ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る Lie to me シーズン3 第4話 ダブル・ブラインド Double Blind

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October 4, 2010
第4話 ダブル・ブラインド Double Blind

脚本/Dailyn Rodriguez 監督/David Platt
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警察に扮した二人、リックとポールは美術館の外で待機して
いた。美術館のセキュリティコードに接続すると、ポールは
銃を用意する。リックはそんなものは要らないというが・・
美術館セキュリティを鳴らすと、さも今駆けつけた警察官の
様に振る舞い美術館内に侵入する。しかし美術館には専属の
警備員がいて二人が暗視ゴーグルをした怪しい警察官だと知る。
警備員は二人に制止を呼びかけるが、二人とも自分達は警察官
だと語る。しかし警備員は22年間警察官をやっているが、初め
て撃つことになりそうだと語る。するとポールが銃を取りだそう
とした為に警備員は迷わず二人を撃つ。
ポールは即死するが、リックは瀕死の状態で病院へと運ばれる。

リアは寝ていると突然美術館・館長のシドニー・カールトンから
電話が鳴り、唐突に美術館に強盗が入った責任を取れと電話口
で要求してくる。君が審査した人間が無関係だと良いが・・・
というカールトン。
カルも朝早くに呼び出される。
元々はカルに仕事を依頼しようとしていたというカールトンは
リアになったことを指摘し、その結果警備員が二人の強盗を
撃った事を語る。リアが責められているのを見たカルは、
あなたが我々にスタッフ審査を依頼、それで人に責任を押しつけ
ようとしているとし、彼女のせいにするなという。

カルは病院にいくと生き残った一人のニセ警官・リックの元
に話しに行く。病院は混雑していて重傷を負っているにも関わ
らずベッドの上で放置されていた。看護師にそのことを指摘
するが、病院は一杯なのだと告げる。それを聞いたカルは
看護師を長くやり過ぎて奉仕の心を失っていることを指摘する。
リックに対してカルは誰のために何を盗もうとしたのか?と
問うが、リックはあのブツは売却済みだとしか言わず、これは
当然の報いなのだと語る。

カルの元にジリアンが駆けつける中、カルは金髪の長身美女が病院の
待合室にいるのを目にする。ジリアンは彼女の脚が気になるの
かと問う中、カルは何も答えなかった。そんな中リアも現れ
カールトン館長に散々文句を言われたとし、誰かが展示品の情報を
漏らしたことが原因で、それが私のせいだと言っている事を語る。
カルはそんなリアに対して、オオカバマダラとカバイロイチモンジ
を見分ける方法はあるかと問う。それを調べろと語る。
カルは目の前にいた金髪女性・ナオミ・ラッセルのことを見ている
男性・ジャックがナオミに近づいてくるのを知り、彼よりも先に
彼女の隣に座る。
君は患者なのか、それとも見舞客なのかと問うと、友人が手術を
しているので来ているという。君の事を見ている男が目障りなの
かと問うと、それっとあなたのことなのか?とジョークを言われる。
手術の人との関係を問うと同僚だという彼女は、彼には身内が
いないので来たという。カルはそんな彼女を見て同僚以上の関係
だろうと語る。逆にあなたは患者なのかと問われる中、ナオミが
失礼な態度を取った為にカルは立ち去ろうとする。しかしナオミ
はそんなカルに対してここにいて欲しいと頼む。
カルはあの男と痴話げんかでもしたのか、それとももっと悪いこと
なのか?と問う中、先ほどの看護師がやってくると、患者のリック
が亡くなったことを報告していく。
その直後に男性も去っていく。

ジリアンの元にカールトンがやってくると、彼女はリアは完璧な
仕事をしていることを語る。しかしカールトンによると、強盗は
新展示品の倉庫に来たのだとし、誰かが保管場所を漏らしたのだ
という。ジリアンはあなた以外は全員審査していることを告げる。
そこにカルも合流する。
強盗が死んだことを告げ、彼らは美術品が狙いだったという。
カールトンは金曜日にオープニングのパーティーを開かれる
事を告げ、再び狙われる可能性が有るかを問う。カルは危険は十分
にあると語る。

