ダウントン・アビー ~貴族とメイドと相続人~ Downton Abby シーズン5 第2話 消えぬ火種 Episode #5.2

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第2話 消えぬ火種 Episode #5.2

監督/Catherine Morshead 脚本/Julian Fellowes

【これまでのストーリー】

ダウントンは伯爵夫妻の結婚記念日(34回目)を祝う晩餐会が
開かれていた。預けた娘を心配しドリューの家を度々訪れる
イーディス。失踪したグレッグソンと娘を思い苦悩する。
トーマスに過去の秘密を握られ利用されていたバクスター。
雇っていた夫人の家の宝飾品を盗んで3年間服役していた
ことを告白。トーマスは告げ口しようとするが逆に不審に
思われる。ギリンガム卿は思いを寄せるメアリーにある提案を
する。その時イーディスの不注意で屋敷は炎に包まれる。

【ストーリー】

ロバートはカーソンや村人たちと慰霊碑の件で出かける。
ヒューズやアンナたちは火災騒ぎの有ったイーディスの部屋の
荷物の整理をする。処分して良いかはお嬢さんに確認しない
と・・いけない。写真が枕の下に入っているのを見つける。
アンナとヒューズは複雑な表情を見せる。

ロバートは建設資金はどうするのかと問うと村の積み立て金の
他に新たに出資も募るという。クリケット場は?グラウンドの
移転は大仕事だが夏までには終わる。ウィガンは計画では
「追悼の庭」を作り中央に慰霊碑を建てようと思っていること。
亡くなった人の思いに馳せながら自由に過ごしてもらうという。
しかし長い年月をかけてクリケット場として整備した場所だぞ
というロバート。グラウンドなら別にも作れるというトム。
毎日人が通る村の中心に慰霊碑を置くべきだろうというロバート。
しかしウィガンはそれだと祈りを捧げる場所としては騒がしい
という。こういうのは人の集まる場所に作る乃が一般的ではな
いのかというロバート。一般的な慰霊碑で良いのかと食い下がる
のはカーソンだった。ウィガンは伯爵にタイして国の為に尊い
命を捧げた若者とクリケットのどちらが大事なのかと問う。

トーマスはジミーとの別れ。
ジミーはトーマスに最後に謝りたいとし、あんたは良い人だ
という。こんな風に友達になれるとは思わなかったと。
会えなくなるのは寂しいとするとトーマスは手紙でもくれと
いう。幸せを祈っているとし心からだというジミー。トーマス
はお前もなと語る。

デイジーはジミーが居なくなって残念だと語る。パットナムは
ハンサムな下僕は貴重だからねと。モールズリーで我慢しなき
ゃと。デイジーに勉強はどうかと問うと大変・・というよりも
不可能だという。全く分からないと。モールズリーはカーソン
に対してジミーが辞めたので私が第一下僕になるのかと問う
と第一でも第二でも好きに名乗れば良いとし、下僕は一人
しかいないのだからという。ヒューズはそんな序列には何の
意味も無いというとこのご時世、下僕を雇える家が減っている
のだからと。

グランサム家で朝食。
イザベルはジョージが一段と大きくなったと語る。火事の後始
末は終わったのかと問うとイーディスは殆ど片付けたけど私は
バカみたいだという。メアリーは「みたい」ではなくバカなん
でしょという。あと1、2日間で修復が終わるよというロバート。
コーラはチャールズ・ブレイクから手紙が来ているとし、
知り合いの美術史家がデラ・フランチェスカの本を書いていて
ウチに彼の絵が有ると知りどうしても見たがっているという。
イーディスはメアリーと会う口実にしか見えないというと、
コーラはチャールズは来ないとしクルのはサイモン・ブリッカー
というチャールズの知人だという。しかしチャールズも呼んだ
方が良いかというと知らない客だし居てもらった方が安心だと
いう。メアリーは別に来てもらっても良いと語る。メアリー
は私は通うから旅行に行くとすると2、3日ドライブして眺めの
良いところでスケッチでもするという。誰となのかと問われ
アナベル・ポーツマスだという。
イーディスは慰霊碑の場所は決まったのかと問うと、トムは
全会一致は難しいと語る。
ローズは友達がヨークでロシア難民の救援活動をしているので
寄付したい事を語る。ロバートは今やヨーロッパ中に難民が居る
とし彼らはコミュニティを作って自分たちの文化を守ろうとして
いるという。野蛮な革命の犠牲者で気の毒だというトム。国を
追われた難民には同情しますと。ロバートは難民はまだ良い方だ
として国に残って殺された人も多いことを語る。
イザベルは今は病院にヘンダーソン夫人が素敵なものを贈って
くれたと語りラジオだという。音楽、ニュース、時にはお芝居も
聞けるという。ローズは最近のラジオは昔と比べて性能が良い
そうだというと、ロバートはダメだと語る。私はまだ何も言っ
ていないというローズにダメだししてダメだと語る。

