ボディ・オブ・プルーフ/死体の証言 Body of Proof シーズン3 第2話(31) 禁じられた手術 Abducted, Part 2

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第2話(31) 禁じられた手術 Abducted, Part 2

脚本/Evan Katz
監督/Ralph Hemecker

【これまでのあらすじ】

ピーターが亡くなり3ヶ月休職していたミーガンは元の職場
/フィラデルフィア検死局に戻りケイトたちから歓迎される。
しかし殺人課の顔ぶれは変わったので仲良くしてくれと言われ
る。フィラデルフィア警察の殺人課にはトミーとアダムがやっ
てくる。トミーとはニューヨーク時代に訳ありの関係だった。
そんな中早くも事件が発生。前線で戦った元兵士が殺害される
連続殺人事件。6人の被害者を出すが脾臓を切りとっている
ので外科心得のあるプロの医師だと判断する。
ウォレス医師に話を聞きに行く。看護師長をしているイヴォンヌ。
元兵士のカール・シモンズに対して狙われる可能性があること
を警告する刑事達。そんな中ウォレスがカールを執刀しようと
している事を知る。その途中に何とかウォレスを見つけるが、
彼は家族を人質にされて無理矢理やらされていたのだとして
訴えるが襲ってきた為に射殺される。カールは無事に助けられる。
事件が一段落したことでケイトは政界進出を意識してマスコミ
向けに公表しようとする。しかしミーガンはそれを止める。
犯人は脾臓を摘出して出来た隙間に何かを埋めようとしていたのだ
という。ミーガンは現場検証した結果、これだけの機械を一人
で動かすのは無理だとして共犯者がいることを臭わす。
そんな中レイシーが誘拐される。
ウォレスの最後の犠牲者となったマークを検死解剖していると
ミーガンは脾臓から爆弾らしきものが入っているのを見つける。
その直後ミーガンの携帯にレイシーの携帯から電話。
「余計なことに首を突っ込んだな。娘は預かった。こちらの指示
に従わないとレイシーの命は無い」と脅されるのだった。

【ストーリー】

テレビでは盛んに事件解決したことが報道される。
その際ミーガンは犯人と電話で会話していた。質問することに
素直に答えろという犯人のイヴォンヌ。死体の中のものを見つけ
たのか?何故殺されたのか分かったのか?。ミーガンは爆弾を人の
体に隠す為の実験台にしていたのでしょとし、X線にも写らない
からだという。死体からその装置を取り出して持って来いという。
遠隔装置で起爆は解除すると。ミーガンは娘を返して欲しいとし
糖尿なので2時間置きにインスリンポンプの補充をしないと
いけないのだという。持ってくれば解放するが誰かにこのことを
言った時点で娘は死ぬという。しかしミーガンは警察は単独犯で
はないことは知っていると語る。

カーティスがミーガンの元にやってくると何か有ったのかと問う。
しかしミーガンは一人にして!とカーティスを追いだしてしまう。

6件の殺人はハーヴェイ・ウォレス医師による犯行。拘束を試みた
が逮捕時に抵抗されて死亡した。そうABC6のアナウンサーも報道
する。カールは救出されたこと。彼は元陸軍仁藤軍曹でアフガニ
スタンに駐留したと。

ラッセルはケイトに対してFBIからは不愉快だと電話が来たとし
相談無しに捜査したことで、この件は徹底的に調べ直すとして
いること。捜査過程に穴が有っては不味いことになるとし、君は
会見で手柄を自慢していたまでミスしたら集中砲火を浴び責任問題
に発展する可能性を示唆する。最後の解剖はどうしたのかと
カーティスに尋ねるとミーガンが変な様子だという。

ケイトは直接ミーガンの元に様子を見に行く。
あなたが何か納得していない様子だったので気になって見に来た
という。遺体に何か隠していた話はどうなったのか。あれはあく
まで仮説だというミーガン。外科用メッシュが腹部に入っていた
という件は?ウォレスは心を病んでいたのでその理由が分かる
ハズはないという。それを聞いたケイトはあなたが疑問の追求を
辞めて放り出すのを初めて見たという。
あなたを見習っただけだというミーガンはマスコミばかりに
対応しているのは当然の仕事なのかと。

そんな中警察からの要請だとしグリーンベリー公園に行くよう
ミーガンに命じる。この遺体は私が調べるというケイト。

ミーガンはトミーと現場で合流する。
被害者は15、6歳の白人少女だと聞くとミーガンは咄嗟にレイシー
が殺されてしまったのかと考える。身元は誰なのかと問うと、
トミーは君の検分が先だろうという。イーサンに対して仰向けに
してくれというミーガン。イーサンは発射残渣を調べていない
というが命令に応じてひっくり返すと、ミーガンではなかった。
トミーはこの故のことは知っているとし、ウォレスのオフィス
に写真が有ったという。娘のアレッサ・ウォレスだという。
アダムは向こうでタイヤ痕を発見したと語る。

そんな中ミーガンの携帯にレイシーから電話。
何てことをしたのかとし、被害者はまだ子供なのに・・と語る。
こっちが本気だということがこれで分かっただろうとし、装置を
マッキノン通りにある駐車場の最上階に持ってこいとし、そこで
次の連絡を待てという。今行けば疑われる事を告げると、それなら
7時に来いというイヴォンヌ。

レイシーはどうしてこんなことをするのかとイヴォンヌに尋ねる。
夫のためだとし、私には彼しか居なかったこと。アフガニスタン
でこの国の為に戦ったヒーローなのに帰国してボロボロになった
にも関わらず誰一人気にかける人はなく命を絶ったこと。
いつか子供をもとうと話有っていたがそんな些細な夢さえも
奪われ私は全てを失ったのだという。忘れさせたりはしないと
いう彼女にレイシーは人を殺しても彼は戻らないという。
しかしイヴォンヌは何もしないよりは良いと。

