ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る Lie to me シーズン3 第7話 ベロニカの世界 Veronica

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October 4, 2010
第7話 ベロニカの世界 Veronica

脚本/Ethan Drogin 監督/Michael Nankin
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ホライズンズ長期療養施設。
ベロニカは病棟で女の子が亡くなるのを目にすると、ローズと
呟き、その場に有ったペンで手のメモをして病院を飛び出す。

エミリーは車の中でリアムと逢うため向かう中、車が渋滞に
巻き込まれた為に携帯メールで今向かっていることを送信する。
そして出発しようとすると突然目の前に居た女性・ベロニカと
軽く接触してしまう。すぐにエミリーは車から飛び出して
大丈夫かと問い、救急車を呼ぼうというが、ベロニカは突然
エミリーに対して”彼に頼まれたのか?”と問うと、”彼はローズ
を殺したとし、私も狙われている”と語る。彼が来る前に帰り
たいという。エミリーは彼女の手に何か書いて有るのを知り
それを見るとチャーリーと書かれていた。女性は自宅はアディ
ソン105・コロンビアハイツだと語り、病院は彼が来るので危な
いと語る。私の名前はベロニカだと告げる。
エミリーはベロニカを指定された住所に送っていくがそこは
美術の絵画ギャラリーとなっていた。本当にこの住所で良いのか
と尋ねる。ベロニカはミラー越しに自らの顔を見ると自分の
顔が皺だらけだと知り驚く。私は80歳ではなく24歳だと先ほど
語っていたことと言い、彼女が突然混乱していた為に、エミリー
は父・カルにメールして助けを求める。

カルはすぐに飛んでくる。
カルはベロニカに近づく中、家に帰りたい事を告げ、ここは
危ないと語る。カルは家は何処なのか尋ねるが思い出せない
というベロニカ。チャーリーとは誰なのかと問うと、妹のローズ
を殺した人だと告げ、今度は私が狙われていると語る。私の頭
が変だと思っているのでしょという彼女にカルは着ていたスーツ
をかけてあげると、カルのことをバートと勘違いし、あなたは
いつも困っている時に駆けつけてくれる私のナイトだと語る。

ベロニカのことをライトマン研究所に連れて行く。
リアやジリアンたちがベロニカに対応している中、ローカーが
顔面を傷だらけにしてやってくる。どうしたのかと尋ねるが
よくあることだというローカー。
ベロニカはここは何処なのかと問うとエミリーは父の職場だと
語る。ローカーの傷の手当てをしているのを見てベロニカは
突然私がやると語り手当をし始める。

そんな光景をオフィスの監視カメラで様子見していたカル。
オフィスに突然ジリアンがやってくると咄嗟にノートPCの蓋を
閉じる。”AVを見ていた顔ではないようね”とジリアンは意地悪
を言う中、彼女は統合失調症でもドラッグでもないと語る。
アルツハンマー症状だろうとのこと。年齢は60歳前後で若年性の
ものだろうと。徘徊して相当疲れているという。カルはエミリー
が聞いた住所にアルバートとかバートという名前の住民は居た
のかと尋ねると、ジリアンは警察に任せた方が良いのではないか
と語る。しかしカルは相手は病人であり何かを恐れてるという。
妄想でも徘徊すれば危険だというジリアン。

一方ローカーのキズの手当をする中、キズの色は変化するとして
ベロニカは説明し始める。血管が破れて皮膚組織にヘモグロビン
が入り込み、それを白血球が分解すること。鉄とタンパク質が
分解され鉄が分解された時に色が変わるのだという。何故詳しい
のか尋ねると元看護師だという彼女。
病院で夫と知り合ったことを語り、腹痛で運ばれて来た夫は
痛さがあるのに私の前で格好をつけたのだという。彼は”目を見れ
ば分かる・・君の仕事がどんなに大変なのか。重圧を癒してくれる
人を捜すべきだ”と言ってくれたのだという。そんな彼が私の
人生を変えてくれたのだという。私の目をのぞき込むのが趣味
で人生に偶然なんてないと言っていたという。

ジリアンはワロウスキーと話した事を告げる。
カルは忘れまいとして手に書いたものが彼女を苦しめている
事を告げ、警察ではそんな気配りはしてくれないという。
ジリアンはアルバートとバートで分かったことがあるとし、10年前
にチェビーチェイスの郊外へ居た人物だという。夫は3年前に
他界し、妹のローズは1968年に遺体で発見されているという。
ローズの事件は未解決であり、ベロニカは容疑者として取り調べ
を受けた人物とのこと。彼女はそのことを忘れているのだと語る。
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エミリーは車で運転中に携帯電話をいじっていた為に、前方不注意
で中年の女性とぶつかる。幸い車を走らせようとしていた時で
スピードが出ていないことも有り、怪我することは無かったが、
女性の言動が意味不明なことに気が付き、父・カルに助けを求める。
彼女は自らをベロニカと名乗るが、ローズが殺され自分もチャーリー
という男に殺されるとして怯えていることから、カルは助けよう
とする。彼女は若年性のアルツハイマーだと判明する。
まずは彼女が何処に住んでいるのか、家族のものを探していくことに
なる。

アルツハイマーのベロニカが何故チャーリーという男性に襲われる
と思い込んでいるのか。記憶が時々蘇ることを利用して、彼女に
起きていることがなんなのかを突き止めていく。

