみると
アーティストだったのではないかと。私が仕事に行っている間に
冷蔵庫をあさりに来ていたみたいだがリュックを置いていった日の
次の日に死んだのだという。1982年10月11日の写真がアルバムに
入っていた。殺された日に取ったものだと。そこにはTurの文字が
見えるが撮影した場所は分からないという。仲間を知らないか母親に
尋ねるが全く分からないという。スコッティは他のグラフィティの
上に書き重ねているとしNRKEと書かれたサインの写真も有った。
アナーキーかなというスコッティはこれは宣戦布告だという。
仕返しにスプレーを使ったのかというリリー。

カルロスの資料を読み上げるリリー。
当時16歳のカルロスは1982年10月11日にケンジントンの路地で死亡して
発見。頭蓋骨の骨折が認められ頭部の傷口はペンキが付着している
というジェフリーズ。直接の死因は窒息死だというリリー。スティルマン
は喉にペンキを流される前にダメージが有ったようだという。担当の
警察官はシンナー常用者同士のケンカだとしていたという。凶器の
スプレーも現場で見つかって居るが指紋はないというジェフリーズ。
何処で買ったのか調べろとスティルマンは指示する。過去に肋骨を
三本折った痕跡があるという。路上生活をしていた為だろうと。
母親によると少額レシートを見つけたとし、ペンキは万引きしたのだろう
というスティルマン。レシートの店はハロルド工具店でありリリーが
話を聞いてくるという。アナーキーはグラフィティ集団だが80年代に
武闘派として悪名が高かったようだというスコッティ。そのシマで殺さ
れたのでしょというリリーに対してクラブハウスからは2ブロックの
場所だという。アナーキーのメンバーの名前を聞いてくる様告げる。
グラフィティ除去委員会の代表に逢って来るという。代表のドン・バー
ドウィルは30年も活動をしているとのこと。

ミラーはカーティス・ベルが署に来た為に聞きたい事があるとして相談
する。あなたの場合養育権は奥さんがどう合意したのかと。
あの鬼嫁とは何の合意にも至らずだという。面会権は?と。元夫の
ジャロッドから手紙が来たのだとし、結婚してこっちに戻ってくるので
一月に2回ヴェロニカを泊めたいとしているのだという。どうすれば
良いかというミラー。受け入れないのであれば裁判だという。他は
直接逢って話すとかというと、ミラーは無理だとし元ギャングの男と
養育権の話なんてと。ベルは立ち会おうか?として弁護士としてではなく
彼氏としてと。
ベルはリリーに話があるとして二人で会議室にいく。
君に見せたいものがあるとして、告訴状があるという。告訴人はモー・
キッチナー。車輪止めを取り付け、ローン申請の邪魔をして、留置場
にティコと一緒にしたという。申し立ては初めてではないという
リリー。今回は検事局に来た物で内務監査ではない事を語る。犯罪と
して罰せられるのだというベル。このままだと免職になると語る。

ドンに逢うリリーとスコッティ。
彼は昔はグラフィティのケシュタポと呼ばれたという。
ペンキ除去剤を積んだマーキュリーモナークでパトロールしていたから
だと。落書きするヤツは不良だと思われているが実際は自分の存在
を訴えたいだけだという。壁画を描くように勧めてから万智の美化に
一躍かっているという。アナーキーのリストが欲しいと語る。
そんな中壁のターボ102とは、この写真にある”Tur”の文字と同じタグ
ではないかという。誰なのかと問うリリーに対して30年前からいるペイ
ンターで普通教会や墓石には手を出さないがTurboは遠慮ないのだと
いう。ブレイズは新参者で当時アナーキーを怒らせていたと語る。

— 1982年 —
トゥトゥはカルロスが壁画を描いて写真を撮っているのを知って何を
しているのかと問う。名前を売ろうと思っているというカルロス。
オレがアナーキーだというと、オレはここのキングだという。グラフィ
ティは誰かに任せた方が良いとし、才能がないと指摘するカルロス。
今度シマを荒らしたら”お前に(スプレー)缶を喰わす”とカルロスに警告
する。

— 2010年 —
ドンはその時は警察を呼んだとし、でも警察が来た時には2人とも消え
ていたという。スコッティはその時にあばらを折ったのだろうという。
ボスは誰なのかと問うと”ツタンカーメン”と名乗っていたという。
自分をバカにするヤツを許さないとしていたという。

