クワンティコ/FBIアカデミーの真実 Quantico 第3話 裏切りの影 Cover

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第3話 裏切りの影 Cover

脚本/Jordon Nardino
監督/Jennifer Lynch

【ストーリー】

— 現在(テロ発生後) —
●カリフォルニア州オークランド。
シータの元にFBI捜査官がやってくる。

— アカデミー —
●クワンティコ・FBIアカデミー
プールで訓練を行う訓練性。二人一組で後ろ手に結束バンドを絞めら
れて外れたらプールから出ても良いという。連携プレイを見せろと
リアムは訓練性に語る。

・シェルビーはアレックスと組んでいた。アレックスは拘束された解き
に手首を交差させたかと問うと、そうするとたるみが出来て楽に外せる
からだという。
・サイモンはライアンと組んでいた。肘を使ってテコの原理で外せると
いうサイモンに対して引っ張っても外せるとしてライアンは強引に外す。
・レイナはナタリーと組んでいた。しかしナタリーは一人で結束バンド
を外すと一人で出て行く。協力するのではないのかとすると自分でやっ
た方が気分は良いわと語る。
・ケイレブはイライアスと組んでいた。

ケイレブの姿を見ているシェルビーに対して、アレックスはMissジョー
ジアによそ見はダメよと語る。

— 現在(テロ発生後) —
●緊急指令センター
ライアンが病院から戻ると、その場にいたスタッフたちは拍手で迎える。
撃たれたからって英雄ではないというライアン。リアムは問題なく現場
に戻れそうかと問う。ナタリーとリアムにクレイトンFBI部長が待って
いると語る。ライアンたちにアレックスを探せと指示する。

— アカデミー —
●クワンティコ・FBIアカデミー
ロッカールームで着替える中、アレックスは結束バンドで指を切って
しまったと語る。シェルビーに対して夜遅くまでバスルームで電話して
いたわねと語る。レイナは電話の相手は恋人かと問うと、シェルビー
は実家の商売の話だという。アレックスも寝ていないようねと語り
ロンドン市場があくまでは・・と。ナタリーのせいで時間がぎりぎり
だったというレイナ。ナタリーは勝ちたいだけの人だとすると、私も
負けるのは嫌だというレイナ。

ケイレブはスパイ研修は最高だなと語る。次はサンドイッチの袋詰め
作業でもするかと。サイモンは君はストーカーだとすると、暫く法廷
から離れていたから僕を陥れたいのだろうと。詮索されたら困ること
でもあるのかというライアンに対して彼氏が居ると語る。

父の件だというリアムはアレックスに対してFBIが把握する全ての資料
を持って来たと語る。表彰歴に潜入捜査の報告書、20年間の記録。
これを本当に読みたいかと問われると覚悟しておけよという。期待した
内容じゃないかもしれないというリアム。

●AM11:00行動プロファイル
ミランダはライアン上等兵に対してアメリカ海兵隊に4年務めてイラク
戦争に2回派遣、青銅星章を受勲。
シェルビーは射撃の名手でローズ奨学生、社交界にもデビュー。
これらは表に見せている顔だという。しかし奥底には内面の心理状態が
隠されているという。捜査する上で証拠から知り得るのは「方法」、
心理学からは「動機」を得るという。敵を理解する前に自分を理解しな
さいという。FBIのエントリー時にプロファイルを作成したが精神的な
強さ、感情的な脆さについて、内面を見抜くのは不十分だという。
そこでお互い真の姿を探りなさいという。研修生も分析官も、仲間の
強さと弱さを見つけて新たなプロファイル資料を作るのが課題だと
いう。遠慮せずに相手に踏み込む。隠し事は無しだというミランダ。
ケイレブはオレをプロファイルして見ろというと、シェルビーは
「アメリカン・サイコ」の登場人物ねと語る。

