コールドケース 迷宮事件簿 Cold Case シーズン5 第2話 指輪 That Woman

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May 6, 2007
第2話 指輪 That Woman

脚本/Liz W. Garcia 監督/Roxann Dawson
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1998年4月7日。ダンベリー教師は、性教育・避妊法について
詳しく指導したいが、そんなことをしたら学校の方針で首になると
して資料を配るの止める。世間ではクリントン大統領が
モニカ・ルインスキーと不適切な関係が公になり、生徒の間で
も動揺が広がっていたのである。野球部のキャプテンである
ジェリー・ラッドは学校で教えてもらわなくても、キャリー・
スウェットが教えてくれると嫌な口を叩く。クリスチャンのティ
ナは禁欲について教えて欲しいと語る。教師はセックスさえ
しなければ妊娠はしないとし、詳しくは資料を読んで欲しいと
促す。オーラルセックスは妊娠はしないが、性病にはかかるので
と説明する。
1998年5月、キャリーはフェアマウント公園の森の中で遺体として
発見され・・未解決事件となる。

2007年。
ミラーはヴェラは徹夜明けにフェアマウント公園の現場へと来て
いる中、リリーがやってくる。やけに早いなというとリリーは
友人と夜遊びしていたという。ヴェラはオフィスにゴードンが
来ていただろうことを告げ、内務監査をまだ行っていることを
示唆する。
公園で発見されたのは捨てられた車だったが、そこはジャンキー
が利用しており、麻薬課が調査した結果、トランクの中から
キャリーの名前入りの服が出てきたのだという。
1998年にこの公園の森の中で殺害された15歳の少女のことだった。
上半身が下着姿だったこと。頭を鈍器で殴られていたこと。
ヴェラはガキのデートスポットだとして、当時は男女の縺れに
よる殺人ではないかとされていた事件だった。
ワゴン車の持ち主は、ウォルター・ペランスキー。キャリーの通う
学校の清掃員だと分かる。仕事柄犯行の機会はあるハズ。
ミラーは「清掃員が死体を捨てちゃ為でしょ」と皮肉る。

ジェフリーズとスティルマン、リリーは資料室にいくと当時の
事件調書を調べる。キャリーは一人っ子で両親は離婚。夫は
オハイオにいて母・シーラはケンドルトンのバーに勤めていた。
5月17日の午後7時にジュースを買いに行くと言って出たきり
戻って来なかったという。現場には凶器はなく、頭蓋骨には
様々な形の傷が有ったという。重い石で殴られたのが死因だろう
とのことだった。上半身は下着姿だったがレイプされた形跡は
ない。彼女の足跡が現場に残されていて、逃げようとしていたで
あろうことが伺えた。左手の薬指には指輪がして有った。
ティモシーと書かれたもの。しかし当時男性はキャリーが淫乱で
指輪などあげなくても釣れたのでプレゼントしようとした人物
はいないだろうと言われていたという。

リリーはスティルマンに対してカウンセリングを予約に入れた
ことを報告。ボスには非がないことを強調するが、スティルマン
本人は自分のオフィスで起きたことだとして責任を感じていた。

ウォルター・ペランスキー(ウォーリー)から事情を聞くミラー
とスコッティ。車が壊れたのでレッカー代がもったいないと
思って放置しておいたことを語る。キャリーのことを尋ねると
危なっかしい子だと思っていたとのこと。シャツがトランクに
入って居たことを指摘すると、誰かが入れたのだろうという。
野球部のキャプテンに当時ランチタイムに貸していたことを告げ
る。キャプテンとはジェリー・ラッドのことだと。

ジェフリーズとヴェラは飲食業をしているジェリーから話を聞き
にいく。当時、キャリーとワゴン車の中で密会していたことを
尋ねると、あれはイタズラだという。
デートし4度目にはあのワゴン車に行って関係を持ちそうにな
ったが、ジェリーはキャリーをその気にさせて服を脱がした
挙げ句に、友人たちの前でそれを公開処刑のような形で一部始終
を見せていたというものだった。確かに下着姿のままワゴン車
から走り出したが、俺は事件の夜は野球の遠征で現場にはいなかっ
たと語る。胸くその悪い奴だなとヴェラは呟く。
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フェアマウント公園の森の中で15歳の少女・キャリーの遺体が
発見されてから9年後。ジャンキーの乗っていたワゴン車の
トランクの中からキャリーの服が発見されたことから捜査が
開始される。ワゴン車の所有者はキャリーが通っていた学校の
用務員の男だったことから当時の事情を聞いていくことになる。
果たして殺害したのは誰なのか。

未だにオフィスで起きた5月12日のエド・マートソン立て籠もり・
射殺事件の余韻が尾を引いているようで、シーズン5の前半は
恐らくこの傷を背負っての内容が続くのだろうね。
勿論あれだけのことが起きているので容易に心の傷が癒えるハズ
もないことは分かるし、繰り返しの内務調査部の尋問に近い質問
責めで、仲間割れを引き起こして怒りで”感情のコンロール”が
取れなくなる状況を作って当時の捜査官から本音を引き出そうと
している感じだ。