■感想

今回はいつもの殺人の動機の形とは少し変わっていた。
行動力の有る人、才能の有る人、運が強い人が、現状の暗闇から抜け出す
事への焦燥感から、同じ位置に居る人が足を引っ張る形で殺人を犯す
というのがパターンだったが、今回は自分を神だキングだと勘違いして
いるものが暴露されることを恐れて殺したというもの。

もちろんドラマの中では、いつもの殺害の動機を臭わす人物像は
何なんか出ていた。
いつものテーマ通りだと、殺人の被疑者とされるのは、一緒に行動して
いるレオンや途中で知り合うジーナが、カルロスが大成していくこと
に難色を示して殺すことが考えられるのだけどね。

ジーナはタロンというかぎ爪という意味のストリートネームが付いて
いた。その意味を知っていたのはリリーだったけど、キングのトゥトゥ
から話を聞く際に
「タロンは男の目玉をえぐったという噂。あの女は執念深い」
としていたけど、それはまさに今のモーのことを追求し続けるリリー
を指していることは明らかだったな。

■名前が意味するもの

ホームレスは自分の名前を売ろうと必死なものたちで溢れている。
特にグラフィティを行うものたちに取っては、自分の存在を世間に
知らせる為に行動を起こしているとしていたので、街の中でも目立つ
ところに落書きして、その名を誇示する意味合いが強いのだろう。

ターボというネームはカルロスが一緒に行動していた少年・レオンの
名前だった。途中までレオンがなかなか登場しないので現在の彼は
どうしているのか気になっていたけど、彼の死が及ぼした影響は
計り知れないものがあった。

そして人はどのような社会的階層で有っても、その中では一番になり
たいとする気持ちが有ったりするんだなと考えさせられる。
トゥトゥがキングで有り続ける為に起こした行動は、ギャングとしての
行動や態度ではなく、寧ろその逆の密告屋だった。
ただこの密告的行為は、アナーキーたちが安全に暮らす場所を守って
いるという意味では間違いではない気がするけど、ストリートに生きる
ものに取ってのスキルとは違ったものが有ったのだろう。

今回のジーナにしてもキングにしてもグラフィティとしての才能は
正直無いものだとされていた。才能がないなら別の方法で力を誇示し続
ける必要が有り、そこで取った行動が裏切りものとして取られてしまう
密告に繋がっていた。

この人の間違いは下手に粋がってギャングのボスだと吹聴していた
ところが有るんだろうね。

■影響力

上述した通り、一人の死がその後の他人に及ぼす影響力は計り知れない。
ホームレスで名前などロクに知らないレオンの死が二人の人間に及ぼし
た影響力。

そして今回はカルロスの最後の絵が地下の真っ暗な洞窟のような下水道
の中に描かれていた。
他のホームレスたちにとってその絵は、まるで神を崇めるような視線で
眺めて聖地のようになっていた。それを見て勇気づけられるものが有り、
アングラで生きるものにとっては希望の光となったことは言うまでも
ない。

カルロスは高見に登ることだけを考えて危険な高い場所にペイントして
いたのに最後は誰もが目にしないような下水道に描くというところが
なんとも言えなかったね。

ただこの流れで一つ気になったのは、カルロスのリュックの中には
死んだ日の写真が入っていた。
母親の話ではリュックを置いて行った次の日に死んだとしていたので、
あのブラックブックの中に死んだ日の写真が入っているハズはないと
思うんだよね。

ジーナはオレンジを自分のカラーにしていて、そして2010年の世界
ではブティックでカルロスが描いた星(アイデアはレオン)をデザイン
に利用していた。テーマカラーがオレンジというと、私にはアメリカ
に於いては囚人服のつなぎだという印象が有るんだけど、罪の意識に
かられていたとか有るのかな。

■身内ネタ

・リリー

相変わらずモー・キッチナーとの対決が続いている。
今回もまるでリリーを意識するような同じ髪の毛の女性とバーで
ちちくり有っている光景が有った。そんなモーからは告訴状が届いて
リリーとしては一転してピンチに・・。
ただ最後に車で殺されていたのはモーだったよね?
一体誰が殺したのか。