— 現在(テロ発生後) —
クレイトンはアレックス特別捜査官の娘、アカデミー首席だという
リアムに対して、それは君の教え子の中で首席だろうと。鼻が高いだ
ろうとして、クレイトン部長は語る。何故身内がテロを起こしたのか。
アレックスが爆弾を作ったとし自宅から山ほど証拠を押収し移送して
いるという。部品や設計図など・・その情報は「方法」だとし、知りた
いのは「動機」だというクレイトン。国民が納得する形のものを・・と。
リアムの元に車が到着したとの知らせに、私よりも重要なのかと問う。
アレックスの犯行動機を知りたければ母・シータに聞いてくださいと
語る。
シータは何も知らないと訴えるが、一時間後に会見だというクレイトン。

アレックスはニューヨーク・リバーデールにいた。
ハドソン川を泳いで渡ると手に書いたメモを見る。そこにはロンドン
ドライブ285番地と書かれていた。
その場所にはサイモンが住んでいた。事情はライアンから聞いたでしょ
というと、サイモンは何で僕が助けないといけないのかと問う。
真犯人を捜さないとまた何かが起きるからだと語る。あんたは信用
出来ないが「選択肢がない」というアレックス。クワンティコにいた
アレックスはテロリストじゃなかったというと、私はあの頃と変わらない
という。一緒に真犯人を捜してと語る。するとサイモンは僕が退学に
なったのは覚えているのかと問う。あれはおかしかったとし、それでも
私はいつも味方していたという。今はベンチャーな務めているだけだ
というと、これを分析出来る設備を持っているでしょと。真犯人は私が
爆弾を作ったように見せかけたとし、手がかりを残したこと。サイモン
が爆弾をどうやって扱っていたか覚えているという。本当の僕は
みんなに嫌われていたというと誰も受け入れてくれなかったという。
アレックスは私は違うとし今は成功しているみたいねと語る。
手がかりはこのワイヤーだけだとし、私が頼れるのはあなただけだという。

調べると爆薬は軍事用、製造はアメリカ、イギリス、イランのものだ
という。今僕が居る会社は政府とも仕事をしていること。データベース
にアクセス出来るのでそれで嗅ぎ回れば分かるかもと語る。

— アカデミー —
●PM1:30心理プロファイル作成。
それぞれが一対一で向き合って心理的質問をして状況を探る。
アレックスはケイレブ、ライアンはサイモン、イライアスはナタリー、
シェルビーはニマを尋問していく。
サイモンはアレックスに対して互いにファイルを見せ合おうと語る。
アレックスはそんな中バッグに入ったマイケル・パリッシュのファイル
を隠す。

— 現在(テロ発生後) —
ナタリーはシータに対してあなたの娘・アレックスは液の爆破をして
118人を殺したと語る。そこにライアンとリアムがやってくると、
リアムは二人に席を外してくれと語る。
リアムはシータに対して友人の顔も見られないのかと問うと、みんな
知っているのかというシータはあなたと夫・マイケルのことを・・と。

■概要

・アレックスがテロリストの犯人としてテレビにも公開され、アレッ
クスの母・シータが緊急指令センターにつれて来られて色々と事情を
聞かれる。大学院に通っていると思っていたが、いつの間にかFBIに
通っていたのを知らなかった母。
・アレックスはサイモンによって現場で採取してきた物証を調べて
欲しいとして協力を求める。
・シータはリアムと逢うことになるが二人は初めてではなく、夫の
マイケルを通じて顔なじみであったこと。
・シータを諭してFBIは無理矢理アレックスを犯人に仕立てようとする
が、ミランダが接触して、FBIの戦術にはまらないよう忠告する。

■感想

アカデミーでのやりとりも興味深いけど、ようやく現在の世界に於いて
アカデミー時代の何名かは顔出しするようになった。
当時のメンバーが今何をしているのか一番気になるよね。
それもそのはず。この中にテロリストが居るというのだからね。

今回はその中でもサイモンとナタリーの9ヶ月後の姿が有り、サイモンが
アカデミーを首になっていた事を知る。しかしその首になったのも
ブースがリアムに操られているようにして、意図的に辞めて潜入捜査
している感じであり、サイモンを動かしているのは、今回初めて登場する
アカデミーの生徒のケイレブの父・クレイトンだった。