イーディスはドリューの家に行くと彼はボクに話を合わせてくれ
という。マージーに客だと語るドリュー。イーディスはマリ
ゴールドを可愛がる。火災が起きたことを語ると被害が私の部屋
だけで良かったという。どうぞ目を掛けてあげて欲しいという
ドリューは可哀想な子で、この子には実の両親も家族も居ない
という。しかしマージーは私たちが家族だと語る。しかし他に
3人も居たら大した世話も出来ないだろうと。マリゴールドは
我が子同然だというマージー。お嬢様が避ければ可哀想な幼子
のために力を借りたいというドリュー。一度面倒を見ると
決めたら逃げ出せないと語る。後見人になってみるとかどうか
というドリューに対してマージーは後見人は洗礼式で私の姉
が・・と語る。ドリューはここは是非伯爵と相談して考えて
見て下さいと語る。

ヴァイオレットはイザベルはクラークソン医師と会う。
イザベルは先生からインスリンという最新のクスリについて
伺っていたという。多くの命を救えるもので我が国でも糖尿病
患者が増えているが不治の病ではなくなるかも知れないという。
ヴァイオレットはまた医療への関心を取り戻したようで
良かったと語る。近頃イザベルはマートン卿にまとわりつかれて
お忙しそうだったからという。大げさだというイザベル。マー
トン卿からの手紙で私たちをお茶に招きたいと云っていると
いう。イザベルは彼の目当ては私ではなくあなたでは?という
と、年を取っても男の人が好意を持たれれば分かるという
ヴァイオレット。

■感想

今回はそれぞれの問題に対して、真実を話したいのに話せない
事実が至るところで描かれ、話してしまえば誤解は容易に解け
るのにそれが出来ない辛さみたいなものが存在していた。
嘘をつくことは決して良い結果は訪れないし、人間同士意見の
違いもあれば、意思の伝達には、なかなか上手くいかない所が
有り、もどかしさを感じる。
それぞれ主張することは主張するという時代へと写っていく
中で、それが出来るものと出来ないものがあるし、自分の主張
が果たして正しいのか否かという発言の責任なんかも重要視
されていく。

結果的に見ると新しい技術の導入によって意思疎通の重要性と
いうものを感じる流れが有り、国王は玉座に居て言葉を投げ
かけるものだという古い価値観とは違って、冒頭からラジオに
否定的見解だったロバートを初めとしてラジオでの国王の声を
耳にしたものたちは感銘を受けて、ラジオに反対派だった彼も
早速導入を決めていた。

それとは対照的にカーソンも慰霊碑の設置場所に関しては
主人であるロバートにも頑として譲らない所が有ったけど、
このラジオのエピソードと同じようにして、例え井戸端会の
場になったとしても、市民とは身近な所に置くことで死者の
魂に触れる機会が有るということも感じたのかな。

一瞬この母子ってロバートの仕込みかと思ったんですよ(笑)
カーソンがこの親子の発言を聞いて心動かされないハズはない。
それでロバートが強引に自分の主張を決めさせたのかなと
思った。でも正直クリケット場を壊してまで建設するものかな
という感じがしていたので結果的には良かった。
それにしてもカーソンはこの件では決して譲らないね。
今までのカーソンならロバートに口答えすることなんて無かった
でしょうに・・
それに乗じて今度はカーソンに口答えしたのがヒューズだった
ところも興味深く、ヒューズはロバートの意見に賛成したこと
でそれぞれに意見が有って当然だし、ロバートの意見が決して
彼のエゴだけで語っているものではないということを裏告げる
ような役割を果たした。