カルの元にナオミがやってくると、コーヒーを奢らせて欲しい
と言ってくる。君の友人はどうしたのかと問うと簡単な手術
なのが30分くらいで終わることを口にする。

二人は喫茶店でコーヒーを飲みながら話をする。
先ほどの男性との件を問うカル。私が男を追い払ったら君は安堵
の表情をしていたと語る。瞳の奧には恐怖が有るという。
すると彼は前の恋人のジャックだと告げる。
彼の表情を見ると彼は君に敵意を感じている事を告げ、このままで
はまだ終わらないだろうと語る。また彼が現れ困ったことが有れば
連絡をくれとして名刺を残して行く。

カルはソファーで仮眠していると、ジリアンが現れ説明を求める。
カルは彼女が、ヤバイこと、信用出来ない相手であることを
告げ、そこが良いのだと語る。
ローカーが突然やってくると、スタッフを調べたら改修は常に
同じ人物が担当しているが清掃員はIDはないことを聞く。

カルはリアの元に行くと、臨時雇いの作業員を調べるのを見落として
いることを指摘し、改修作業に二人の人物を雇っていることを
語る。リアは館長からはそんな人物がいることを聞いていない
という。ローカーはその二人を既にオフィスに呼んでいるとの
ことだった。カルは二種類の蝶について調べたかとリアに問う。
しかしリアはすっかり忘れていた。するとローカーが横から口を
出して、見分けの付かない蝶のことでしょと語る。
片方の蝶は有毒なので捕食者はどちらの蝶も食べようとはしないの
だと語る。カルはリアに対して館長が君に噛み付いたのならば
ヤツに後悔させられば良いと語る。そんなカルの元にナオミから
助けを求めるメールが届く。
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美術館で新しい展示物のお披露目会が近づく中、二人組の警察官
に扮した男たちがセキュリティの通報を名目に侵入しそれを盗もう
としていたことが判明する。幸い美術館の警備員がニセ警官だと
気が付き発砲してそれを止める。一人は即死して、もう一人は病院
に運ばれる。
ライトマン研究所に美術館の職員の身上調査を依頼していた館長
のカールトンは、本来カルが調査するという予定だったのに、
リアが調査を担当したことで見逃したのではないかとしてクレーム
を付けてくる。リアはショックを受ける中、カルは撃たれた男がまだ
病院で息をしていることを知り接触を図ると、亡くなる直前に既に
美術品の売却ルートがあることを聞かされる。それを聞いて今後も
また美術館を狙うであろうことが明らかになる。そんな中、カルは
病院の待合室で意味ありげに待っている美人の女性とその女性に
殺意を抱きながら監視している男性の姿を目撃する。

ドラマとしては、美術館で臨時で働いている男性の一人が外国人
であることや、彼女を監視している男が政府ナンバーの車に搭乗して
いて、移民税関捜査局(ICE)の人物のジャックだということからも
窃盗事件の流れを捜査しているのではないかと思わせるものが有った
けど、ナオミはどう見ても被害者ではなく美術品の窃盗に関与して
いることは見ていても明らかだった。
彼女が何故ジャックのことを怖がり、そしてジャックは彼女に
殺意に近い視線を送っているのか。

カルは娘のことや妻のことになると、常軌を逸することがあると
いうかつての流れが有る中で、美人の女性ナオミに心を揺さぶられて
判断をミスしているのではないかと思わせるものが有ったけど、
早い段階で蝶の例えを出していることからも、この女性に対しては
それなりに警戒心は抱いていたんじゃないかなと。

カルの謂われない男性としての自信感が相変わらず鼻につくところ
が有ったけど、ナオミが美術館に入ることを目的にしていたので
有れば、カルではなくローカーを誘惑して侵入した方が良かった
のではないかという感じもする(笑)

美術館員の責任転嫁の構図もちょっぴり強引なものがあり、強盗され
たのがリアのせいとするには無理が有りそうだし、美術品が盗まれた
訳ではないのでそう目くじらを立てる必要もないのではないかと。
臨時職員に関する情報を渋っていた館長にこそ疑いの目を向ける
べきものが有った。

改めて二人の臨時職員から話を聞いていく。
明らかに秘密を抱えている二人の職員。
一人(サンチェス)は美術館の電話で祖国の妻に電話していたという
可愛い秘密。もう一人(ラーソン)は館長が送迎サービスを利用して
いるが、「料金は現金で払うが車には乗らない」というトンチのような
ことを語る姿が有った。結局この館長はドラッグ中毒であり、
送迎サービスと称してドラッグを買う現場を見られたことから首に
する事は出来なかったというものだった。