人生の”選択”に対して今回は人となりの決断を見せていく光景が見られ
た。

■3週目の課題

今回の課題は行動プロファイルと心理プロファイルを通して見る、
人となりの内面を剥がすという意味合いが有った様だ。
人の本音が現れるのは怒った時であり、「メンタリスト」のパトリック
は常に関係に遭う毎に怒らせては反応を試し見て居る感じだけど、
このドラマではミランダの発案によって、捜査官たちにプロファイル
を完成させた後に、彼ら自身に首にする研修生を選ばせて、互いに
争いごとを吹っかけては本音を引き出していた感じだった。

二人一組で行動することになり、冒頭では結束バンドを使って縛られた
状態で抜け出す為の行動を通して性格を見通したり、それぞれ意外な
組み合わせを通してぶつかり合いをさせる中で、視聴者が知りたがって
いる情報を引き出そうとする流れが有った。ただ正直どの流れも
明らかにされず、単なる思わせぶりって感じが強かったな。
でもチームで動く際には、それぞれの人物がどういう行動を取るのかは
見ることが出来たね。

■テロ直後の世界

今回は二つの流れが有った。毎度アレックスを犯人として追い込む為に
色々と工作する流れが有るけど、今回はアレックスの母・シータを
使ってFBIがアレックスをスケープゴートにする為の洗脳をした感じ。
何故そこまでアレックスを犯人にしたがるのか訳が分からない。

そしてもう一つは、ただアレックスも逃げるばかりでなく、自らその
スキルを発揮するかのようにして証拠を元に真相を明らかにする流れ
があること。
それぞれの人物が誰だけ信用出来る人物なのか分からない状況がホント
不気味だね。同じアメリカ人で、しかも同じ組織に所属していたという
のに助けようとしないところは何とも言えない。

今回アレックスに力を貸したのはサイモン。
しかもこのサイモンはアカデミー時代に退学に有っており、今回の
エピソードの中では警告の段階だったけど、その後何らかのポカを
して追い出された格好になっている。そこで彼が分析したのは

・爆薬は軍事用、製造はアメリカ、イギリス、イラン
・導線/ワイヤーは非常に珍しいもので、簡単には手に入らない核弾頭に
使う100年経っても腐食しない政府次元で作られたもの。

・クレイトン役のMark Pellegrino

ニマ/レイナをミランダが操り、ブースをリアムが操り、そして
サイモンのことを操っているのが、今回登場するケイレブの父で
FBI長官をしているクレイトンだった。
演じているMark Pellegrinoは、過去にも取り上げたけど、
「LOST」のジェイコブ、「クローザー」ではギャビン弁護士。

■各キャラクター

ミランダが激しくあおり立てたのはみんなが強くなって欲しいとする
願いがこめられていた様だ。
ミランダは生徒たちが首にする3人を選べないのであれば、私が10人を
選ぶという。

「どんな痛みを伴おうと自分自身の真実を知るのが目的」
「生死が関わってるプロファイルが目的ではなく、お互いをどえ思うか
評価させるのか目的」

・アレックスとシェルビー

互いにプロファイルを分析し有っていたのはこの二人だった。
アレックスはシェルビーのことをテロの悲劇を利用する女とし、
極端なテロリスト撲滅を正当化しようとしていると語っていた。
アレックスにニマからは権威有る人に認めてもらいたい。ただし男性
だけとされていた。
シェルビーはアレックスを支配欲の塊で、自分が一番という性格を
していると。

互いに個人的事情として・・・
アレックスは父のFBIファイルを見られずにいるし、シェルビーには
謎の電話が毎日のようになっていて浴室で誰にも聞かれないように
会話している。
アレックスはファイルを覗いて父のしていたことが仮に英雄だとしたら
彼女はそんな英雄を自分の手で殺してしまったことになる。