ドラマとしてはなかなか面白かった。
構成自体は「コールドケース」っぽさを感じさせるもので、1968年
当時に起きた事情を探りつつ、現在起きている事情を探っていくという
もの。
アルツハイマーの患者に対してどれだけ信憑性の有る内容として
受け取り、どのようにして解決していくのか。
その人となりの人生に触れていくということで、当時の辛い事情に
触れつつも、現在の事情を解決することで、そんな心に突き刺さって
いる棘を取り去る様子が上手く描かれた。

内輪ネタでは、ライトマン研究所の金銭的事情が相変わらず気になっ
てしまう。カルのしていることは人として正しいことでも、またして
も金にもならないことに興じている。
刑事が同行出来ないとする苦しい事情も有り、捜査権が皆無という
のも状況的には相当辛い。
今回は関係者と接する際に、「刑事じゃないがその類のもの」みたい
なもの言いをしていたり、「娘が心配している父親としての立場」
だということを主張して強引に捜査をする為に他人の事情にクビを
突っ込んでいた。

またローカーが冒頭から凄い勢いで顔面に怪我をしていたので、
どういうことかと思っていたけど、ローカーはカルのマネをして
“調査旅行”をしていたという。新しい職を探しているかと思った
けど、カルにとっては嬉しいサプライズとして写ったのだろうか。
この仕事をきっちりやるのは辛いことだとしていたけど、カル自身も
毎回危険なことをしている姿が有るからね。
ローカーも最初は本当に転職を考えていたのだろうか。
“不況だから”と言った言葉の裏をどう捉えるのか。

事件は当時の写真や旧式の8mmフィルムを切り口にして当時の事情を
探っていくもの。
婚約前に仲良くしていたベロニカとローズとチャーリーの姿と、
その後の写真では嫌悪感を露わにしている映像。
ローズがお腹に触れていることや、「虫さされ程度の胸がペアの熱気球に
なっている」から妊娠していることを想像させ、
ベロニカとチャーリーが婚約していたにもかかわらず、ローズを
孕ませてしまったという罪深いチャーリーがその直後にベトナム
戦争に行っている事実を勘案して当時のことを探っていく。
当時のフィルムが残っていたという辺りが事件解決には都合の良い
アイテムとして存在していたけど、看護師だった彼女が当時堕胎が
合法化されていなかったという事情から闇医者に頼んだことでローズ
もお腹の中の子も死なせてしまったという事情があるようだ。
ベロニカの当時の気持ちやローズの本当の気持ちは何処に有ったのか
ということを知りたかったな。

ドラマとしては上手い形で、そんなベロニカが命の生き死にを操って
しまったことに対する対象的・懲罰的事案として終末期医療を目の前
にしていくということを描いている。
胎児はまだ人間ではないという意見もあるけど、話す事の出来ない
患者に対して、今回の犯人として浮上するオルソン医師は苦痛を
取り除くという名目で、死の天使のようなことを行っていた。

そして何よりもカルとジリアンが意見を違わせる姿は、このドラマ
でも二人の関係を見守っている人には気をもむ展開ではないかな。
警察に知らせるべきというジリアンだが、カルはそれを行おうと
はしなかった。テーマが”死の天使”でも有ったけど、カル自身が法律に
なってはいけないという警告でも有ったのかも。

ドラマの最中ではカルとジリアンが当時のベロニカの嫉妬心と嫌悪感
を明らかにして本音を引き出す為に、カルのことを大切な人だと
思い込んでいるベロニカの前でベタベタ~っとする姿も有ったんだ
けどね。

そして何よりもエミリーが車に乗りながら携帯を触れていたことに
関して、カルは罰として一ヶ月、車を取り上げることにした。
携帯電話か車のどちらかを取り上げるとした際に、二人の間で
ちょっとした駆け引きもあったけど、どうみても悪いのはエミリー
だよな。大事に至らなくて良かったね。

そしてローカーがおとり捜査に利用される姿も興味深かった。

・ベロニカ役のAnnette O’Toole

「ナッシュ・ブリッジス」ではナッシュの元妻・リサ・ブリッジス役。
「ヤング・スーパーマン」ではクラーク・ケントの養母役として
登場したマーサ・ケント役を演じている。

・Brand New Day
Performed by Ryan Star
・Waters of March (Aguas de Marco) by Antonio Carlos Jobim

カル・ライトマン (Tim Roth) 心理学者・ライトマン・グループ
ジリアン・フォスター (Kelli Williams) 心理学者、
リア・トーレス (Monica Raymund) 24歳、カルの部下
イーライ・ローカ― (Brendan Hines) カルの部下
エミリー・ライトマン (Hayley McFarland) カルとゾーイの娘
アンナ (Jennifer Marsala) ライトマン研究所

ベロニカ (Annette O’Toole) アルツハイマーで療養施設入所
ガス・スローン (Jim Beaver) ベロニカの夫の弟
Dr.オルソン (Barry Shabaka Henley) 精神科医
Dr.ハミル (Arye Gross) ホライズンズ長期療養施設・病院長
チャーリー・イートン (John Diehl) ベロニカの元婚約者、ベトナム戦争へ
フレイジャー (Micah Hauptman) ホライズンズ長期療養施設
フランク・ストール (John Hartmann) 娘・グレッチェンを失う
— (Dominic Flores) Janitor
— (Teresa Huang) Nurse
ローズ (Hannah Brylowe) ベロニカの妹
若い頃のヴェロニカ (Ana Lucasey)
若い頃のチャーリー (Logan Welch)
グレッチェン (Valerie Brandy) 17歳、フランクの娘

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