コールドケース 迷宮事件簿 Cold Case シーズン5 第17話 ロープ Slipping

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第17話 ロープ Slipping

脚本/Erica Shelton
監督/Kevin Bray
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1962年9月16日。
タイプを打つナンシーは屋根裏から物音がすることに不気味に
感じて居た。夫のダニエル(ダン)は後ろから近づくとナンシー
を驚かせる。書いている時には驚かさないでと告げると、貴方
は講義にいくのでしょと告げる。ダンはナンシーにキスする
中、5歳の娘のナンシーがやってくる。レイチェルは家族の絵を
描いたとしてもっとくる。レイチェルはママと同じブロンド色の
髪の毛で自分を描いたという。しかしナンシーはレイチェルの
赤毛は綺麗だと告げると、ダンはママの家系は赤毛なんだと
語る。そんな中ナンシーはまた屋根裏で変な音がすると告げると、
ダンはその想像力を執筆の方に活かすのだと語る。私にはそんな
才能はないというが、ダンは諦めてはダメだと告げる。
そんな彼女は屋根裏部屋で首を括っているのを発見される。

リリーとスコッティが署にやってくると、シンディ・ローパー
のような髪をしたライザという少女が声を掛けてくる。
あなたたちは昔の事件を捜査する”お巡りさん”でしょと問うと
見て欲しいものがあるのだという。私の祖母・ナンシー・パタ
ーソンは1962年に屋根裏で首を吊ったのだとし、当時は自殺と
されたが、現在その家に住んでいる人が改装する際に手紙の
ようなものが出てきたとして渡されたという。そこには
「もう終わりにするわ。私の可愛いチョウチョ。死なない限り
安らげないの。いつかママを許して欲しい」と書かれていた。
リリーはこれを見る限り遺書だとすると、ライザはその文字は
祖母の字ではないとして写真の裏に祖母の文字が書かれている
ので文字鑑定をして欲しいと頼む。ママは祖母の話を嫌がって
いて未だに引きずっているのだという。リリーたちは調べる
があまり期待しないで欲しいと語る。
スコッティもまた文面は遺書だが確かに素人目に見ても文字
は違うことを語る。

筆跡鑑定の結果ナンシーの文字ではないことが判明する。
殺した後で首つりのように見せかけたのかとスティルマン。
紙自体を分析すると30年から40年前のものだという。
遺体を発見したのはナンシーの娘・レイチェルで、恐い夢を
見て母親を捜しに行き一生続く悪夢を背負ってしまったと
スコッティは語る。当時夫のダニエル・パターソンは留守だった
というヴェラ。するとスティルマンはダニエルのことを知って
いた。我が町のけい冠詩人だろうと告げると、「うつろ闇から
抜け出す術もなく一人無人の部屋に・・」と一節を語る。
ポエマーとは思わなかったというスコッティに対して、別れた
妻が好きだったのだという。現在でも教授をしていて、
パウエル大学の文学部の名誉教授をしているという。
ナンシーとはそこで知り合っていること。彼女は学科の秘書を
していて、ナンシーは最初の夫を交通事故で失い、一人で娘
を育てていたという。68年に再婚し専業主婦になったとのこと。
新居に引っ越して以降、ナンジーが精神的におかしくなった様だ
と語る。死んで得した人物は居るのか?と問うが、財産や保険など
には特に加入していなかった。

レイチェルから話を聞きに行くスコッティとリリー。
レイチェルは母の自殺は大昔のことだとすると、スコッティは
他殺の”可能性”が出てきたのだと語る。しかしレイチェルは
今更なんの意味があるのかと問うと受け入れて乗り越えたのだと
いう。ライザに席を外させると、二人に対して、私の母は心を
病んでいたとし、私たちも同じようになってしまうのではないか
と不安な時を過ごしているのだという。27歳の時に自殺した母
だが、私は何とかそれを越えて今に至るのだという。父のダニエル
は私が大きくなると寄宿学校に入れたとし、私を見ると母親を
思い出すからだという。父は本の締め切りと講義のことで
家を空けることが多かったという。母はいつも何かの音に怯えて
いたのだという。

— 昔 —
ナンシーとレイチェルは隠れん坊をする。
レイチェルが屋根裏部屋に行ったこと。更には隠れん坊に於いて
レイチェルが鍵付きの収納に入って隠れたことを知り、ナンシー
は窒息してしまうのでここに入ってはダメだと告げ、屋根裏部屋
にも二度と来ないよう告げる。そんな中外に出ようとすると
ドアに鍵がかかって開かない事を知る。ナンシーは焦ってドアを
必至に開けようとするが開かなかった。しかし突然開ける事が
出来る様になる。ナンシーは気のせいだと思おうとするが、
何故かその先に有る花瓶が落ちて割れている姿が有った。

— 現在 —
スコッティはそれは誰か家にいた証拠ではないかとするが、
レイチェルは問題は母の頭の中だと語る。今更自殺の原因が分かって
も何がかわる訳でもないので蒸し返さないで欲しいと語る。