■それぞれのキャラクター

・イーディス

自分の子でマージーに預けているマリゴールドを特別に援助
するという名目で関わり合いを持って行くようだ。
援助というのがどういう範疇で行われるのか分からないけど
養子という形でダウントンの城の中で育てれば良いのではない
のか。
これまでマージーが育ててきた分、反発は必至って感じもする
けど、イーディスは自分の子だと言えれば万事上手く行くんだ
けどね。
その情報がどんな形で漏れていくのか。
今回イーディスの部屋を調べていたアンナやヒューズはカード
のようにしてイーディスが本に挟んで持っていたものが
赤ちゃんとの写真だということを知ったみたい。

・メアリー

ほぼギリンガム卿とセックス旅行に行く事が決定している
メアリー。いざという時のためにアンナに対して避妊薬を
買いに行かせるところは酷な感じにも思えるけど、薬剤師の
女もやたらと人の事情に首を突っ込もうとして来て邪魔くさい。
前回のエピでベイツがアンナとの子を欲しがっているような感じ
にも見えたの避妊の為のHow to本”マリー・ストープス”著に
よってそれを求めているのがメアリーだということをアンナは
いざベイツに問われた際に話す事が出来るのか。

またメアリーは・・
ギリンガム卿と会う前に、争い敗れたチャールズと会う機会が
有る。チャールズがもたらしたものは良い面と悪い面がある。
チャールズの友人だとする美術史家のサイモン・フリッカー
とは一体どういう人物なのかだよね。
コーラと気が合いそうな感じでロバートとしてはアイシスを
引き合いに出して不愉快だとしていたけれど、勿論妻に向けた
牽制的メッセージを皮肉として伝わるのかどうか。

またこのフリッカーは美術史家だとするけど、いつ頃手に入れ
たものなのかということを聞いていたことを考えると、盗難
の調査なんかを調べていたりするのかな。
コーラによるとこの絵は収集家だった2代目伯爵が若い頃旅行中
に買ったもので、時代にして1789年。手紙によるとフランス
への移動中にバイチーユが襲撃が起きたとかで、母が呼び戻そう
としていた時のことだったと語る。

更に何よりもギリンガム卿自身が信用出来る人物なのかという
こと。
何となく個人的には従者グリーンを殺したのはこの人じゃない
のかという感じもしてくる。
ブレイクは反対する中メアリーは彼は知的だとするが、ボクには
そうとは思えないという。

・ブランソン

先日トムは教師サラとの関係をロバートの前で否定していた。
ただサラは如何にも今のデイジーに必要な人物なので、今後も
サラが城を訪ねてくる機会は多いだろう。

あれだけの騒動を起こしたサラをまた呼んだという事を聞いた
ロバートはローザ・ルクセンブルクを招待したのかと語る。
殺されたドイツの共産主義者のこと。コーラは物騒なものの
たとえは辞めてとしていた。

それにしてもローズは次々と問題を持ち込もうとしているな。
可愛いから許されるけど(笑)

ブレイクたちがやってきた夕食会の際には、ロシア難民のこと
が話題に挙げられた。
ブレイクが投げかけた言葉は、元々は彼らだって普通の市民で
平穏に暮らしていたということ。
ロバートは当然共産党を快く思っているハズもなく、サラが
どういう意見を持っているのかをトムに尋ねると、彼女も旧体制
には懐疑的で新体制に期待していると語り、トムも同様だという。
暴力は良くないがイギリス国民にも非があった過去はあるとして
チャールズ一世処刑のことを引き合いに出していた。

殺伐とした会話の中で、メアリーが
「普段ならここで父が銃を取り出しますわ」と語って和ませる
ところが笑えるな。

■その他の問題・気になること

・バクスターの過去

上述した以外には何と言ってもバクスターが犯罪者だと知って
モールズリーの視線がちょっぴり変わってしまったという所
なのかな。
そしてバクスターには更なる秘密が隠されていて、宝石を
盗んだ理由の中にはまだまだ一癖も二癖も有りそう。

