コールドケース 迷宮事件簿 Cold Case シーズン7 第10話 スティック Iced

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第10話 スティック Iced

脚本/Taylor Elmore 監督/Peter Medak

【ストーリー】

1980年1月14日。
アイスホッケーの試合がフィッシュタウンガーデンズアイスアリーナ
で行われる。場内はほぼ満員でホームチームはドックラッツで、
マナヤング・チークタンズを迎え撃つという。両チームは犬猿の仲
で乱闘ばかり起きていた。現在4対2でチークスタンズがリードして
いた。コーチのヒートンは控え選手のトミー・フラナガンを投入する。
カレン・マスターズがトミーに反則をし退場となる中、ドックラッツ
はペナルティでGKと一対一のチャンスだった。トミーが担当するが
近くから大振りして思わず外してしまう。コーチはあんな近くから
大振りするなんて何を考えていると語る。

事件はレークプラシッドの冬期五輪の日に発生する。なんとプロ
チームではないアマチュアチームのアメリカが強豪ソ蓮を倒し、
アメリカ代表チームが本日ホワイトハウスに呼ばれていた。
1980年2月、トミー・フラナガンはフィッシュタウンガーデンズアイス
アリーナで殺されて発見される。

リリーはヴェラに対してカレン・マスターズって聞いた事があるかと
問う。チークタンズというチームの選手だったというと、ヴェラは
大西洋カンファレンスかと告げ81年には消滅したマイナーリーグだと
いう。あの時代にはそういうリーグが沢山有ったという。80年に逮捕
されているとし、トミーの殺害容疑だという。彼のジャージからトミー
の血が出てアリバイも無かったが不起訴になっている案件だった。

カレンから話を聞くと、五輪のアイスホッケーでアメリカがソ連に
勝利した「氷上の奇跡」の夜に地獄に堕ちたという。2月22日のことか。
ライバルチームで目障りな小僧、165cm68kgであんたより30kgも軽い
選手に頭をかち割ると脅迫したんだろうと語る。確かに退場時に
脅迫めいたことは言ったが殺すわけ無いという。スポーケンの女子大生
でブレンダという女性と当時過ごしていたとし、彼女のピントで一晩
を過ごして次の朝別れたらトミーが亡くなっていたのだという。
みんながオレがやったと思い込んでいて汚名は晴らせず、オレの人生
はロクなもんじゃないが、この子は別だという。一人息子のジェイソン
は現在11歳だがホッケーのJr.チームに入ろうとしたら断られたという。
ブレンダを探したら現在メーン州にいて結婚して子供もいるとし、
電話したら迷惑そうだったが証言はしてくれると言っているという。
ブレンダ・パターソンだと。凶器はオレのスティックではないし、犯人
は野放しだと語る。

ヴェラはブレンダから確かにマスターズのアリバイの裏が取れたと報告。
スティルマンはあの年、アメリカは悪い事が続いたとし、イランの人質
事件、ソ連のアフガン侵攻、インフレetc..。そんな時奇跡が起きた
としてダビデが巨人ゴリアテを倒したというヴェラ。
小さい選手ほど必死に暴れるものだという。ダギー・ギルテア、ピスタ
ニーの乱闘のテオ・フルーリーと語るとベル検事はナイジェル・ドーズ
とかと首を突っ込んでくる。レンジャース?としてヴェラは鼻で笑う。
検事に何故マスターズは起訴を取りやめたのかと問うと、逮捕の決め手
が状況証拠や伝聞だけで36時間かけて取り調べしたが落ちなかったのだ
という。こういう事件は自供がないと難しいと。死亡時間は深夜だという
ミラーは、アリーナには入れるものなのかと問う。誰かに鍵を開けて
もらったのだろうとし、関係者に話を聞こうというスティルマン。

一撃目に選手用のベンチでスティックが折れていたとし凶器から指紋は
ないという。スティックを見たヴェラはスヴェールかと呟きノルウェー
のブランドで手作りのカスタメイドで高級品だという。鑑識にDNAを頼む
というミラー。トミーには兄のショーンがいるとし、マスターズが無罪
の後にも責め立てていたという。
ミラーとベルが鉢合わせすると週末一緒に過ごさないかという話になる。

ショーンに話を聞くヴェラ。
弟・トミーの付き合いはよく知らないという。凶器のスティックに見覚
えははないかと問うと、当時のスティックとしては上物だとし良いカーブ
をしているという。オレも高校でやっていたがバイク事故で脚を折った
とし、母が病気なので家に居なければならなかったという。
トミーはぐうたらしていたし不景気で仕事がない時にリーグが出来た
のだという。向いてないので辞めろと言ったとのこと。

