アガサ・クリスティー そして誰もいなくなった 第1話

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第1話 Episode #1.1

脚本/Agatha Christie
監督/Craig Viveiros

【ストーリー】

— 回想 —
・ヒューゴーは愛していると告げる。
・海の中で赤い水着の女性が浮かぶ。クレイソーンはシリルの名前を
呼ぶ。そんな海にバスケットを持って向かうサングラスをかけた母
と子供(オリビアとシリル)。

— 1939年8月ロンドン —
●アイザック・モリス職業紹介所。
モリス所長に呼ばれたヴェラ・クレイソーンは、君の事をオーエン夫人
は秘書として雇いたいと言っているという。体育教師のヴェラは人違
いではないかとし私はタイプも速記も出来ないという。助手だと思って
くれれば良いとしオーエン夫人が経歴を見て君を選んだのだという。
勤務地はと尋ねるとデヴォン海岸沖の兵隊島だという。オードリーに
対して以前雑誌には島を買ったのはハリウッドスターだと書かれていた
が実際にはオーエン夫妻だという。オーエン夫妻と遭ったことはあるのか
と尋ねるとモリスは手紙でやりとりしているという。
ヴェラには「島」「海岸」にはトラウマを持っていた。島ということは
海に囲まれているとすると当たり前だと言われる。ご氏名であり報酬も
良いとし終身雇用の可能性も有ると指摘される。

何者かがタイプで手紙を書いて送っていた。内容は・・・

1) 女子教育家のエミリー・ブレント宛。是非遭いたいというもの。
2) アームストロング医師宛。神経症の専門医を求めていますと。
3) ロレンス・ウォーグレイヴ元判事宛。
4) トニーに兵隊島のパーティーに来て下さいと。
5) ブロア巡査部長には捜査を頼みますと。
6) フィリップ・ロンバードに非常事態に付き・・
7) マッカーサー将軍に軍事の歴史を・・敬具U.Nオーエンより。

その頃、録音スタジオでは俳優のタマゴがレコーディングの仕事を
受けていた。これってウェストエンドの舞台で流す録音なんでしょ?と。
「紳士・淑女の皆さん、静粛に願おう。あなた方は次の容疑を受けて
いる」と。

ヴェラは列車でオーエン夫妻の居る兵隊島へと向かう。
そこでフィリップ・ロバートという怪しげな男性の支線に気がつく。
ヴェラは足を隠すと不快故に席を立って別の場所へ。その列車には
ウィリアム・ブロアも乗っていた。

その頃船着き場に車で向かうエドワード・アームストロング医師。
しかし突然後ろからは白い車に乗った若者・アンソニー(トニー)・
マーストンが医師の車を無理矢理抜いていく為に医師は危うく事故に
遭いそうになる。

兵隊島行きの港。
ナラコット船頭の元に次々と島に色んな理由で招待されたものたち
が集まってくる。マッカーサーは連れが来た様だとするとヴェラ
たちがやってくる。先に二人を船で渡したというナラコット。口うる
さい婆さんと派手な若造だという。将軍は集まったみんなによろしく
と語るとウォーグレイヴは将軍に会えて光栄だという。将軍も
ウォーグレイヴといえばあの判事なのかとすると元判事だという。
フィリップやデイヴィス(仮:ブロア警部)などが乗船すると海を渡る。

その頃島ではオーエン夫婦の屋敷ではスタッフのエセルとトマスの
ロジャーズ夫妻が準備に明け暮れていた。
エセルは海老の殻を投げ捨てて海鳥に喰わせる。

そんな中島に着いたものたちに崖の上からはトマスとエセルが兵隊島
にようこそと声を掛ける。ナラコットは荷物を運ぶのはここまでだ
としてそそくさと船着き場に戻ってしまう。判事の荷物はデイヴィスが
変わりに運ぶ。

将軍はロジャーズに対してオーエン夫妻はどうしたのかと尋ねると、
夜には来るのではないかという。ヴェラはロジャーズに対して私は
夫人の秘書として雇われたが指示がない事を告げると客と同じように
寛いでいて欲しいと語る。それぞれに室内に案内される。
判事は友人のカルミント夫人も来る予定だが聞いていないかと問う。
ヴェラに対して判事はこの集まりはハッキリしていないとし友人に
遭わせると言われてきたがその友人が居ないのだという。妙なことだ
と。
ロンバードは革命主義者か?と紙にチェックするもの。

ヴェラは室内に飾られているものに目を通す。
「10人の兵隊が食事に行き1人が喉を詰まらせ9人になった」と書かれて
いた。
判事はクスリを飲む。フィリップは銃を隠し持つ。

エミリー・ブレントはエセルに対してサングラスをしているのを
見て子供の時からの病気なのかと尋ねる。少し前から突然だというと
ストレスねと語る。

■感想

アガサ・クリスティーの長編作品のドラマ化。
詳しくは覚えていないけどかつて原作を読んでいるので、なんとなく
一人ずつ殺されていく時の方法論とか見ると懐かしい感じがしてくる。

