ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る Lie to me シーズン2 第5話 過去の亡霊 Grievous Bodily Harm

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October 19, 2009
第5話 過去の亡霊 Grievous Bodily Harm

脚本/Alexander Cary 監督/Eric Laneuville
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カルに対してマフィア風の男が銃を突きつける。
最初から騙していたなとしてカルは銃で撃ち殺される。

— 28時間前 —
ジリアンはカルに対して経費と超過勤務の見直し、資産運用の
変更が必要だと語る。ジリアンが資産運用の話をしたのことも
有り恋人が出来たのかと問う。ブローカーの男か?投資家か?
銀行家か?と。

そんな中リアがカルの元にやってくると、ロンドンからサリー・
ロビンソンという人が来ているという。ジリアンは高校時代の
恋人なのか?と問うと、本名はテリー・マーシュだという。
ジリアンはテリーに挨拶すると彼はカルの昔の悪友だという。
ジリアンは私は今の悪友よとジョークを飛ばす。
22年ぶりの再会。カルはテリーと共に外出するという。

二人はバーで飲みながら再会について喜びとは少し違う感情を
露わにしていた。何故今頃になって現れたのかと問うと、
テリーは逢うべきかどうか悩んだという。お前と取引がしたい
とし、過去は過去として水に流そうと語る。

テリーはカーラやアリスという売春婦がいるバーへと連れて行く。
奧ではランス・マクラレンがディーラーをする闇の賭博場が
有った。カルはもうカードは辞めたのだと告げると、テリーは
力を貸して欲しいという。カルはテリーが借金しているであろう
事を知り、幾らあるのかと問うと1万2千ドルだという。
持ち金は2千ドルだけしかないとのこと。

一方ライトマン・グループにはFBI捜査官のベンがやってくる。
カルと一緒にいた人物はロンドン警視庁から要注意人物として
監視対象になっている人物だという。最近は何もしていないが
警戒しているとのこと。重傷害罪で22年前に服役しているという。
カルの過去が何かその事件と関係が有るとし、其の過去を暴こう
というのかとジリアンは問う。寧ろ将来を心配しているとの
ことだった。

ランスの前でカルは勝負を挑む。
テリーはカルのことをニューヨークのスローンだと紹介する。
カルは1万5千ドルを勝ち取ると、テリーの借金の返済にと告げる。
カルはテリーがこんなことに巻き込んだことに憤怒する。
しかしカルはまだテリーが何かを隠しているであろうことを
知り問い詰めると借金は9万5千ドルあるのだと言われる。
そんな大金を巻き上げろなんて冗談じゃないとしてカルは激怒
するのだった。

一方ライトマン・グループには進学校の校長・アンダーソンから
依頼を受ける。デスクに封筒で届けられたもので至急校長へと
と書かれていたのだという。その封筒にはVTRが入って居て、
そのVTRのメッセージは色んな爆発映像が入って居て”今週全て
が終わる・・苦痛も終わる”としたものが入って居た。つまり
爆破予告をしたものなのだろうという。今日は学校を休日にした
というアンダーソンに対して、ジリアンは犯人が分かるまでは
学校を休みにすべきだという。
筆跡鑑定やロッカーの捜索から容疑者の生徒を25人まで絞った
という。

リアはみんなに対して実験と称して送られてきた映像を25人に
見せて反応を見るのだった。
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カルの元に旧友だとするテリー・マーシュが現れる。
カルはその名前を聞いて表情が凍り付く中で、二人の関係は
カルの幼少時代から始まった関係である事を知る。
テリーはカルに対して貸しを返して欲しいとして、借金を
しているテリーの為にカードゲームで、危険な闇社会のボス
ラリーから金を巻き上げていくが・・・

ドラマとしてはなかなか面白く出来ていて、展開は七転八倒
するものが有ったけど、最終的には全てはカルによって
仕組まれていたものだという事が判明する。
カルにとっての幼少期から青年期に掛けての生活がどのよう
な状況で存在していたのか。それを知る為にも興味深いもの
が有るし、話のやりとりを聞いていく内にカルはテリーと
共に何らかの犯罪に荷担していた過去が有り、その過程で
テリーには返すべき恩義があるようなことが事情として
存在している。