— 昔 —
トミーとドワイトと飲んでいた。女性を誘う時にはビールにこっそり
とウィスキーを入れるのだというドワイト。火曜にトックラッツの入団
テストがあるとすると、兄がやってきてチビのトミーが挑戦するのかと
告げる。諦めたヤツが言うなとトミーは反論。

— 現在 —
アイツは真剣だったという。トミーが殺された日の事を尋ねると、
ドワイトがスケート場の合鍵を持っていたとし、あいつはチームのマリ
ファナ調達係として受け入れられていたくらいだったという。

スコッティとリリーは雑誌売り場にいるドワイトの元にいくと、
トミーについて尋ねる。彼とは小学3年の頃からマブダチだという。
当日あなたは何処に居たのかと問うと、除雪車を運転していたという。
あの日は吹雪が凄かったと。トミーを恨んでいたヤツは居たのかと問う
チームメイト全員だろうという。トックラッツはチンピラだったからと。
リンクは出入り自由だったのでしょと問う。トミーも最初は見下されて
いたがアイツは良いところを見せたのだという。

■感想

今回は80年の事件を扱ったもの。
アイスホッケーがまだアメリカではメジャーではなかった時のこと
なのだろうか?
当時の事情を全く知らないのだけど、前年度のソ連のアフガン侵攻に
よって1980年夏季五輪のモスクワオリンピックでは、アメリカなどを
初めとした多くの国は五輪に不参加だったのに、80年の冬期五輪である
アメリカ・レークプラシッドオリンピックにはソ連が参加したという
ことなのか。
流石に来る物拒まずという立場でアメリカはソ連を受け入れたという
ことだったのかな。
ソ連と言えば今はドーピング問題でまだ五輪に参加出来ないような
状況に有るし、なんだかおかしい国だよね。

wikiなんかを見ると最終日に行われたアイスホッケー競技の決勝リーグ
戦では、2月22日の試合でソ連を4-3で破ったとされているけど、
事件は1980年2月22日に起きたものの様だ。

一方でアイスホッケー関連で歓喜に揺れている中で、一方では悲劇に
暮れているところがあるということで、ホント人生色々って感じだ。

■ヴェラ大活躍

同じ日に見た「BONES」のS10-15にヴェラ役のJeremy Ratchfordが
出ていたので驚いたけど、今回のこのドラマでは、ヴェラがマイナー
リーグさえも凌駕するほどの知識を備えたアイスホッケー好きだ
ったことも事件解決に役立った。

第15話 砕かれたギャンブラー The Eye in the Sky 脚本/Gene Hong 監督/Arlene Sanford...

海と氷上の違いはあるけど、このドラマのレビューと同時に書いて
いる「ナンバーズ」のS5-7はサーフィンの知識を必要とするもので、
コルビーがいないと解決しない物語で、ストーリーラインは似ている
部分が有った。被害者のことを思うのが兄か父かの違いなんかも
有るけど・・

■容疑が晴れて良かった

しかしずっと80年から2009年の29年間犯人扱いされていたマスターズ
ってホント辛い人生を送ってきたんだな。そんな中でも結婚して子供
を産んでって結構凄い。

恨んで不条理なことをしてきた人って悔いても遅いというか、一人の
人生を壊したことに対する責任って相当重いような感じがする。
この辺先週の「Major Crimes」s3-2のサンチェスがハマったパターン
だけで、Major Crimesの場合自白したという自分にも責任があるから
まだ良いような気がするけどね。

第2話 誤認逮捕 Personal Day 脚本/Duppy Demetrius 監督/Rick Wallace 【ストーリ...

ただ最後にそんな二人・ショーンとマスターズがアイスホッケーで
対決するという姿が有ったり、オマケに運動不足で命がヤバイと警告
されているヴェラまでもが大きなビールっ腹させながらホッケーを
するってところが凄いね。

そしてもう一人、和解出来たのはモリーとコーチのヒートン。
モリーが相当年を取っていたのが驚いたけど、それだけ月日が経った
ってことだよね。当時の事情からしてなかなか難しい事情・事象が
幾つも重なってしまったことも不幸だったんだな。

■容疑者・ミスリード

・兄のショーン

シーズン7はとりわけ出世したり、今の状況から自分だけが大成して
いくものに嫉妬して殺害するケースが多かった。その為にホッケーの
スティックが被害者の兄のものだと分かった時には、被害者の弟・
トミーは自分が諦めざるを得なかったプロホッケーへの道が開けたこと
に嫉妬しての殺害の可能性を考えながら鑑賞していた。
被害者の家族は母親が病気で兄は看病していなければならない状況
だったことも有り、弟がパウエル大学のコーチに推薦されようとして
いたと聞いてそれを知った兄の犯行なのかなと思った。
ただショーンは殺したとされていた当時のライバル選手のマスターズ
に今でも憎しみを覚えていたというので、その可能性は低いのかで
悩んだ。