作品自体は過去には劇場化・映画化されているし、何よりも閉鎖的
空間/クローズド・サークル内で事件が発生し逃げられないものたちが
一人ずつ童歌「兵隊の歌」に因んで殺されていくという見立て作品の
ジャンルを確立した作品でもあるのか。
昔の映画版はYOUTUBEにも掲載されているので見ることが出来る様だ。

横溝正史の「悪魔の手毬唄」は何度もリメイクされているけど、まさに
この作品の影響を受けているのだろうし、「そして誰もいなくなった」
自身が既に何度もリメイクされている。

日本でもこの手のクローズド・サークル的シチュエーションは大抵
面白い作品が多いよね。手を変え品を変えて、ある意味では密室的
空間というものを作っていく。
日本の場合だとどちらかというと遺産の流れを以て親兄弟・親戚同士
を狙うものだったり、幼少期に死なせたものに現代になって復讐する
為にこういうシチュエーションを演出する。

大抵はドラマの中に一人は無実のものが居て過去に共通するものが
殺害の動機となっていることが多いのだけど、10人も居ると共通点
を見出すことは容易ではなくなる。もう少し人数が減ってくると
誰が一番殺意が高いのかとか、自分たちを呼び出したオーエン夫妻
とは何者なのかということが分かっていく。

この手のジャンルを上手く広げることに役立ったのはニュージャー
ジー州ブレアーズタウンのクリスタルレイク付近のキャンプ場で
起きた映画「13日の金曜日」でのスプラッター映画じゃないのかな。

逃げられない孤島で起きた事件ということで、対岸の見えない海を
眺める光景をみて居ると、「アルカトラズ」からの脱出みたい。

現代版になっても不自然なのは理由が分からないのにみんな正体され
てそんな辺鄙な土地へと集まるという前提があること。

時代は1939年の8月という設定にはなっているので、容易に外界と
連絡が付かないようにはなっているんだよね。

■それぞれのキャラクターへの嫌疑

・エドワード・ジョージ・アームストロングはルイーザ・メアリー・
ラリースを殺害。
・エミリー・キャロライン・ブレントはビクトリアス・テイラーを殺害。
・ウィリアム・ヘンリー・ブロアはジェームズ・スティーブン・ランドー
を殺害。
・ヴェラ・エリザベス・クレイソーンはシリル・オギルヴィー・ハミルトンを殺害。
・フィリップ・ロンバードは東アフリカのとある部族21人を殺害。
・ジョン・ゴードン・マッカーサーはヘンリー・リッチモンドを殺害。
・アンソニー・ジェイムズ・マーストンはクームズ家のジョンとルーシー
を殺害。
・ロレンス・ジョン・ウォーグレイヴはエドワード・シートンを殺害。
・トマス・ロジャーズとエセルはジェニファー・ブレイティーを殺害。

これらが時間と共にレコードの再生で流れてくる。
流したのはトマスだったけど、彼も指示されてのことだった。

当初はフィリップだけが殺害したことを認めていたが、それぞれ自分
が死なせてしまったことには理由が有ることを述べていた。
本意か不本意なのかは謎だけどね。

最初に亡くなるのは、二人の子供を車でひき殺したトニー。
まぁ殺されても当然の人物って感じのキャラクターだったかな。
毒殺としてはお約束のアーモンド臭がするということで、シアン化物
が使われて居た。

また深夜にエセルが殺害される。
この二人は仕えていた女主人を殺害したようで、その罪を背負うことに
なった。

冒頭で描かれていたのはシリルとヴェラたちのこと。
海の中で優雅に泳ぐ光景なんかが遭ったけど、事故が起きそうな
ものはなく穏やかな海だった感じだ。

■何も無い島だが・・

人が殺されると食卓テーブルにある置物が一体ずつタオされていく。
ヴェラがそれに気がついてアームストロングに話していた。

■使用された曲

■出演者

ヴェラ・クレイソーン (Maeve Dermody) 体育教師
シリル・オギルビー・ハミルトン (Harley Gallacher) 溺死した少年
アイザック・モリス (Paul Chahidi) 職業紹介所
オードリー (Charlie Russell) モリス職業紹介所の事務員
エミリー・ブレント (Miranda Richardson) 信心深い年配の独身女性
エドワード・アームストロング (Toby Stephens) 女性の神経症の専門医。元外科医。
ロレンス・ウォーグレイヴ (Charles Dance) 高名な元判事
アンソニー・マーストン (Douglas Booth) パーティー好きの遊び人
ウィリアム・ブロア (Burn Gorman) 元巡査部長。デイヴィスという偽名
フィリップ・ロンバード (Aidan Turner) 元傭兵。元兵士
ジョン・マッカーサー (Sam Neill) 元将軍
— (Richard Hansell) Recording Artist
トマス・ロジャーズ (Noah Taylor) 「兵隊島」のオーエン夫妻の使用人
フレッド・ナラコット (Christopher Hatherall) 船頭
エセル・ロジャース (Anna Maxwell Martin) 「兵隊島」の邸宅の使用人
ヘンンリ・リッチモンド (Ben Deery) 優秀な昇降
ジェニファー・ブレイディ (Margot Edwards) ロジャーズが枕で殺害
オリビア・オギルビー・ハミルトン (Catherine Bailey) シリルの母
ヒューゴー (Rob Heaps) シリルの叔父

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