「どうか信じて、過去を消せるならどんな事でもした。
でも消すことは出来ないのよ。あなたの為でも無理なの。」

・マートン卿

ヴァイオレットとイザベルのマートン卿を巡る問題はどうなる
のかな。ロバートもまた”彼の家はヨークシャーイチ寒い家”と
称している。
ヴァイオレットが冗談と称してイザベルに語っていたけど、
流石のイザベルも我慢にも程があることを語る。

「庭の花はまだだが次は是非花の咲く夏にとでも言って
誘うんじゃない?」

・トムの独立

トムがシビーを連れて米国行きを考えている可能性について
示唆していた。全てはサラの影響で・・とのことだけど、本当
に今の状況で新しい土地に移るなんてことを考えているのだ
ろうか?
ロバートは批判しているけど、コーラは元々アメリカ人だから
ある程度トムの意見にも寛容なのかな。

・文明の利器

・紙幣・貨幣制度は昔から有ったのかも知れないけど、今回
は比較的に具体的に金銭のことを語っていた。カミソリ一ダース
が6ペンスとか、避妊の薬が3シリング11ペンス。
サラはデイジーの授業料に1回に半クラウン、週に5シリングと
していた。

・ラジオが導入。
パットナムさんはかつて電気で開通した時のヴァイオレットの
ようにして感電しないかとか、私たちの声は相手には聞こえる
のか?と問う姿があった。昔蓄音機を導入したときにはマシュー
が居たんだけどね。

・インスリン登場
医療界では画期的なもの。インスリンというとやっぱり
日本のドラマ「仁」を思い出すなぁ。

■使用された曲

・Downton Abbey – The Suite by The Chamber Orchestra of London

■出演者

ロバート・クローリー (Hugh Bonneville) グランサム伯爵
イーディス・クローリー (Laura Carmichael) 次女
メアリー・クローリー (Michelle Dockery) 長女
コーラ・クローリー (Elizabeth McGovern) 伯爵夫人
バイオレット・クローリー (Maggie Smith) ロバートの母
イザベル・クローリー (Penelope Wilton) マシューの母

チャールズ・カーソン (Jim Carter) 執事
ジョン・ベイツ (Brendan Coyle) 従者
アンナ・スミス・ベイツ (Joanne Froggatt) メイド長
デイジー・メイソン (Sophie McShera) 料理人
トーマス・バロウ (Rob James-Collier) 副執事
Mrs.ヒューズ (Phyllis Logan) メイド長
Mrs.パットモア (Lesley Nicol) 料理長
ジョセフ・モールズリー (Kevin Doyle) 無職->下僕
ジミー・ケント (Ed Speleers) 新しい第二下僕、イケメン
アイビー・スチュワート (Cara Theobold) キッチンメイド
トム・ブランソン (Allen Leech) シビルの元夫
バクスター (Raquel Cassidy) コーラの侍女

アンソニー・ギリンガム卿 (Tom Cullen) “トニー”、メアリーの幼馴染
LADYローズ・マクレア (Lily James) 18歳、スーザンの娘
Dr.クラークソン (David Robb) 町医者
チャールズ・ブレイク (Julian Ovenden) 役所
Mrs.ウィガン (Helen Sheals) 郵便局長
Mrs.マギー・ドリュー (Emma Lowndes) ティムの妻、浮気を疑う?
ティム・ドリュー (Andrew Scarborough) 代々伯爵家の土地を借地
サラ・バンティング (Daisy Lewis) 学校の教師
— (Ben Bradshaw) Chemist
— (Simon Lawson) Man in Chemist
— (Roberta Kerr) Chemist’s Assistant
Lord マートン卿 (Douglas Reith) イザベルに好意
サイモン・ブリッカー (Richard E. Grant) 美術史家
Mrs.エルコット (Naomi Radcliffe) 夫の墓に息子と来る
— (Oliver Ashworth) Wireless Technician
ジョージ国王5世 (Jon Glover) 声のみ
— (Keiran Flynn) Hotel Receptionist
ウィリス (Howard Ward) 巡査部長
ジョージ・クロウリー (Oliver Zac Barker) メアリーの息子
シービー・ブランソン (Fifi Hart) トムの娘
— (Julie Eagleton) Smart Villager
— (Scott Plumridge) ウェイター
— (Chris Townsend)
ロビー・エルコット () 息子

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