■感想

前回に続いて元兵士殺害事件。

犯人の意図はほぼ分かっているし、犯人自体もある意味では
検死官たちよりも視聴者の方が理解してしまっている。

検死の結果臓器に隠されていたのは彼らが計画の一部としていた
爆破テロの爆弾。それを目にしたミーガン。犯人のイヴォンヌ
もそれを知って娘のレイシーを誘拐して強引に計画を進めていこ
うとする。ただし犯人は計画をバラされることを恐れるでも
爆弾を返してもらうことでもなく、手術の執刀が出来るウォレス
の変わりの外科医を探していたってことなのね。

ミーガンは検死官としてはベテランだけど、捜査官ではない。
犯人との駆け引きに勝てるとも思えず、どのようにして警察に
知らせずにレイシーを助けることになるのか・・

■今回の事件

上述してしまったけど、元兵士を殺害し、そしてそれぞれの
脾臓を切り出している犯人。6人の元兵士が被害者で、彼らは
PTSDに陥ったりしている。唯一助かったカールという兵士。

マスコミもまた政治家を狙うケイトの発表で既に解決を見せた
ような言葉を発している。
発言の責任は大きくミーガンが隠していることも有って、
より事件は終息の方向へと向かうかに思われたが、そこで新たな
遺体が発見。

娘が誘拐されたことでハーヴェイは操られていたが、その
ハーヴェイも殺されて娘も遺体として公園で無残にも見つかる。

■レイシーの人質はいつバレる?

フランクリン大学病院に入院しているカールに話を聞く。
黒幕がウォレスの娘を殺し、レイシーも浚っていること。
カールに対して犯人を見かけなかったか訪ねるが覚えていない
という。

捜査官たちにミーガンの行動がバレてくれた方が事件解決には
早そう。トミーが良い感じにミーガンの嘘を見抜いてくれたことで
捜査に加わることになる。
捜査に加わったからと言っても特に不利に働くこともない。

■犯人の裏をかこうとするが・・

爆弾に使用されるのは二種類の液体。高濃度のカリウム化合物
と別の液体が混ざることで爆発するというもの。
ミーガンは生理食塩水を入れて薄めることで爆発しないよう
にしていた。

警察たちも犯人が要求する待ち合わせ場所にいくが二台の同じ車
に乗り換えられて結局尾行をまかれる。

しかしその後被害者アリッサの爪からおがくずが発見。
チークとマホガニーのもの。輸入木材の加工場所だろうとし、
リストの一人・帰還兵が製材所に勤めていたことが分かる。

■その他

・ケイトに選挙戦の話が・・・

この流れ、相当リスクがあるなと思っていた。
特に今回はミーガンが知っていることを黙って居たということも
有り責任問題はケイトにのしかかるけど、更にそれはミーガン
にも及ぶのではないかと思った。
色々と最後は整合性を図って色んなことが不問になったけどね。

・犯人は何をしたかった?

飛行機を爆破しようとしていたのだろうか?
爆弾を作れるならばもっと別の場所で効果的に使用することも
可能だったのではないか。
犯人にとって何を爆破すれば気が済んだのか?
カールとイヴォンヌの出会いの謎など発覚。
共にアメリカが国の為に戦った兵士をぞんざいに扱っていること
が問題とされるものだった。
14歳の少女を殺してまで行うには少々愚かすぎた。少なくとも
8年以上はイヴォンヌは医療従事者としてのスキルを持っている
ので、別の道を選択出来たのだ。

・レイシーは大丈夫だった?

2時間でインスリンタンクの交換が必要だとしていた気がする
けど、その後もう何時間も時間感覚が無いままでドラマが進行して
いた。

入院したレイシーに今回の件では人に話をした方が良いとして
カウンセリングを薦める。ミーガンがカウンセリングを受けて
いないだけに、「お前が言うな」と小一時間だったけどね。

・トミーとミーガンの関係

入院するレイシー。
「Mr.インクレディブル」「トイストーリー」「魔法にかけられて」
「サウンド・オブ・ミュージック」などを見ようとするが
どれも趣味に合わず却下。

最後にレイシーにトミーを紹介していた。
「ママの昔の友達よ」

■使用された曲

・Body of Proof End Credits Theme
Composed by Daniel Licht

■出演者

ミーガン・ハント (Dana Delany) 検視官
ケイト・マーフィー (Jeri Ryan) フィラデルフィア医療センター・局長
トミー・サリヴァン (Mark Valley) フィラデルフィア市警
イーサン・グロス (Geoffrey Arend) 医療センター・医者
カーティス・ブラムフィールド (Windell Middlebrooks) 医療センター・副局長

アダム・ルーカス (Elyes Gabel) フィラデルフィア市警
レイシー・フレミング (Mary Mouser) ミーガンの娘
ダン・ラッセル (Richard Burgi) 地方検事、ケイトの支援

カール・シモンズ (Shawn Hatosy) 元兵士、囮にする
イヴォンヌ・カーツ (Annie Wersching) 美容外科・看護師長
Dr.ハーヴェイ・ウォレス (Michael B. Silver) 美容外科センター
シャーロット・ティルネイ (Erin Cahill) 新人
マーク・マクダニエルズ (Tony von Halle) 倉庫で手術されている
— (Angela Martinez) ニュース・リポーター
— (Thomas Barbusca) バスケボールの少年
— (Jenny Lin) インターン

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