CSI:科学捜査班 シーズン12 第5話 娘よ CSI Down

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May 12, 2011
第5話 娘よ CSI Down

脚本/Gavin Harris
監督/Jeffrey G. Hunt
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ラスベガス署の鑑識課の道具が落ちていた。

— 3時間前 —
モーガンとグレッグは遺体が発見されたという人里離れた
スターリング山へと向かう。モーガンとグレッグは道中、互い
にロサンゼルスとラスベガスの良さについて会話していた。
ラスベガスは所得税がゼロだとするが、海がないとか、色々
口論を重ねる。
グレッグとモーガンは現場でラッセルと合流すると、そこには
救命士たちが既に現場にいて、ヘリコプターが迎えに来る。
救命士によると到着した時には脈が無かったが突然また息を
吹き返したのだという。被害者の男性は肩を撃たれ、そして額
には銃弾をかすった跡があるという。銃創は2カ所。手首には
擦過傷があり縛られた痕。首にはスタンガンを押しつけられた
形跡が有った。

そんな中ニックからラッセルの元に電話が鳴る。
ノースタウンで起きた事件に於いて、二重殺人が起きたので
助けが欲しいというもの。キャサリンとサラは法廷にいるので
送る事は出来ないが、スターリング山の事件は死体だと思って
いたものが息を吹き返したので、人を送ることが出来るという。
モーガンはヘリコプターに乗り、被害者を病院に連れて行った
後に、ニックの現場に合流させると語る。
モーガンはヘリコプターで上空に上がると、被害者が見つかった
近くの草原に血だまりがある事を知ってグレッグに電話する。

ニックたちはノースタウンの事件を調べる。
ブラスによると押し入った形跡は無く、配達員の男性が遺体を
発見したというもの。警察が到着した時にはテレビやラジオが
大音量で流れていたという。
被害者はウェス・エイキンとトニー・マロス。何年か前に少年犯罪
としてブラスは検挙したことが有ったという。タトゥーには
マディソン&テンと掘られており、その地域で活動しているギャング
だと分かる。資金源は麻薬、恐喝、売春、ネットポルノで、
クレジットカードの偽造もしている形跡が有った。しかしニック
はこれは商売関係の事件ではなく個人的恨みによるものだろうと語る。

勝手口に金属片が零れていた為に調べに行くと、ドアがプラズマ
切断機で鍵が壊されていた。切断機は外に放置されており、ロンス
トン溶接工業社のものだと分かる。

ヘリコプター内で被害者は何度も心室細動を起こし蘇生する。
モーガンは被害者の男がうわごとで”サマンサ”と語るのを耳に
する。

デビッドとアルはノースタウンの現場へとやってくる。
二人が亡くなったのは深夜24時頃だという。首にはヤケドの跡が
あり恐らくスタンガンを押しつけられたもの。首には索痕が有り
ワイヤーで縛られたのだろうという。計画的な殺しだが、
殺すならばもっと単純な殺し方があるハズだという。何か聞きだ
そうとしていたのではないかというものだった。
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スターリング山で重体の男性が発見される。一時は心肺が停止
されるがドクターヘリでデザートパーム病院への搬送される。
一方ノースタウンでは二人のマディソンテンのメンバーが
殺害され発見される。現場の証拠から二人の事件には関連性が
あることが判明していく。

親子関係がテーマだった今回のエピソード。

今までCSI:科学捜査班と言えば、邪魔くさい男の象徴として
「ザ・エクリー!ここにあり」って感じの存在感を発揮していたのだ
けど、シーズン12ではエクリーの娘・モーガンが登場したことに
よってこれまでのエクリー像とはかなり違う役柄を求めて来た
感じがする。そもそもシーズン12になってから毎回エクリーが
これ程までに登場するとは誰が思っただろうか。
モーガンとエクリーの関係に言及され、14歳の頃に両親が離れて
暮らすことになり、モーガンは母方に引き取られてカリフォルニア
に行ったこと。それ以来ずっとモーガンとエクリーの間では、
疎遠の関係になり、今回CSIでラスベガス署に勤務するに至るまで
会話一つなかったみたいな関係だったようだ。