結論から言うとカルは両親を失い、テリーの家で育ったこと。
テリーとは不動産詐欺をしていたり、そんな時期に二人が
犯罪に荷担している中、テリーだけが捕まり3年間の服役を
していたことが判明する。

違和感を感じるのは、カルが犯罪組織に対して何の恐怖も
抱かず対応していくところかも。これは毎回感じるけどね。
ティム・ロスというネームバリューからすれば彼の演じるキャラ
クターを象徴的に描きたい気持ちは分かるけど、わざわざ
危険なところだと知っても敢えてテリーが仕掛けた罠に
引っかかり、リスクを冒しても見極めをする必要が有るのかどうか。

テリーが次々とカルに対して要求する姿を見て、完全に
利用されている感が強かったし、カルの能力がそんな悪人
によって知られれば未来永劫悪人は彼の能力を手放そうとは
しないのではないかな。
家族を危険に巻き込む可能性が有る案件をわざわざ自らの
手で引き寄せてしまうというのは相当なリスクのあるもので
ちょっぴり考えづらいものがあったし、22年前当時には
テリーの口から「その頭脳を無駄にはするなとし、俺とは
付き合ってはダメだ」としながらも、足を引っ張ってしまう
のが悪人であり、そしてまた親友としての絆が残っている
かどうかの綱引きを行う部分が有ったのかな。

FBI捜査官を一度は尾行をまいて、二度目に真相を明かす
流れがあるところも興味深かったし、相手の組織の中に
捜査官が紛れていてよかったなと。

2つめの事件は高校の爆破予告に対して、誰がそれを行おう
としているのかが描かれた。
こちらの案件は少年・少女、そして高校教師が関与している
ことも有るので、どういう形で嘘をつくのかという分析
自体はそう難しいものではなかったと思う。ジリアンは人を殺そう
としていることと自殺しようとしていることの見極めが
上手くいかずに危うく生徒を失いかけるものがあった。
教師が生徒に虐めを助長させるようなワードを含ませて
誘導しているという辺り、ホントたちの悪い教師だな
って感じ。折角のイケメン教師なのに、学生時代から
チヤホヤされすぎて、学生時代のノリみたいなものを
教師になっても尚、行おうとしていたところがあるんだろう
ね。

最後はジリアンがカルや職員たちに”指導”と称して、
カルがした危険なことを隠して一人で対応した件で、
仲間ならば知らせるべきことを唱える。
ジリアンがお灸を添える為に行ったことだったけど、肝心の
カルにはお見通しで、ローカーとかリアたちだけがその
ジリアンの作戦によって”指導”を受けてしまうところが
何とも言えなかった。

・Brand New Day by Ryan Star

カル・ライトマン (Tim Roth) 心理学者・ライトマン・グループ
ジリアン・フォスター (Kelli Williams) 心理学者、
リア・トーレス (Monica Raymund) 24歳、カルの部下
イーライ・ローカ― (Brendan Hines) カルの部下
エミリー・ライトマン (Hayley McFarland) カルとゾーイの娘

ベン・レイノルズ (Mekhi Phifer) FBI捜査官

テリー・マーシュ (Lennie James) カルの旧友
ランス・マクレラン (James Frain) 闇社会のボス
ジミー (Jay R. Ferguson) 潜入捜査感
Mr.アンダーソン (Spencer Garrett) 校長先生
Mr.フィッツジェラルド (J.R. Cacia) 体育教師
オットー・フランケル (Jim Meskimen) 偽札・製造
ステイシー (B.K. Cannon) 高校生、自殺未遂
ジャレッド (Alex Stamm) 高校生、メガネ
ジャスミン (Nieko Mann) 高校生、黒人
ジョーンズ (Pasha D. Lychnikoff) 偽札・取引相手
— (Jeremy Roberts) Thug
カーラ (Nikki Novak) 娼婦
マンディ (Diana Parks) アリス?
— (Don Fischer) Player
— (Craig Tsuyumine) Player
— (Scott Ashby) Player
— (Mark Alexander Herz) McClellan Thug

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