79年3月の雑誌にショーンはカナダのプロ選手でニックネームは
シャムロックとして活躍していたこと。弟が殴り殺されたスティック
は兄のものだった。

・モリーと父・ヒートン

ヒートンはホッケーのコーチ。モリーはその一人娘。
モリーとトミーが気が有っていたのは明らかだけど、ヒートンコーチ
は娘の恋愛には相当な嫌悪感を持っていたような感じで、男を寄せ付け
ないところが有った。

ただドックラッツはそうとうチンピラの集まりだとされていたけど、
そう悪い集団って感じに見えなかったな。

現在ヒートンはフロリダのジャクソンビルのマナティーズのコーチを
しているとのことで、ずっとコーチ業を現役で続けているというのも
凄いな。マナティーズというと、「Austin & Ally」のマリーノ高校
のチーム名がマナティーズだけど、このドラマもマイアミが舞台なので
そんな名前が付いているのか。
ヴェラはフロリダでホッケーかと鼻で笑っていたけど、暑い土地だ
からね。

モリーの当時の記録を調べるとトミーが死んだ3日後にモリーが休学
してセントエミリーズというカトリック教徒の子供を人に知られずに
産む施設に行かせていることを突き止める。
そんな記録をよく見つけたな。

■詰めが甘かった

正直ニセの証拠を持って犯人に自供を迫っていたり、ヴェラの気持ち
は分かるけど強引にDNAを取ってそれをネタに自供を迫る。

せめてモリーの子がトミーの子だったら良かったのに、ジャンキー
のドワイトによって襲われて妊娠したことが分かり、ドワイトの
クソっぷりがたっぷり描かれたのではないか。

■身内ネタ

・スコッティ

今回は中央署のピアソン刑事からデイリーズマーケットの件で尋ねる。
同じ手口の犯行が何件か続いていて年配女性のバッグがひったくられ
ているという。目撃証言がバラバラだということで、なかなか解決は
難しい。
スコッティはローサに事件のことを話しているけど、顔写真を見よう
としないのは何か性的暴行が有ったのかな。
スコッティも昔コーチから虐待を受けていたという過去が有るので、
こういう事件にはちょっとより感情的になりそうだけど・・・

・ミラー

ベル検事との関係。なんだか互いに忙しくてチグハグしていたけど、
それでも関係は続けていくのかな。

・ヴェラ

アイスホッケーをするとしていたけど、まさか彼のユニフォーム姿を
見ることになろうとは・・
でもこのまんま運動していけば、ヴェラの病気の改善にも繋がるの
ではないか。

■使用された曲

・Against The Wind by Bob Seger

■出演者

リリー・ラッシュ (Kathryn Morris) 殺人課の刑事
スコッティ・ヴァレンズ (Danny Pino) 殺人課
ジョン・スティルマン (John Finn) リリーの上司
ニック・ヴェラ (Jeremy Ratchford) リリーの同僚刑事
ウィル・ジェフリーズ (Thom Barry) リリーの同僚刑事
キャット・ミラー (Tracie Thoms) 麻薬課刑事 s3#8から

ローザ・ヴァレンズ (Terri Hoyos) スコッティの母
カーティス・ベル (Jonathan LaPaglia) 地方検事補

2009年
モリー・ヒートン (Lolita Davidovich) コーチの娘
Mr.ヒートン (Jude Ciccolella) コーチ
ショーン・フラナガン (James C. Burns) トミーの兄
ピアソン (James Hanlon) 中央署・捜査官 / スコッティの個人案件
ドワイト・バーンズ (Robert Romanus) 雑誌売り場
カレン・マスターズ (Lance Irwin)
フランク・クラウス (Bill Kalmenson) コーチをしている

1980年
トミー・フラナガン (John White) 被害者
ショーン・フラナガン (Kristopher Higgins) トミーの兄、元プロアイスホッケー
Mr.ヒートン (Brian Scannell) コーチ
ドワイト・バーンズ (Michael Trotter) ドラッグ調達、トミーの悪友
モリー・ヒートン (Michelle Alexis) コーチの一人娘、トミーと恋愛
— (Clarence A. Barnes) アナウンサー
— (Michele Boyd) Hockey Groupie
フランク・クラウス (Stephan Desjardins) 選手、トミーがその座を奪う
カレン・マスターズ (Antal Kalik) 選手
— (Jonathan Baron) Hockey Player
— (Billy Burns) Manayunk Chieftains Coach (敵対チーム)
マイク・エルジオン (Joe Garofalo) Fishtown Doc Rat(ホッケーチーム名)
— (Ryan Sherman) Scorekeeper

ブレンダ・パターソン
ジェイソン・マスターズ () フランクの息子
ミシェル () ローサとスコッティが立ち寄る喫茶店のウェイトレス

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