二人はまだ何かを隠しているかも知れないとして、二人を待合室
に待機させ、そこに美術館の展示カタログをさりげなく置いておく。
その姿を館長に見せることで、カルとしてはラーソンの行動に疑問
を持つと同時に館長のことを観察していたようで、犯人が狙って
いるのはエジプトのオシリス像とインドのエメラルドだと判明する。
そして彼こそ内通者であることを指摘する。

カルとナオミ。
カルはナオミを自宅に連れて行く。怯えながらカルを誘ってくる
という状況。それでもカルは真意を確かめる為に彼女の誘いに乗り
そしてカルもまたナオミをその気にさせる為に、「君は特別だ」
ということを口にしていく。
ガレージから音が聞こえた時、エミリーに見られたのかと思った
けど相手はICEのカールトン。そんな彼の顔を見た際にカルが
「前妻と同じ顔をしている」としていたことからも、カルって
相当憎まれていたのね(笑)

リアはカルから責任はないと言われるも、退官するまで一度も
銃を撃ったことのない警備員に銃で人を殺させてしまったことへ
の罪悪感を持っていた。

ジリアンによるとナオミはカルに好意を持っているが、彼女が何か
を隠していることが有るのも確かだった。
カルはラーソンが犯罪に荷担しようとしていることを知り止めよう
とする。しかし「レモンを与えられたら、投げ返せ」というだろう
ということで、辞めない意思を表明した感じだった。
本来の言葉のやりとりのニュアンスはアメリカ作家Dale Carnegie
の言葉だそうで、「すっぱいレモンを与えられたら、それを
甘いレモン(レモネード)にすべきだ」という意味合いのものが
有るようだ。

カルはナオミが犯罪に荷担していることを知りつつも彼女を
オープニングの晩餐会に招待する。
警備している中で、カルはそれでもナオミの囮の流れにやられた
かと思えば、結局カルも信用しておらず、展示させていたもの
自体が元々偽物だった。
ナオミによるとそのエメラルドは元々盗まれたもので、彼女はそれを
正当な持ち主に返すことを仕事にしているようだ。

「何も盗まなかったけれど、心は盗まれた」みたいな泥棒と刑事の
古いラブロマンスの一場面があるけど、「最後のキスなのか?」と
いうカルの台詞などのやりとりを見ると、そんなネタを地でいった
ようなラストだったな。

ジリアンとは更に溝が深まり(笑)
「ネコとネズミだよ。ネコは一匹いれば良い。」
というカルの台詞はジリアンの助けは要らないということを指して
いるのか。
折角ジリアンを踊りに誘ったりしていたのにね。

・ナオミ役のTricia Helfer
「バトルスター・ギャラクティカ」でNO.6として出演。
「バーン・ノーティス」ではカーラ役として、シーズン2を通してマイケルに
命令を下していた人物。

・Brand New Day
Performed by Ryan Star

カル・ライトマン (Tim Roth) 心理学者・ライトマン・グループ
ジリアン・フォスター (Kelli Williams) 心理学者、
リア・トーレス (Monica Raymund) 24歳、カルの部下
イーライ・ローカ― (Brendan Hines) カルの部下
エミリー・ライトマン (Hayley McFarland) カルとゾーイの娘

ナオミ・ラッセル (Tricia Helfer) ジャックに追いかけられる?
シドニー・カールトン (Jefferson Mays) 美術館館長
アル・ラーソン (Jason Spisak) 壁の修復係、芸術家を目指す
リック (Seth Peterson) 警官に扮した一人
ジャック (Darren Keefe) 移民税関関税局ICE
— (Kathleen Gati) Nurse
フリオ・サンチェス (Ciro Suarez) 壁の修復係・英語が話せない
— (Steve Seagren) Museum Guard
レイナー (Scotch Ellis Loring) 議員、ナオミに盛られる
— (Frank Novak) Janitor
ジョー・ポール (KB Holland) 警官に扮した一人、黒人
— (Philippe Badreau) Museum Attendee with Tuxedo
— (Henry Clarke) Man with Torres

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