また9年後の世界で、アレックスの母親が語っていたが、父親が死んだ
後にアレックスをインドに送り返し、10年間はインドで暮らしていた
ハズだが1年間は消息が分からないことを語っていた。

一方シェルビーは911で父を失い、父はいつまでも自分のことを田舎
娘になることを望み、母は美少女コンテストで優勝するような子を
望んでいたと語る。両親を満足させる為に生きてきたが、両親の死
で変わったようだ。ただ敵討ちではないことを語っていたし、彼女は
何処かに資金を100万ドルも送金する手続きをしていた。

・サイモンとブース

ブースのことを誰の命令にも従う海兵隊のドローン。それに決して質問
もしないとしていた。オレが元軍人だから不安定だと感じたのかと問う
姿。
ブースのことを不気味だとサイモンも語っていた。
アレックスが部屋を出る度に君が立ち上がるし、一人で走りに出かける
ことやキャンパスを知り尽くしている感じがする事を告げる。

ブースもサイモンのことは不気味だとしていた。
戦場なんて知らないだろうとしていたけど、ブースよりも知っている
と語る。ガザで毛布配りでもしたか、それとも迫撃砲でも見たのかと
問われ人間が何処までやるかを見て来たと語る姿。

仕草や笑顔の全ては計算して演技していること。不気味だけじゃなく
異常だという。

・ニマ/レイナ

この二人が意見を違わせるとは思わなかった。元々サイモンを巡って
好みは分かれていたけどね。
レイナはナタリーからのプロファイル評価で、研究生の中で一番の
劣等生で能力は標準以下、行動予測は不可能で二重人格のようだと語ら
れる。
ニマはレイナに何が不満なのかと語る。標準以下で攻撃的と書かれた
としてニマは激怒。書かれていたのは全部あなたに関してのことでしょ
と語ると、今度はニマは貴方の出来が悪いので私が合わせなければ
ならないことを語る。レイナはここに居てもベストは出せないとして
彼女はFBI入りは望んでいないみたいだ。

せめて一緒にしましょうとして目にアザが出来ていたレイナがニマに
ガツンと殴っていたのは笑えた。この二人アザで見分けるしかないな
と思っていたけど、また同じになってしまった。

ニマは置き手紙を残して出て行ってしまった。
「一人でやってみなさい」と。このまま継続してレイナだけでアカデ
ミーを続けられるのかな。

■使用された曲

・House of Mirrors by Josephine
・Dreams by Beck
・What a Day (Radio Edit) by Josephine
・Mosquito by Yeah Yeah Yeahs
・All out War by Cameron James

■出演者

アレックス・パリッシュ (Priyanka Chopra) FBI研修生、父が捜査官
リアム・オコナー (Josh Hopkins) FBI特別捜査官・指導、シカゴで問題?
ライアン・ブース (Jake McLaughlin) リアムの部下、潜入
ミランダ・ショウ (Aunjanue Ellis) FBIアカデミー研修部次長
シェルビー・ワイアット (Johanna Braddy) FBI研修生、911で両親を亡くす
ニマ・アミン/レイナ (Yasmine Al Massri) FBI研修生、双子
ケイレブ・ハース (Graham Rogers) FBI研修生、父がFBIの偉い人
ナタリー・ヴァスケス (Anabelle Acosta) FBI研修生、元刑事
サイモン・アッシャー (Tate Ellington) FBI研修生、ゲイ?
イライアス・ハーパー (Rick Cosnett) FBI研修生、分析官

クレイトン・ハース (Mark Pellegrino) FBI部長
シータ・パリッシュ (Anna Khaja) アレックスの母
チャーリー・プライス (J. Mallory McCree) ミランダの息子?投獄中
— (Tamara Brown) Agent
— (Christian Paul) Agent
— (Noah-Mael Coderre) Young Boy with Basketball
— (Mike Hughes) SWAT Member
— (Felicia Shulman) ミランダのアシスタント
— (Karl Walcott) Hot Male NAT
— (Chrystee Pharris)

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