驚いたのは、ヘリコプターが墜落してもモーガンたちは生きていた
こと。
冒頭から鑑識課の道具箱が落ちていたので、誰か失われてしまう
のかということを示唆する流れが有った。

全く違う場所で起きた二つの事件に繋がりがあるというのは
驚きだったけど、ギャングの男たちにしても、あれだけ痛みつけ
て銃で発砲したのに、まさか生きているとは思わなかっただろう
ね。フランクは2度死ぬ・・・どころではなく何度死を目の前に
したのだろうかという感じで、最後は本当に死んでしまうという
のはちょっぴり寂しい所があった。

親と子が幼少期に両親の都合で別れてしまい、その後の生活に
大きく影響されるということは有るのだろうけど、そんな娘の
代表格としてのモーガンの存在と、父親としての代表としての
フランクの存在が興味深い形で絡み合う。
両者の間に血のつながりはなけれども、互いに娘として、父として
の立場を持ってヘリコプター内でクロストークのような形で語り会う
シーンがなんとも切ない。

エクリーは娘が誘拐されているかもしれないという状況でも
意外と冷静だった。モーガンもまた冷静さを持ち合わせている
キャラクターだけど、最後にそんな二人が再会し、エクリーの方
からすり寄ってしっかりと抱き留めるというところが今回の
ドラマを象徴しているシーンだった。

最後は使用されていない西部劇の施設内での顛末だった。
「願い事の叶う井戸」とのことだけど、願いごとは叶ったので
しょうか。
フランクが生きるか死ぬか、最後の時を過ごしているシーンを
見ると、「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」だったら、
しゃぁぁぁぁぁって襲って来そうなシーンだなぁとか思いながら
見ていた。

グレッグが今回自分の変わりにモーガンがヘリコプターに搭乗
したことも有って気にする姿が有ったね。

娘のサマンサを演じたのは「スイッチ ~運命のいたずら~」の
ベイ役のVanessa Maranoだった。もう何度もホームページの記事
では書いているけど、Vanessaの妹のLaura Maranoも女優として
活躍している。

・The WhoのWho Are You

D.B.ラッセル (Ted Danson) CSI主任
キャサリン・ウィロウズ (マージ・ヘルゲンバーガー) CSI(新主任)
ニック・ストークス (ジョージ・イーズ) CSI
サラ・サイドル (Jorja Fox) s10で復帰
グレッグ・サンダース (エリック・スマンダ) CSI研究員
アル・ロビンス (ロバード・デヴィッド・ホール) CSI検死官
デビッド・ホッジス (Wallace Langham) CSI
デビッド・フィリップス (David Berman) CSI (眼鏡の方) 検死
モーガン・ブロディ (Elisabeth Harnois) L.A市警、SID、エクリー 娘
ジム・ブラス (ポール・ギルフォイル) 刑事、警部
コンラッド・エクリー (Marc Vann) CSI上司
ミッチェル (Larry Mitchell) 刑事
ヘンリー・アンドリュース (Jon Wellner) DNA
マンディ・ウェブスター (Sheeri Rappaport) 指紋
シオマラ・ガルシア (Monique Gabriela Curnen) 銃器ラボ

サマンサ・キャファティ (Vanessa Marano) 娘・マッドテン
フランク・キャファティ (Johnny Messner) 父
サム・リル (Sinqua Walls) 救命士
カーク・ハーモン (Chris William Martin) パイロット
シーリー (Shelli Bergh) 捜査官
— (Tony Nevada) Ranger
— (Mario Orozco) Badass
ティファニー・パンフォード (Heather Sossaman) マッドテン
トミー (Damien Snow) Gun Guy
アレクサンダー・ザディアン (Omid Zader) マッドテン・ボス

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