パウエル大学にいくヴェラとミラーは、ダンから話を聞く。
彼もまた長年納得のいく説明を探していたという。
ナンシーはおかしくなってしまった理由がなんなのか。治療法は
分からなかったとすると、ロボトミーとか電気治療は試さなかった
のかと問う。ヴェラはあなたのことを恐れていたのではないかと
聞くと、私は妻を愛していたのだとし、当時は本の締め切りに
追われていたのだという。著書「無人の部屋」は妻に捧げた
内容だと語る。彼女の目に写る言葉にしたつもりだが、出版より
先に死んでしまったという。ナンシーは一人でいることが多かった
ので家政婦のアネットを雇ったのだという。彼女には鍵を渡して
いたとのこと。
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1962年に屋根裏部屋で自殺して亡くなったとされるナンシーに
関して孫のライザが刑事課のリリーたちの元に再捜査の要求を
してくる。現在の家の持ち主が遺書のようなものを発見したと
して手渡されたライザだが、どう見ても祖母の字体とは違うという
ことで、これが本当に自殺だったのかを調べて欲しいというもの。
母親・レイチェルは祖母の自殺に関して語りたがらないというが・・

自殺と処理された案件の再捜査ということで、今回懇親にしていた
エリッサを失ってしまったスコッティが肩入れするエピソード
だった。
自殺の捜査に関しては、下手をすれば遺族のキズをよりえぐる
ことになるかも知れないし、真相が明らかになれば逆に前に進む
為のきっかけとなるので、それも善し悪しだと思うけど、かなり
時が過ぎて、それなりに遺族も生活が回っているということを
勘案すれば、そんな捜査が余計なお世話にならなければ良いなとは
思う。ただ形がどうであれ、自殺ではない可能性が出た限りでは、
真相を突き止めるというのが警察の仕事だけどね。

正直エリッサ(役者:Marisol Nichols)の存在なんて忘れていたの
で、そういえばそんな人物がいたなという感じに思える。
シーズン1に出てきたキャラクターで、シーズン2には顔出しせず
自殺したのではないかとして処理されてしまいスコッティの心は宙ぶら
りの状態だった。

ドラマを見ていて早い段階で妻の才能に嫉妬した夫が犯人だろう
なという視線で見ていたので、驚きはしないものが有ったけど、
夫はどの段階で妻の才能に気が付いたのだろうか。
彼女が秘書をしている時にその才能に気が付いて結婚していった
のか。それとも結婚するまでは本当に彼女を愛しており、彼女が
執筆作業をする中で、その才能に愛憎を募らせていったという所
なのか。

冒頭で夫のダンが物音が聞こえると訴える妻・ナンシーに対して
「その想像力を書く方で活かせ」と言った言葉がそのまんま、
その夫に当てはまるものが有り、自分への好意を向けている
家政婦を利用し、妻を自殺に追いやろうとしていたところなど
凄い狡猾さだった。
教授という立場で、他人の弱みにつけ込んでいく姿。
ナンシーは夫を亡くして心が弱っている状況だったし、家政婦の
女性はダンに対する好意を抱き、ナンシーのような生活に憧れを
抱いていたという。

学生時代に才能があるともてはやされた人物が、その後の才能に
関して伸び悩むというのは分かる気がするし、期待されるほどに
焦る気持ちというのも同時に感じるけど、そんなものの為に
自分の周りの人たちの人生を壊したという意味では、正直相当
えげつないものが有ったように思う。

当時の言葉の意味を探っていく捜査の流れというのは面白い
作りだったし、今回はある意味ではこのドラマのフォーマット通り
の作りだった。

ジェフリーズが珍しく新しい恋の予感。
冷蔵庫にミルクを残しておくところなど、本当に彼女のことを
期待して待っているのかと思ったけど、実現化する辺りは驚いた。

アメリカだと精神疾患の親を持つとその子供も同じように妄想症が
出るのではないかとされる視線が有るけど、そういうのって遺伝
するものなんですかね。遺伝と言えば、母親はブロンドで娘は
赤毛という珍しいパターンだった。文才もやはり遺伝なのか。

他人の作品の盗作のネタはドラマでは多いけど、「暗闇」とか
「チョウチョ」などというキーワードを拾いとると映画「パピヨン」
を何処か思い出すな。独房に入れられた時のマックイーンの絶望感
とか孤独感とか凄いものが有ったよな。

■使用された曲

・Crazy by Patsy Cline
・Devil or Angel by Bobby Vee
・You Belong To Me by The Duprees
・All Alone Am I by Brenda Lee
・The End of the World by Brenda Lee

■検索用キーワード

リリー・ラッシュ (Kathryn Morris) 殺人課の刑事
スコッティ・ヴァレンズ (Danny Pino) 殺人課
ジョン・スティルマン (John Finn) リリーの上司
ニック・ヴェラ (Jeremy Ratchford) リリーの同僚刑事
ウィル・ジェフリーズ (Thom Barry) リリーの同僚刑事
キャット・ミラー (Tracie Thoms) 麻薬課刑事 s3#8から

2008年
ライザ・ウェスト (Brea Grant) ナンシーの娘
ブルース・ディヴィーズ (Michael Ensign) ダンの元学生
アネット・ヒックス (June Squibb) 元家政婦
エドナ・ヒッチフォード (Jane A. Johnston) 元ドラモンド病院の看護師長
ダニエル・パターソン (Ronny Cox) パエウル大・名誉教授
レイチェル・ウェスト (Frances Fisher) 母親
ジミー (Kevin Linehan) ハルズハードウェア店員、ハルの孫
ベル (Trisha Mann) 家政婦?ジェフリーズと・・・
デビッド・トーマス (Gary Bayer)

1962年
ナンシー・パターソン (Emily Rose) 祖母
ダニエル・パターソン (Keith Coulouris) “ダン”
エドナ・ヒッチフォード (Cate Cohen) ドラモンド病院の看護師
レイチェル・パターソン (Kaleigh Kennedy)
アネット・ヒックス (Lenne Klingaman) 家政婦
ブルース・ディヴィーズ (Tom Costello) 大学生
ハル (John Sloman) ハルの雑貨店

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