・ミラー

ミラーの元彼のジャロッドが再婚。
ジャロッド自信はS5-13、s5-14、そしてs7-13(今回)に登場している。
ミラーとしては散々迷惑をかけられたギャングの男だけど、
そんな彼だけが幸せのまっただ中にいるのは許せないところが有るの
ではないか。
相手には2人の子供、コニーとキャシーが居るので、ヴェロニカにも
逢わせたいことを言われた。
形は少し違うが父親が別の家庭を作って子供までいる先日までのリリー
みたいだ。
ベルはミラーの気持ちとは余所に、父親に合わせようとしていない
彼女に少々納得出来ないと言った姿を見せていた。

S5-13
https://dramatimez.sakura.ne.jp/blog/?p=980

s5-14
https://dramatimez.sakura.ne.jp/blog/?p=1018

・スコッティ

再びデイリーズマーケットで被害者が発生。手口は同じでひったくり。
被害者は年配のヒスパニック系であり、ベレンという女性だった。
同じ膝をすりむいたということは、跪かされてオーラルセックスを
させられたということなのかな。
スコッティの家族が日曜日に豆ご飯を食べる際に集まる中で、
父親が妻に歩み寄ろうとしている中で手を思わず払いのける格好に
なってしまうのが切ないね。ベレンは取調室でアイスクリームのことを
気にしていたけど、スコッティたちが食べていたのもまたアイスだった。
DNA検査をして犯人は分かったのかな。

・ジェフリーズ

もうすぐ引退なんだっけか。
引退直前に殉職ってパターンはアメリカのドラマでは意外と多いので
気をつけて欲しいところ。
ジェフリーズが執筆活動をしていることを知って、スコッティもリリー
も皮肉りながらも応援していた。
「誰がために鐘は鳴る・・第2のヘミングウェイの為に」

■使用された曲

・Rapture by Blondie
・Since You’re Gone by The Cars
・Only You by Yaz
・You Dropped a Bomb On Me by The Gap Band
・We Want the Airwaves by The Ramones
・Let It Whip by Dazz Band

■出演者

リリー・ラッシュ (Kathryn Morris) 殺人課の刑事
スコッティ・ヴァレンズ (Danny Pino) 殺人課
ジョン・スティルマン (John Finn) リリーの上司
ニック・ヴェラ (Jeremy Ratchford) リリーの同僚刑事
ウィル・ジェフリーズ (Thom Barry) リリーの同僚刑事
キャット・ミラー (Tracie Thoms) 麻薬課刑事 s3#8から

ラミーロ・ヴァレンズ (Ismael ‘East’ Carlo) スコッティの父
ローザ・ヴァレンズ (Terri Hoyos) スコッティの母
モー・キッチナー (Daniel Baldwin) リリーと対立

カーティス・ベル (Jonathan LaPaglia) 地方検事補
ベレン・へルナンデス (Karmin Murcelo) デイリーズマーケットでひったくり
ジャロッド・ジョーンズ (Dondre Whitfield) ミラーの元彼
シャンテル・ジョーンズ (Keesha Sharp) ジャロッドの妻
— (Terrance Christopher Jones) Parking Attendant
— (Jennifer Malenke) Bar Girl
ピアソン (James Hanlon) 捜査官、強盗事件を追う
— (Frankie Ponce) Graffiti Member

2010年
ドン・バードウィル (Michael Badalucco) グラフィティ除去委員会代表
エディ・クラーク (Earl Billings) フェアヒル・スープキッチン、チラシ
ソニア・エスピノーザ (Ivonne Coll) カルロスの母
トゥトゥ (Manny Perez) 車のペイントの仕事
ジーナ・ロプレッシ (Elizabeth Rodriguez) ブティック

1982年
ドン・バードウィル (Edward Carnevale) グラフィティ除去委員会
ジーナ・ロプレッシ (Teresa Castillo) カルロスと連む、”タロン”
トゥトゥ (Rick Gonzalez) “ツタンカーメン”、
エディ・クラーク (Jeorge Watson) ホームレス、カルロスの最後の絵を見る
カルロス・エスピノーザ (Walter Perez) “ブレイズ”
レオン (Trevor Jackson) “ターボ”、ホームレス

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