今回はスコッティがそのやり玉に挙がってしまった感じだけど、
その流れは、今回の事件に於ける”純潔クラブ”での仲間意識を
乱す為に遣われた手法と対比して描かれていた。
スコッティは上司の命令を無視する人物とするレッテルが貼られ、
「ミッチ・ハサウェイに息子を殺したのはクリフ・バレルだと教え
て復讐殺人を誘導した」(S4-19)とすることを指摘され、その事実を
流したのはスティルマンだと感じて居るようで、その視線は冷めて
いた。

被害者家族の誕生日に犯人逮捕の知らせにいくのもスコッティであり、
「神様はありのままの私を愛してくれる」と書かれたキャリーの
当時のメモを渡しに行くという姿が有った。

重傷を負ったリリー自身も前回取調室に於いて軽くPTSDのような
症状に見舞われたけど、母の死と共にあんな事態に巻き込まれて、
眠れぬ日々を「友人との夜遊びだ」と強がり語る導入部を見ると
痛々しさを感じるところが有った。

事件は15歳の少女が殺害されたもので、殺された時の下着姿を
見る限りでは性を意識した犯行である傾向と、数々の傷跡がある
ということから未成熟なものたちが感情に任せて殺害してしまった
とするものが有るのではないかとする心理分析の成り立つ殺人事件
では有る。ただ被害者の靴跡が多数見つかっているのであれば
加害者の靴跡も多数見つかっていてもおかしくないのではないか
とするものも有り、その辺は都合良く作ってあるのかなと思う。

最も性に興味が出るであろう15歳という年齢にして、保健の授業
に於ける性教育に対して、教師がなんとも歯切れの悪い教育指導
を行うところは、時の大統領・クリントンの不適切な関係が
関与しているものがあり、大人の無節操な行動によって子供に
指導できないもどかしさみたいなものを感じるところが有った。

少年・少女が迷っている時に対して導く者こそしっかりとして
いないことには、子供達が狂ってしまうというところを示唆して
いて、牧師さえもまた不適切な関係を行っているようでは、
流石に子供たちが誤った道に進むこともあり得るのかな。

キャリーが何故ああも虐めの対象に合わねばならなかったのかが
分からないけど、早熟で服装も挑発的なものに見えてしまうところ
が起因しているのだろう。
母親は娘に”自分の魅力”を説いていたけど、それが間違いではない
にしても、やはり自分と他人は価値感が違うということを認識
しつつ、服装でも言動でも正していかないとこういう悲劇が起きて
しまうのかな。

アメリカの青春ドラマではよくある感じの悩みであるネタを
織り交ぜての構成だ。ゲイ、性欲=悪魔、カトリック、そして必ず
アジア系の貞操観念はワンセットとして登場する辺りは、なんとも
いえないものがあるのかもしれない。

当時も適切な捜査をしていれば犯人が見つかっていそうな事件
だったね。

■使用された曲

・I Will Buy You a New Life by Everclear
・Torn by Natalie Imbruglia
・Sex and Candy by Marcy Playground
・Counting Blue Cars by Dishwalla
・Closing Time by Semisonic
・Black Balloon by The Goo Goo Dolls

リリー・ラッシュ (Kathryn Morris) 殺人課の刑事
スコッティ・ヴァレンズ (Danny Pino) 殺人課
ジョン・スティルマン (John Finn) リリーの上司
ニック・ヴェラ (Jeremy Ratchford) リリーの同僚刑事
ウィル・ジェフリーズ (Thom Barry) リリーの同僚刑事
キャット・ミラー (Tracie Thoms) 麻薬課刑事 s3#8から

2007年
ネイサン・オドネル (Shane McRae) 牧師
シーラ・スウェット (Mackenzie Phillips) キャリーの母
アリ・ゴードン (Mark Rolston) 内務調査部
ジェリー・ウッド (Keith Britton) 飲食業
フィル・ディプレタ (Christopher Emerson) ゲイ
ローリー・ウー (Carmen M. Herlihy) アジア系
ウォルター・ペランスキ (Ken Magee) “ウォリー”、用務員
マニー・キム (Randall Park) アジア系
ティナ・クイン (Sarah Utterback) 夫と結婚無効
本人出演 (Bill Clinton)

1998年
キャリー・スウェット (Kayla Mae Maloney) 被害者・15歳
ティナ・クイン (Hallee Hirsh)
フィル・ディプレタ (Raviv Ullman)
ジェリー・ウッド (Matt Funke)
マニー・キム (Jerry Shea)
ローリー・ウー (Christina Ahn)
Missダンバリー (Corinne Dekker) 教師
— (Brie Gabrielle) Girlfriend

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